「…ん、ぅ……」
吐息の様な声を漏らしながら目を覚ます緋奈。……あれから数十分後。俺は緋奈を緋奈の部屋に運び、ベットに寝かせてずっと側に座っていた。
「……あ、れ…?」
「…目が覚めたか?」
「う…うん…お兄ちゃん、ここって…わたしの、部屋…?」
「おう、お前の部屋だ」
ゆっくりと上半身を起こした緋奈は、ぼんやりとした表情で部屋を見回した後に俺へ視線を移す。
「……えっと、わたしお兄ちゃんと出かけてた筈なのに…どうして、ここに…?」
「…覚えてないのか?お前、帰ろうとしたところで倒れたんだぞ?」
「…そう、なの……?」
「どうやら貧血を起こしたらしい。お前、体調悪かったのか?」
「そんな事、なかったと思うけど…じゃあ、頭が痛いのは…?」
「倒れた時に頭ぶつけたからだろうな。ほら、氷枕にしてあるから横になって頭を冷やせ」
記憶が朧げになっている様子の緋奈に、起きるのを待っている間に用意しておいた嘘を語る。理由は勿論、緋奈にこれまで通りの日常を送ってほしいから。もし気絶する前の事を鮮明に覚えていたら、かなり無理のあるもう一つの方の嘘を話さにゃならなかったが…助かったな。これなら魔物の事を思い出しても気絶してる間に見た夢だと思ってくれるだろう。
「…ごめんね、お兄ちゃん。せっかく誘ってくれたのに、途中で倒れちゃって」
「おいおい、体調崩した側が謝るなよ。俺こそごめんな、気付いてやれなくて」
「ううん。…それでその、今日のお出かけの続きは…」
「また今度行こうぜ?今度は万全の状態で、な」
「……うん」
再び身体を横にし、タオルを巻いた氷枕に頭を当てた緋奈と会話を続ける。…平然とした顔で嘘を重ね、妹を騙すのは緋奈の為とはいえ少し心が痛んだ。
「…ねぇ、お兄ちゃん…」
「ん?なんだ?」
「お兄ちゃんは…ずっとわたしを守ってくれる?」
「……あぁ、守るさ。緋奈も、緋奈との毎日も、絶対にな」
「…ふふっ、こんな事話すとまるで普通じゃない世界に生きてるみたいだね」
「…だな……さ、まだ体調優れないだろうし寝な。きちんと休む事が体調回復への近道だぞ」
「はーい……じゃあ、寝かせてもらうね…」
そう言って目を閉じる緋奈。例え覚えていなくとも心的負担は残っているからか、すぐに緋奈は寝入ってしまった。
寝入った緋奈の頭を撫で、改めて緋奈が無事である事に俺は今度こそ安堵する。そして十数秒程緋奈の姿を眺めた後、俺は部屋を後にした。後にして、リビングへと向かった。
「…あ、悠弥…緋奈ちゃんは起きた?」
「起きたけどまた寝かせたよ。…魔物に関しては、よく覚えてないみたいだった」
「なら良かったわ、身体も安静にしていれば問題なさそうだし、取り敢えず一安心ね」
リビングへと入った俺は、ソファに座った先客から声をかけられる。その先客というのは……勿論時宮。
「まぁ、な……」
「悠弥も大丈夫?碌な訓練も無しに一戦交えたんだから、不調起こしててもおかしくないわよ?」
「問題ねぇよ。そりゃまぁ負担はあるだろうが…」
「だったらいいけど…何かあれば言いなさいよ?」
「はいよ…」
普段の様子はどこへやら、時宮は俺や緋奈の体調を真摯に心配してくれた。それは基本常識人だから、ってのもあるんだろうが……一番は、俺に気を遣ってるからだろうな…。つい、刺々しい態度をとって現在後悔中の俺への…。
「……その、すまんかった」
「気にしないで、状況からすれば八つ当たりしたくなるのも無理ないし…もっと私や協会が早く対応していれば、貴方が戦わずに済んだかもしれないのは事実だもの」
