月桂樹の花を捧ぐ   作:時雨オオカミ

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小休止と魔法の準備

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 休憩所のようになっている場所に着くと、そこでは夢野さん、アンジーさん、茶柱さんがなにやら布を広げたり板を広げたりしていた。

 

「おお、白銀ではないか! ちょうどよい、ウチに仕立てを教えてほしいのじゃが」

 

 そしてやってきたぼくらに気づくと夢野さんが真っ先にこちらへ寄ってきた。その手の中には黒と赤の布。赤いリボンが上部についているところを見ると、なんだか吸血鬼のマントかなにかに見える。

 

「魔法使いの衣装は重要じゃからな。本当はお主に頼むつもりだったが、アンジーが自分でやったほうが良いと言うからのう」

「へえ、自分で作ってるんだね」

 

 白銀さんは布を受け取ってあちこち見ている。どうやら琴線に触れたのか、真剣な表情だ。晴れ舞台のために衣装を自作している辺りが気に入ったのかもしれない。

 白銀さんはコスプレイヤーだけど、衣装作りから入っているって言ってたし。

 

「わたしたちもここで休憩するから、わたしでよければ少し教えるよ」

「うむ、よろしく頼むぞ」

「秘密子よかったねー!」

「アンジーの言うとおりじゃな」

 

 照れるように帽子を深く被る彼女に茶柱さんは少し複雑な表情をしている。

 

「自作したほうが気合が入りますしね。それに夢野さんが作る衣装なら素敵に違いないです!」

 

 けど、茶柱さんはそんな不満など口に出さず手放しに彼女を褒める。

 なんだか見ているこっちがもやもやしてくるぞ。

 

「それから、香月」

「え、ぼく?」

「うむ」

 

 夢野さんが布を持ったままぼくの前まで来ると、表情を柔らかくして帽子を取った。

 

「お主にも協力してほしい。都合がいいかもしれんが、ウチはどうしても今回の企画を成功させなければならないんじゃ」

 

 協力って、なにを? ぼくにできることなんて限られている。

 確かに、夢野さんはぼくをはなから疑ってかかっていて、その態度はショックだった。でも、そんなことで毛嫌いするほどぼくは薄情じゃないつもりだ。

 

「どうして…… どうしてそこまでこだわるのか教えてもらってもいいかな。純粋に疑問なんだ」

 

 なにか裏があるとかそういうことを疑うわけではないが、なんでもかんでもだるい、面倒臭いの一言で片付けていた彼女の変化は不思議だった。

 だって、疑われるような行動をしているぼくが悪いと思っているんじゃなかったのか?

 

「憧れの魔法を見て笑顔にならない者はなかなかおらんぞ。ウチだってそうじゃ。笑顔にされる側から、する側になったというのか」

 

 そりゃあ、魔法は誰しもが憧れると思いし、子供の夢だよね。

 夢野さんはエンターテイナーとしての心得を言っているのかな?

 アンジーさんたちと大道具について話しだした天海くんと、茶柱さんにマントの図案を見せられなら考える白銀さんはベンチに向かっていく。

 立っているのはもう、ぼくらだけだ。

 夢野さんはぼくの手を引っ張って引き寄せると、一生懸命背伸びをしてしゃがんだぼくの耳に顔を近づける。

 

「ウチが1番得意としているのは、笑顔になる魔法じゃ。ここだけの秘密じゃぞ」

 

 彼女はジト目気味なまま悪戯気に笑うという器用なことをしてその場でターンをした。

 

「ほれ、どうじゃ?」

 

 いつの間にか彼女の手の中に握られていたハシバミとマーガレットの花束に言葉を失う。

 彼女のマジックなのだろうけど、まさか花言葉まで調べてこれを用意したのか?

