新出キャラ紹介
名前:シェイクス・ピア 及び
二つ名:
能力:【描いた物を実体化させる程度の能力】
能力詳細:描いた絵が実体化するという能力。物を実体化させる際、使うペンは描ける物なら何でもよい。能力の使用中は空中にも筆を走らせることが可能で、絵の奥行きをリアルに描く事が出来る。描くのは外見だけであり、内部まで描く必要は基本ない。描いたものが実体化するには、本物を一寸の狂いもなく書き写す必要がある為、少しでも本物とのズレがあると本物と同じ性質では実体化しない。勿論、実体化させられるのは何かをコピーした物には限らず、何かのジャンル(哺乳類や妖怪などの枠組み)に当てはまる生き物等を創り出すことも可能。描ける物は物質としての概念がこの世に存在する物に限る為、無い物をゼロから生みだすことはできない。
身長:149cm 体重:34kg
能力値
妖気色:青紫色
生い立ち:八雲紫の滅殺を目的とする出海菫の式、出海龍が送り込んだ第二の刺客、パラノクス同様、いつから龍達と行動を共にしているかは不明。立場上は龍の手下に当たるのだが、基本的に命令を聞く事は無く、稗田家に潜伏していたのも完全な身勝手な行動。生まれてこの方妖怪ではあるが、活動していたのは外界で執筆した文学作品は多くの人や妖怪達に読まれていた様子。その為、何故、龍達の仲間になったのかも不明である。
技量:描いた絵を実体化できる能力は天性のものだが、初めは絵が別段得意な訳ではなく、中々物が実体化しなかった。月日(数100年という単位)を重ねるうちに物を実体化させれるようになり、それに伴い描く速さも格段に上昇した。その証拠として、残像が出来るほどの速さで右手、左手を同時に動かしペンを扱う事が出来る。その応用で戦闘でもクレイジー四面楚歌のラッシュを正面から受け止められるスピードを出すことができる。その他、戦闘ではデスクペンをナイフのように投げる模様。
容姿:服装としては、稗田家に来てからは周りに合わせるように赤や橙を基調とした着物を着用している。髪型は阿求に似ていて色は赤茶色、瞳は少し濁りのある赤褐色で一重ある。小柄で体の輪郭が全体的に丸いため、目つきは凛々しいが表情にどこか幼さが残る。稗田家の雰囲気に合わせるため髪型を変えたが、顔立ちが英国風のため肌は白く鼻も高めで基本的には洋服が似合う。
性格:龍の命令を渋っていたことからもわかるように、自分がやりたいことしかやらない。稗田家でも書類の複製を受け持っていたようだが、やる気がないときは一日中だらけていたらしい。人と話す時はメリハリのよい話し方で、口調にも明るさがうかがえる(見方を変えれば幼さが残るともとれる)。
既出キャラ補足
名前:
能力:【真似る程度の能力】
能力詳細:一度見たあるいは受けた技をコピーする事が出来る。能力の使用中は細い目が見開き、漆黒の瞳が碧色に光る。一度見た技は既に自分の物になっているのでその後に何度も使う事が出来るが、本人の性格上、片っ端から技を真似る為、8割以上の技はすぐに忘れてしまう。それでも、気にいったあるいは、実用価値の高いを見た技は完全に体得している模様。尚、真似が出来るのは、自分の身体能力または妖力の範囲内で再現可能な技の為、自分以上の技を完璧にまねることは不可能。だが、所々をかんやくすることで似たような芸当をする事が可能。また、一度覚えた技を所々アレンジして、別の技に変換することも可能。
能力値
妖気色:現在不明
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名前:八雲
スキル:【
説明:相手の精神(思考)に能力で入り込み、自分のイメージを相手と共有させる技。イメージとしては、梗が考えている事が相手の脳内に写しださせる。ただ、使うだけでは自分の考えを口を使わず相手に伝えるだけの技だが、念を強くし、相手の心の隙間に入り込むとそのイメージをまるで現実のように思い込ませることが可能。しかし、実際は自分と同等クラスの相手や格上には通用しないので、雑魚を一掃する際に梗が使用する技である。
読む際の補足
時間の経過(進展):○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
時間の経過(過去):● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
場所の変化:━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【梗と焔の日常part4】
前書き:今回も完全オマケ回。せっかく先日がバレンタインデーということで真夏が舞台というルールを完全に無視してバレンタインデー回です
2月13日。バレンタインデー前日となるこの日、焔は手作りチョコを作るべく、里に買い物へ行くため梗を家からひきづり出そうとしていてた。
「きょうぉ~。かいものにいこうよ~」
「んだよ~。そんな面倒臭い……」
テーブルに肘を立て頬づえをついている梗の背中を焔は掴んで引っ張っていた。近年、この幻想郷にも少しずつだが、バレンタインという風習が広まりつつある。一般人にはチョコは高級品の為、気持ちのこもった料理で代用する風習に幻想郷ではなりりつつある。
「チョコを作る材料なんて簡単には売ってくれねえよ、我慢して適当なので代用しとけ」
「やぁ~だぁ~!」
床に寝転がり、駄々をこねる焔。正直、里に下りるのを面倒臭がっていた梗はしばらく放置していたのだが、その声が段々と弱くなり、声の主である焔の瞳が少しずつ潤んできたので、ひとつ大きなため息をつくと、立ちあがった。
「梗」
さっきまで半泣き状態だった瞳を輝かせながらこちらを見てくる焔の視線を背中に受けながら梗は頭をかき背を向けたまま焔に行った。
「里には行かん」
「やぁ~d」