「…時宮って、いい奴だったんだな……」
「何よその『今まで嫌な奴だと思ってた』みたいな反応…ふん、ふざけるなら殊勝な態度取るんじゃなかったわ」
「悪い悪い。…こっちが悪いのにそんな謙虚な姿勢されちゃ余計悪い気がしちまうんだよ…」
「ならふざけずに最初からそう言いなさいよ…」
ボケを仕込んで雰囲気リセット。確かにまだちょっとショックはあるが…落ち着く為の時間は十分にあったしな。それに時宮には聞かなきゃいけない事があるんだ、話し易い状況にして損はない訳だ。
「…時宮、幾つか質問があるんだが…いいか?」
「えぇ、構わないわ」
「なら…奴は、今回の魔物は偶発的に現れたのか?それとも、俺を狙って寄ってきたのか?」
「…多分、偶発的にでしょうね。倒しちゃった以上確認のしようがないけど、話から推測するに前者だと思うわ」
緋奈を運んだ後、俺は時宮に何があったのかを説明した(その後時宮にはリビングに待っていてもらった)。これに関しては俺も推測が建てられるが…こういう事は主観よりも客観の方が大概正しい推測を建てられる。主観じゃどうしても自分という存在を過剰に特別視するか過剰に普通視しちまうのが人間だからな。
「やっぱそうか…けどやっぱり、同じ場にいれば普通の人間と俺とだと俺の方が狙われるよな?」
「普通はそうね。悠弥がそれなりに戦えるって事を判別出来る様な奴なら普通の人間を襲うかもしれないけど…」
「判別出来る様なレベルの奴なら、今の俺程度恐れねぇだろ」
「それもそうね」
「しかし、この短期間に二度って…洒落にならねぇてか、なってねぇ…」
頭を乱暴にかきながら、ソファに深く座り込む。霊装者であれば一生の内に何度も何度も魔物とは遭遇する羽目になるが、一般人ならば一生に一度あるかどうかが関の山な筈。なのに俺は一生どころか一年も経たない内に二度目の遭遇をした。……マジで洒落になんねぇっての…。
「…やっぱり、訓練はしておいた方がいいと思うわよ?悠弥は力に目覚めたばかりとしては破格の強さだとは思うけど、魔物だって雑魚ばっかりじゃないんだから」
「…そういう事にならなくて済む様、協会が頑張るんじゃないのか…?」
「…所属拒否っておいて恩恵だけは預かろうなんて思ってるなら、大間違いよ?」
「そりゃまあ、そうだが…っていうか、ぶっちゃけ俺一人が襲われる分にはいいんだよ。…いや良くはねぇが、俺一人が逃げるってだけならどうとでもなるんだ。けどよ……」
時宮には既に意図が伝わってると思い、そこから先は言わずに済ます。
二度ある事は三度ある…とは限らないが、一度だけの時と二度目を経験した時だと、どうしても後者の方が『次』の可能性を考えてしまう。そして、俺に家族がいる以上、その家族が…緋奈がまた今日の様に巻き込まれる可能性もまた、無視出来ないレベルで存在する。……それが、一番嫌だった。
「…なぁ、時宮…緋奈の幸せの為には、俺は離れていた方がいいのか……?」
「…それは……」
「俺は今の生活の…緋奈との生活の為に所属しないって決めた。これは緋奈の為ってのもあるが、同時に俺自身が今の生活を捨てたくないって気持ちもあったし、それは今も変わらねぇ。…シスコンみたいな話になるが、俺は本気で緋奈を守っていたいと思ってる」
「…シスコンみたいかどうかはともかく、それは恥じる事じゃないと思うわ」
「そう言ってくれるならありがたいな。……けどよ、今日は俺の存在が緋奈を危険な目に遭わせちまった。現れたのは偶然だとしても、そこから襲われるに至ったのは俺の…霊装者という存在のせいなんだ。…そう考えると、やってらんねぇよ……」