 

「受け取るよ」

「…… それじゃあ、お主たちは休憩しに来たんじゃろ?座ろうか」

 

 ハシバミの花言葉は過ちと仲直り。マーガレットは変わらぬ思い。

 恐らく、謝罪の意味で贈られているのだろう。あのときの自分と変わっていないが謝罪の気持ちはある…… ということかな。

 

「きみって、花言葉とか分かる人だったっけ?」

「お主の研究室で本を見させてもらったからのう。その花も植物園で探したものじゃからな」

「いいの? 魔法で出したって言わなくて」

「魔法で、保管していたうちの研究室から取り出したんじゃよ」

「そっか」

 

 あの独特な口元で笑う彼女とベンチへ行く。

 

「あ、可愛いっすね」

「うん、もらったからあとで部屋に飾ろうと思って」

「それでですね、そのときの夢野さんがもう可愛らしくて可愛らしくて!」

「転子はなにを言ってるんじゃ? ウチの失敗談じゃないじゃろうな?」

「うーん、地味にそれに近いかも」

「ええい、本人のいないとこで話すのはやめい!」

 

 賑やかに輪の中に入っていく彼女を見送り、白銀さんの隣に座る。

 夢野さんは反対隣に座って裁縫を教えてもらうみたいだ。

 

「えっと、人数分あると思うけど……」

 

 ぼくは持ち歩いていた水筒を取り出し、紙コップで配る。ガラスのコップではないから目で楽しむことができないが、果物の入った香り高い飲み物だ。それに簡単な軽食でフルーツサンドイッチを作っている。クリームは甘さ控えめで最低限だけど、女性には嬉しい甘い食べ物だ。ぼくも好きなんだよね。

 あ、甘いもの…… みんな大丈夫だよね?

 

「おー、美味しそうだねー! 神様も喜ぶよー」

 

 アンジーさんは甘いもの好きなのかな。貢ぎ物として認識されているみたいだけど、これは本人も好きってことだよね?

 

「うぬぬぬ、しかしお昼もまだですし……」

「うっ」

 

 茶柱さんの一言で嬉々としてサンドイッチを手に取った夢野さんが顔を強張らせた。

 すると、茶柱さんはその様子で 「しまった」 という顔をする。夢野さんから煙たがられている節があるので余計なことを言ったと思ったんだろうね。

 

「夢野ちゃん、太るよ?」

 

 と、そのとき昆虫博士の研究教室の方から王馬くんが顔を出した。

 あれ、部屋に帰ったんじゃなかったか?

 

「余計なお世話じゃ! なぜお主がここにおる!」

「出会い頭に失礼なこと言わないでください! これだから男死は…… !」

「ちょっと忘れ物したから取りに来たんだよねー」

 

 にこにこと、いつものような笑顔のまま頭の後ろで腕を組んで彼は角の先に引っ込む。そして、研究教室の扉が開く音がした。

 

「わざわざそんなことを言いに来たとか嫌味なやつじゃな……」

「うん…… 角を覗かないとここは見られないもんね」

 

 研究教室からは死角になってるはずだからね。

 ぼくらが軽食を昼食前に食べようとしているのが見えるとしたら、わざわざ覗いてくないといけないから。もしくは会話が聞こえたのか。

 

「次やったら転子がぶん投げてやります!」

「うむ、頼むぞ転子」

「はい! …… へっ!?」

 

 素直に頷いた夢野さんに、茶柱さんは元気よく返事をしたあとすぐさま声を裏返して驚愕した。まさか頼まれるとは思ってなかったんだろう。

 

「王馬め、ウチはそんなに重くないぞ……」

「気にする必要はないっすよ。それでも気になるなら、このあと運動すればいいだけの話っすから」

「う、うむ、そうじゃな」

「なら転子にお任せください! 簡単なエクササイズでもしましょう!」

「秘密子はショーのリハーサルもあるからちょうどいい運動になるって神様が言ってるよ」

「あれ、もうリハーサル?」

 

 微笑ましくそのやりとりを見てから、疑問を口に出す。

 マジックってもっと大々的にやるから時間がかかるものだと思ってたんだけど。

 

「大道具を運ぶのは百田や真宮寺に頼んでおるのじゃ。あとはこのマントを仕上げて、研究教室のカーテンを外して大道具に取り付けるだけじゃな。今夜のリハを見に来ても構わんぞ。やることは明日と同じじゃが……」

