Infinite Days~獅子の姫達とその勇者~   作:のんびり日和

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20話

合同授業の為更衣室で着替え終えた一夏はアリーナに行くと既に何人かの生徒達も到着しており、それぞれ談笑しあっていた。

一夏が到着したことに気付いたレオ達は足早に一夏の傍へと向かう。

 

「一夏殿、デュノア殿はどうなるのでしょうか?」

 

「うぅ~ん、多分女性にもかかわらず男装していた理由を聞いて、許容できることなら明日にでも解放されるんじゃないのか」

 

「許容できないことならどうなるのでしょうか?」

 

「恐らく強制送還かな?」

 

「つまり、お国に帰されるという事でござるか?」

 

「恐らくな。まぁその辺は姉貴たちの仕事だから俺達には関係ねぇだろ」

 

「そうでござるな」

 

そう談笑しているとジャージ姿の千冬がやってきたため生徒達は整列していき、一夏達もその列に入る。

 

「ではこれより1組と2組との合同授業を行う。まずはオルコットと鳳、前に出ろ」

 

「「はい」」

 

千冬に呼ばれた二人は列から出て千冬の前へと出てくる。

 

「今から2人にはある人物と模擬戦をしてもらう」

 

「ある人物?」

 

「それは一体どなたでしょうか?」

 

「もうすぐ来るぞ」

 

そう千冬が行ったと同時に

 

「ど、どいてくださぁ~~~~~い!!!」

 

と上から悲鳴が聞こえ全員顔を上げると、操縦ミスしたのかラファールを身に纏った真耶が落下してきていた。

 

「全員退避!」

 

千冬の大声に生徒たちは急ぎその場から退避していく。生徒たちがほとんど避難したと同時に真耶は地面へと落下し大きなクレーターを形成した。全員恐る恐る穴に近づくと、目を回した真耶が寝っ転がっており、生徒たちと様子を見ていた千冬は目元をピクピクと痙攣させながら穴へと降りていき

 

「いつまで寝ているんだぁ!!!」

 

そう叫ぶと同時に出席簿を振り下ろし、真耶の頭部を叩く。

 

「いったぁあぁあぁぁああ!!???!!」

 

「目が覚めたか?」

 

「ふぁい…」涙目

 

「では上に上がって準備してください」

 

おでこに青筋を浮かべながら伝える千冬に真耶は涙目になりつつも穴から這い上がり装備を確認する。

 

「鳳とオルコット。お前たちの相手は山田先生だ。彼女は元日本代表候補者で、他の代表候補者の中で一番の成績を有していた奴だ」

 

「そ、そんな、昔の事ですよ」

 

「そうだな。変に格好つけようとした結果かっこ悪いところを見せているからな」

 

千冬の辛辣な言葉に真耶はガックシと肩を落とす。その光景に生徒たちは苦笑いを浮かべながら見つめる。

 

「では全員アリーナの端に移動。その後模擬戦を数分ほど行う」

 

そう言い千冬は生徒達ともにアリーナの端へと移動する。そして全員が端に移動後セシリアと鈴、そして真耶との模擬戦がはじめられた。

鈴とセシリアはお互いの得意とする武装を展開し真耶へと迫る。

セシリアと鈴、二人は何の打ち合わせもせず鈴が前、セシリアが後ろと位置につき真耶に向かって攻撃を仕掛ける。

真耶は接近させまいと弾幕を張りつつ距離をとる。

しばし膠着状態が続いた後、千冬が時計を見た後拡声器を取り出す。

 

『其処までだ! 3人とも降りてこい』

 

そう言われ3人はスッと下へと降りてきた。

 

「見ていた通り、元代表候補生である山田先生相手に現役代表候補生2人が相手にしても倒せなかった。このように普段おっちょこちょいな山田先生でもこのような実力を有している。見た目だけで人は判断しないように」

 

『はい!』

 