「…………」
「世の中命あっての物種だ。生きてる限りは幸せの可能性を追い求める事が出来るし、俺は…もし緋奈にとっての幸せが、俺と共にいる事ではないとしたら……その時は、決断する。……けど、けどさ…そうじゃない可能性も、俺の思惑とは逆になる可能性だってあるだろ?…俺は、どうしたらいいんだよ…」
初めは、ただ質問して確証にかける事の確認をするだけのつもりだった。…けど、いつの間にか俺の心情を、意図せずして抱える思いを時宮に吐露していた。自分自身でもう落ち着いたと思ってたけど……そうでも、なかったんだな…。
慰めてくれるのか、叱ってくれるのか、それとも興味ないとばかりにあしらわれるのか…そんな事を思いながら、時宮の返答を待っていると…時宮は、躊躇いがちに口を開いた。
「……それは、貴方の本心…って事で、いいの?」
「こんな事、嘘で言えるかよ…」
「えと…確認よ、悠弥。貴方は魔物が狙いを定めたのは自分で、自分がいなければ緋奈ちゃんが巻き込まれる事はなかった…って、思っているの?」
「そういう事、だが……それは、確認する様な事なのか?」
「……まぁ、そうよね…私も少し前まではそう思ってたし、無理もないか…」
「……時宮?」
何やら思考を巡らせている様子の時宮。質問の内容から察するに、俺が何か勘違いしていると判断したみたいだが……。
「…悠弥、恐らくだけど…貴方は一つ、根本的な思い違いをしているわ。それも、貴方の意思や決意が大きくひっくり返るレベルのね」
「……それは、時宮が考え過ぎてるだけ…って事はないのか?」
「この場じゃきちんとした確認が出来ないから、その可能性もゼロじゃないけど…普通に考えれば、私の思ってる事は十分にあり得ると言えるわ」
「どういう事だよ、そりゃ…勿体ぶらずに早く話してくれ」
「…なら、落ち着いて聞いて頂戴。きっと貴方は否定したくなると思うけど、感情に流されずに考えてみて頂戴。いい?」
腰を上げて椅子に座り直し、時宮は真剣そのものの表情で俺に念を押す。そこまで言うなんて、一体どんな事なのやら…と俺は若干不安になったが、変に予想立てるより素直に聞くのが一番だと判断して時宮の言葉に首肯した。
そして、俺が緊張の面持ちで待つ中…時宮は告げる。
「……悠弥、貴方は自分が原因で、緋奈ちゃんは巻き込まれただけだって思ってるみたいだけど…多分、それは間違ってるわ」
「…原因は俺じゃなく、第三者がいる…って事か?」
「ううん、逆。原因は外部じゃなくて、内部に……緋奈ちゃん自身にあるのよ」
「……は…?」
時宮は、一度前置きを入れた上で結論を言った。だが、俺にはまだ理解が出来ていない。…いや、違う。頭のどこかできちんと認識してはいるが、直接的な表現ではない事を言い訳に理解を拒もうとしている。だって…そんな訳ないじゃないか。そんな偶然が、そんな残酷な現実があってたまるか。既に両親の死を背負っている緋奈が、これ以上のものを背負う事になるなんて、それこそ馬鹿げている。そうだ、違う。それだけは、絶対に違────
「…分かってるんでしょ?緋奈ちゃんは、貴方の妹は……悠弥や私と同じ、霊装者よ」
……その瞬間、ガツン、と頭を殴られた様な錯覚を感じた。
「……や、止めろよ…そういう冗談は笑えねぇっての…」
「冗談だと思う?」
「そうだろ…?そういう冗談なんだろ…?」
「…もう一度言うわね、感情に流されずに考えてみて頂戴」
