コードフリート -桜の艦隊-   作:神倉棐

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第伍話 これからの事

世界は例えその世界が終わるその時まで回り続ける。それは最早世界と同期した経済もまた同じ、例え深海棲艦にシーレーンを破壊され大陸で内戦が起こり幾つもの大小様々な国家が崩壊した事によって世界人口が20億程減少してしまおうともそれは変わらない。

 

 

かつて日本がまだ国号を大日本帝国としていた時代その帝都として都の置かれていた現日本国首都東京の一等地にあるとある洋館と武家屋敷が連結した由緒正しい御国本家の置かれたその敷地に今、決して少なくはない人数が集まり始めていた。

その集まった者達は皆敷地内において最も古く、そして格式高い。御国家に連なる者、例えここに居を構える本家の人間であろうと許可無き場合は清掃時ですら立ち入る事さえ許されない武家屋敷にある畳の敷かれ幾枚もの襖に仕切られた、そんな一室へと通される。

 

その顔触れはと言うと、

 

 

六櫻照和銀行 頭取 九内(くない) 颯人(はやと)

御国商事株式会社 社長 御国(みくに) 夏也(なつや)

御国重工業株式会社 社長 御国(みくに) 奈央海(なおみ)

御国総科学技術研究所 所長 若宮(わかみや) 琴乃(ことの)

御国電機株式会社 社長 結城(ゆいしろ) 宗馬(そうま)

御国工機株式会社 社長 来島(らいしま) 義人(よしと)

御国製薬株式会社 社長 榛原(はいばら) 哀奈(あいな)

御国食品株式会社 社長 榛原(はいばら) 晴海(はれみ)

御国製鉱株式会社 社長 米川(よねかわ) 拓真(たくま)

民間軍事警備プロバイダー O.F.C(オーダー・フェアリィ・カンパニー) 社長 大石(おおいし) 蔵人(くらひと)

御国エネルギー株式会社 社長 米倉(よねくら) 真大(まさひろ)

日本全国損害保険株式会社 社長 一ノ宮(いちのみや) (こう)

株式会社アンカー 社長 大石(おおいし) 南海(みなみ)

前内閣総理大臣現職国会議員 大高(おおたか) (しのぶ)

 

 

と言う錚々たる顔触れ達が並びそれは現日本を表と裏の両面から支え国民の生活を保障しているもう一つの政府と言っても過言ではない。御国一門、そして1世紀近く前にこの御国グループを形作った御国夏海とそれを一大企業群を育て上げたその妹の奈々里に惚れ込みその傘下に付いた4家に連なる者達が今此の場へと集結していた。

そしてそこに1人の男が入って来る。

 

「よく集まってくれた」

 

一目見ただけでも上質な物を最高の腕を持つ職人の手ずから(フルオーダーメイドで)仕立て上げられたであろう程の最高級のスーツを当たり前の様に着こなし、その茶色の髪の下から覗かされる冷たい慧眼はその英知を誇るの頭脳と共に未来を見通すと言われる。御国一門にて伝説とも謳われるかの太平洋を見通した皇帝の妹、稀代の女帝 御国 奈々里と並ぶ才女であると言われる御国 奈央海(長女)と恋愛結婚にて結ばれ、しかも入り婿でありながらその才覚を十全に発揮し御国重工を更に発展させ遂にはその会長の座に登り着いた傑物。その男の名は、

 

御国グループ代表取締役会長 御国(みくに) 一誠(いっせい)

 

今は既に成人し先祖に憧れて2人共海軍に所属しているがその二児(兄妹)の父であり、今回の緊急招集の原因を持ち込んだ七海(妹の方)の実の父親である。

 

「まずは急な呼び掛け(招集)に応じここに集まってくれた事に礼を言わせて貰う。ありがとう」

 

