狼王戦記 ~黒き白狼天狗の軌跡~   作:カオ宮大好き

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第86話 這い出るモノ~地獄炉からの死者~ ※

「――旦那様、痛くないですか?」

「あ、ああ……」

 

 どうしてこうなった?

 そんな事を思いながら、俺はされるがままの状態で……椛に背中を洗ってもらっていた。

 周囲には湯気が立ち昇り、僅かな硫黄の香りが鼻腔を刺激する。

 ここは旧都にある温泉の一角、中には俺と椛の2人だけ。

 

 事の発端は少し前、天子を勇儀に押し付け……もとい預け、俺達は地霊殿へと向かった。

 そこで主の古明地さとりと会い、彼女にとある頼み事をしつつ再会を喜んだ。

 他愛のない話で盛り上がる……前に、心を読んだ彼女はにこりと微笑みながら。

 

「おめでとうございます聖哉さん、椛さん。お二人がそのような御関係になった事を友人として祝福します」

 

 そう言って、上辺ではない心からの言葉を送ってくれた。

 その言葉に俺は照れ、椛も顔を赤らめながらも喜んでいた。

 ……まあ、ここまでならば別に何の問題もない。

 しかし俺は忘れていた、古明地さとりはほんの少し悪戯好きな子なのだという事を。

 

「はるばる地上からやってきて疲れたでしょう? もし宜しければ温泉に入ってきたらどうですか?」

 

「そうだな……せっかくだしそうするよ」

 

「ええ。――もちろん、椛さんと2人でですよね?」

 

「……」

 

 にっこりと、けれど口元は悪戯っぽい笑みを浮かべ、さとりは言う。

 

「いや、別々に決まって――」

 

「旦那様、行きましょうか!!」

 

「うおっ!?」

 

 凄まじい力で引っ張られ始める。

 

「お、おい椛!!」

 

「別におかしくなんかないですよ旦那様、それじゃあイリスさん。いってきます!!」

 

「…………いってらっしゃーい」

 

「おいイリス、止めてくれよ!!」

 

 訴えるが、とうの彼女は「無理」と無慈悲な返答を返すだけ。

 コイツめんどくさくなったなっ、さとりに視線を向けるが……彼女は俺に対しにやけた笑みを見せるばかり。

 愉しんでやがる……コイツ、俺が心底困っているのを読んで愉しんでやがるっ。

 

「仲睦まじいですね、羨ましい限りです」

 

「嘘つけこの性悪妖怪!!」

 

「まあ酷い、私はただお二人がより良い関係になるよう提案しただけだというのに」

 

「だったらそのにやけ顔をなんとかしろっ!!」

 

 俺の抗議は当然無視され、そのまま椛に引っ張られる形で温泉へ連れて行かれる。

 番頭には別々にと言ったのに、変な気を遣われ……現在に至るというわけで。

 

「はい、終わりましたよ旦那様。それじゃあ今度は前を」

 

「それは無理」

 

「どうしてですか?」

 

 なんできょとんとした顔で訊いてくるんだお前は。

 ……色々と拙いんだよ、色々と。

 何故か不満そうな表情を向ける彼女に「どうしてもだ」と言って、一気に身体を洗い逃げるように温泉へと入った。

 このような状況だが少し熱いくらいの湯が自然と心に安寧を齎していく、気が付いたら自然と口から吐息が漏れてしまっていた。

 

「お隣、失礼しますね」

 

「……」

 

 密着するように、否、完全に密着する形で椛も温泉へと入ってきた。

 頬は紅潮し、白い肌も赤らみ、俺を見上げてくるその瞳は潤んでいた。

 ――目が、離せなくなる。

 劣情とは違う、ただ純粋に……彼女の美しさに心が奪われていた。

 

「……旦那様、そんな情熱的に見つめられると流石に恥ずかしいです」

 

「あ、ああ……すまん」

 

「謝らないでください。――それより、一時的に別行動した時に何があったんですか?」

 

「……」

 

 思わず、息を呑んだ。

 不意打ちに等しいその問いかけは、俺に誤魔化すという選択肢を与えず、椛に「何かがあった」と判らせてしまう態度を見せてしまった。

 

「抱え込んじゃダメです、一人で受け入れようとしたらダメです。

 旦那様が優しいのは判っています、けれどだからこそ……どんな事でも、結果的に負担になったとしても私には話してください」

 

「椛……」

 