自分でも声が震えているのが分かる。これまでにも動揺する事なんて何度もあったけど、ここまで動揺したのは両親の死を知った時以来かもしれない。少なくとも……本気で現実逃避がしたくなる事なんて、滅多になかった。
「…やっぱ、考え過ぎだろそりゃ…緋奈は居合わせただけに決まってる…」
「本当にそう思う?魔物が何度か探知の外に出たのは、悠弥と緋奈ちゃんが別れてからでしょ?魔物の最初の攻撃は、貴方じゃなくて緋奈ちゃんに向けてのものだったんでしょ?これを居合わせただけって言える?」
「あん時は俺と魔物の距離がそこそこ離れてたから、魔物の方もきちんと俺を捕捉出来てなかった可能性だってある。初撃に関しては、緋奈をじゃなくて家から出てきた奴を狙ってたとも考えられる。緋奈が襲われたのは家から出てすぐだったからな」
「前者はまぁ、あり得るわね。けど後者は無理があるんじゃないかしら?だってそうだとしたら、魔物は見境なく襲うつもりだったのに、わざわざ特定の家を張っていたって事になるもの」
時宮の言う事も、分からなくはない。だが、俺にはそれが推測に…邪推にしか思えない。そんな事、言い出したらキリがない。
「魔物だって本能なり何なりで動いてるんだから、そういう時だってあり得るだろ…」
「非合理な事をするのは人間の、本能とは別の意思で動く生物の特権よ。改めてもう一度…いや、言い方を変えるわ。悠弥、緋奈ちゃんが霊装者ではない…っていう考えは、前提から外して考えてみて頂戴」
「前提から外そうが外しまいが俺の意見が崩れたりはしないだろ、ってか…前提云々言うなら俺の時点で無茶苦茶にも程があるだろ。予言された霊装者の片方が、まさかの転生した元霊装者だったんだぞ?」
「そうね。でも、緋奈ちゃんが霊装者である事は考えてみれば普通にあり得ると思わない?」
「あのなぁ…他人にどうこう言いたいならまず自分の考えをきちんと確認してみろよ。いいか?予言された霊装者は、偶々転生者で、その妹も偶々霊装者なんて偶然──」
「それよ!」
段々と困惑は腹立たしさへと変わっていき、口調も荒っぽくなりかけたその時…びしっ、と時宮は俺の言葉を遮りながら指差した。……は?
「悠弥の思い違いはそこ。貴方個人の要素に関しては完全に偶然よ、でも緋奈ちゃんは違う。緋奈ちゃんは、偶々霊装者だったんじゃないのよ、きっと」
「だから……あーまどろっこしいなぁもう!そりゃつまりどういう事だよ!?」
「兄が霊装者なら、妹が霊装者でもなんらおかしくないって事よ」
「いや、だから結論を……あ…」
「…気付いたのね」
そう言われた瞬間、はっとした。時宮のいう思い違いが何を指しているのかが、俺が一体何を勘違いしていたのかがやっと分かった。
俺は一般家庭に生まれた事と、予言された霊装者なんていう如何にも特別そうな立場から、無意識に俺が突発的な霊装者だと思っていた。だが…それは何か根拠がある訳ではない。突発的っぽくはあるものの、突発的じゃなきゃ成り立たない訳ではない。
霊装者の才能がある人間(霊装者の家系の人間)でも、霊装者に目覚めるとは限らない。一生普通の人間として過ごす事だってあるし、それが何代続く事だってあり得る。だから、もし両親の祖先に霊装者がいたなら…予言や転生に関しては偶然でも、俺の霊装者としての才能自体は遺伝によるものだったなら……俺と同じ人が実の親の緋奈が霊装者だったとしても……
「…くそッ…納得いっちまったじゃねぇかよ……」
「ごめんなさい、でも…これはちゃんと知っておくべき事だもの。世の中知らない方が幸せな事だってあるのかもしれないけど、身の危険がある事に気付かないのは幸せなんかじゃ絶対ないわ」
