急募:『世界を救う方法』   作:rikka

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要するにこんなオンラインゲーム遊びたいなシリーズ。
DQビルダーズのオンラインシステムには将来性を感じたんですけどね。
あれ利用して街の相互交換とかね。


はじまり

――2122年 夏 大西洋にて奇形魚が大量に発見される。大規模汚染の可能性をみて環大西洋諸国による海洋調査開始。

 

 

――2123年 5月 太平洋にて同現象が多発。

 

      6月 各地で『青く光る雲』が発生。

        『Unknown Blue Cloud』の頭文字を取って『UBC』と呼称される

 

      8月 『UBC』による降雨地域で人を含めた生物が意識不明になる。

         『UBC』進行予想地域ではパニックが発生。治安が著しく低下。

 

 

――2124年 2月 『UBC』の雨の影響を受けたと思われる生物、変異を開始。

         外見の変化に伴い身体能力及び凶暴性が著しく上昇。

         変異種は『クリーチャー』と呼称。

         各地で排除が計画される。

 

      3月 地下シェルター計画が世界中で進行。

         急ピッチでの建造が進められる。

 

      6月 初の意識不明者の変異発生。

         他のクリーチャーに比べてより強力な変異、凶暴化が確認。

 

      7月 意識不明者の変異体、呼称『オーガ』の大量発生。

         それに伴い都市部混乱。一部機能停止。

 

――2125年 3月 『クリーチャー』のさらなる活性が確認される。

         各国による軍も連携、対処を始めるが数で押され、次々に敗退。

         人類の生存圏は縮小を始める。

 

      12月 軍による大規模攻勢が次々に失敗。

         人類は徐々に地下に隠れ住むようになる。

 

 

 

 

 

      それから一世紀近く。

      今も、人類は戦い続けている。生き続けている。

 

 

 

 

 

 

 さて、この無駄に長い年表モドキがなにかって? とあるMMORPG、そのオープニングムービーの中に出てくるテキストだ。

 

 ほら、こういうゲームの公式サイトとかでよく見るだろう? 無駄に荘厳な音楽と共に、実際のプレイ動画や実際には使われないイラストなどと合わせて流れる奴だ。

 これは、俺がβテストをプレイして、正式サービスが始まり次第一気に課金して本格的にプレイしようと思っていたMMORPGの物だ。

 この文章を最後に見たのはもう三年前になる。オープンβテスト期間が終了し、公式サービスの開始予定が予告されていないかどうかページを見たときだ。

 それから結局、このゲームをプレイすることはなかった。

 つまらなかったから? いいや、違う。

 PC環境がギリギリだったから? 確かに古いパソコンでちょっと危なかったがそれも違う。

 

 言葉にすれば一言。プレイするまでもなく、俺はその世界観を体験しているからだ。

 どういうことか?

 

『緊急、緊急! 地表部ポイントC-3にクリーチャーの襲撃を確認。武装許可証所持者は至急、迎撃に向かえ! 繰り返す!――』

 

 βテストが終わり、ベッドに入って眠り、そして目が覚めたら――俺はあの年表が実際の物になっている世界にいた。

 

 もうこの三年で何度も繰り返した言葉だが――勘弁してくれ。いやマジで。

 

 

 

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

 

 

 

 

 それまで、いわゆるオンラインゲームというものはソーシャルゲームくらいしか手を出していなかった俺があのゲームをやろうと思ったのは、スキル制による自由なキャラメイキング、そしてMMOでは珍しい『基地作成』が可能だった点だ。

 ストーリーのメインはやはり探索にあるが、システムとしては生産スキル持ちが重要になってくる。

 戦闘スキルを駆使して冒険、そして素材を集め、生産スキル持ちが様々なアイテム――回復アイテムや装備、防具はもちろん、防壁やタレット、トラップといった防衛装置や家具、料理、そしてそれらの必須材料等を作り拠点となる街に献上するか、あるいは自分、あるいはギルドの『基地』作りに回すかというシミュレーションゲームのようなプレイも可能な点だった。

 スキル上げがつらいという点は変わらないが、プレイヤースキルが問われる戦闘よりも内職の方で楽しめるしギルドやパーティといったグループでのプレイでもそれなりに貢献できて楽しめるんじゃないか、という考えだった。

 実際、かなり楽しめた。

 βテスト時、ギルドには入らなかった。ソロプレイだ。――チャットの使い方がよく分からず、声をかけるのが怖かったという情けない理由だが……。

 

 各地を回ってギルド所属員の露店や所属居住地に必要な物を納品し、金を稼いで強い装備を露店で買ったり名声ポイントを貯めたりと……まぁ、旅する商人のようなプレイスタイルを続けていた。

 

 もっとも、スキル構成は戦闘よりも生産を優先していたので危険な奥地での活動はできない。

 居住地域間の比較的安全なルートを選び、その途中途中で採掘や採取を行い、少し狩りをして、そして居住地に着いたら生産して露店やNPC店を回るのが日課だった。

 何が言いたいかって?

