戦火と人魂は夜闇に映ゆる   作:Red October

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UA1000突破ぁぁぁ!
拙作をお読みくださっている皆様、本当にありがとうございます!感謝です!

それでは、ごゆっくりお楽しみ下さい!


第12話 ユクモ温泉会議

「ではこれより、第2回対幽霊作戦会議を始めるッス!」

 

ユクモ村集会浴場。その個室風呂の1つの中で、ジークが宣言する。

1回目の会議が解散してから既に6日。他のメンバーも新たな情報を持って集まっていた。そして、温泉に浸かりながら、話をしようということになったのである。

 

「すまない、まず私の報告から聞いてくれないか?私の手に入れた情報は、もしかしたら、この狩りの行方を左右するかもしれなくてな」

「ん?先輩から言い出すとは、珍しいッスね。いつもなら、一通り報告が出てから発言してるのに」

「確かにね…ベティ、どんな情報なの?」

「うむ、実はな…」

 

説明中…

 

「…ということなんだ。それで思ったんだが…もしかしたらあの幽霊捕獲できるかもしれんぞ、こりゃ」

「幽霊を、虫取り網に引っかける…か…」

「そういやアイツ常に浮いてたッスもんね。多分落とし穴には落ちないし、シビレ罠もかかるかどうかわからないッス」

「そして相手は、常識離れしたことも平然と行う、何をしてくるか分からない幽霊…。狩猟は長引かせずに、さっさと終わらせるべきね」

「じゃあ、網を使って捕獲、ってことでいくか。問題は、どうやって引っかけるかだな…」

「それなんですけど、オイラ、いい情報仕入れたッスよ」

「え!?マジか!」

「どんな情報なの?」

 

「ええと…幽霊ってのは、死骸とか、あるいは何かモンスターの力を強く宿したものに惹かれるらしいッス。例えば、ナントカの宝玉とか」

「ふむ…で?」

「で、先輩の情報とオイラのこれを掛け合わせると、宝玉の類を置いて、その周囲に罠をかければ、幽霊を引っかけやすくなるって考えられるッス!」

「確かに!じゃあ、その手の素材持ってるほうがいいわね」

「んじゃ私は網の準備をするかね」

 

「それと、私も少し考えたのよ」

「何をだ?」

「幽霊とかお化けって、光を嫌うじゃない?だから、閃光玉はかなり有効だと思うのよ」

「そうか、そうだな。多めにあったほうがいいな」

「ええ。それと、ジークのボウガン…幽霊本体には効果がなかったけど、別のものには効くと思うの」

「別のものって何スか?」

「1回目の幽霊との戦いの時、周りの木々が動いて襲ってきたりしたでしょ?あれらに対しては使えるかもって考えたの」

「よかった、じゃあオイラも出番なしってことじゃなさそうッスね!後方支援は任せるッス!」

 

「そうだ、後方支援で思い出したことがあるんだ。ケート、お前のとこのトレス、借りられるか?」

「アイルーね?大丈夫よ。というか、人数足りないから連れていこうと思ってたわ」

「ありがたい、助かるよ」

 

トレスは、ケートのオトモアイルーのうちの1匹である。が、その実力は頭1つ抜けており、なんと1匹でイビルジョーとラージャンの同時狩猟をこなしたことがある。非常に頼りになるオトモである。

 

その他、1回目の遭遇の際に幽霊が取った行動と、それらに対する対応策が話し合われた。

 

・サボテンのボウガンの弾は、一直線に放たれていて、しかも地面よりもある程度高さのある所を通過していた→しゃがんだり、立ち止まらないようにすれば避けられるかも?

・エキスがとれないので、バフ(自己強化)は種や薬に頼る。

・切れ味は多少悪くてもいいから、攻撃力と属性値の高い武器がいいと思われる。なお武器は切断属性で、かつ火属性・雷属性のどっちかに限られる。

・幽霊が麻痺弾を撃ってきたことから、状態異常に対処できるアイテムを持ち込んだほうがいいと思われる。解毒薬とか、消臭玉とか。

・初回遭遇は満月の夜だったから、なるべく満月の日を選んで出かけるべきか?

 

これらのことを話し合った後、会議は解散した。




如何でしょうか?

短いし、亀更新だとは自分でも思っています…が、処女作な上に多忙の身なので、何卒お許しください…


次回予告です。


2度目の対霊戦に備えようとするベティたち。「捕獲」という形に狩猟目的を設定し、そのための準備を開始する…

次回「狩猟前夜」


亀更新ですが、どうか応援よろしくお願いいたします。
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