 

 どうしようかな。どうせなら完璧な状態で見たい気もするけど、どうせ準備を手伝うならリハーサルを見てから部屋に戻ってもいいかもしれない。

 

「ぼくに頼みたいことがあるんだよね?なら、準備も手伝うし、残って見ようかな」

「おお、忘れていたのう。香月には飾り付けの素材を提供してほしいんじゃ。植物園はお主の管轄じゃろ」

「正確には…… ぼくの管轄じゃないんだけど……」

「水をやって今管理してるのは香月ではないか。あれから毎日早起きしててすごいわい。ウチはいっつも転子に起こされるからのう」

「はい! 早寝早起きは健康にも美容にもいいですからね!」

「美容……」

 

 ああ、なるほど。いつの間にか夢野さんの態度が柔らかくなったのはそういう経緯があるのか。なんというか、現金な人だなあ。分かりやすくていいと思うけど。

 

「飾り付けに使えそうなものはあんまり倉庫になくてのう。それなら香月に頼んで花を使おうかと」

「なるほどね」

「でも、いいアイデアっすね。なんだか全員で準備してるみたいで楽しいっす」

「天海さんには頼んでません。そもそもずっと香月さんと白銀さんに着いて回ってますが迷惑かけてないですよね?」

「おっと、かけてないと自分では思ってたんすけど」

 

 茶柱さんは目をジトーっとして天海くんを睨んでいる。

 そういえば、彼はこの場で唯一の男子だ。さっき王馬くんが通ったくらいで最初からずっとぼくらと一緒にいる。

 茶柱さんとしては、せっかく女子がたくさん集まっているからワイワイと女子会みたいにしたいのだろう。

 

「迷惑なんかじゃないよ…… 助けられてばっかりだし。ぼくなんかを気にかけてくれる人なんてなかなかいなかったから…… その、どちらかというと嬉しいかな」

「最原くんも赤松さんに注意されてたけど、香月さんも〝 なんか 〟って言うのは寂しいよ。あなたももっと自信持って。とっても素敵なんだから」

 

 白銀さんの言葉に気恥ずかしくなる。

 夢野さんが恥ずかしいときに帽子を目深に被るのも分かる気がする。どうしようもなく、視線の逃げ場がほしい。

 

「ご、ごめんね…… もう少し頑張る」

 

 胸の前で手をぎゅっと握って頷くと、頭に天海くんの大きな手が乗った。嫌ではない。嫌ではないんだけど。

 

「あの、恥ずかしいんだけど」

「ジトー……」

 

 もしかして、また妹扱いされてるのだろうかと不安になって見上げれば慌てて 「すみません、つい、その……」 と言葉に出す天海くん。

 ここまでくるともう、この人自体スキンシップが多い人なのかもしれない。

 なんとなくチャラい。でも満更でもない気もするぼくも、大概チョロいのかもしれない。

 

「香月さんがそれでいいならいいんですけど、嫌になったらすぐ転子に言うんですよ? 天海さんなんかすぐにぶん投げてあげますからね!」

「うん、ありがとう…… ?」

「ははっ、嫌われないように頑張らないといけないっすね」

「天海くんなら大丈夫な気がするけどね…… わたしもそんなことしてもらえる人がいたらなあ…… 地味に憧れるよ。だって漫画の中の王子様だもん」

「リクエストなら応えるっすよ?」

「ひゃわっ!?」

 

 生暖かい目で見守る白銀さんに天海くんの手が乗る。そういうところがチャラそうに見える要因になっているんだと思うよ……

 白銀さんはまさか自分がされると思っていなかったのか。ズレてもいないメガネをグイッと指で上げて慌てている。

 ドライ気味な白銀さんでも慌てるんだね。ちょっと珍しい光景を見て眼福だ。

 

「よいのか? 香月」

「え、なにが?」

 

