私と旦那様と祝福された純白の日々   作:カピバラ@番長

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ちょっと考えた結果、番外編ではなく本編として書かせていただきました。
理由は特に無いです。

それでは、どうぞ。


第十三話 空と海と大地と祝福されし聖夜

彼と一緒になってあともう少しで一年が終わる。

今日までの日々はとても一言では言い表す事が出来ない。

 

 

初めて一緒に迎えた朝は彼のいたずら好きな一面が見れて嬉しかったのを覚えてる。…それに、その、ぱふぱふもしちゃった。ま、彼は多分その事に気づいてないでしょうけど。

 

彼がケガをして帰って来た日、初めて裸の胸を見られた時は、恥ずかしくもあり嬉しくもあって…。

その後一緒にお風呂に入った時は本当に凄かった。なんて言うか、彼の彼はやっぱり勇者なんだなぁって思い知らされた。

 

それから、彼の腕が治ったと知った日。私の弱い部分を初めて彼に見せた時。私は心の中にあった汚くて卑しいものを彼の前にさらけ出した。けれど、それでも、彼は私を好きだと言ってくれた。

 

そうして訪れた彼とのハネムーン。ユッケとフォーグのして来たことはかなり衝撃的で驚かされたけど、でも、あの二人なりのおうえんでもあって、いろんな人に祝われてるんだなって改めて感じた。

 

 

少し思い出しただけでもこんなに沢山彼との思い出が胸の中に溢れてる。

その何もかもが驚きで、何でもかんでも恥ずかしくて、何よりも…幸せな時間で。

他にもいっぱい色んな事があった。

そして、その度に彼への思いは大きくなっていってた。

気が付いたら、喉が枯れるまで『好き』って叫んでも収まりがつかないくらいになっちゃってる。

そしてこれからもこの気持ちは大きくなっていくんだと思う。

 

『あなたのためならなんだってできる』

 

旅先で見かけたカップルたちがそんなことを言ってるのをよく聞いたけれど、あまり実感が湧かなかった。

でも、今なら分かる。

 

「…例え世界を敵に回したとしても彼のためならなんだってできる」

 

心からそう思えるから。

 

「なら、これも着れますね?」

 

「でも、やっぱり、限度はあると思うのよ」

 

差し出された、深紅に染め上げられた服に目を背ける。

ここは三角谷にある一角。

ラジュさんが住んでいる神秘的な場所。

私はそこで、来るクリスマスに向けて装備品を仕立てようとしていた。

 

「ゼシカ様の持つ旦那様への愛はその程度なのですか??」

 

「だってだって!いくら何でもその服は攻め過ぎじゃないかしら!?」

 

ラジュさんの持つ幾つかの深紅の服…俗にサンタガールコスチュームと言うのだけど、そのどれもが驚くほど布地が少なくて、中には下着の方が布が使われてるんじゃないの?ってくらいのまであって。

 

「…いいですか?聖夜とは、すなわち性夜。愛する人と共に生まれてきたことを祝福し合い、新たなる生命の誕生を願う日でもあるのです。

だからこそ、パートナーがそういった気持へ昂るように誘ど…誘わ…道筋を示さねばならないんです。

ましてやあなた方二人は生涯を誓い合った仲なのですから、何も戸惑うことはないでしょう?」

 

聞き分けのない子供に教えるように言葉を紡ぐラジュさん。

エルフである彼女は私の比じゃない年齢だからか、その言葉一つ一つに妙な説得力がある。

そりゃあ、言ってることが分からない訳じゃないけど…

 

「だからって、そのコスはどうなのかしら!?」

 

新たに差し出されたサンタガールコス。

それは鼠蹊部の付近と胸部にしか布のない深紅のコスチューム。

お尻の部分に布がない分、下着の方が身体を隠せてる。

 

「これもダメなんですか?以前私が着た時は殿方にかなりご好評でしたけれど…」

 

「え、それ着たの!?」

 

「ウソです♡」

 

人差し指を立てて可憐な微笑みを見せられても、とてもじゃないけど信用できない。

なぜって、コスの大きさがラジュさんにぴったりなんだもの。

 

「う~ん。そうなりますと、私の持つコスチュームはあと二着だけになってしまうのですが…」

 

困ったような表情で宝箱の中を探すラジュさん。

「これじゃなくて、あれじゃなくて」と、やくそうやおなべのふたを放っている。

 

「あ、ありましたありました!」

 

そうして差し出されたのは…

 

「マイクロ…ビキニ…?」

 

「はい!」

 

「イヤよ!」

 

「何でですか!?あぶない水着は着たくせに!?」

 

「あれはまだ水着として成立してたからよ!!それに比べてこれはどう見ても面積がおかしいでしょ!?」

 