 

 

 

 

 つまりだ。作ることは得意でも戦うことは苦手なんだよ、俺。

 

 

 

 

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

 

 

 

 

 その男は、三年前にふらりと現れた。

 ボロ布を縫い合わせて、汚れが目立たないように黒く染めた、この荒廃した時代では珍しくない衣服を身にまとい、拳銃二丁に長距離ライフル一丁、そして自身の技術で旅をする商人――キョウスケという、日系の名前を名乗る男。

 

『緊急、緊急! 地表部ポイントC-3にクリーチャーの襲撃を確認。武装許可証所持者は至急、迎撃に向かってください! 繰り返す!――』

 

「またか……。今日は商品の製造に専念したかったんだけどな」

 

 キョウスケは、かなり使いこまれた自前の拳銃二丁――ボロいともいえるソレの銃身を磨きながら、静かにそう言う。

 

「やっぱりアレか。海に近いとクリーチャー共が活発になるっていうのは本当なのかね」

 

 この街に根を張っている商人の一人――キョウスケとはそれなりに親しいらしい男がそうボヤく。

 キョウスケはそれに、首を振りながら答える。

 

「いや、ポーツマス(ここ)はまだ比較的大人しい方だ。海辺か平地かは関係ない。この間までソールズベリーの居住シェルターにいたが、そこでは3時間に1度襲撃がある日もあったよ。……マジで死ぬかと思った」

「そうか……俺の爺さんの世代だと、あそこは綺麗な街だったらしいが、今はどうだ?」

「大聖堂はまだ残っている。ストーンヘンジも残っているし、エイボン河も……まぁ、ある意味綺麗だ。なんにせよ、オーガの住処になっているロンドンに比べれば十分マシだろうさ」

 

 キョウスケは、軽く肩をすくめて続ける。

 

「あそこは現状、ビッグベン以外に何が残っているか詳しく確認することもできない状況だ」

 

 未だ緊急事態のサイレンは鳴り響いているというのに、キョウスケは全く慌てた様子がない。

 露店を開く商人のための倉庫スペース。今はほとんど人がいないそこで、ゆっくりとマガジンの数を数え、それからキョウスケの名前が刻まれている金庫部屋の大きな扉をチラチラと見ている。売り物から武器か弾薬を持っていくかどうか悩んでいるのだろう。

 

「まぁ、イングランド(この島)はマシな方だろう。この間大陸側から逃げた人間に会ったが、向こうは地獄みたいだ。島国万歳」

「大陸側の人間が? どうやって?」

「……ドーバー海峡を、古いカヤックを修繕して渡ってきていた。ドーバーからフォークストーンに向かう途中で偶然発見してな。急いで保護したよ」

「歴史上もっとも海が危険な時代にカヤックで? 自殺志願者かよ」

 

 1世紀前、あの青い雲が現れて化け物が生まれだしてからそれまで当たり前にいた動物や植物、それに人までもが危険な奴へと変貌していった。

 もちろん魚もそうだ。むしろ、最も影響を受けている存在かもしれない。

 この時代のことを、『神話の時代の再来』と呼ぶ者が出るほどだ

 

「向こう側はそれこそ地獄だったんだろう。喋れる状況じゃなかったから、知り合いの医者の所に預けて……それからまだ会っていない」

 

 自然豊かな場所は、あの青い雲が雨を降らせば瞬く間に危険地帯に早変わり。

 食べる物も少なくなり、水を飲むのにも念入りな検査が必要になる。

 ここも数年前は酷い物だった。雨を避けるためにシェルターに閉じこもる日々。厳選した土と水でどうにか作物を育て、細々と生きるだけの日々。

 それを打ち破ったのが、この日系の商人だった。

 

 

――『防衛装置各種は必要じゃないか? ……あぁ、一応浄水装置と食糧、肥料にガソリンも持っているが……こっちは高くつくぞ?』

 

 

 壊れかけていた浄水装置を修理する部品を探すために外に出ていた探検隊が出会った一人の男。それがキョウスケだ。

 各地をやや大きめの貨物用荷台を付けたジープで回り、生き残っている居住地同士を繋ぐ旅をしていると言ったその男は、僅かな浄化水や食べ物を巡って殺し合いすら起こりかねなかったこの街を、確かに救った。

 

