バカと幼馴染とIFストーリー   作:現代のイッセー

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第4話

いま、僕と雄二はDクラスに移動中である。。なぜこんなことになったかは3話を見てみよう。

にしても、雄二はともかくなんで僕も一緒にいかなきゃいけないのさ。確か下位勢力の使者は無事で帰ることはないって話だし。はぁ、少し憂鬱だよ・・・。

 

 

「大丈夫だ明久。そんな不安そうな顔しなくても話しだけで終わるはずだ。俺を信じろ」

 

 

「雄二・・・。わかった。もしなにかあったら全力で僕は逃げるし、喧嘩とかまっぴらごめんだからね?」

 

 

「それは許さん。最後まで付き合ってもらう」

 

 

悪人面で目つきも鋭いのに、ギロっと瞳を鋭くして睨まないでよ。余計に怖いからさ。冗談だからそんな目で見ないで。でも、そんな彼なのになぜかモテるのはなぜなんだろう?この前も告白されたって話だし。やっぱり人間顔なのかな?僕よりも雄二のほうが顔は整ってるし、運動もできる。成績も本来ならAクラスにいてもおかしくないほどだし。・・・三拍子揃ってるね。それはモテて当たり前だね。世の中不公平だ・・・。

 

 

この世の摂理に絶望し、僕ももう少し顔を良くすればモテてたのかな?と若干嘆きながら足を進めているといつの間にか目的地であるDクラスに到着していた。

 

 

「よし、行くぞ明久。使者はお前なんだから教室には先にお前が入れ。あと、俺はもしなにかあったときお前のフォローするから安心しろ」

 

 

ニカッとなんとも屈託のない少年のような笑顔を僕に向けて励ましてくれた。さっきまで結構緊張していたからいまのセリフはかなりありがたい。雄二のおかげで緊張も解れた。さて、僕の仕事を遂行しますか!!

 

 

教室の扉を開き、Dクラスに足を踏み入れる。勢いよく開けたせいで『バンッ!!!』と思いっきり教室内に音が響いた。そのせいで『シーン』となって、Dクラスの生徒が何事だ?と言わんばかりにこちらに視線を向ける。なんという失態だ。これは出直したいところだけど、はやく任務を遂行して帰らないと、瑞希ちゃんが待ってる。そんな暇はない。

 

 

「Dクラスの代表は誰?その人に用事あるんですけど・・・」

 

 

「えっと、僕だけど・・・」

 

 

そう言って少し警戒しながら前にきたのはDクラス代表の確か・・・平賀くん・・・だったはず。

はっきり言って覚えていない。なぜか平賀・・・くん?の名前がいつもいつも出てこないのだ。理由はわからない。だけど、記憶力は悪くないと自負しているので、人の名前を覚えるのが苦手なのだと思いたい。

 

 

「えっと・・・確か・・・FクラスはDクラスに試召戦争を申込みます!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・はぁ・・・はぁ・・・結局こうなるんじゃないか!!喧嘩はもうやらないとこの前いったばっかでしょ!?」

 

 

「まあいいじゃないか。結果的にはDクラスと試召戦争ができるんだ。それにいい運動になっただろ?」

 

 

「いや、まあそうだけどさ・・・」

 

 

いま僕たちはFクラスに帰還中である。試召戦争を申し込んだあとDクラスの人たちがふざけるなと罵声を浴びせながら物を投げたり、殴りかかってきたりと、いわゆる大暴動が巻き起こった。そこに雄二が待ってましたとばかりに参戦し、結果、喧嘩は引き分けで終わり、続きは試召戦争で決着つけようということになった。そして、僕たちはボロボロになってFクラスに向かっているわけだ。

 

 

「だったらいいだろうが。それに愛しの姫路さんに治療してもらえるんだ。むしろ感謝しろ」

 

 

「何言ってんのさ雄二。瑞希ちゃんは争いごとが苦手だって知ってるでしょ?試召戦争は仕方ないとして」

 

 

瑞希ちゃんに治療を受けれるのは最高だけど、治療を受けるたびに泣きそうになりながら手当する彼女の顔はあまり見たくないんだ。だからもう喧嘩だってしたくないし、あまり心配かけることもしたくないんだけど、この親友であり、悪友でもある男はことあるごとに面倒ごとに巻き込むのはやめてほしい。まあ、たまに僕も持ち込むからどっちもどっちなんだろうけどさ。

 

 

「さすがは明久だ。姫路といつもいるから苦手なものまで把握済みとは恐れ入った」

 

 

「茶化さないでよ。それに雄二だって翔子さんの好きなものから苦手なもの、さらに、将来のことまで視野に入れてこれからどうするのか決めてるの僕は知ってるんだよ?」

 

 

「おいちょっと待て。前半部分はまあよしとしとこう。だが、後半は聞き逃せなかったぞ。なんでお前がそんなことを知ってるんだ!?」

 

 

雄二は僕が知ってるとは思いもしなかったようで驚き100%の顔を僕に向けてきた。まあ自分と嫁がいろいろ話し合って決めた今後の予定を他人である僕が知ってたら驚くのも仕方ないよね。

 

 

「翔子さんがこの前教えてくれたんだ。まあついさっきまで忘れてたんだけどね」

 

 

嘘だろ・・・と力ない言葉とともに、重い溜息をもらした。その姿はまさに大好きだった彼女に他に好きな人できたと言われそのまま別れた彼氏のようだ。分かりづらいかな?いい例えだとおもったんだけどなぁ・・・。

 

 

