Infinite Days~獅子の姫達とその勇者~ 作:のんびり日和
1話
「―――姉ちゃん、俺篠ノ之道場辞めるわ」
「ん? 何で辞めるんだ? せっかく龍韻さんにお願いして入れてもらったのに」
家で夕飯をとっていた二人の姉弟。弟の一夏はご飯を頬張りながら、姉千冬にそう告げた。千冬はなぜ辞めるのか首を傾げながら味噌汁を啜る。
「ん~。なんか俺に合わないんだ」
「……合わないか。まぁ、私が出来てお前が出来るなんてそんな都合のいい話なんか存在せんからな。……分かった。明日龍韻さんには私から言っておくが、剣術はどうするんだ?」
「俺にあった剣術の道場が見つかるまでは基礎的な練習をやっとく」
そう言われ千冬はそうか。と言いご飯を口へと運んだ。
翌日千冬は学校の教室で、頬に手を添え膝を机に付きながら考えにふけっていた。
(一夏に合う剣術か…。篠ノ之流は元々舞を元を考えられた剣術だからな。どうしたものかぁ)
そんな考えにふけ込んでいる千冬に一人の男子生徒が近づく。
「どうしたんだ、織斑?」
「ん? あぁ、沖田か。いや、ちょっとな」
そう言い千冬は友人の、沖田洋二にそう言いながらまた考えにふけ込もうとしたが、ふと思い出したような顔を沖田へと向ける。
「そう言えば、沖田は確か何処かの道場に通っていたよな?」
「あぁ。それがどうしたんだ?」
そう聞かれ千冬は一夏の事を話した。それを聞いた沖田はふむふむ。と頷きながら聞きピンと閃いた顔を浮かべた。
「だったら、ウチの道場に試しに連れて来いよ。前にお前の弟の剣術見せてもらったけど、見どころがありそうだったしな」
「そうか? それじゃあ今日放課後連れて行く」
千冬はそう言い、アイツに合う流派だったら良いんだが。と心の中でそう思いながら放課後を待った。
それから時間は経ち、千冬は篠ノ之道場に先に行き一夏が道場を辞める事を伝えた。龍韻は残念そうな表情を浮かべながらも了承し、千冬はその足で小学校まで行った。そして門の前で待っているとランドセルを背負った一夏がやって来た。
「あれ、姉ちゃん何で此処に居るの?」
「あぁ、実は友人の一人が通っている道場にお試しで、お前を連れて行ってみようと思ってな」
千冬がそう言うと、一夏はへぇ。と呟き千冬と共にその道場へと向かった。暫く2人は歩いて行くと、篠ノ之道場とは違い若干古ぼけた感じの道場が2人の前に現れた。
「此処が姉ちゃんの友達が通っている道場?」
「あぁ。教えてもらった住所が間違いが無ければな」
そう言い2人が顔を見上げると、其処に書かれた表札には
『土方道場』と書かれていた。
次回予告
道場に入った2人に、沖田と館長の土方政宗が出迎えた。そして一夏の剣術を見た政宗は入門を勧める。
次回
己の剣術
次回投稿してほしい小説(詳細は活動報告の「次回作一覧」を見てください)
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①IS×ウォーシップガンナー2
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②IS×メタルギア
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③IS×オリジナルストーリー①
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④IS×オリジナルストーリー②
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⑤IS×クロスアンジュ
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⑥IS×タイムクライシス
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⑦IS×オリジナルストーリー③
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⑧IS×人狼 JIN-ROH
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⑨IS×東方project
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⑩IS×オリストーリー④
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⑪IS×R-type
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⑫俺ガイル×IS