上座に座った一誠の感謝の言葉に一同は静かに頷き、その感謝を受け取る。その次に口を開いたのは先々々代(夏海)から先々代(奈々里)の頃に立ち上げられた元 六櫻銀行の運営を任され現 六櫻照和銀行へと発展させた代々御国に仕えていた従家の1つ、九内家今代当主 九内 颯人だった。

 

会長(総帥)、今回の分家だけでなく傘下(従家)の我々まで集めた緊急招集……何があったのですか」

「そうだな……、では余計な前座は置いて単刀直入に話そう。今回諸君等に集まって貰ったのはとある問題、今回現れた『来訪者(ビジター)』に関してだ。そしてつい先程新たに確定情報として報告が来たがその『来訪者』の正体が旧日本帝国海軍中将 御国 夏海、即ち御国本家先々々代当主であると言う事だ」

「「「…………」」」

「諸君が驚くのも無理はない、私だってこの第一報を聞いた時はそれを正確に理解するのに数秒は掛けたからな。だがだからこそ我々はこの事について、この先について対処せねばならない。我々でさえこれだけの反応を齎す程のこの情報はこの国(国民)にとってはあの核に匹敵さえする衝撃を、現政権どころか国ごと吹き飛ばす結果を生み出しかねない」

 

一誠の言う事は正しい。もしこの【来訪者】が他の人物、例えば山本 五十六や東条 英機ならばまだマシだった。山本 五十六であればアメリカと艦娘の方に動揺が奔る程度であり、東条 英機ならば昔はともかく今の陸軍内部にシンパがいる訳でもないので存在を秘匿するのも比較的簡単だ。

だが御国 夏海は違う。

海軍においては声高には言われてはいないがあの山本五十六と同等、もしくはそれ以上に優秀であり世界最高の戦略家とも謳われ、大戦末期を生きた艦艇と乗員の記憶を持つ艦娘達にとっては何よりも信頼され奇跡を起こし続けた唯一無二の支柱であり、旧陸軍にしても何かと交流が深かった事や様々なところで受けたその恩から「海軍とはあまり手は組みたくないけど御国ならば喜んで手を組もう」とまで言わしめた一風変わった海軍軍人(一個人)である。

そして更に時期も悪い、今の日本いや世界は混乱と動乱に満ちている。無論何が何でも維持してやろうとは思ってはいるが、今の日本の平和だっていつ崩れ去る仮初めの平和であるか分からないのだ。だがそんな中で現れた前大戦における大罪人であり(こんな世界に風穴を開けられる)奇跡を起こした男(かもしれない希望)を見た日本や各国は如何反応するだろうか?放って置く訳がない、その頭脳は、戦略眼は、ヒトを掻き立てる程のカリスマは、疲弊し退路を無くしながらも反抗を夢見る世界とって何よりも必要とされるものだろう。そしてその先にあるのは長きに渡る血みどろの戦場だ、この人類の生存権を掛けた生存戦争(ゼロサムゲーム)を人類が勝ち抜くまで永遠に前線に張り付かせられるだろう。彼、御国 夏海個人の意思と幸せを犠牲にして。

だが人として経営者として国に所属する国民として、一誠は一誠達はその行為を否定しないしないし寧ろ推進するだろう。それは国に属し何者かを養う立場にある人間としては間違ってはいない、だがその血の繋り等の有無に関わりなく家族(・・)としてその人をモノの様に使い潰す行為を断じて認める事はできない。

 

「今世界が必要としているのは確かに彼の様な指揮官であり戦略家だろう、そして彼は過去に大罪人として裁かれた咎人という。だがだからと言って人をモノとして、人権すら無視して扱わせても良いものか?それは否だ」

 

それに日本でも世界でも最高の指揮官だった、魔王の様な男だった、戦争に引きずり込みながら勝手に死んだ臆病者だ、敵味方問わず命を懸けて救助し続けた男だった、世界で最も多く人を殺した戦犯だ、と賛否両論色々と有るが間違い無く、御国 夏海は日本を日米講話に導いたのであり、ある意味彼は英雄でもあるのだ。それに、我が家においては何よりの誇りでもある。

