Infinite Days~獅子の姫達とその勇者~   作:のんびり日和

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4話

一夏side

俺がISに乗れることが分かって数日が経った。

その間にあった事とと言えば、姉貴から電話がかかってきて俺をIS学園に入学させる内容だった。

どうやら男なのにISを動かした為、安全面とその訳を調べる為だそうだ。

勿論レオ達も一緒に入学できるらしいが、こっちの知識等がほぼ無いに等しかった。

まぁ、その辺は束さんが

 

『まっかせなさい! この束さんの手に掛かれば、2,3日でこっちの世界の常識や知識を学べるぜぇ!』

 

そう言ってレオ達を連れて勉強会みたいのを開いたらしい。

で、本当に3日後彼女達こっちの世界の知識や文字の読み書き等を憶えたらしい。

因みに方法は聞いたが、挙って首を激しく横に振り言いたくない。と答えた。一体何をしたんだ?

 

それと、学園から分厚い電話帳みたいな本が届いた。表紙にはISに関する参考資料と書かれており、必読とも書かれていた。

おいおい、こんな分厚い本読めとか鬼か。レオ達もちょっとげんなりとした表情を浮かべてた。

で、またまた束さんが登場してきて

 

『この束さんにお任せあれぇ! こんな分厚い資料必要じゃないって位分かり易い本をすでに用意してあるのだぁ!』

 

そう言って本を天につきあげる様に掲げる束。持っている本には『束作 誰でも分かるIS資料!』と書かれていた。

で、さっそく読んでみたがすごく分かり易い物だった。学園からのは文字ばっかりだったが、束さんのは絵などが挿し入れられており分かり易い。お陰で勉強がやり易かった。

 

それとIS学園に入学することは父さん達にも伝えた。母さんは心配した表情を浮かべていたが、父さんが

 

「詠美、別に今生の別れと言う訳では無い。一人で生活していく為にも、今のうちに炊事や洗濯など慣れる必要がある。それに何かあっても一夏の知り合いと言う者達も一緒に行くんだ。そう心配するな」

 

そう言って母さんを安心させようとしていた。母さんも父さんの言葉で若干気が和らいだ様な感じになった。

 

そして現在、何処に居るかと言うと

 

「ほぉ~、此処がIS学園と言う学び舎か」

 

「大きいですねぇ」

 

「いやぁ~、立派な建物でござるなぁ」

 

「本当でござるな、お館様」

 

レオ達と一緒にIS学園に来ていた。と言ってもまだ中には入っていないが。

 

「さてと、そろそろ姉貴が迎えに来る時間のはずだが…」

 

そう零しながら腕に付けている時計を確認していたら

 

「おぉいお前達!」

 

「お、姉貴。お迎えご苦労さん」

 

スーツ姿の姉貴が手を振りながらやって来た。

 

「それで姉貴、今日は実技試験だけか?」

 

「あぁ。実際にISに乗ってどれ程動かせるのか、担当試験官を相手に実際に戦ってもらう。4人はそれぞれ専用機を使ってくれ。それじゃないとこの世界の者ではないとバレてしまうからな。で、一夏だが訓練機を使ってもらう。専用機、まだ無いんだろ?」

 

「あぁ。束さんが俺用にって今作成してくれてる」

 

「そうか。それじゃあそろそろ向かうぞ」

 

そう言い姉貴が歩き始めたから、俺達も姉貴の後に続く様に歩き始めた。

 

 

 

 

~IS学園 アリーナ・ピット~

姉貴の案内の元、学園内にあるアリーナに到着してとりあえず束さん作のISスーツを身に付けた。全身タイプの物で、着易くて伸縮性、通気性が良いモノだった。おまけにライフル弾を間近で撃たれても貫通しないと言う強度もあるらしい。

 

「さて、コイツに乗れば良いんだよな?」

 

今俺の前には日本の量産機、打鉄が置かれていた。

 

「えっと、確かISを背にゆっくりと纏う感じで良いだっけか?」

 

乗り方を思い出しつつそうやったら、無事に打鉄を纏えた。

 

「それじゃあえぇとどうするんだ?」

 

纏えたのは良いが、どうやってアリーナに出るんだ? 外に出る為の扉と言うか、隔壁みたいなのはあるが分からん。

 

『こちら管制室です。織斑君、聞こえますか?』

 

放送から聞こえたの声は確か、姉貴の後輩の山田さんだっけか? あの人も此処の教師になってたのか?

