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~~あらすじ~~
幻想郷………そこはあらゆる物の理想が辿り着く場所。
そんな理想郷に自分の身を誰かの為に捧げた者がいた。
男の名は「八雲梗」といった。九尾である彼は幻想郷の賢者「八雲紫」の式神である。
彼がいつから紫の式であるのかを知る者は少ない。梗自身、いつから自分が紫の式であるのか分からない。自分の意志で式になったわけではない。それでも、紫の命に梗が逆らった事は無かった。ただ、自分という存在を証明する「八雲」の姓。梗は紫の従順な式でありそれ以上でもそれ以下でもない、ただそれだけの存在。そんな一匹の九尾の今が、八雲家を巻き込む災厄の事件によって動き出す。
………これは、幻想郷ある年の夏のほんの一瞬の出来事である。


     
……イラスト頂いたら作者よろこぶよ……きっと………。
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