 

「故に我々はこれより御国夏海に対して総力を賭けての支援・援助(バックアップ)を開始する。彼が海に沈む時は我が一族もまた沈む時だ」

 

どうせこの国は、いや世界そのものは既にジリ貧。幾ら異世界からの【来訪者】達を受け入れていても現状のままでは何ひとつ変わらない。ありとあらゆるモノを切り捨て、見捨て、少しでも劣る枝を落として生き残るそんな覚悟は今のこの国にはない。ならば、少しでも多くのモノを救いたいならばすぐさま決断し、何かを為さねばならない。………例えそれが全ての負債をたった1人の人に押し付ける事となろうとも。

 

「この決定に異議のある者は立ちたまえ」

 

沈黙、誰ひとりとして口を開かない。たった1人に賭けられたチップは御国一族だけでなく従業員数千人の明日そのもの、1人の人間に賭けるには余りにも重く、本来なら賭けの成立しない僅か1%の奇跡を望むような暴挙である。

だが、それでも最後まで立ち上がる者はただ1人も居なかった。

 

「ありがとう、皆の協力を感謝する」

 

それに、皆の決断に一誠はただ感謝を捧げる。これで進むべき道は定まった、賭ける前に為すべき事も絞られた。後は彼がその第一歩を踏み出す前の足場を整えるのみ。

 

「さてこれから行うは我らが得意とする情報、経済の戦争(人同士の腹の探り合い)だ。せめて前線に出れぬ我らは我らなりの戦争で彼ら、提督と艦娘達を支えようではないか」

 

 

 

 

こうして御国グループの命運はその件の張本人のあずかり知らぬところでいつの間にか託される事となったのだった。

 

 

 ❀ ✿ ✾ ✿ ❀ 

 

 

夜が更けた佐世保鎮守府の片隅にある小さな平屋の建物、何処か昔懐かしさを感じさせる木造のその建物には『翔鳳 屋酒居(居酒屋 鳳翔)』と書かれた看板が掛けられており、何時もなら外されているはずのその入り口にはまだ営業中である事を示す暖簾と提灯が架けられていた。

 

「……はぁ」

 

そして少し前までは何人かの艦娘も訪れ食事をしていた座敷のとは別にカウンター席には白い軍服を着た女性、御国 七海が座っていた。

 

鳳翔(ほーしょー)さん、もう一杯下さい……」

「七海提督、もう6杯目です。明日の事も考えればもうそろそろお辞めになられるべきですよ」

「…………」

 

彼女は杯を傾け飲み干すとカウンターの反対側で閉店の為の片付けをしていた店名の通りこの居酒屋の主である鳳翔に日本酒のお代わりを頼む。少し度の高いお酒を何杯も飲んでいた所為か元々色白の肌を幾分か上気させ、熱くなったのか軍服と下に着ているシャツを第3ボタンまで開いて杯を傾けていた彼女は鳳翔からの忠告にカウンターにもたれながら鳳翔から目線を外し横を見る。それを見た鳳翔は少し溜息を吐きながら元々拭いていたお皿を片付けると棚から先程彼女が飲んでいたものからは幾分かは度の低い果実酒を取り出すとグラスに注ぎ彼女の前に置いた。

 

「悩み事があるのであればお聞き致しますよ?」

「……駄目かなぁ……、あんまり言えない事だから………」

「軍機、ですか?」

「そうじゃないんだけどね……色々あったの」

 

カウンターから出てきた鳳翔が七海の隣に座るのを見て七海も身を起こしグラスを手に取った。ゆらゆらと揺れる液体の水面に彼女の顔が映る。

 

「ねぇ……鳳翔さん」

「はい、なんでしょう?」

「鳳翔さんは………御国夏海中将の事、どう思ってるの?」

「夏海中将の事ですか?」

 