 夢野さんにそんな2人を指差され、首を傾げる。

 普通に微笑ましい光景だと思うけど…… でも、なんだかもやもやするような、そうでもないような。おかしいね、誰かと比べられるように妹扱いされるのはちょっと気に入らなかったのに。触られるのはあんまり好きじゃないはずなのに。

 

「……」

 

 なにかを言いかけて、それからその気持ちに封をして飲み込んだ。

 多分ぼくの勘違いだ。それに、口に出したら真実になってしまいそうで、怖かった。

 他人に指摘されるのも、胸の中にストンと落ちて納得してしまいそうで怖い。だから、夢野さんには眉を下げて人差し指を口元に。

 なにも言わないで、と。

 

「そうか、ならウチはなにも言わん」

「青春だねー。こうしてると文化祭の準備してるみたいなのだー」

 

 けどアンジーさんの言葉に少しうっ、と胸が詰まる。

 そうだった。この人はそういうところはあえて空気を読まずに発言している気がある。わざとか…… ?

 

「ぐぬぬ、香月さんたちに文句がないなら転子はなにも言いません。天海さん! 役得だからって鼻の下伸ばしたらいけませんからね!」

「まあ、役得っすよね」

「…… これだから男死は」

 

 そこは認めちゃうんだ……

 ハーレム状態の天海くんはしばらく白銀さんを撫でてからサンドイッチに手を伸ばす。

 ぼくが見ていることに気がついたら悪戯気なウインクを決められた。この人、わざとやっているな? 茶目っ気で許されるのは天海くんだからだよね…… 王馬くん辺りがこれをやっていたら全力で茶柱さんに噛みつかれているだろう。これが人徳の差か。

 

「ブェックシューン! ウ ゙ェッ!ちょっとー、オレの噂話してないー?」

「まだいたんですか! 早く帰ってください!」

 

 角から王馬くんが顔を出す。

 ここまでくるともう恐怖なんだけど。ゴン太くんとなにか話してるのかな? 虫の話が出てから逃げるように帰ったと思ったんだけど。

 

 左手でイチゴが挟まれたサンドイッチを持ち、口に運ぶ。ちょっとだけ入った生クリームがアクセントになっていてとても甘い。これでも控えたほうだが、甘いものが苦手な人はダメかもしれない。

 新鮮なイチゴなのでとても美味しい。糖度の高い品種を使ってるから酸っぱさもあまりない。まあ、キッチンにあったやつだからぼくが育てたわけじゃないけど…… おやつとしてどんどん消費してしまえる悪魔の食べ物だよ。今度クレープにも挑戦してみようかな。

 

「フルーツサンドイッチかー、それ激甘なの?」

「一応控えてる方ではあるよ」

「ねえねえ、香月ちゃん。ひとつ貰ってもいい? 甘すぎって思ったらゴン太と分けるからさー」

「試してみたいの? 別にいいけど……」

 

 よくあの虫だらけの部屋で食べようと思うな。

 威嚇する茶柱さんと夢野さんの横を通り過ぎ、ぼくのバスケットから一切れサンドイッチをさらっていく彼はやっぱり笑顔だ。

 

「んー、どうしたの?」

「研究教室で食べるの?」

「ああ、そういうこと。ゴン太もこっち連れてくるよ。さすがに虫だらけの場所で甘いもの食べようとか思わないよ」

 

 あ、だよね。

 

「夢野ちゃんほっぺにクリームついてるよー?」

「んあっ!?」

 

 と言いながら王馬くんが夢野さんの頬に手を伸ばす…… が、途中で人差し指を丸めて親指と重ね、デコピンの体勢に入った。

 

「あれも理想のシチュエーションだけど…… なんか違うよね……」

 

 白銀さんが頬に手を当てながら眉を下げた。

 

「嘘だよ! 期待しちゃった?」

「んあ?」

「転子の前でよくそういうことができますね?」

「うわっ!?」

 