先ほどは疲労の色は見えてはいたが、それでもピンピンして元気だった彼はどこに行ったのやら。いまはもうそんな面影はどこにもない。すっかり元気が失ってしまった。僕が知ってたのがそんなに悲しかったのかな?それとも、他の理由かな?よくわかんないから別にいいや。

 

 

しばらくして教室にたどり着き、元気を取り戻した雄二は自分の荷物をカバンに詰めていく。僕はすでに荷物は片付けているので帰るだけだ。でも、教室に入ったときは誰もいなかった。瑞希ちゃんのカバンもないし、時刻はすでに17時を回っている。カバンもないしさすがにもう帰ったかな?と思いながら、カバンを片手に教室を後にしようとすると、

 

 

「あ、明久君!」

 

 

出ようとしたドアから瑞希ちゃんが現れた。僕に会えたことが嬉しいのかいつも見せる安心させる笑顔を向けながらこちらに歩いてきた。

 

 

「瑞希ちゃん。どこいってたの?」

 

 

「私はちょっと図書室で本読んでました。・・・明久君。また、やったんですね・・・」

 

 

「えっとこれは正当防衛というやつで、ある意味雄二のせいというかなんというか」

 

 

瑞希ちゃんは悲しそうな顔をして俯いてしまった。顔にアザや腫れた頬を見ればひと目で一戦やらかしたと思うだろう。その通りだからどうしようもない。これはどうしたらいいんだろう?雄二に助けを乞おうとしてそちらに目を向けた。

 

 

「雄二、遅い。はやく帰らないとお義母さんが心配する。そして今日は、私がご飯担当。夕食何がいい?」

 

 

「・・・もう何も言うまい。じゃあ今日は生姜焼きで頼む」

 

 

「わかった。愛をこめて夕食作ってあげる」

 

 

いつの間にかFクラスに翔子さんが雄二と会話をしている。あの人たまに気配を察知させずに登場するから、たまにびっくりするんだよね。

二人は、今日の献立の話をしながらFクラスというくたびれた施設から新婚さんが帰っていった。

そして、あんなやり取りを見た非リア充が見ればみんなこう口にしただろう。

 

 

『爆ぜろ』

 

 

と。それほどまでにいちゃいちゃしていた。いまもかすかに会話が聞こえる。聞こえた会話は「今日は寝かせない」とか「子供何人欲しい?」とかだ。その言葉がくるたびに雄二は「そんなのまだはやい」と言葉を落としてそれ以降聞こえなくなった。

 

 

まったく、雄二は翔子さんのこと大好きだなぁ。本人は付き合ってないとか言ってたけど、これはどう見てもカップルのそれだ。僕も一人暮らしだからだれかそういう人いないかな?・・・瑞希ちゃんとか瑞希ちゃんとか瑞希ちゃんとか・・・。やめよう。言ってて虚しくなってきたよ・・・。

 

 

「・・・いいなぁ。いつか私も・・・」

 

 

雄二たちが出ていったドアをぼーっと見つめて瑞希ちゃんはボソッとなにかを呟いた。声が小さすぎて僕にはなにを言ってたのかわからなかった。

 

 

「え?」

 

 

「あ、な、なんでもありませんよ?そ、それよりも明久君!はやく帰りましょう!明久君の家に行って怪我の治療しないといけませんから!!」

 

 

夕日のせいなのか瑞希ちゃんの顔はすごく赤みを差してて、目は落ち着きなくあちこち動き、早口でまくし立ててさっさと教室を出て行ってしまった。

僕は慌てて瑞希ちゃんの後を追いかけて学校を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~オマケ~

 

 

明久の住んでるマンションにて。

明久の寝室。

 

 

ふぅ・・・。今日はいろいろあったなぁ・・・。

 

 

瑞希ちゃんには世話になりっぱなしだなぁ・・・。いつか恩返ししないといけないかも。なにをしたら喜んでくれるかな?

 

 

映画とか誘ったり、クレープとか奢ったりしたらいいのかな?それじゃデートだね。僕といってもそんな楽しくないから却下。プレゼントかな?いつもあのうさぎの髪飾りつけてたっけ。今度髪飾りでも贈ろうかな。

 

 

そういえば帰り際なんであんな感じだったんだろう?

来た時はあんな感じじゃなかったんだけど。確か感じが変わったのは、僕の秘蔵のコレクションを隠してる場所に近いところだったはず。

 

 

っ!?馬鹿な!!ポニーテール+巨乳シリーズががががががががあああああああああああああああ!

まさか瑞希ちゃんはこれをみて・・・。やばい。明日なんて顔を合わせればいいのだろうか?気恥ずかしくて顔を合わせられないんだけど!?

 

 

というかなんでこいつらが顔を出していたんだろう?昨日はきちんと隠し場所に戻したはず・・・。寝ぼけて本を出したのかな・・・。うぅ・・・。これで瑞希ちゃんに嫌われた・・・。

 

 

次の日。気分最悪で登校した僕だったが、瑞希ちゃんがポニーテールにして現れたのはびっくりした。でも、すごく似合ってました。似合いすぎて見惚れてしまったのは悪くないはずだ。




お待ちしていた方々、大変ながらくお待たせしてすみませんでした。
約3ヶ月ぶりの投稿ですね。

少々ネタが思いつかず思いついたら書こうと思ったらこんな時間が経ってしまいました。
少々キャラが違うと思っても気にしたらダメです。寛大な心でスルーしましょう。

感想、誤字脱字よろしくお願いします。
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