七海は昔からずっと艦娘達に聞きたくて怖くて聞けなかった事を口にした。確かに多くの艦娘達から好意的に見られ支柱ともなっていた夏海だが中にはそんな彼を認めない、認められない娘だっているかも知れない。最早半世紀以上が過ぎて色褪せ現実味が薄れた人の話ではなく、現実で今もその時のように知り語る事の出来る艦娘の言葉は比べるまでもなく実感の込もった話である。そんな言葉で自らが尊敬し己の先祖である存在を貶されればそれは自分もまた責められているような気がして怖かったのだ。

それも彼女が抱えてしまった重い問題とその重圧を誤魔化す為に飲んだお酒(アルコール)の所為で思わす口が滑ってしまったのだが、そんな事もお構いなくと言うように問われた鳳翔は自分の思いを口にした。

 

「そうですね………。少し他人に不器用な、どうしようも無く優しい人……でしょうか?」

「………」

 

そして鳳翔が口にしたのは七海が予想していた答えとは全くと言っていい程見当外れの事だった。

 

「私と夏海中将と一緒に行動した期間は余り長くはありません。精々中将が軍令部に提出した意見書を基に私は建造され、その意見書を出した責任で一時期艦長兼艦載機搭乗員として訓練した間と天一号作戦発動前に呉軍港にて一時停泊中だった大和を降りて見に来た姿を見た位です」

 

鳳翔は壁に掛けてある自分の弓を見つつ、いやその先にある少し昔の光景を見つつ話した。

 

「ですがそれでも彼の方は他の軍人とは少し違った方で、記憶に残る、そんな方でした」

 

それに試した事もなかったのに1度で着艦を決めて1番初めに着艦を試したウィリアム・ジョルダン氏を不機嫌にさせて苦笑いをしていましたし、と言いつつ鳳翔は微笑む。久々に思い出しても相変わらずその光景はちょっと面白かったらしい。

 

「……じゃあさ、もし会えるなら。もう1度会いたいって、思う?」

 

そしてそんな鳳翔の姿を見た七海はふと、思った事を口にしてしまった。

 

「会えるならば会いたいか……ですか。………それは……もう大丈夫でしょうか」

「ん……?」

「確かに会えるなら会いたいとも思います、ですが私は貴女という提督に出会えましたので。ですから良い提督を見つけられましたと報告できるならば会いたいですね」

「……そっか」

「はい、それに私なんかより彼の方に会いたいと本当に願っている人は沢山……沢山居ますので」

 

鳳翔はそう言ってふと北の方角を見る。今丁度北方泊地海域ではあの(・・)艦隊が単冠湾鎮守府の救援要請を受けそこの艦隊と共に海域防衛作戦(幌筵泊地防衛戦)に従事している真っ最中だろう。百戦錬磨の彼女達は皆大なり小なり何らかの彼に対して関わりがあり、そして皆あの海軍の太平洋に於ける最後の作戦に参加した艦艇()が大半だ。そしてその中心として彼の遺した意志、『誰かを、大切な人を守る』と言う意志を受け継ぎ日本を守る為に最前線であの御旗を掲げ続けている彼女こそ、誰よりも彼にもう一度だけでも再び会いたいと思っているだろう。

 

「沢山……か」

「ええ、沢山です。寧ろあの当時、特に1943年頃から1945年に生存していた艦娘で中将に義や恩を感じていない娘はいないでしょう。山本長官も戦死なされた上に軍令部から睨まれていた所為で南方最前線に張り付けられ階級もずっと中将のまま現場指揮や良くて艦隊司令として色んな艦艇を乗り換えてましたから、その分接した将兵の数も多くあれ程の人気と忠誠を受けたのですが」

「へぇ……そうだったんだ……、じゃあ私の鎮守府なら金剛と榛名……比叡はどうかな?赤城と天城と……晴風、響……がかな?」

「比叡と霧島もです、金剛四姉妹は全員第1次大戦時に関わりがありますから。それに天城さんと響ちゃんは天一号作戦参加艦ですしその中でも晴風ちゃんは中将が責任者となって建造されましたから……特にでしょうね」

