月桂樹の花を捧ぐ   作:時雨オオカミ

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落花枝に還らず、破鏡再び照らさず

.

 

 

 

―― Monokuma Theater

 

 あー、つまんねー。

 本当につまんないよね…… テンションだだ下がりだよね。ショボーン。

 ボクはがっかりしました。

 やる気のある新人社員を雇ったつもりが、大失敗だったみたいだよ。

 自分が客として発注した仕事を自分で処理するだけの事業を始めちゃったみたい。

 やる気ってときに空回りしちゃうこともあるよね。特に新社会人になったみんなはそうなんじゃないかな?

 ときには適当に楽をしながら仕事するほうが上手くいくこともあると思うよ。

 …… なんて寛容なことを言ってもボクは怒っています!

 だからとりあえずボクからも500人分のお弁当をイタズラに出前を取ることにしました。もちろんオマエラの端末でね!

 あーあ、まことに残念です……

 あ、支払いはよろしくね!

 

 …… どこからか端末の呼び出し音声が鳴っている。

 

 応答しますか?

 

 > はい

   いいえ

 

 

 

……

…………

………………

 

 

 

 はい、ボタンを押したオマエラ!

 残念でした! 押せるわけないじゃーん!

 オマエラにはたとえ死ぬ誰かの救命ボタンがあっても触ることすらできないんだよ。

 精々絶望しろ。そして、 歓喜すればいいでしょ。

 

 うぷぷぷ、オマエラって絶望的なことが起こると喜んじゃうんでしょ?

 ボクもそうだよ! だからこんなことをしてるんだから!

 って、これが放送されなくちゃまた撮り直しなんだけどね…… うぷぷぷぷぷ

 

 あ、最後のところはカットで……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 目覚まし時計を勢いよく止めた。

 その勢いのままに目覚まし時計が傍のテーブルから転がり落ちていき、壁際で鈍い音を立てて静止する。

 ちょっとガラスの部分にひび割れがあるように見える。

 

「うあー……」

 

 少し壊してしまったかもしれない。やってしまった。

 モノクマになにか言われるだろうか。

 

「ふう……」

 

 寝ぼけ眼で体を起き上がらせて髪をかきあげる。

 少し早めに目覚ましはセットしていたため、起き抜けにシャワーを浴びる。

 半乾きのまま保管しているペットボトルの水を飲んだり、髪を整えたり、歯磨きをしたり…… もろもろの支度を終わらせて部屋を出る。

 

 外には既に食堂へ向かう人たちの姿があった。

 その中にはもちろん、昨日深夜の演奏会をしていた2人の姿もある。

 ぼくは仲良さげに話す2人に躊躇しながらも、自分から話しかけることにした。

 

「おはよう、2人とも」

「あ、香月さんおはよう!」

「おはよう」

 

 挨拶をして間を置き、訊くべきか少し悩んだ。

 けれど、昨日の演奏会は恐らく気づいていなかっただろうと結論づけて訊くことにする。

 確か赤松さんの研究教室には放送機能があると言っていた。

 きっとそれが使われていたのだろうけど、誰があんなことをしたのかが重要だ。

 普段使う赤松さんが知らない素振りを見せているのが良くない。

 いつの間にか何者かが彼女の研究教室を無断でいじっているということになるからだ。

 なにが目的か分からないが、2人には相談するべきだと思う。

 

「あのさ、赤松さんたちって昨日の夜研究教室にいたよね?」

 

 こんな言い方したら不審だろうか……

 でも他に的確な言い方が分からないのでそのまま直球で訊くことにする。

 

「え? 確かに最原くんにピアノの演奏を聴いてもらってたけど……あ、もしかして音漏れしてた? ごめんね!」

「でも、そもそも超高校級のピアニストの研究教室は校舎の2階にあるんだよ? 寄宿舎にまで聞こえてたら、それこそ僕たちの鼓膜が破れちゃうよ」

 

 思った通り、混乱させてしまったようだ。

 ぼくは慌てて手を振り、 「合ってるんだけど、そうじゃなくて」 とますます混乱するようなことを口走る。

 考えより先に口が出るのはどうなのかと。

 

