Infinite Days~獅子の姫達とその勇者~   作:のんびり日和

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18話

一夏side

どうもぉ、毎度おなじみ一夏さんだぞぉ。

 

「ここ最近同じようなことを言ってる気がするなぁ」

 

でだ、今日も学園前で待機してる。

まぁここまで読んでいる人ならすでに察してると思うが、今日はビオレとの買い物だ。

一人一人とあっちこっち一緒に回ったが結局俺一人で買い物とか行ってないな。

まぁ、あの4人と買い物とか遊びに行ったりしたのは面白かったからいいけどな。

それが今日で最後。

 

「一夏様ぁ、お待たせして申し訳ありませぇん!」

 

俺の名前を叫びながらかけてくるビオレに首を向けた。

ビオレの格好はノースリーブのシャツに黒のスカートだった。(艦これの龍田改二と想像してください)

 

「ふぅ、すいません。皆さん色々とお洒落をされて出かけられておりましたので、私もその、色々とお洒落をしてみたのですが。……ど、どうでしょうか?」

 

「まぁ、そりゃあ似合ってるし、奇麗だと思うぞ」

 

俺がそういうとビオレはそ、そうですか!と頬を赤く染めながら照れ笑いを浮かべる。

 

「そ、それで本日はどちらに向かうのですか?」

 

「今日か? まぁ、ビオレの今後の為が売ってる場所かな」

 

「? どこですかそれは?」

 

「まぁついてくれば分かるよ」

 

そういい俺はビオレとともに目的地へと向かって移動を始めた。

 

一夏sideEnd

 

モノレール、そしてバスなどを乗り継いで目的の場所へと到着した2人。

 

「一夏様、この市場は一体何なのですか?」

 

目の前に広がる店舗にビオレが一夏に問う。

 

「此処は多くの金物を取り扱っている店舗が軒を連ねている商店街だ」

 

「金物…。つまり包丁などのことですか?」

 

「そうだ。此処の商店街には多種多様な包丁に、調理器具とかユニフォームなんか扱ってる。ここでならビオレの手にあった包丁とかが見つかるんじゃないかと思ってな」

 

「そうだったんですか。ありがとうございます」

 

そうお礼を言いビオレは一夏とともに商店街へと入っていった。

商店街へと入ると、どのお店も調理器具関連のお店が数多くあり、ビオレは向こうの世界では見たことが無い調理器具などがあったりと物珍しそうに見て回っていた。

ある程度店舗を回っていた所、ビオレは一店の店の前で足を止める。

 

「こちらのお店、少し気になりますね」

 

「此処か? 包丁専門の店みたいだな。中入るか?」

 

「はい!」

 

ビオレの返事と共に一夏達は中へと入っていった。

店舗内は棚のショーケースに数多くの包丁が並べられており、洋包丁から和包丁など多種多様だった。

 

「包丁とは種類がたくさんあるんですね」

 

「まぁ、色々あるな」(うぉ、マグロ解体用の刺身包丁もあるじゃん)

 

多種多様な包丁に圧巻となっている2人に一人の年配男性が話しかけてきた。

 

「いらっしゃい。何かお探しで?」

 

「あぁ、すいません。彼女の手にあった包丁を探しに来たんです」

 

店員の男性に一夏がそういうとビオレがぺこりとお辞儀をする。

 

「なるほど。それでしたらこちらの包丁などいかかでしょう?」

 

そういい店員はショーケースから一本の包丁を取り出す。

 

「こちらは柄と刃の部分一体型になっているものになります。一体型になっていることで錆などで柄が折れたりすることはありません。それにこちらは柄が握りやすいよう流線型になっております。材質もオールステンレスなので軽量で、手入れもしやすいです」

 

店員が出した包丁に感心した表情を浮かべる一夏とビオレ。

 

「試し持ちをしてもよろしいでしょうか?」

 

「えぇ、かまいませんよ」

 