「支え合うのが夫婦です。旦那様は躊躇うかもしれませんが、私にとって何も話してくれない事が悲しいです」

 

「……」

 

 ああ、俺は馬鹿な奴だ。

 この子はいつだって俺を想い、俺の力になろうとしてくれている。

 そんな彼女を頼らないなど、その想いを無碍にしていると同じなのに。

 

「……ごめんな、椛」

 

「いいえ。旦那様のお気持もよく判りますから」

 

 ――これからは、どんな些細な事でもこの子にだけは話していこう。

 そう己に言い聞かせ、俺は椛に先程の――ゾアとの会話を話した。

 

「そうですか……嘘偽りの類ではないでしょうね」

 

「椛もそう思うか?」

 

「ええ。あの男はそういった事に関しては誠実さを見せると思います、かといって油断はできませんが。

 ――ですが旦那様、この事を白蓮さんには」

 

「…………俺は、話した方がいいと思う」

 

 正直な所、迷いはある。

 あれは聖命蓮という男の負の感情のみで生成された存在だ、白蓮さんの実の弟ではない。

 しかしそれでも、あれが聖命蓮という存在から生まれたモノであるのならば……白蓮さんにも話さなければならないと思った。

 

「私も旦那様と同意見です、気乗りはしませんが……あの人にも知る権利がありますから」

 

「ああ、地上に戻ったらすぐにこの事を話そう」

 

「……また、戦いが始まるんですね」

 

 悲しそうにそう呟く椛に、俺は何も言えなかった。

 ……幻想郷は、俺達妖怪にとって最後の楽園だ。

 それを侵す者はたとえ誰であっても許す事などできない。

 戦う事でそれが守れるのなら、これからも戦わなければ。

 

 

 

 

「あ、おかえりー」

 

「――おかえりなさい。その様子では温泉で疲れは取れたみたいですね」

 

「あー……うん」

 

 地霊殿に戻った俺達を迎えてくれたさとりとイリスに、俺は曖昧な反応を返してしまった。

 だが仕方ないだろう、なにせ。

 

「ふぉぉぉぉ~~~~……」

 

 エントランスホールの中央で、沢山のもふもふ動物達に囲まれ、恍惚な表情を浮かべる天子が居るのだから。

 さとり顔負けの奇声を発しながら、ただひたすらに動物達をもふもふしているその姿はちょっと……いやかなり女の子が見せちゃいけない姿だった。

 ただまあ、既にさとりや早苗といった前科者を見た事があるので、多少驚いた程度で済んだのだが。

 

「失礼ですね聖哉さんは」

 

「事実だろ。それよりどうしてこうなった?」

 

「勇儀さんがここに連れてきたんです、不良天人である彼女の噂は知っていましたしほろ酔い気分だったので、余計な事をする前に我が家の「さとりんを癒し隊」に出動してもらっておとなしくさせようかと」

 

「……」

 

 とりあえず、色々とツッコミを入れたいが……まずはヘヴン状態になっている天子の元へと向かった。

 

「天子、大丈夫か……?」

 

「もふもふ、もふもふ……うへえへへ……」

 

「……」

 

 見なかった事にしたい、心の底からそう思ってしまった。

 さすが「さとりんを癒し隊」と言うべきか、天子を囲んでいる動物達はどれもこれも素晴らしい毛並みの持ち主ばかり。

 ふわふわのもこもこでありながら程よい芯が残った結構な御手前……って、評論してる場合か?

 

「天子、とりあえず一旦離れろ。女の子がしちゃいけない顔になってる」

 

「うるさいわねぇ~、わたしは今楽園に居るんだからぁ~」

 

「わふわふっ」

 

「んんんんんんん~~~~っ」

 

 人懐っこい一匹のわんちゃんが、じゃれるように天子の顔をペロペロと舐める。

 それによってますます破顔していく彼女を見て、俺はそっとその場から離れ椛の元へと戻った。

 

「ふっ……我が精鋭部隊に掛かれば、たとえ不良天人といえどもあんなものですよ」

 

「なんでドヤ顔になるのか本当に理解不能なんだけど」

 

「……なんだか天子さんを見ていると、私も衝動が抑えられなく……」

 

 瞬間。

 俺はその場から椛とイリスを連れて全速力で逃げ出した。

 

「ちょっとセーヤ!?」

「旦那様!?」

 

