僕のヒーローアカデミアwithスーパー戦隊&仮面ライダー 作:ガイコッツ
懐かしい夢を見ていた。俺がヒーローになるきっかけをくれた人の夢を
「ークス…」
ベ「ホークス!」
ベストジーニストの声でホークスが起きる。群訝山荘の戦いから幾日後、ホークスはジーニストの運転する車に乗っていた。
べ「よかった、寝たか死んだかわからん」
ホ『すんません、俺だけ快眠して』
ホークスは荼毘との戦いで喉が焼け、携帯の電子音声で話している。
べ「全くだ、セントラルの医療技術がなければおまえはまだ死の淵を彷徨っていた…む?」
ジーニストが運転しながら視界の端で何かを捉える。
べ「掴まってろ」
ジーニストは一言だけ告げると、アクセルを強く踏み、ハンドルを素早く切る。
ホ『なをさか!?』(なんすか)
突如車内を襲うGにホークスが誤字りながら音声をだす。
べ「ほつれが見えた」
ジーニストが向かう先は商店街。その中心では太った大男が仲間を連れて暴れていた。
「変革の時だ!これからはこの食神BOYが商店街を支配するぜぇ〜!」
食神BOYと名乗る敵は個性で触手を伸ばしながら建物を破壊し、各店から食料を強奪する。
べ「繊維装填!」
ジーニストは食神BOYに車を走らせながら、車体からワイヤーを発射する。ジーニストが個性で拘束しようとした時。ボスの男の口角が上がった。
「んなもんで俺が止まるかヨォ」
ホ『あれは!?』
ホークスがリーダーの男の腰に巻かれたものに気づく。続けて男はプログライズキーを取り出した。
《ブロウ!》
「実装!」
男はプログライズキーをレイドライザーにセットするとボタンを押す。そして体がパイプに包まれた。
《レイドライズ!》
《クラッシングバッファロー!》
《"This charge attack will send you flying."》
「ぬぅん!」
食神BOYのボスがバッファローレイダーに実装される。直後、ジーニストのワイヤーがレイダーの体に巻き付いたが瞬時に引きちぎった。
べ「くぅう! 粗悪デニムのレイダーがここでお出ましとはな!」
ワイヤーが通じないと理解したジーニストは瞬時にドリフトで停車する。そしてデモンズドライバーを手に車を飛び出した。
ホ『待ってくださいジーニストさん! あなたまだ変身できる体じゃないでしょ!』
ホークスも車を飛び出し両手で文字を入力し、音声を向ける。ジーニストの体は荼毘を騙すための仮死状態にするための手術、そして前回仮面ライダーデモンズの変身のダメージが残っていた。
べ「私がやらなきゃ誰がやる、一回くらいなら問題はない」
ジーニストはそう言うと、ベルトを腰に巻く。そしてスパイダーバイスタンプを取り出した。
《スパイダー!》
「おうおうヒーローさんのお出ましかぁ! 相手してやんよ」
足元のおぼつかないジーニストを前にレイダーは嘲りの声を浴びせる。
「なんだよ…ボロボロのヒーローなんてアテになんのかよ」
「やっぱり自分たちでやるしかないんだ…」
その時、人混みの中で商店街の住人がアバドライザーを手にする。
べ「持ってくれよ…私の体!」
そして商店街の人々がプログライズキーを構え、ジーニストがベルトにバイスタンプを押印しようとした時。
「ちょっと待ったぁあ!!」
べ「ぬっ!?」
ホ「!」
突如、上空から声が降り注ぐ。その場にいる全員が空を見上げた時。緑色の影がレイダーとジーニストの間に降り立った。
「フッ、リハビリにうってつけの場面だな」
現れたのは緑色のスーツで右手が金色に輝く男。突然現れたその男にジーニストとホークスは唖然としていた。
「怪我してる若造は引っ込んでな、ここは俺が引き受けるぜ」
ホ『いやいやいやいや誰ですかアナタ!? 変身アイテムを渡されたヒーローの資料にこんな姿のヒーローいませんでしたよ!』
たまらずホークスが高速フリック入力で音声を上げる。
「おおそうか、これは失礼」
すると緑色の男は左手を右手に伸ばし、変身を解除する。
そこに立っていたのは黒のアイマスクに黄色のマントをつけた高身長の男だった。
「俺だよ俺、会ったのはいつ以来だ?」
ホ『いやだから誰ですか?!』