 今までのよりも性能のいい浄水器、修理に必要な銅線や鉄板、時には苗や種などまで運んでくれるその男が来てから、定期的に色んな物を取り扱う商人が来るようになった。

 キョウスケが持ってきた防衛設備のおかげで、ある程度周辺の安全が確保されるようになったからだ。

 そして徐々に物資資材が増え、設備が整うようになってから日々をどうにか生きる生活から、生活圏を増やす生活へと変わってきている。

 

「ここでの商売が終わったら、そちらの方面に行くからそれが再会……っていうか、初対面になるか」

「へぇ……女か?」

「あぁ」

「美人か?」

「あぁ」

「そうか。そうかそうか、ソイツは良いニュースだよ。まったくもって。なぁ?」

 

 あからさまに鼻を伸ばす商人。一方でキョウスケはため息を吐くだけだ。

 

「…………言っておくが、子連れだったぞ?」

「旦那は一緒にいなかったんだろう?」

「……そうだが、お前には会わせない方がよさそうだ」

 

 色々悩んだあげく、結局商売っ気よりも自身と周りの安全を選んだのだろう。

 金庫のカードキーを取り出し、重い扉を開けると中に入り銀色の大きな箱――ボックス・ガンタレットという持ち運びが可能な防衛装置だ。この技術者兼商人がよく作る主力商品。それを数台、そして弾薬類を持ちだし台車に載せていく。

 

「へいへいっ、まぁどちらにせよ俺みたいな銃無しの商人はここから動けねぇからな。いつか写真の一枚でも撮ってきてくれよ。それならいいだろ?」

「……俺も商人だぞ?」

「お前さんは特別さ。孤立した居住シェルターをわざわざ見つけに行く商人なんてお前くらいだ」

「そうかい?」

「そうさ」

 

 台車に丁寧に装置を積んだキョウスケは、さっきまで磨いていた拳銃を腰の左右に下げたホルスターに突っ込み、背中に背負っている銃身の長いライフルを背負い直す。

 

「まぁ、それはともかく――まずは、今日も生き残らないとな」

 

 護衛を雇うことが多い商人の中で、数少ない自力で道を切り開くその商人は、いつものように深いため息を一つ吐くと、装備を載せた重い台車を押してゆっくりと、エレベーターのある方へと向かっていった。

 

「おい! 上が片付いたら一杯行こうぜ!」

 

 後ろからかかる商人の言葉に、キョウスケは背中を向けたまま苦笑を浮かべながら手を振って返し、そのままエレベーターの扉の向こうに消えていった。

 

 

 

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

 

 

 

 このゲームの世界――と言っていいのかは分からないが……基本的に人は地下に住んでいる。

 いつ来るか分からない『青い雲』の雨を気にせずに生活するには、それが最適だったのだろう。まぁ、地上に街を築いていたらそれに加えてクリーチャーの襲撃もある。空を飛んでるクリーチャーもよく出るし。あれはやばい。タレット数機程度の弾幕でどうにかなる相手じゃない。大抵すっごい数で群れてるし。

 

 居住地となるシェルターの出入り口。そこを中心に防壁による囲いやある種の迷路、塹壕、そこにタレットやトラップを設置する事でクリーチャーに対する迎撃網を敷く。

 これがゲームの中ならばこれが普通だった。

 NPC達の街である居住地域では、NPCからのクエストを達成したり、一定期間ごとに内容が変化する街の『不足品リスト』のアイテムを採取、あるいは生産して納品することで防衛機構が一定ごとに強化されていくというシステムだった。

 

 俺があのゲームの世界にいると気付いたとき、まず真っ先に大きな居住地を目指した。

 イギリス、及びアイルランドの実際の地形が舞台となっている作品だ。おそらく自分がいる所もそうだろう――というか日本でなければせめてそうであってほしいという願いが届いたのか、英字の看板にゲーム内で見なれた地名を見かけたため、すぐに現在地を把握。

 そこから記憶の中にある一番近い所を目指しておっかなびっくり、見つけた車を頼りに冒険し、辿りついたのは……シェルターの出入り口と僅かな防壁、そして探検隊かつ自警団と思わしき一団のみだった。

 

 

――いや、いくらなんでもショボすぎない?