 

思えば自分の鎮守府には多くの御国夏海との関係のある艦娘達がいるものだと七海は思う。佐世保(七海の)鎮守府に所属する15人の艦娘の内その半数以上である8人もいるのだ、そう考えればこの数は多い。

……もしかしたら自分に付いてきてくれている彼女達も、私があの御国の血に連なる者だからこそ付いてきてくれているのかも知れない。私が御国七海でない、他の誰かだったとすれば付いてきてはくれなかったのかも知れない。何時もなら考えない、いや心の何処かで考えないようにしていたその事にもそう考えてもしまい何処か彼女は心が痛み、寂しくも感じてしまう。

 

「………ねー、鳳翔(ほーしょー)さん。私は御国夏海中将に、ご先祖様みたいに立派な貴女達の提督になれるかな?」

 

そしてやはり七海は酔っているからか、いつも常に艦娘達に、あの手帳を開く度に自問自答を繰り返していた最大の心の声が、その問いが口から零れ落ちた。

 

「……無理ですね」

「……そう、やっぱり私なんかじゃ……」

 

即答ではないがザックリと答えられたその答えに、七海の瞳はまるで漣が立つかのように揺れ潤み始める。それを見た鳳翔は幾つか言葉が足りなかったと慌てて先程の答えの補足を入れた。

 

「あ、いえ提督が提督に相応しくないとかそういう訳ではありませんよ?ただ幾ら七海提督と夏海提督が血が繋がっていて似ているのだとしても七海提督は七海提督です。それに私達が付いていきたい、守りたいと本当に思ったのは貴女です。

ですから七海提督は七海提督らしく既に立派な提督になっていますよ」

 

鳳翔は七海に向けそう言う。それを聞いた七海は少し驚いた様な顔をし、次に安堵した顔をし、最後にとても嬉しそうに恥ずかしそうに微笑んだ。

 

「ありがと……う……zzzzz」

「提督?」

「すぅ……すぅ……zzz」

「あらあら……」

 

そこで張っていた緊張が緩み気が抜けたのかいきなりカウンターに身を預け眠りに落ちた彼女達の提督に鳳翔は少し困った微笑みを零す。悩みや迷いは晴れたのか寝にくい寝方であるというのに気持ち良さそうに寝ている彼女のその寝顔を見て少し安心した。

 

「さて……提督をお部屋に戻すにも時間も遅いですし折角こんなにも気持ち良さそうに寝ておられるのですから座敷に布団を敷きましょう」

 

鳳翔も女性とはいえ艦娘、大人の女性1人程度動かせない訳ではないが最近疲れていた様であり、七海自身も言っていたが今日は何か大変な事があったのか精神的にも疲労が溜まっていた様なのでここはしっかりと休んで貰うのが吉だろうと判断した彼女は慣れた手つきで押入れから布団を引っ張り出し座敷に敷き七海を寝かせた。別に慣れたくはなかったがよくここ(居酒屋)で酔い潰れて朝まで眠りこけてくれる常連さん(隼鷹)への対処法が役に立った事に誠に複雑ながら感謝する。

 

「よいしょ…………っと」

 

その後鳳翔は細々とした備品の片付けを終え、最後に暖簾は降ろされ提灯も灯りを消して店内へと引っ込められる。

 

「本日もお疲れ様でした」

 

そしてそんな彼女の声と共にパチリ、と電気が消され居酒屋 鳳翔の1日は終わりを迎えたのだった。

 




御国グループですが元々そこそこ名のある貿易商であり造船業に手を出していたのもあり夏海が第一次世界大戦の戦争特需と世界恐慌を上手く利用してぼろ儲けした為現実世界のミツビシ並みの大企業へと発展しました。あとコードギアスの関連の方をモデルにした方もいたので余計にですね、因みに家系図はこんな感じです。


【挿絵表示】


何このカオス……


済みません、不具合が生じ家系図が上手く入っていませんでした。

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