Infinite Days~獅子の姫達とその勇者~ 作:のんびり日和
ラウラとの模擬戦を終えてから数日が経った。
あれからラウラは一夏達が利用している訓練所に足を運ぶようになり、レオやダルキアン、そしてセシリアや鈴達と共に訓練にいそしむようになった。
そんなある日の朝の事。
「うぃ~す」
「一夏よ、しっかりと挨拶せんか」
「へいへい」
レオの叱責に適当に返しつつ、一夏達はそれぞれ自分たちの席に着く。
それと同時に
「おはようございます一夏さん、皆さん」
「おはよう」
セシリアとラウラがそう挨拶しながら一夏の席へと集まる。
「おう、おはようさん」
「うむ、おはよう」
「おはようございます」
「おはようでござる」
「2人ともおはようでござる!」
2人に挨拶を返し、それぞれ談笑を始める6人。そして朝礼のチャイムが鳴り響き、それぞれ席へと着く。
全員が席に着いたと同時に教室の前の扉が開き、千冬と真耶が中へと入ってくる。そしてその後に続くように入ってきた人物に皆驚いた表情を浮かべる。
なぜなら――
「えぇ、諸君おはよう。見ての通り、本日からシャルル・デュノア改め、シャルロット・デュノアがこのクラスに通うことになった」
そう千冬が紹介すると、シャルル改め、シャルロットが申し訳なさそうによろしくお願いします。とお辞儀をする。
すると一人の生徒がおずおずと手を上げる。
「あの、織斑先生。デュノアさんは結局どういう理由で性別を偽って入ってきたんですか?」
「……済まんが理由は言えん。こいつにもその辺は深堀してやらないでほしい。色々と込み入った事情があるからな」
「そ、そうですか」
そう言い生徒はそれで納得した。無論他の生徒も深堀してはいけない理由は知りたいが、千冬の知ったら後悔するぞと言いたげな圧に屈し、誰もがそれで納得するのであった。
そして千冬に促されデュノアは申し訳なさそうな表情を浮かべながら自身の席へと着く。
その後朝礼が終わると生徒達はそれぞれ友人たちと談笑をはじめる中、デュノアは初日の出来事で親しい友人なんか居るはずもなく、静かに席で座っていた。
すると
「デュノアさん」
「え? 何か用オルコットさん」
セシリアが突如デュノアに話しかけてきたのだ。
「セシリアで構いませんわ。それで用なんですが、あちらで一緒にお話ししません?」
そう言いセシリアが差した方。それは一夏達が居るところだった。
「……良いの? 性別偽って入ってきたんだよ僕」
「まぁ、何か事情があったのでしょ? 私や一夏さん達はあまりそう言うことに気にしたりしませんわよ」
そう言うと、セシリアの言葉が聞こえていたのか一夏達も頷く。
「その通り。てか、好きでやってたと思ってたからな」
「うむ。趣味は人それぞれと言うからな」
「男装する場合でしたら、胸の抑えはほどほどにしないと呼吸がしづらくなって、逆に危険ですよ」
「しかし、デュノア殿も拙者と同じ胸が大きいでござるから難しいでござるよ」
「少しふくよかな体格と思わせるようにすればそこは大丈夫でござろう」
「確かに、それなら大丈夫だな。ふむ、デュノア。今度その男装教えてくれないか? 軍の特殊任務などで使えるかもしれんからな」
それぞれの言葉にデュノアはまさか。と思いながら口を開く。
「も、もしかして、皆僕の趣味が男装だと思ってる?」
「「「「「「え? 違うの?」」」」」」
「違うよ‼ 男装はただそうするしかなかっただけで、趣味じゃないよ!」
ツッコむように叫ぶデュノア。一夏達は笑顔を浮かべながら冗談だって。と言いながら談笑を始めた。
次回予告
一夏だ。デュノアの奴少しずつだが、クラスの連中と談笑しあえてるみたいだな。
そう言えば姉貴と山田先生が、なんかタッグマッチがどうとか言ってたな。
パートナー、か。どうすっかなぁ。
次回投稿してほしい小説(詳細は活動報告の「次回作一覧」を見てください)
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①IS×ウォーシップガンナー2
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②IS×メタルギア
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③IS×オリジナルストーリー①
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④IS×オリジナルストーリー②
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⑤IS×クロスアンジュ
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⑥IS×タイムクライシス
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⑦IS×オリジナルストーリー③
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⑧IS×人狼 JIN-ROH
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⑨IS×東方project
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⑩IS×オリストーリー④
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⑪IS×R-type
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⑫俺ガイル×IS