「赤松さん、研究教室に放送機能があるって言ってたよね。それが起動されてたみたいで、昨日の夜時間にモニターにきみたちの姿とピアノの演奏が映されてたんだ」

「え?」

「それは…… 気づかなかったな」

 

 赤松さんはキョトンと目を丸くし、最原くんは困惑したように顎に手を当てる探偵っぽい動作をする。

 

「ぼくの個室以外にも流されてたのかもしれないし、そこはまだ確認してないんだけど…… やっぱり、きみたちが意図的にやったんじゃないんだね」

「当たり前だよ! 夜時間過ぎに勝手に放送するなんて迷惑だし……」

「そっか、僕だけが聴いてたわけじゃないんだ……」

 

 身振り手振りでそんなことはしてないと伝える彼女に対し、最原くんはちょっと残念そうに言葉を漏らす。

 最原くんからお願いした演奏会だったのかもしれない。これは悪いことをした…… ぼくが悪いわけじゃないけど、なんだかカップルの2人きりの時間を邪魔したみたいに思えて申し訳なくなる。

 

「あとで放送機能確認してみてよ」

「うん! ちゃんと確認しておくよ! …… 恥ずかしいし」

「ん?」

「あ、えっと、会話は…… 聞こえてないんだよね?」

 

 赤松さんは困ったように微笑んでこちらに尋ねる。

 もちろん、ピアノ演奏以外の音は聞いていない。

 ぼくが首を横に振ると、2人揃ってホッとしたように安堵した表情になった。

 秘密の会話でもしていたのか、プライベートな内容だったのか…… いや、普通は会話を他人に聞かれるのは良しとしないか。

 

「そうだ! 今度香月さんもどう? CDもたくさんあるからリラックスするのにもいいと思うんだよね!」

「ピアノ演奏を聴く約束もしてるからね…… 今度お邪魔させてもらうよ」

「今度は最原くんも一緒に…… どうかな?」

「う、うん……」

 

 おやおや? と思う。もちろんこれはピアノ演奏を聴くかどうかの誘いではない。

 ぼくは自身の好奇心が疼くのを感じて首を傾げる。

 気になるのと、聞き出せるかはまた違うからだ。きっとピアノの授業でも受けているのだろうと推測しておく。

 

 そうしてぼくたちが話しながら歩いていると、隣からふわりと爽やかな香りが満ちてくる。好きな香りだ。この香りの主はぼくも知っている。

 …… だって、ぼくがプレゼントしたのだから。

 

「…… 天海くん、おはよう」

「おはようっす」

 

 隣に並んだ彼はいつものようにふわっとした笑顔で赤松さんや最原くんへ向けて続けて挨拶をする。

 

 食堂に至るまでに毎回天海くんとは会う気がする。

 彼は早くから行っていそうな人だけど…… それはイメージだけなのかも。案外部屋でのんびりしてるのかな。

 

 朝食に集まっている面々もいつもと同じ。

 最初からいるのはもちろん東条さん。キッチンから次々と朝食を運んでくる彼女がいなければ、ぼくたちは得意不得意問わず料理の必要性に狩られたことだろう。

 なにより彼女は押し付けられているわけではなく、自主的にそれをやっている。

 尊敬こそすれ、文句などつけようがない仕事の数々。超高校級のメイドに相応しい完璧ぶりだ。

 昨日の夜のようなお茶目な一面もあるし、もしぼくがこの世界にいなければ速攻で沼にダイブしていたことだろう。

 あんなに女性らしい人なのにどこか度胸があり、何事にも動じない安心感がある。憧れの人だ。

 

 白銀さんは、今日はどうやら東条さんの手伝いをしているみたい。

 食器を出したり、飲み物を用意したりと東条さんと同じくキッチンと食堂を往復している。

 本人は普段から地味だ地味だと言っているが、委員長タイプであり、貴重なツッコミ役ということもあって案外目立っている気がする。

 彼女に共感することも多いし、なによりお姉さんっぽい…… 個人的に。今日は一緒に来れなくて残念だ。

 