 

 

 β開始時でも最弱とはいえ防壁とタレット網に囲まれていたシェルター入口を思い出し、思わず頭を抱えたときのことは今でもよく覚えている。

 ちなみに、その大体一ヶ月後に起こったクリーチャーの大軍による大襲撃を経験したときにその感想は正しかったんだと心から思ったときのことも。

 

 一人では生きていけないと判断した俺は、信用を得るために、まずそこの防衛を整えてみせることにした。

 乗っていた車を分解してパーツを用意し、資材を整える。

 自分がベータ時代に習得したスキルがそのまま反映されているのか、解体、そして組み立てに関する部分の知識は、多少の練習が必要だったとはいえ不思議と身に着いていた。

 

 自分がスキルを多く割り振っていたのは、戦闘用に一番金がかからない拳銃系の武器スキルと補助に狙撃スキル、後は基本生産――特に防衛装置作成のスキルを主に磨いていた。

 

 タレットをいくつか実際に組み立ててみせ、それを提供。代わりに資材をいくらか優先的に回してもらい、また組み立てる。

 そういうことを繰り返せば、いやでも技術は身に着く。これは妄想だが、ゲームのシステム補正の恩恵を受けているんじゃないかと思う。

 まぁ、ともかくそういうふうに周辺の要塞化に慣れてくれれば――

 

「おい、聞こえているか?」

『――キョウスケかっ!?』

「あぁ。出来たての『箱』持参だ。そっちから見て右後方にタレット網を設置した。こっちまで逃げてくれれば箱を起こす。大丈夫そうか?」

 

 陣地を構築するのが得意な商人が生まれる訳だ。

 今では最初の街でジープを譲ってもらって、ゲームの知識と地図を頼りに孤立している居住地を繋ぐ旅をしている。

 

『――怪我人がいるんだ! 足を怪我している! それに出血も……今布で止血してるんだが……』

「近くにいるクリーチャーは?」

『今はいねぇが……さっきまでデカウサギ(アルミラージ)共に襲われて……50以上はいた! それなりに数は減らしたと思うんだが……っ』

「分かった、薬品類を持ってそっちの救援に行く。どうにか持ちこたえてくれ」

『すまねぇ、キョウスケ! 恩に着る!』

 

 基本は逃げ姿勢の俺の戦闘スタイルは、強いて言うなら『即席陣地構築』だ。威力は小さいが持ち運び可能な携帯型タレットで簡単な陣地を築いて、仲間の援護――ソロなら足の止まってるところを狙撃で対処する。

 そして、情報が正しければ敵はアルミラージ。青い雲の影響で肉食化、巨大化したウサギだ。

 ゲームの中では攻撃力はそこそこあって、だが防御力が低いことから、これを倒すことで駆けだしと初心者の間に立つ壁として認識されていた。

 この世界ではどこが駆け出しの境界線かは分からないが、少なくとも皮膚が柔らかいという点は同じだ。

 ようするに、軽い弾薬しか使えないこの『箱』でも十分に戦える相手だ。

 

「――と、いうわけだ。ちょっと行ってくる。箱、一つだけ持っていくぞ」

「ちょっとって――相変わらずだなてめぇはよっ! 怪我人に関わるっていう尊い行為はヤスリみてぇにてめぇの命を削るぞ!」

「俺のモットーは地域貢献でな、顧客の要望を無視するのはマズいんだ」

 

 武器を持って外に出てすぐに耳に入った救難通信を辿り、怪我人が大勢いる場所の守りを固めた所だった。

 まだ防壁の類が間に合っていない街だったが、廃墟がちょうどいい具合に防壁代わりになっている。

 侵入口を有刺鉄線である程度固めてタレットを設置、動ける人間は自警団や商人、探検家――とにかく銃を扱える人間総出で守っている。

 

 救援に行く旨を、隣にいた商人仲間――自分と同じように行商をしている珍しい男だ――にそう言うと、男は不機嫌そうにそう言う。大体いつもそうだ。おかげで喧嘩になることが多い。

 

「怪我人連れて戻ってくる。『箱』のスイッチを渡しておくから、敵の姿が見えたら頼む」

 

 ショットガンを構えて周囲を警戒しているコイツにそう言うと、不機嫌な顔を更に歪める。

 

「――てめぇとはつくづく気が合わねぇな! 不愉快だ! 今度奢れ!」

「……ウィスキーでいいか?」

「とびっきりスモーキーな奴でな!」

 

 結局いつも通りの流れだ。酒好きでわがままな奴だが、意外といざというとき助けてくれるのはこういう奴だったりする。それなりに仲が良ければ、という前提があればだが。

 俺が『箱』のスイッチを投げて渡すと、商人仲間――アビーはそれを受け取り、ニヤッと不器用なウィンクをしてくる。似合わねぇ……。

 

(さて、行くか)

 

 別に世界を救おうとは思わない。

 というか、そもそも何をしたら世界が救われるのかさっぱり見当がつかない。

 オープンβでのメインストーリーに関わるクエストやイベントは、最終日のロンドン奪還戦が最後だったし、青い雲――UBCに関しては一切情報が出ていない。さっぱりだ。

 

 結局のところ、俺にできるのはどっかの誰かに手を貸し続けることくらいしかない。

 少なくとも、それくらいしか自分が他者と関われる方法がないことは分かる。

 

 

「面倒だなぁ。生きるのって」

 

 

 

 

 

 


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