「あ~うるさい! だれもチョコを作るのは駄目とはいってねえよ、材料調達してくっからおとなしく待ってろ」
「……はぁ~い」
チョコを買いに行くのが目的だが、買い物自体が楽しみでもあった焔は煮え切らない感じで小さく返事をした。
玄関から梗の姿が消えてから30分ちょっとが経った時、再び梗の姿が見えた。手には袋に包まれたチョコと思われる物があった。
「ほら、何人分作るかは知らねえけど足りんだろ」
「わぁ~! ありがとう!」
目をキラキラさせながら焔がチョコのは言った袋を受け取ると早速、調理場のほうへかけていった。
台の上に乗り、辛うじて調理台に手の届いている焔は梗に作ってもらったエプロンと三角巾を不器用そうにしめながら服の袖をまくり早速、調理を始めた。
その様子を梗は欠伸をしながら見つめていた。
徐々に眠気が訪れ瞼が落ちてきた梗が流れに身をまかせようとした時だった。調理場の方から聞こえないはずの爆音が聞こえてきた。
梗は跳ね起きるとすぐさま調理場へと駆けた。
すると、チョコを入れていると思われる鍋から黒い煙があがっていた。
調理者である焔はどうしたらいいものか分からずにあたふたしている様子だった。
梗が急いで火を止め時機に煙はおさまったが、焔はまだ落ちつけていない感じだった。
「……お前、チョコの作りかた知らねえのか?」
「…………うん」
恥ずかしそうに頬を赤らめながら焔が小さく頷いた。
本日二度目の大きなため息をついて梗が頭を抱えた。
「まいったな、俺だってなんでも知ってるわけじゃねんだよ。チョコの作り方かぁ……。ちょっと調べてくっから大人しくしてろ。後、絶対、調理場に近づくなよ」
焔に釘を刺し梗は再びでていった。
香霖堂にそれらしき書物があったので梗はそれを持ち帰ってきた。
「まあ、見るからに古そうな本だが、言ってる事は大体同じだろ。よし、やるか~」
こうして、梗と焔の手探りチョコ作成が始まった。
「焔、違う違う、ここはゆっくり流し込むんだよ」
梗が焔に注意することもあれば……。
「梗! それちがう! さきにひやすんだよ」
「え? そうなのか? 悪い、悪い」
珍しく梗が焔に怒られる様子も見られた。
「焦げてる! 速く火を止めろ!」
「はわわわ……」
二人の料理は手探りということもあり、失敗の連続だったが……。
「もうちょっとあまくしようよ~」
「あ~? このくらいでいいだろ、てか、既に俺的には甘ったるいんだが」
「あまいほうがいいの~!」
なんとか、チョコは形になっていった………。
「後は冷やすだけか~」
そして………。
『完・成!』
二人とも、顔中に飛び散ったチョコを手でふき取りながら目の前の完成品を見つめていた。
ハート型や星型にかたどられた一口大のチョコ達は細部に形のずれはあるものの味としてはまずまずのできになっていた。
「あとは、送りたい奴の数に分けて袋詰めだ。俺は服をあらってくるから後は自分でやれよ」
「はぁ~い」
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
「ちゃんと持ったか?」
「うん、1、2、3………全部あるよ!」
肩から下げるタイプのバックをもぞもぞ確認すると焔はバッチリと言わんばかりのグーサインを梗にだした。
それを確認した梗は焔を寺子屋に送り出した。校門をくぐった焔は早速、複数の生徒達にそれらを渡していった。
そして、梗が帰る途中、手に溢れるほどそれらを渡されたのは言うまでもない。
なんとか、マヨヒガに帰ってきた梗だったが、目の前にどっさり落とした自分が持ってきた贈り物の数にしばらく茫然としていた。
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
「……こんなに渡しやがって。本当にこんなので人の気を引けると思ってるのかね。大体、こういうのは両想いの奴らがやるもんじゃねえのか」
梗がそんな事を愚痴っていると元気な足取りが玄関から聞こえてきた。焔だ。
「たっだいま~!」
「おう、お帰り……ってなんだ、手に持ってるの渡し損ねたのか?」
梗が疑問を投げかけると、焔は手に持っていた作った中で一番大きなチョコの入った袋を梗に差し出した。
「はい! 梗へのばれんたいんぷれぜんと!」
「は?」
梗は目を点にして頭に「?」マークをかかげた。しかし、焔は笑顔を絶やさなかった。
「いつもありがとう。梗のかげで焔は毎日がほんとうにしあわせなの! これはそのかんしゃのおくりもの!」
焔の言葉を聞いて意味を理解した梗は表情を緩ませ、焔のプレゼントを両手で受け取った。
「ありがとな。有難く受け取るよ」
梗がそういうと、焔は梗に抱きついた。
座っている梗に対して、焔は肩に手を回し、体を預け甘えるように抱きついた。
その背中を梗は片手で支え、真っ赤な髪を優しく撫でてやった。
「ほわいとで~も期待してるからな」
「はいはい、わかりましたよ」
梗くんも完璧じゃなくて出来ない分野があってもいいと思いました。復帰一本目のリハビリにはこのくらいの短い話が丁度いいのかな?
というわけで皆様お久しぶりです。なんか、早々に受験に受かってしまったので連載復帰です。
連載を再開するにあたって皆さんに報告があります。
今までの九尾伝は確定土曜、不定期水曜といった形である程度の定期的連載でしたが、次回からは完全不定期での連載に切り替えたいと思います。理由としては、これからは高校入学まである程度のペースでの更新が可能になり、逆に高校に入学してからはいつ更新ができるか今のところはわからないということです。
自分個人としましては、高校入学まではそれなりのハイペースで更新したいと思います。というわけでこれからは、1日に数本上がる事もあれば、1週間以上更新がなくなる可能性もあるということになります。誠に勝手ですが、どうかこれからも【東方】<八雲梗>【九尾伝】を宜しくお願いします。