「すまん椛、イリス、今は何も聞かず俺と逃げてくれ!!」

 

「ええっ!? 駆け落ちプレイはちょっと上級者過ぎませんか!? しかも2人同時に!?」

 

「なんでそうなる!?」

 

 おもわず声を荒げながら椛の方へと振り向くと。

 

「待ってくださーい」

 

 俺達の事を、さとりが追いかけてきていた。

 しかもとてつもなく速い、小柄な身体からは想像もできない速度で走っている。

 何よりも笑いながらだからめっちゃ恐い、なのに声はローテンションだからより恐い。

 

「もふもふー、もふもふー」

 

「……旦那様、斬ってもいいですか?」

 

「ワタシも、思いっきりランスで顔面突きたいんだけど」

 

「気持ちは判るけどダメ」

 

 更にスピードを上げるが、一向に差は広がらない。

 本当にこの子さとり妖怪か? そう思える程の身体能力にさてどうしようかと思った矢先。

 

「な・に・を……してるんですかさとり様ぁぁぁぁぁっ!!??」

「ぶえーーーーーっ!!?」

 

 突如として、さとりの顔が横にブレた。

 そのまま壁に頭から突っ込み、ぴくりとも動かなくなった。

 そんな彼女を荒い息で見下ろしているのは……横の通路から現れると同時に、主人に対して容赦のないドロップキックをぶち込んだお燐であった。

 当然ながら場の空気は凍り付き、俺達は逃げる事を止めその場で立ち尽くしてしまう。

 

「……久しぶりだねお兄さん、椛ちゃん。さとり様の奇行に何度も何度も巻き込まれてホントにごめんよ……」

 

「あ、いや、お気になさらず……」

 

 つい、敬語で返答をしてしまった。

 椛とイリスに至っては完全に委縮してしまっており、小さく震えながら俺の後ろに隠れてしまう始末。

 だがそれも無理もないと思う、それほどまでに先程の一撃は凄まじかったのだから。

 

「そろそろお空のヤツが仕事を終わらせるからさ、もし良かったら会いに行ってやってくれないかい? お兄さんに会いたがってるから」

 

「あ、はい……」

 

 尚も敬語の俺にきょとんとしつつも、「それじゃあ」と言ってお燐はいまだに痙攣を続けているさとりの首根っこを掴み、そのままずるずると引き摺って行ってしまった。

 ……なんか、前にもこんな事があった気がする。

 さとりのヤツ、大丈夫かな……? 壁に突っ込んだ時、割と洒落にならない音が聞こえたんだけど。

 

〈大丈夫だ。少なくとも死んでねえから〉

 

 ……お前のせいで、余計心配になったじゃねえか。

 とはいえ、今の俺に確認する勇気は無かった。

 情けない話だが、さっきのお燐の姿が本当に怖かったんだ。

 

「……2人とも、行こうか?」

 

「そ、そうですね……」

 

「う、うん……」

 

 すまん、さとり。

 でも元はといえばお前が悪いんだからな? 普通に来るなら尻尾くらい触らせてやるんだから。

 妙な罪悪感を抱きつつ、俺達は地霊殿の中庭へと移動する。

 

 紅魔館にも負けない程の庭の端に、普段お空が居る地獄炉の入口の一つがある。

 厳重な扉に遮られたそこからは、絶えず高熱を発しており近づくだけでその熱を感じられる程だ。

 灼熱の炎が渦巻く地獄炉には、さすがに入る事はできない。

 オーラで身を包めば入れるかもしれないが、おとなしくお空が出てくるのを待つ事にした。

 

「ん……?」

 

「? 旦那様、どうなさいましたか?」

 

 地獄炉の入口付近に、見知った少女が座っている。

 しかし2人には見えないのか、俺の反応に首を傾げていた。

 だがそれも無理はない、何故ならその少女は。

 

「こいし」

 

「んー? あっ、聖哉!!」

 

 無意識を操る少女、古明地こいしだったからだ。

 俺が声を掛けこいしが反応を返した瞬間、彼女の姿が明確化する。

 2人にとっていきなり姿を現したも同じだったのだろう、こいしを見て驚いた表情を浮かべていた。

 

「久しぶりだねー」

 

「そうだな。ところでこんな所で何をしているんだ?」

 

「お空の仕事が終わるのを待ってるの、暇だから弾幕勝負でもしようかなーって。

 本当は運動不足のお姉ちゃんを相手にしたかったんだけど……今、取込み中みたいだから」

 