 百田くんは今日の夜時間までになんとかしようと春川さんや茶柱さん、夢野さんやアンジーさん、ゴン太くんなど、分かるような分からないような人選に話しかけ、昼食後に作戦会議を開くことを告知している。なんて積極的な。

 けれど春川さんはすごい迷惑そうにしているし、茶柱さんの肩に手を置いて投げ飛ばされてるし、夢野さんは面倒いといつもと同じことを言っている。面倒って言っても、死んだら元も子もない。そう説得されれば彼女もきっと力を貸すだろうが…… あ、もちろんゴン太くんはやる気だ。頼もしい限りだけど、なるべくモノクマには挑まない方向に持っていきたいところだ。

 百田くんを投げ飛ばしたあと、茶柱さんがなぜか協力的になったものの…… 会話は物理でなんとかする脳筋極まりない方向性から脱してくれない。

 見せしめがされていないから、まだモノクマのことを、あまり脅威に思っていないのかもしれない。これは少し危ないかも……

 

 真宮寺くんはそんなみんなを見て静かに椅子に座って笑っている。

 趣味が人間観察だったっけ。個性豊かな人物しかいないし、それはそれは楽しいことだろう。

 実際ぼくもちょっとおもしろい。

 

「脱出なんて簡単だよ! キー坊に壁に突っ込んでもらってドカン! 1発!」

「絶対にやりません! そもそもそんな威力出ませんし、キミたちのためにそんな無茶するわけないじゃないですか! この体は飯田橋博士が作ってくれた最高傑作です! ボクだって死にたくありませんし!」

「ロボットなのにできないの…… !? え、と、飛ぶことはできるよね?」

「なにうろたえてるんですか! 飛べません! ロケットパンチもできません! 腕が取れたら回収が大変じゃないですか!」

「え、え? そこはみなさんのためですから! とか言ってボーン、とするところでしょ?」

「しませんったらしません! 自己犠牲なんて合理的でないことは強要しないでください!」

 

 パタパタと、王馬くんとキーボくんが言い争いながら食堂に入ってくる。これであと2人だ。

 

 王馬くんはキーボくんをいじりすぎだ。

 ロボットの合理的思考で友情・努力・勝利とか、敗北スレスレからの逆転勝利とか、自己犠牲によるお涙頂戴展開とかは理解しにくいだろう。成長するAIと言うのなら、そのうち理解できるように…… なるのかなあ…………

 

 それから数分、十数分と過ぎていく。

 けれど、2人は来ない。

 

「…… 入間はともかく、あいつも来てないのか」

 

 百田くんがポツリと呟く。

 食堂には入間さんと星くんを除いて、全員が揃っていた。

 

 時刻は食事が始まらないまま8時半を回る。

 この時間になると数人が不安を顔に表し始める。

 ただの寝坊だろう、だなんて軽率なことは言えない。みんなの心の中には嫌が応にも 「コロシアイ」 という単語が影を落としているのだから。

 この間ぼくが寝坊したときもこんな感じだったのだろうか、とわずかに思いながらも焦りはどんどん募っていく。

 

「様子を見に行ってみますか」

 

 天海くんが言う。

 それに不満を漏らすものもいるが、それはわずかばかりの現実逃避だ。朝食を食べてからでも…… そんな人もいるにはいるが、どうも集中できないようにも見える。

 

「ここで待ってる人と捜しに行く人で別れればいいんじゃないかな」

 

 そんな様子を見て提案したのは最原くんだ。

 

「そうっすね…… 食堂には渡された凶器も置いてありますし、何人か…… 3人以上で纏まって見ててもらったほうがよさそうっす」

 