 

「えぇ、聞こえます。お久しぶりです、山田さん」

 

『あ、はいお久しぶりです。えっとそれじゃあアリーナに出てもらう為隔壁を開けますね』

 

「あ、分かりました」

 

ほっ。どうやら隔壁は開けてくれるのか。

さてとそれじゃあ行きますか。

 

一夏side end

 

 

打鉄を身に纏った一夏は真耶に開けてもらった隔壁を抜け外へと出ると、アリーナの中心には一夏同様に打鉄を纏った試験官が居た。だが乗っている人物に一夏は怪訝そうな顔付を浮かべていた。

 

「はぁ? 何で姉貴が此処に?」

 

そう、打鉄に乗っていたのは一夏の姉、千冬であった。

 

「来たか、一夏」

 

「いや、来たかじゃねぇよ。なんで姉貴が試験官なんだよ」

 

「なぁに、お前の実力を直に見たくてな」

 

「で、試験官を変わってもらったと」

 

「そう言う事だ。さて、時間も押しているから早速始める。武器の出し方は分かるのか?」

 

「その辺は束さんとこで練習したから、大丈夫」

 

そう言いながら一夏は頭の中でイメージし、拡張領域から近接用武器、【葵】を取り出す。

 

「ふむ、声に出さずに武器を出せるくらい上達しているか」

 

「この辺はな。空中での動きだとか、その辺はまだまだだがな」

 

「武器を声を出さずに出せるだけでも、そうとうなもんだ」

 

そう言いながら千冬も一夏同様に武器を取り出す。

 

『では、試験開始!』

 

放送が流れたと同時に千冬は刀を構え一気に一夏との距離を詰める。一夏も構え、同様に間合いを詰める。互いの攻撃範囲に入ったと同時に刀を振るう。

互いの刃がぶつかり合うと、激しく火花が飛び散った。二人は飛び散る火花を気にすることなく次々に刃を打ち込んでいく。

2人の激しい打ち合いに管制室に居た教師達は茫然と言った表情を浮かべていた。

暫く二人の激しい打ち合いがつづいた後、一旦距離をとる二人。すると突如千冬の乗っている打鉄の関節部等から黒煙が上がる。

 

「む? ギアが逝かれたか。試験は此処までだな」

 

「ギアが逝かれたって、いいのかよそれ。学園の備品だろ?」

 

「問題ない。予定より早くパーツの交換時期が来たと言っておけば何とでもなる」

 

「ふぅ~ん。てか、良い感じで肩が温まって来たところで終わっちまったなぁ」

 

「確かに。今度からもう少し耐久性のあるパーツに取り換えて貰わんとな」

 

(((え? あれでもまだ本気じゃないの?)))

 

2人の会話に管制室に居た教師達は改めて千冬の実力の高さ、そして入学してくる弟の一夏も千冬と同等か、それ以上の実力を有している事に驚きの表情を出す。

 

 

 

 

 

 

「あ、所で試験の合否は?」

 

「問題無く合格だ。ちゃんと入学式には遅れずに来いよ」

 

「へぇ~い」

 

「それじゃあ私はまだ仕事があるから行く。そろそろ彼女達の試験も終わっているはずだから、待っておいてやれよ」

 

「分かってるって」

 

千冬の言葉に一夏はジト目を向けつつ、早く行け。と言わんばかりに手を振る。千冬が行った後一夏は学園の門前で待っていると4人がやって来た。

 

「おぉ、お疲れ。試験どうだった?」

 

「むぅ、もう少し難しい物だと思っていたのだが、簡単に合格できてしまったぞ」

 

「私も、閣下同様に簡単に合格出来ました」

 

「拙者も簡単に試験官殿を倒せたでござる」

 

「ユキカゼも然りでござる」

 

「そうか。まぁ、試験だから甘めにされてるんだろ。さぁて帰ろうぜ」

 

そう言い5人は帰路に就く。

 

 

 

 

 

因みに、4人の相手は元代表候補生や元軍人の教師だったのだが、開始して10分も立たず完封勝利されかなり落ち込んだとか。




次回予告
どうもビオレでございます。試験には無事合格し一夏様やレオ様達と共に学園へと入学いたしました。本日から学園生活が始まると思うと、一夏様と、その、学園青春と言う物を味わえて嬉しいです。

次回
ようこそIS学園へ!

次回投稿してほしい小説(詳細は活動報告の「次回作一覧」を見てください)

  • ①IS×ウォーシップガンナー2
  • ②IS×メタルギア
  • ③IS×オリジナルストーリー①
  • ④IS×オリジナルストーリー②
  • ⑤IS×クロスアンジュ
  • ⑥IS×タイムクライシス
  • ⑦IS×オリジナルストーリー③
  • ⑧IS×人狼 JIN-ROH
  • ⑨IS×東方project
  • ⑩IS×オリストーリー④
  • ⑪IS×R-type
  • ⑫俺ガイル×IS
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