変身解除の姿を見てもホークスは誰だかわからない。しかしジーニストは目を見開いていた。
べ「ま、まさか……いや、そんなはずは…」
「フフフ、ジーニストやはりお前はわかるようだな」
男は含みのある笑みを見せると、食神BOYの方を向き腕を組んだ。
グ「ヒーロー グラントリノ! 今日から活動復帰する!」
ホークスはスマホでグラントリノの若い頃の写真を調べる。
ホ『え?へ?』「え"え"え"ェゲホッ! ゴホッ!!」
そして写真と目の前の実物が一致していると知った直後、ホークスが絶叫した。
べ「おぉおホークス!! 驚きのあまり喉がダメージジーンズ!!」
ジーニストがホークスに駆け寄る。その様子にグラントリノは笑みを浮かべていた。
グ「これは説明せねばならんな、なぜ俺がこのイケイケ全盛期の姿になったかを…」
それは死柄木との戦いの後、グラントリノが入院していた時だった。
グ「はぁ…他のヒーローはまだ動いているというのに…ワシはこんな所で休んでいていいのか」
グラントリノは死柄木との戦いの傷が癒えず、動けないことにもどかしさを感じていた。
「酉野さーん、朝食ですよ」
その時、看護師が食事を運んできた。
グ「おぉもうそんな時間か」
グラントリノは食事を受け取ると、ベッドのテーブルの端に置いてあるものに気づいた。
グ「ん? これは…指輪か?」
そこにあったのは緑色に輝く指輪、そしてその隣にはメモが置かれていた。
グ「どれどれ? 『これは佐竹善彦くんの所有していた変身アイテムです、体が回復した際に試してみてください 緑谷出久』…なんだこりゃ」
グラントリノはとりあえず指輪を左手の人差し指にはめると、メモを丸めて投げ捨てる。
グ「いい歳したジジイが変身ごっこなどできるかっちゅーに」
グラントリノはそう言うと、病院食のゆで卵のサラダを口に運ぶ。
ドクンッ!
グ「ウグッ?!」
次の瞬間、グラントリノの心臓が強く脈打った。
グ「うぉっ! な、なんじゃあ! か、体がぁ!!」
グラントリノは思わずベッドから落ちる。すると突然、体が光りだした。
「酉野さん! どうしまし…た?」
音を聞きつけ看護師が病室に駆け込む。その時、看護師の目の前にいたのは高身長の男だった。
グ「こ、これは一体…傷が治っている、それに視界が高い」
グラントリノが辺りをキョロキョロと見回すと鏡に自分の姿が移り、鏡に駆け寄る。
グ「な…これ、ワシかぁぁぁぁぁあ!?」
グラントリノは指輪の力により、全盛期の姿に若返っていた。
グ「というわけで! 俺はこの指輪の力でピチピチの頃に若返ったのだ!」
グラントリノは自慢げに指輪を見せるが、ジーニスト達は話を飲み込めない。
べ「な、なんてカオスジーンズ…」
ホ『ここまでなんでもアリとは思わねした』
グラントリノは食神BOYの前に立つと、右手のテガソードを構える。
グ「感謝するぜぇ佐竹とやら! これで俺は!! 戦える!」
そしてゴジュウイーグルリングを左手に持ち、一言。
グ「エンゲージ!」
《クラップユアハンズ!》
テガソードから鳴る音声と共に、グラントリノは手拍子を鳴らし、ターンを決める。
《ウォーオオッオー!オー!》
《ゴジュウイーグル!》
《ウォーオオッオー!オー! オー!》
グラントリノの体が光に包まれ、顔にリングと同じ装飾が装着される。そして変身を完了させた。
「いざ掴め!ナンバー!ワァーーーーンッ!!」
そして応援団による応援が始まった。
「「ゴー!ゴー!ゴジュウジャー!!」」
「この世の食いもん俺のもの! 食神BOY バッファローレイダー!! モー腹減った!」
「フレーーーーー‼︎」
グ「技は熟練! 体力は最高潮! 後はノリにノるだけよ! シュバっといこうぜゴジュウイーグル! 謳歌しようぜこの時を⭐︎」
「ゴー!ゴー!ゴジュウジャー‼︎」
《ナンバーワンバトル! レディーゴー!!》
ゴングがなったと同時にバッファローレイダーが飛び出した。
「ウモォォオ!!」
「俺たちも行くぜ!」
続いて食神BOYの構成員もレイドライザーにプログライズキーをセットしボタンを押す。
《レイドライズ!》
《インベイディングホースシュークラブ!》