「むぅ~~!!!ならこれしかないです!もう知りません!!」

 

乱暴に渡された最後の一着。

ラジュさんはそれっきりそっぽを向いてしまった。

 

悪い事しちゃったかな…

 

そう考えながらもとりあえず、渡された最後のコスを広げてみる。

 

「…あら、凄くいいわね。これ」

 

一目で気に入った衣装に思わず口をついた言葉。

そんな言葉をとんがった耳は聞き逃さなかった。

 

「でしょう!?私のお気に入りなんです!」

 

サンタコスを探していた宝箱に向かって、三角に折った脚を抱えて座っていたラジュさんは、驚くほどの素早さで私の手を握ってきた。

 

「へ?そ、そうなんだ」

 

私の驚きを気に留めず、キラキラと目を輝かせている。

さっきまであんなにいじけていたのに、ちょっとしたことで機嫌が直る。

相変わらず気持ちの切り替えがはやい。

 

って、今はそんな事はどうでもよくて。

 

「あの、これ、借りてもいいかしら…?」

 

ラジュさんの手を握り返すようにして、握られていた手とは逆の手でラジュさんの手に触れる。

 

「勿論!

それは私の友人が着ていたものですからサイズも問題ないと思いますよ」

 

神秘的な微笑みで答えるラジュさんに、私も同じく笑顔で。

 

「ありがとう、ラジュさん」

 

そう返した。

 

 

ーーーー ーーーー ーーーー ーーーー ーーー

 

「ゼシカ、外見てみて!雪だよ!」

 

「…あら、ホントね!珍しいこともあるものね」

 

寝室の窓から見えるのは、小さくて可愛らしい白い綿。

触れればきっとすぐに溶けてしまう空からの贈り物。

今では懐かしい、オークニスで目に焼き付くほど見た雪。

 

「…サンタさんからのプレゼントかな」

 

照れ気味にそんなことを言う彼。

 

「ふふっ、そんな事ないって分かってても、ついつい信じたくなっちゃうわよね」

 

窓から離れてベッドに腰掛ける。

それに習って隣に座るのは彼。

そっと重ねられた彼の手は、ほんのり冷たかった。

 

「あなた、窓触ったわね?」

 

「バレた?」

 

「もう、掃除が大変だからやめてって言ったのに」

 

「ごめんね、つい」

 

小さな会話の後に小さな笑い。

取り留めのない事だけど、今日は特別に思えてしまう。

そう、今日は待ちに待ったクリスマス。

 

町は幸せに包まれ。

村はお祭りに明け暮れて。

子供達は何かを手にし。

家族は親愛を確かめ。

恋人達は愛をささやき合う。

 

そんな、とってもステキな一日。

 

「ホワイトクリスマスなんて、何年振りかしらね」

 

ポツリと呟いた言葉に彼は頭を傾ける。

 

「うーん、覚えてないや。

でも、ゼシカと過ごす初めてのクリスマスがホワイトクリスマスになったのは凄く嬉しい」

 

指の隙間と隙間に彼の指が滑っていく。

私はそれを包むように優しく握る。

 

「そうね。私も嬉しい」

 

そう言って、彼に身体を預けた。

反対の肩に灯る温もり。

安心する温かさに、思わず眠ってしまいそうになる。

 

「…ごめんなさい、あなた。少し、トイレに…」

 

「うん。

部屋の外は冷えるから気をつけてね」

 

少し寂しげに聞こえた彼の心配に頷いて、感ずかれないように慌てて部屋を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「(ごめんなさいあなた。

今はまだベッドに一緒に入るわけにはいかないのよ)」

 

心の中で謝りながら真っ暗闇の客室へと足を踏み入れる。

 

「うぅ…寒い…」

 

真っ暗だからか余計に冷えてるように感じる。

廊下の明かりを頼りに、寒さで強張りつつある手でテーブルの上を探り、目当ての物を掴んだ。

 

「えぇっと…」

 

指先でメラを作って室内にあるロウソクを灯し、隅に置いてある客人用のタンスの中から用意していた衣装を取り出す。

衣装を持っている手は少しずつ本来の感覚に戻り、暖かくなっていく。

 

以前、何かでサンタコスを着た女性を見た時は『あんなにお腹や脚を出して寒くないのかしら』なんて思っていたけど、なるほど、確かに魔力で編んだ服を纏えばなんてことは無い。

まぁ、そのお陰で他の服よりもすこーしだけ値段が張るのだけれど。

 

「…ふふふ。あの人、どんな顔するのかしら」

 

誰が見てるわけでもないけれど、思わず衣装で顔を隠してしまう。

柔らかくて、ふかふかで、気持ちのいい触り心地のサンタコス。

 