「よろしい。ではこれより専用機持ちを講師としてそれぞれISに乗ってもらう。専用機持ちは受け持った生徒にしっかりと教えるように」

 

では、それぞれ分かれて整列しろ。と号令を出すと、生徒たちの多くは一夏の下に集まり、他はダルキアンとかに集まっていた。

その光景に千冬は目元を引きつかせる。

 

「お前等、誰が好きなところに並べと言った!」

 

そう怒鳴ると生徒たちは慌てて名前順に並んでいった。

 

「よろしい。ではそれぞれ指導をはじめろ」

 

そう言われ一夏達は受け持った生徒たちの指導を始めた。

 

・一夏の班

 

「それじゃあ教えていくから一番前の人まず乗ってくれ」

 

そう言いわれ先頭にいた生徒が持ってこられた打鉄に乗り込む。

ゆっくりと歩こうとする生徒。その時

 

「あっ!?」

 

とバランスを崩し危うく転びそうになる。が

 

「おっと、大丈夫か?」

 

一夏が寸でで受け止め立ち直させる。

 

「う、うん。あ、ありがとうね」

 

「気にするな。それとアドバイスだが、若干体が前のめりになってるぞ。姿勢を正さないとまた転ぶぞ」

 

そう言われ生徒は姿勢に意識しつつ歩き始め、一夏はその近くで見守る。

 

・オルコット班

 

「そうです。動きを大降りにせずにゆっくりと一つ一つの動作を意識させて」

 

そう言い生徒の手をつなぎながら歩くオルコット。

オルコットの班では、オルコットが一つ一つ丁寧に説明し、動きを覚えさせていた。

 

 

・鈴班

 

「そうそう。うまいじゃない」

 

「そ、そうかな?」

 

「えぇ」

 

鈴の班ではまずISに乗ってもらいまずは試しに動かしてもらい、直すべきところを教えるといった教育法であった。

 

因みにレオやダルキアン達も鈴と同じように試しに動かしてもらい、直すべきところを指摘するといった教育を行っていた。

何故レオ達がこの教育法で行ったかというと、4人はフロニャルドから来た異世界人。

剣や武術と言ったものなら教えることはできるが、ISとなるとこの世界に来て束に教えて貰い、自分で動かしコツを掴んだものの為、教えようにも難しいと思ったためである。

 

 

さて、原作では力こそ全てであったボーデヴィッヒの班はというと。

 

「そうだ、普段の歩きを意識しながらだ」

 

「う、うん」

 

「変に力まなくていい。余計な力はバランスを崩す要因になるぞ」

 

細かく指摘などを入れるボーデヴィッヒ。

生徒は緊張しながらも一歩一歩歩を進める。そんな生徒にボーデヴィッヒはイラつく様子もなくゆっくりでいいぞと言いながら補助を続ける。

 

そんなボーデヴィッヒの姿に千冬は

 

「見ない間に成長していたようだな」

 

と感心したような顔つきで見ていた。




次回予告

ボーデヴィッヒだ。
じかいよこくと言うものをやってくれと、主に言われたのだがどう説明すればいいのかわからんから私なりにやらせてもらう。
合同授業後、1200時から土方や他の専用機持ちと談話を行った。
その後、私が習得している武術と土方たちと模擬戦を行う予定となった。

以上だ。

ん? 主よ、何か文句あるのか?

次回
ラウラの武術

次回投稿してほしい小説(詳細は活動報告の「次回作一覧」を見てください)

  • ①IS×ウォーシップガンナー2
  • ②IS×メタルギア
  • ③IS×オリジナルストーリー①
  • ④IS×オリジナルストーリー②
  • ⑤IS×クロスアンジュ
  • ⑥IS×タイムクライシス
  • ⑦IS×オリジナルストーリー③
  • ⑧IS×人狼 JIN-ROH
  • ⑨IS×東方project
  • ⑩IS×オリストーリー④
  • ⑪IS×R-type
  • ⑫俺ガイル×IS
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