バトルレイダーに実装した手下もバッファローレイダーに続いてグラントリノに襲いかかった。
グ「ふふぅむ」
猛突進で襲いくるレイダーを前にグラントリノは落ち着いている。そしてじっと向かいくる敵を見据えていた。
「潰れろぉ!」
グ「ホイッと」
バッファローレイダーの突進をグラントリノは馬跳びの要領で飛び越える。
「なにぃ!?」
飛び越えられたバッファローレイダーは驚きながら急ブレーキをかける。グラントリノは右手にテガソードを構え、バトルレイダーの群れに突っ込んだ。
グ「レッツパーリーじゃあ!」
「鳥ミンチにしてやらぁ!」「撃て撃てぇ!」
バトルレイダーは機関銃を構える。直後グラントリノの目が光った。
グ「若返ったおかげか、老眼が治って目が良くなったんだよなぁ!」
グラントリノは指輪の力で視力が上がっている。レイダーの指が引き金に掛かろうとした刹那、グラントリノは大きく息を吸った。
グ「シェエエイ!!」
グラントリノの足裏からジェットが噴射される。全盛期のグラントリノの出力にゴジュウイーグルのスピードが重なり、そのスピードは視認不可能のものとなっていた。
グ「街中でそんなモン撃つなぁ!」
グラントリノはバトルレイダーの指が引き金を引くより速く敵の群れに驀進し、テガソードを一閃する。するとその場にいたレイダーの機関銃は全て叩き斬られた。
「どわぁ銃が斬られた!」
「早過ぎて見えねぇ! 何されたぁ!?」
一瞬で武器を失ったレイダーが慌てふためく。
グ「っクゥゥ! 若い頃はこんなに速かったっけなぁ! それに体の節々が痛くない!!」
それを後ろにグラントリノは感激していた。
「関係あるか! 袋叩きにしたれ!」
「おお! 数の暴力じゃあ!」
武器を失ったレイダーは集団でグラントリノに殴りかかる。襲いくるバトルレイダーを前にグラントリノは不敵な笑みを浮かべた。
グ「殴り合いなんぞ何年ぶりかぁ! よぉい来いや若人ぉ!」
グラントリノはテガソードを地面に突き刺すと、拳をバキバキと鳴らす。そして素手でレイダーの群れに突っ込んだ。
グ「スゥゥウッ…ヘイッ!!」
そして息を吸い込み、足裏からジェットを吹き出す。高速の膝蹴りがレイダーの顔面に突き刺さった。
「グェエエ?!」
「このやろぉ!」
グ「オウッ!?」
膝蹴りでレイダーが倒れた直後、グラントリノが横のレイダーに殴られる。だがグラントリノは仮面の中でニヤリと笑った。
グ「この感覚ぅ! 懐かしぃいいいい!!」
グラントリノは歓喜の声を上げながら殴り返す。そして一対多数の殴り合いが始まった。
ホ『え…武器使わないの?』
べ「元々素手で戦うヒーローだったが…」
グ「ハーッハッハッハッハ!! どうした若いのぉ! 根性足りんのォ!」
べ「活力がいつも以上だ」
素手でレイダーを無双するグラントリノをホークスとジーニストは呆然と眺めている。
グ「オッシャア!!」
「ゴベェエエ!?」
「ブモォォオオン!!」
グ「ぬ?!」
グラントリノが最後の一人を殴り飛ばした直後、バッファローレイダーがグラントリノに突進する。
グ「トウッ!」
グラントリノはそれを避けながら地面に刺さったテガソードを拾う。
グ「ハッハァ! ようやくメインディッシュのお出ましかぁ!」
そしてテガソードにテガソードグリーンのリングをセットした。
テガソードを2回叩くと、胸から武器を取り出す。
《イーグルシューター50‼︎》
ホ『弓矢!』
グ「こう見えて昔ぃ! 弓道かじってたんじゃあ!」
グラントリノがイーグルシューターを構え、バッファローレイダーに弓を絞る。
「そんな矢で止まるかぁ!!」
《クラッシングボライド!》
バッファローレイダーがレイドライザーのボタンを押すと、全身から赤いエネルギーを放出しながら両腕を交差させグラントリノに突っ込む。
それを前に、グラントリノは全く動じずに静かに弓を引いた。
グ「わかってねぇなぁ若いの」
グラントリノの弓に緑色のエネルギーが充填される。バッファローレイダーが目の前に迫った刹那、弓を引く手を離した。
《イーグルアローシュート!!》
グラントリノの放った一矢がバッファローレイダーと衝突する。
「ブモォォオオォォオオ?!?」