 天海くんや百田くんを中心に食堂に残る人間が決まっていく。

 万が一凶器が持ち出されないようにゴン太くん、東条さん、夢野さんが食堂に必ず2人はいるように調整される。

 茶柱さんは夢野さんと一緒にいたそうにしていたものの、守りはゴン太くんで十分とのことでしぶしぶ校舎内捜索に割り当てられた。

 なぜ校舎内も探すのかというと、星くんはゲームルームによくいたからだ。もしかしたら校舎のどこかでうたた寝でもしているのかもされないし、寄宿舎で見つけられなかったときのことを考えて全域を捜索する。

 今日がコロシアイの期日であるという理由もこれに含まれる…… そして、その理由が、今増えた。

 

「みんな…… 聞いて……」

 

 声が震える。

 ぼくは凶器を守る必要があると考えていて、食堂に残る面々が決まるのを横目に凶器が置かれた棚を確認していた。

 

「どーした香月?」

「ない……」

 

 そこにはわずかな違和感。

 

「ないんだ……」

 

 分かったのは、ぼくが〝 それ 〟の所有者だったから。

 

「凶器がないの…… ?」

 

 最原くんの鋭い声が突き刺さる。

 ぼくは頷いて、もう1度〝 それ 〟を数えた。

 

「ベラドンナを入れた瓶がひとつ足りない!」

 

 悲鳴じみたその声に、また寝坊だろうと呑気に考えていたかったのだろう夢野さんが 「嘘じゃろう……?」 と声を漏らす。

 そうなればパニックだ。

 

 誰が持っている?

 昨日食堂に最後に入ったのは?

 夜時間になれば食堂には入れないし、朝の放送があるまで施錠されたままだ。つまり、昨日盗まれたことになる。

 

「落ち着け! 今は捜索が先だ!」

 

 百田くんが強引に話を進めていく。

 今は冷静にみんなを纏めようとできる彼の力がありがたかった。

 

「校舎の中は5人で手分けして捜す。あとは外だ外!」

 

 校舎内の捜索は百田くんを筆頭に王馬くん、春川さん、アンジーさん、茶柱さんが担当する。

 

 そして外に捜索しに行くのはぼく、天海くん、白銀さん、赤松さん、最原くん、真宮寺くん、キーボくんだ。

 こちらは入間さんの研究教室や植物園があるため大人数で行く。

 

 まずは寄宿舎に寄って、2人の個室を確認後更に研究教室側と植物園側、そして裏庭を調べることとなる。

 ぼくは個室の確認後はもちろん植物園に行く。あそこは広いから、慣れている人が行かないと意味がないからだ。

 

「集合は30分後だ。なにかあったら食堂にいる人間に伝言を残してくれ」

 

 百田くんの提案と決定にいつも水を差す王馬くんは黙ったまま静観している。異議はない、ということだろう。

 彼もそれなりに危機感を覚えているのかもしれない。

 今回ばかりは 「もう死んでるんじゃない?」 なんて冗談も言わない。

 だけど、だからこそ焦りが募る。それだけ絶望的な状況なのだと説明しているようで、嫌な汗が流れてくるような錯覚さえ覚えるくらいだ。

 

「行くっすよ」

「…… うん」

 

 ぼくの背を押すように天海くんの手が肩にポンと乗せられる。

 そうだ、まだ分からない。蓋を開けなければ事実は決定しない。

 白銀さんの手が繋がれる。まるで子供みたいだ、こんなに迷惑かけて。

 

 寄宿舎の個室には、どちらも応答がなかった。

 キーボくんと真宮寺くんは入間さんの研究教室に行くらしい。赤松さんと最原くんは裏庭を見てきてから研究教室、植物園と顔を出すらしい。

 そして白銀さん、天海くん、ぼく(いつものメンバー)で植物園へと向かう。

 

 ドクドクと心臓が鳴っている。

 近くにいる彼らに聞こえてしまいそうなほど、心臓の鼓動は走り続ける。

 そんなラブコメディーのような形容詞だけど、その源泉は甘酸っぱい恋心ではなく、恐怖と緊張。

 ゆっくりと近づく植物園がまるで地獄の入り口のように感じた。

 

 予感があったのだ。

 嫌な予感が。

 

「星くん……」

 

 無事でいてほしいと、心の底から願って……

 