 王馬くんの行動はさすがに見咎められて、茶柱さんが彼の腕を途中でガッチリと掴み…… そして投げた。

 目を瞑って頬を赤くしていた夢野さんはデコピンされそうだったことに気づいていなかったようで、目を開けた今は混乱して 「んあ?んあー!?」 と鳴き声をあげている。

 やっぱあれ鳴き声だろ。

 

「……」

「いったたー! 茶柱ちゃんったら本気で投げるんだもん。オレが骨折したらどうするつもりなの!」

「……」

「ちょっと茶柱ちゃん? 謝罪と賠償を請求しちゃうよ?」

 

 茶柱さんは王馬くんを投げた手を呆然と見つめながら信じられないものでも知ったような顔をしていた。どうしたんだろう?

 

「いえ、なんでもありません。とにかく、からかうのはやめてください!」

 

 彼女は首を振って、同時になにかを振り切るように声をあげた。

 王馬くんはそれを不思議そうに見ていたけど、ひとまず考えるのはやめたのか踵を返す。

 

「ちぇー、分かったよ。じゃ、ゴン太連れて来るから待っててね。オレたちも一応なんか手伝うからさ」

「あ、手伝う気はあるんだね……」

 

 意外そうに呟いた白銀さんに、王馬くんは 「酷いなー、そんなやつに見える?」 と軽口を返す。

 

「見えるから言われるんじゃ」

「んー?」

 

 日頃の行いだよね。

 数分もしないうちに研究教室の扉が開かれ、ゴン太くんが休憩スペースにやってくる。

 

「ゴン太も手伝うよ! 力仕事なら任せて!」

「うむ、頼むぞ」

 

 お昼の後にはいよいよマジックショーの大掛かりな準備だ。

 男手はたくさんあったほうがいいだろう。本当に文化祭の準備でもしてる気分だ。

 

「夕方までには終わらせたいよねー」

 

 意味ありげに笑う王馬くんを興味深げに天海くんが見つめる。

 まったく、まだなにか企んでるのか? やることなすことわけが分からないから、彼の場合はなにに警戒すればいいのかもさっぱりだ。

 

「それでなんじゃが、香月」

「う、うん? なにかな」

「ここにデザイン案がある。飾り付けに悩んでおるからどんな花がいいか一緒に考えてほしい」

「…… うん、ぼくでよければ力になるよ」

 

 …… そうだな、希望のある花にしよう。

 いっばいいっぱい飾り付けて可愛くしよう。夢野さんに喜んでもらえるように。

 

 ストック、ゴクラクチョウカ、ガーベラにハナビシソウ、デイジーにアイリス。候補はこんなにもあるんだ。お姫様の舞台みたいに目一杯華やかに飾り付けるんだ。

 彼女の魔女っ子スタイルにも似合うように、少しだけ趣向を加えて…… 舞台ではアロマが浸透するのに時間がかかるから、彼女のマントに少しアロマを焚いて緊張を解せるようにしておこうか。

 そんなことばかりが頭に思い浮かび、自然に口角が上がっていた。

 

 笑顔の魔法が得意…… か。

 確かに、そんな魔法は存在しているのかもしれないな、なんて。

 

 

 

 

 

 

* 絆のカケラをゲットした!*

 

 

 

 

 

 〝 ツウシンボ 〟に夢野秘密子の情報を追記致しました

 

 

 

 

 

 【夢野秘密子】

 *2 彼女がマジックを魔法と呼称する理由が少しだけ理解できた気がする。とても面倒臭がりな夢野さんは、その心の内に確かにエンターテイナーとしての心得を持っているみたいだ。ぼくも彼女の魔法で笑顔になれたらいいな、と思える不思議な魅力のある人なんだね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




・王馬
 実際どれくらい甘いものは平気なんでしょうね。アストロケーキやタピオカジュースはプレゼントすると喜びますけど、かといってメープルファッジは苦手なようですし。夢野さんとの組み合わせは小ちゃ可愛い。からかい上手な王馬くん……

 夢野ちゃんは噛めば噛むほど美味しいスルメキャラだと個人的に思います。
 はっ、アジなのにスルメ…… ???
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