直後、矢がバッファローレイダーの腕の装甲を破壊し、大きく吹き飛ばした。
グ「魂こめた一撃ってのは、どんなもんでもぶち壊すんだよ」
べ「お見事!!」
グラントリノはそう言うと、バッファローレイダーに背を向ける。バッファローレイダーは大の字に地面に倒れた。
「ぐ…そんな、一撃で…」
食神BOYのボスは倒れたまま動けない。
《ビー!ビー!》
「うわぁ!?」
グ「なんじゃい!?」
その時、食神BOYのボスのレイドライザーから警告音が鳴り響いた。
べ「まさか! 報告のあった自爆機能か!!」
レイドライザーの警告音でジーニストが善彦からの報告を思い出す。
ホ『鬼畜すぎるでしょこんなの!! 早くみんな逃げて!!』
ホークスはスマホを高く掲げ、電子音声の音量を最大にして避難を呼びかける。
「うわぁあなんだコレ!! 怖ぇよぉ!」
バッファローレイダーの実装が解けず、ボスは慌てふためく。
その瞬間、緑の影が駆け出した。
グ「男が情けねぇ声出すな! 助けてやるから黙っとけ!」
グラントリノがジェットで一瞬で距離を潰す。その手にはテガソードが握られていた。
《フィニッシュフィンガーイーグル!》
グ「ハァアア!!」
グラントリノはバッファローレイダーの腹にテガソードを突き刺す。するとテガソードの刃が展開し、バッファローレイダーの体に裂け目ができた。
「うおっぐうぅ…」
裂け目の中で食神BOYのボスが苦しんでいる。
グ「手ぇ掴めぇ!!」
テガソードを伸ばし、グラントリノが声を張り上げる。ボスは体を震わせながらテガソードを掴んだ。
「おぉおお!」
グ「いよいっしょおお!!」
ボスが手を掴むと、グラントリノは一気に引っ張り上げる。そしてバッファローレイダーの中が空になった瞬間、グラントリノの目がギラリと光る。
グ「ソイヤァァァァ!!」
グラントリノがテガソードを一閃し、上空に斬りあげる。
宙に浮いたレバッファローレイダーはレイドライザーとともに爆発四散した。
グ「ワシこそが! 老人ヒーローナンバーワンじゃぁあ!!」
《WINNER! ゴジュウイーグル!!》
グラントリノがテガソードを高く掲げると、激しいゴングが鳴り響いた。
べ「重ねジーンズお見事ですグラントリノ!」
ホ『色々あったけど、怪我人も二次被害もゼロ…心強いベテランが復活しましたね』
テガソードを掲げるグラントリノにジーニストとホークスが歩み寄る。それを見たグラントリノは変身を解除した。
グ「ハッハァ! どんと頼れよ若ぇの! 今や俺は最強の…ウッ!?」
ドクンッ!
グラントリノは生き生きとした様子で胸を張る。だが直後、グラントリノの体に異変が起こった。
ホ『へ?』
べ「グラントリノ!? どうしました!」
ジーニストが駆け寄ろうとした時、グラントリノは元の老人の姿に戻っていた。
グ「し、しまった…時間切れが」
先ほどの生き生きとした姿から一変、ヨボヨボの老人の年齢に戻り体が細かく震えている。
ホ『時間制限あったんすか…便利なだけじゃないんすね』
べ「うぉおお大丈夫ですかぁ?!」
グ「た、たまご……たまごを食べさせてくれぇ」
震えるグラントリノをジーニストが支える。グラントリノは細い声で卵を求めた。
べ「何故たまご…ホークス!!」
ホ『おれオスですけど!!』
べ「そうじゃないたまご買ってこいって言ってるんだ!!」
瀕死のプロヒーローを前にジーニストとホークスが狼狽する。
「あの…」
べ「え?」
その時、一人の女性が声をかけた。
「これ…お昼に食べようと、朝作った玉子サンドなんですけど、よかったらどうぞ」
そう言ってOL風の女性が差し出したのは、弁当箱に入った、形の整ったおしゃれなサンドイッチ。
ジーニストはそれを受け取ると頭を下げた。
べ「ベストジーニストな心遣い…感謝する!」
ジーニストは玉子サンドを手に取ると、グラントリノに差し出す。
グ「おぉ…たまごだたまご…いただきます」
グラントリノは手をあわせると、サンドイッチを口に運んだ。
グ「ムムッ! これはウマイ!!」
直後、グラントリノがシャキッと立ち上がる。そして玉子サンドをモリモリと食べ始めた。