これを着て彼に抱きついたら、どんな反応をするんだろう。

 

そう考えると居ても立っても居られなくなって、早速着替える事にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

「…こう!」

 

潜めた声が客室に響く。

 

「…なんか、微妙ね」

 

衣装に着替え終えた私は、鏡の前でポーズを取っている。

投げキッスやぱふぱふをする時、ムチや短剣や杖を持った時、それに他にも色々なポーズを取ってみたけれど、イマイチ決まらない。

 

「う〜ん…」

 

借りてきたサンタコスは肩先までを隠す白いファー付きの紅いケープに、スカートの裾に白いファーのついた真っ赤なワンピースで腰にオシャレで巻いたバッテンのベルト、指先から脇下の近くまでしっかり隠す真紅のアームカバー、そして紅いブーツ。

今回は他の人を倣ってタイツやストッキングの類は履かずに短い靴下で生脚にしたりと、結構凝ってみたけれど。

 

「なにかこう、違うのよね…イメージっていうかなんていうか…」

 

今まで戦ってばかりだったからか、どんなポーズをとっても戦闘をする人に見えてしまう。

多分、感覚的な問題なのだろうけど、でもどうせなら完璧な姿を彼に見せたい。

 

「何が足りないんだろう…」

 

どうすればサンタガールっぽいポーズをとれるのか、考えれば考えるほど訳が分からなくなっていく。

 

ハッスルダンス…はそもそも動きだし、両手をほっぺに当てて少し首を傾げる…なんてのは単純にしたくない。

あえて普段の私通りにするというのもそれはそれで味気ないからイヤだし。

 

「あぁ~、頭痛くなってきた」

 

出ては否定されていく考えでパンクしそうな頭を抱えて、ふと、時計を見てみた。

示されていたのは部屋を出る時に示していた場所から三つ過ぎた数字。

つまり、十五分後。

 

「…ヤバ」

 

考えるよりも早く部屋を出る。

 

もうポーズをどうするかなんて考えてる暇ない。

これ以上待たせられない。

あとは、ぶっつけ本番に頼ろう。

 

考えながら速足で階段を上がる。

廊下を少し行き、そうして見えた寝室のドアに手をかけて、深呼吸をひとつ。

 

大丈夫。少なくとも変な恰好じゃない。だから、引かせてしまうことはないはず。

 

自分に言い聞かせて、ゆっくりとドアを開いた。

中から流れ出てくる暖気。

その逆に、流れ込む廊下の寒気。

一瞬身震いしたように肩を竦めるあの人。

 

「おかえりゼシカ。遅かったけど、明日の準備でもして…た…の…?」

 

外の雪を見ていた彼は、振り向くと同時に言葉を失っていく。

目を擦って、下を向いて頭を振って、ベッドに座り直して、そうしてもう一度私を見て。

 

「…さようなら、僕の人生。来世でも会おうねゼシカ」

 

「あなたーーーー!?!?!?」

 

軌道が見えるほどゆっくりと、静かに、ベッドに沈んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…目、覚めた?」

 

太ももの上でまぶしそうに目を細める彼。

倒れた時に頭でも打ったのか額に手を当てながら身体を起こしている。

 

「あれ…僕は、なにを…?」

 

「大丈夫、あなた?

私の格好を見たらいきなり倒れたんだけど…覚えてる?」

 

目を瞑って記憶をたどる彼にそう言うと、何かを思い出して微動だにしなくなる。

 

「そ、そうだ。僕は…!」

 

呟いて、こっちをちらりと見た彼は、すぐに顔をそらして、また目を瞑る。

 

こ、これは…もしかして…

 

「…その、あんまり、似合ってなかった…?」

 

一番安全だと思っていたものが実は最も危険なものだった。

何度か旅の間に経験したことだけれど、まさか今回にそれが起きるなんて思いもしなかった。

何を勘違いしていたんだろう。

旅をして、魔物を倒して、こんなにがっちりしてしまった身体では何を着ても女の子らしく見えるはずがないのに。

 

「違うよ!」

 

そう思った時、彼の声が思考を奪った。

 

「ち、違うんだ。

似合ってないなんてありえない。ウェディングドレスを着たゼシカを見たとき『これ以上の驚きはない』って思ったけど、でも、僕の認識は甘かった」

 

手を握りしめられて、真っ直ぐな視線で私を捉えた彼は。

 

「僕は吟遊詩人じゃないから、ありふれたセリフしか言えないけど…

今日のゼシカは世界中の誰よりも可愛いよ。

綺麗の頂点がウェディングドレス姿なら、可愛さの頂点はきっとその姿だ」

 

確信を胸に言葉を口にした。

 

「へ…?」

 

徐々に温かくなってくる顔。

比例して早まる鼓動。

彼の言葉を理解した時にはもう、遅かった。

 

「な、ななななに言ってるのよ!確かに?この服を一目見た瞬間に?びびっときたけど、それこそあなたの勘違いよ!結婚式の時の私が一番綺麗なのは認めるけど、一番可愛い姿の私はまだまだこんなもんじゃないと思うわ!?