店員に断りを入れてビオレは包丁を手に取る。

 

「確かに本当に軽いです」

 

「女性にも扱いやすいよう設計、製造されておりますからね。無論国産でございます」

 

店員の説明にビオレはしばし考えた後一夏の方に顔を向ける。

その顔に一夏はすぐに理解し店員に話しかける。

 

「すいません、この包丁一つお願いします」

 

「かしこまりました。ちなみにですけども、名入れは如何いたしましょう? 今でしたら無料で入れさせていただきますが?」

 

「じゃあお願いします」

 

「畏まりました。ではお名前をうかがってもよろしいでしょうか」

 

「ビオレと申します」

 

「ビオレ様ですね。では名入れに少々お時間をいただきます」

 

そういい店員はお渡し可能時間を書いた紙を一夏達に手渡し、一夏達は包丁の料金を支払い店から一度出た。

店を出た後一夏達は他の店にも行きエプロンだったりまな板を購入したりと必要になりそうな買い集めた。

そして時刻が引き渡し可能時刻になったため一夏達は先ほど行った店舗へと向う。

店舗に入ると、初老の店員が入ってきた一夏達に笑みを浮かべる。

 

「お待ちしておりました。どうぞ、ご用意は済んでおります」

 

そういわれ2人は店員のもとに向かうとテーブルの上にビオレと彫られた包丁が奇麗な箱に収められていた。

 

「うわぁ、素晴らしい出来です。ありがとうございます」

 

「いえいえ」

 

謙虚そうにする店員。すると一夏は包丁の隣に置かれているもう一つの包丁に気づく。

 

「あの、この包丁は?」

 

「あぁ、こちらは皮むきなど細かな作業がしやすいペティナイフです。こちらは私からのプレゼントでございます」

 

「えっ。それはなんか悪いですよ」

 

「いえいえ。仲のいいご夫婦にとささやかな贈り物ですので」

 

店員の言葉に一夏達は頬を染める。

 

「いや、俺らは…」

 

「その、まだ夫婦では無く…」

 

「おや、まだご結婚されておられなかったのですか。ではご祝儀ということで」

 

そういいながら店員は奇麗に包丁とペティナイフを箱に仕舞い一夏達に手渡す。

二人は頬を赤く染めながらお辞儀をして外へと出る。

しばし無言で歩きとある喫茶店へと入る。適当な席に着きそれぞれ飲み物を頼む。

 

「いいものが買えてよかったな」

 

「はい。一夏様のおかげでいいものが買えました。本当にありがとうございます」

 

「いや、別に気にするな」

 

そういいながら持ってこられたオレンジジュースを口にする一夏。

 

「いえ、これを使って頑張っておいしい料理が出来るようなります。ですので、その、初めてのおいしい料理が出来ましたら一夏様、ぜひ食べてくれませんか?」

 

照れた表情を浮かべながら尋ねてくるビオレに一夏はおう。と返す。

そして2人は喫茶店で休憩後、学園へと戻っていった。




次回予告
一夏だ。
ゴールデンウイークも終わり、再び学園が始まった。
教室に行ったら姉貴が2人の生徒を連れてきた。新入生らしいが、面白い気迫を持った奴がいるな。
本当、俺を楽しませてくれる学園だな。

次回
2人の転入生。

次回投稿してほしい小説(詳細は活動報告の「次回作一覧」を見てください)

  • ①IS×ウォーシップガンナー2
  • ②IS×メタルギア
  • ③IS×オリジナルストーリー①
  • ④IS×オリジナルストーリー②
  • ⑤IS×クロスアンジュ
  • ⑥IS×タイムクライシス
  • ⑦IS×オリジナルストーリー③
  • ⑧IS×人狼 JIN-ROH
  • ⑨IS×東方project
  • ⑩IS×オリストーリー④
  • ⑪IS×R-type
  • ⑫俺ガイル×IS
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