グ「ゆでたまごとマヨネーズのバランスがいい! 隠し味はマスタードか! それにアクセントのきゅうりもシャキシャキだ! パンが軽くトーストしてあるのも嬉しい一手間! コレは絶品だぁ!」
グラントリノの体はみるみるうちに活力を取り戻していく。
グ「ふぅ…ご馳走様でした。とても美味しかったよ」
そしてサンドイッチを食べ終わった時。グラントリノは全盛期の姿に若返っていた。
「あ…ありがとうございます」
若返ったグラントリノを前に、女性は見惚れ頬を染める。
すると人混みからアバドライザーを持った人たちが出てきた。
「なぁ…これアンタらに渡すよ」
「ヒーローがまだいるなら、こんなのいらねーよな」
べ「お、おぉまさかこんな」
次々と投げ出されるアバドライザーにジーニストが戸惑う。
するとグラントリノが前に出た。
グ「みんな! 手放してくれてありがとう! これよりここはこのグラントリノの管轄とする!! まだ事態は収まってはいないが、必ず皆の平穏を取り戻すことを約束しよう!!」
グラントリノは群衆に向かい堂々と宣言する。すると辺りから歓声が上がった。
グ「全部片付いたら、みんなでパーリーしようぜ⭐︎ じゃあ他のパトロール行ってくる!!」
そう言い残すと、足裏からジェットを噴射し空高くに飛んでいった。
べ「ベストジーニスト……」
ホ『ベテランすげーー』
飛んでいくグラントリノをジーニストとホークスは静かに見送った。
「私のサンドイッチで元気を取り戻してくれたのが嬉しくて…夢だったパン屋にまた挑戦しようと思いました」
「まだイケイケのヒーローが残っていたとはね、捨てたもんじゃないよ」
「あのスーツすっげぇイカしてた!」「カッコよかったぁ!」
次の日、テレビニュースのインタビューでは久しぶりに明るい声が続いている。それを佐竹善彦は山中のテレビで観ていた。
善「まさか若返り機能あったとは…」
土「善彦くんスゴイじゃん! 評価変わってってるよ!」
テレビを観る善彦の隣でピクシーボブこと土川が喜びの顔を見せる。
善「えぇ、よかったです…これでちょっとずつ信頼を取り戻せればいいですけど」
ミ「シナシナすんな! 文句言ってくるやついたらアタシが蹴飛ばしてやんよ!」
善「オゴッ!?」
突如善彦の頭にミルコが腕を乗せよりかかる。ミルコは何故か善彦の住む合宿の宿に泊まっていた。
土「やめろ野蛮ウサギ!そんなことしたら信用ガタ落ちじゃないの!」
ミ「うぉおカメネコつえぇ」
土川が善彦からミルコを剥がす。すると善彦の隣にレディ・ナガンが座り、そっと身を寄せた。
ナ「そうだぞ、お前は私が守ってやるんだから無理しなくていいんだぞ、な?」
善「ああああのナガンさん、近くないですか」
ナ「善彦ぉ、カイナって呼んでってばぁ」
ナガンは善彦の肩に頭を乗せ、甘い声を出す。次の瞬間、土川がナガンを無理やり引っ剥がした。
土「どけぇ!! なんでお前もしれっと住んどんじゃあ!!」
ナ「だって行く場所ないんだもーん、善彦が優しいからいるんだもーん」
ナガンも何故か共に暮らしていた。
ミ「アタシは愛弟子の修行があるからな!」
土「とっとと出てけバカタレェ!!」
土川は土豪剣激土を振り上げる。それに呼応してミルコとナガンも構え出した。
ミ「っしゃあやるかぁ!」
ナ「ヒス女は善彦にふさわしくない」
三人はそのまま喧嘩に突入する。善彦はその隙に三人から離れようとそっと移動を始めた、
善「また始まった…これも自分の業か」
善彦が気配を消しながら移動している時、善彦の携帯に着信が入った。
善「どなたじゃい? って先生!?」
連絡主は相澤先生。善彦は大慌てで電話に出た。
善「はいもしもしお疲れ様です!! はい、あっすみません…はい、はい…え? 本当ですか」
土「ん?」
善彦の声で土川と二人の動きが止まる。そして善彦が電話を切ると、三人の方を向いた。
土「善彦くんどうしたの?」
土川が問うと、善彦の表情が明るくなる。
善「相澤先生が…雄英に戻っていいって!」
スーパー戦隊は一時お休みという形になりPproject,R.E.Dが始まりました
ギャバンインフィニティ…メチャクチャ面白いです
次回はあの回でアレがアレにになります