「…でも、それでも…まだ断定は出来ないだろ…?」
「……だから、私は緋奈ちゃんに検査を受けてほしいと思ってるわ」
「……っ…」
それはそうだ。その通りだ。時宮が協会の人間として、検査を勧めるのは当たり前の事。そして、その上でもし緋奈が本当に霊装者だったと判明すれば、緋奈はこちら側の事を真正面から知る事になる。俺が触れさせたくなかった世界へ、目を向ける事になる。
「……俺は反対だ。理由は…言わなくても分かるよな?」
「…それが、緋奈ちゃんの為になると思う?」
「…………」
「悠弥が緋奈ちゃんを守りたいってのは知ってるわ。でも、緋奈ちゃんに霊装者としての才能があるのなら、その上で何もせずにいるのは、これからもずっと身を危険に晒し続ける様なものなのよ?…それは、緋奈ちゃんを守る為に一番の事なの?」
……反論、出来ない。言い返す言葉だけなら幾らでも浮かぶが、そのどれもが今の俺には…一度冷静になってしまった俺には感情的な反論としか思えなかった。そして……感情的なだけで、合理性も現実味もない事を言ったところで、緋奈を守れたりなんてしない。
……だけど。
「……分かってるよ…んな事は分かってんだよ…ッ」
髪の毛をかきあげる様な仕草の途中で手を止め、指の間にかかった頭髪を握り締める。
頭では分かってる。時宮の言う事が如何に正しいかというのは分かってる。それでも…いや、だからこそ、心で納得出来ない。自分の望みが叶わないと分かったからこそ、余計に悔しさで納得出来ない。…駄目なのかよ…ただ普通に生活したいってだけなのに、望みは家族との平穏な日々ってだけなのに、それでも高望みだって言うのかよ……ッ!
「…すぐに答えを出せとは言わないわ。悠弥の心情は察するし、私もまずは報告をしなきゃいけないもの。お祖父様も悠弥の意思なら無下にはしないでしょうし、ゆっくり考えて頂戴。考える間緋奈ちゃんが心配なら、私が周辺警護をしたっていいわ」
俺の事を案じてくれたのか、時宮は普段よりずっと優しげな声でそう言ってくれた。でも、その優しさも意味はない。どんなに時間をかけて考えたって思いが変わる訳がない。仕方ないか、と諦められる訳がない。緋奈をこちら側に向かわせてしまう事なんて、例えどんな譲歩があったとしても……
────緋奈を?
「……時宮、今言った事もう一度言ってくれないか…?」
「え?」
「今言った事だよ、今」
「今って……そ、そこそこの文字数の事言ったんだけど…まさか全部?」
「そのまさかだ」
「地味に難しい事言うわね!?それって普通一言程度の台詞に対して言うものじゃないの!?」
「言い回しや語尾は適当でいい!とにかく同じ内容でさえあればいいんだよ!頼む!」
「…し、仕方ないわね……」
両手を合わせて頼んだ結果、時宮はしぶしぶながら言い直してくれた。その言葉を一言一句聞き逃さない様に集中しながら聞き、頭の中で何度も反芻する。そして、その上で……一つの答えを作り出す。
それは、文句無しの答えではない。結局俺は幾分妥協する事になるし、恐らくは時宮や宗元さんにも迷惑をかける。けど…それならばきっと、緋奈を守る事が出来る。緋奈にこれからも普通の人として生活させられる。それが出来るのなら……今は、それで十分だ。
「……決めたよ、時宮」
「…決めた?」
「あぁ」
手を離し、姿勢を正して時宮と視線を合わせる。それから一瞬…最後の逡巡を乗り越えて、俺は告げる。
「時宮、宗元さんに伝えてくれないか?──気が変わった、俺も霊源協会に所属しようと思う、って」