「…… 天海くん、白銀さん、ここからは三手に別れよう。南はここら辺のことだから帰り道に。あとは、北と西と東だし…… 北は、またぼくがいくよ」

「研究教室はどうするんすか?」

「北に向かうとき、ぼくがパッと見てから行く」

 

 朝の散水によりまだ草木は湿っている。

 そんな中、ぼくたちは植物園の入り口で話し合っていた。

 

「じゃ、また俺は東ってことで」

「私は西だね、分かったよ」

 

 2人を見送ってからただでさえ重い足取りがもっと重くなる。

 なんで2人と一緒にいたいと言わなかったのだろう。時間がかかっても一緒に回ればよかったのか。

 そんな後悔が次々と頭の中に浮かんでは消えていく。

 あるとすればこの先、北の奥まった場所の可能性が高い。

 植物園は別に夜時間禁止にはなっていないし、隠すのなら奥が1番だろう…… なんて、既に終わった思考で考えているぼくは最低だ。

 でも、彼が生きているビジョンがまるで見えてこない。

 

 お願いだ、お願いだ、お願いだから……

 

 けど、それはもっと早くに裏切られる。

 

「あ、あ……」

 

 自分の研究教室の扉を支えにかろうじて立っていたぼくは、そのまま崩れ落ちるようにペタリと座り込んだ。

 

―― 暗い室内。

 

―― 転がったバケツ。

 

―― ラベル付きのガラス瓶。

 

―― 見覚えのある黒い果実。

 

―― 水の滴り落ちる音。

 

 中央付近に横たわる―― 彼。

 

「やっ、ぁ…… 星…… くん……」

 

 自分でも信じられないほどに情けない声をあげた。

 悲鳴をあげた。

 その場から動けなかった。

 見えた〝 それ 〟にスウッと血の気が引いていく。

 

「香月さん! だいじょ…… 星君」

「あ、まみくん…… 人を、人を呼んで…………」

「香月さん、大丈夫っすか? 立てるっすか?」

「ごめ…… 腰が、抜けてるみたいで………………」

「分かったっす」

 

 天海くんが走って行く。

 …… 死体は、3人以上が見つけなければアナウンスされない。

 だから誰かしらを呼んでもらう必要があった。

 

 そう、ただ目を瞑って星くんは仰向けに転がっていた。

 足先も、手先も伸ばしてまるで痺れたように。その先にはラベル付きの瓶。

 

 ぼくはその瓶に目を奪われた。

 それは確かに食堂から消えていた、 「ベラドンナ」 の入った瓶だった。

 

 そして、ぼくは――

 

 

 

 

 

「死体が発見されました! オマエラー! 超高校級のアロマセラピストの研究教室へ集合だよ! ほら、駆け足! 今すぐ! 至急! メーデーメーデー! あ、これは違うか。それはともかくとしてレッツゴー!」

 

 信じられなかった。信じたくなかった。けど、やっとそれを飲み込めたときにはもうみんなが集まって来ていた。

引きつった喉は痛いくらいに乾いている。今にも戻してしまいそうなほどに目の前がくらくらする。

 

 …… 暗い研究教室、転がったバケツに仰向けに倒れた星くん。そして 「ベラドンナ」 と書かれた瓶に落ちていた果実。水滴はもう落ちてこない。

 

 ぼくは、きつく手を握りしめてその光景を見ていた。

 

 

 

 

 

 

 




 私の推しがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
 今後の展開のために彼しかありえなかった…… ファンのみなさん!あんまり多く描写できなくてごめんなさい!!

 ( キーボの魅力は自己犠牲をよく分からない非合理的な発想だと主張していたのが、最後の最後で理解してしまったところだと思います )
 ( それを理解できても置いていかれる側の気持ちが理解できないなんてやっぱりロボットはロボットでしかないんですね! )

 いつもと違い4月7日7時〝 1分 〟に投稿しているのは、 「しなない」 日時に死人が出るという遅すぎるエイプリルフール…… もとい、皮肉だったりします。


ところで、今作のテーマは「信頼と裏切り」です。
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