それこそ、あなたが一発で昇天しちゃうくらいに凄いんだから!」

 

恥ずかしさに駆られて言葉が溢れていく。

思ってること、思ってないこと、今考え付いたこと。

とにかく、この瞬間に思いついたことをどうにか繋げて、取り合えず意味の通じるようにする。

それだけ必死に言葉にしても彼は平気な顔をしてまた話しだす。

 

「うん。きっとそうだと思う。

ゼシカが一番可愛く見える服を着た時がきっと僕の灯火が消える時だと思う。けど、そうなったとしても大丈夫。僕は絶対に生き返ってみせる。そんな素敵な姿のゼシカを見て死ぬことは嬉しいことだったりもするけど…でも、一度しか見れないなんて絶対に嫌だ。

それに何より、ゼシカを置いて先に逝くなんてありえない。例え神様と戦闘になったとしても、絶対に生き返って、その姿のゼシカを何度だって抱きしめる」

 

さみだれ突きのように出てくる言葉に頭がついていかない。

羞恥心に思考が覆いつくされていて、それでもどうにか彼の話を聞いていたら、今度は彼が視界から消えて、耳元で彼の声がして、全身に優しい暖かさがあって…

 

そっか、私今、彼に抱きしめられているんだ。

 

理解した瞬間に、ばかばかしい感情がすべて消え去る。

頭の中が彼のことでいっぱいになって、余計な考えが姿を隠す。

 

何を恥ずかしがることがあるんだろう。

彼はただ私のことを褒めてくれただけなのに。

 

「…今日は、ずっとこうしててくれる?」

 

彼に負けないよう、強く抱きしめる。

こんなことで好きの大きさが、愛の大きさが図り切れるとは思わないけど、それでも彼には負けていないってことを伝えたい。

 

「勿論。いつまででも。こんなに可愛い人をこうしていられる機会なんて滅多にないからね」

 

ささやくような彼の声と、全身を包む体温。

思わず、彼に触れている指に力が入る。

 

「バカな事言わないの。あなたが望むなら、いつだって着てあげるから。

…まぁ、借り物なんだけど」

 

「じゃあ、尚更だね。悔いのないように、しっかり抱きしめておかないと」

 

「…全く、あなたってそんなこと言う人だったっけ?」

 

「ゼシカと一緒にいると口下手ってわけにもいかないなって思ってね。

やっぱり、好きな人には好きって言わないと」

 

「あっそ。勝手にすれば?」

 

折角消えていたほっぺの熱がまた灯る。

 

「…?どうしたのゼシカ。そんなに力を入れなくても僕は…」

 

「…うるさい。我慢、しなさい」

 

圧迫感を覚えるほど強く彼と密着する。

少しだって顔を見られないように。

 

こんな…こんな、トナカイの鼻みたいに真っ赤になった顔を見られたら、いい雰囲気が壊れちゃうもの。

 

それっきり、私の熱が引くまで、会話はなく。

暖炉ではじける木の音と彼の鼓動が、外で降り積もる雪のように、ゆっくりと心を満たしていった。

 

ーーーー ---- ---- ---- ---

 

『おやすみ』を言ってからどれだけの時間が経っただろう。

空からの贈り物はもう終わり、今は静かに、受け取る人たちを待っている。

隣に聞こえるのは愛おしい寝息。

今も身体に残る彼の名残に重ねるようにして腕を回す。

 

「(クリスマス、ね)」

 

布団に隠れた口で呟いて、なんとなく彼の手に触れる。

心を落ち着かせる不思議な暖かさ。

微睡を覚えた瞼は鉛のように重さを増やし、意識にまで覆われそうになる。

 

「(…そんなの関係ないわよね。

明日からもよろしくね、あなた)」

 

今日はいつもよりほんの少しだけ、あなたに身体を寄せて。

 

 

 

 

翌朝、半人分だけ空いたベッドの上は、凍えるほど冷えていた。

 

 

 

 

 

 

 

To be next story




サンタコスゼシカ死ぬほど可愛いよね。でも私は持ってないんだ。出ないからね。でもデスピサソは出たよ。涙も出たん。

もとい。

(二人はやって)無いです。
あくまでも身を寄せ合って寝ただけです。
聖なる夜なんだから、ふしだらなことしちゃダメでしょう?

てな訳で、恐らく今回ので今年の投稿納めになると思われます。
それでは皆様、良いお年を。

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