「あー……」

 

 遠い目をするこいしに、俺と椛は何も言えなくなった。

 きっと今頃お燐に説教されているのだろう、妹としてどんな心境なのだろうか……。

 

「ん?」

 

 ぐらり、と。僅かに地面が揺れた。

 地底世界なので揺れるのは珍しくない、気にすることもないと思った矢先……また揺れた。

 

 ……妙だな、今度は揺れが収まらない。

 それに、なんだか段々と大きくなっていっているような。

 

「あれ? 揺れてるね」

 

「こいしさん、地底ってよく揺れるんですか?」

 

「そだねー。でもこの揺れは結構大きい……」

 

「っ」

 

 “眼”が痛む。

 一瞬意識を断裂しかねない激痛、右手で目を押さえ歯を食いしばって声を押し殺す。

 

「きゃっ!?」

「わわっ!?」

 

 それと同時に、地下で爆発が起きたかのような振動が起こり。

 

「――わあああああっ!!!??」

 

 地獄炉へと続く厳重な鋼鉄の扉が、勢いよく上空へと吹き飛んだ。

 続いて響くお空の悲鳴、俺達が顔を上げるときりもみしながらバランスを整えようとする彼女の姿が見えた。

 

〈おい、やべえぞ〉

 

 ヴァンの珍しい焦りを含んだ言葉と“眼”の痛みで、俺は理解する。

 ――地獄炉の中で、何か異常が発生している。

 そしてその異常はすぐそこまで迫っていると思った瞬間。

 

「えっ……?」

 

 地獄炉の穴から、巨大な炎の腕が這い出てきた。

 赤や青ではない青黒い炎は、瞬く間に空気を燃やし俺達の皮膚を焦がしていく高温を発している。

 

「――オオォォォォォォッ!!」

 

 耳障りな雄叫びが、周囲に響き。

 這い出てきた腕の正体――炎の巨人が俺達の前に姿を現す。

 地獄の業火で形作られたそれは山のような巨体を誇り、周囲の地面を溶かしていく。

 

「な、何よ、コイツは……!?」

 

「――おにーさん、みんな、早くここから離れて!!」

 

 驚愕している俺達の前に、お空が降り立つ。

 制御棒を巨人に向け、そこから高熱の砲撃を放ち相手に叩き込むが……効果は無い。

 

「お空、この化け物は一体何だ!?」

 

「わかんない。けど地獄炉の中でいきなり現れたと思ったら暴れ出して……」

 

〈――犬渡聖哉、だったな。この声が聞こえるか?〉

 

「っ!?」

 

 頭に直接声が響く、しかし今の声はヴァンのものではない。

 

〈おれは八咫烏、お空の中に居る存在だ。おれの事はお空から聞いてるだろ?〉

 

(……ああ、聞こえてるし知ってるよ)

 

〈よし。もしやと思ったが……おれと会話できるようになってるとはな〉

 

「えっ、えっ? おにーさん、どうしてヤタくんと普通に会話できてるの!?」

 

 驚いているお空に「後で説明する」と伝えつつ、俺は八咫烏に敵の正体を問うた。

 

〈……あれは数百数千という怨霊が寄り集まり、地獄炉の炎を吸収した怪物だ。

 アレをそのままにしておけばたちまち周囲は灼熱地獄と化すだけじゃない、怨霊達の念によって生きている存在は呪い殺される。人妖問わずな〉

 

(なんでそんなものが出てきた?)

 

〈さあな。だが間違いなく自然発生の類じゃねえのは確かだ、本来なら地獄炉の炎によって怨霊達は融け消えるからな〉

 

(あの怪物が、誰かに作られたっていうのか……?)

 

 とてもじゃないが、信じられる話ではない。

 一体誰が、何の目的で作ったのか、思考を巡らせても理解できないししたくもない。

 ……とにかく今は、目の前の化け物を倒さないとっ。

 

〈悪いがお空は力になれそうもない。地獄炉の炎を取り込んだせいかおれの力は効果が薄い〉

 

「お空、お前はこいしを連れてさとりの所に行け。そして事情を説明して避難するんだ」

 

「で、でも……」

 

〈おにーさんの言うことを聞けお空、今のお前のすべき事は主人を守る事だ〉

 

「……わかったよおにーさん、ヤタくん」

 

 俺だけでなく八咫烏にまで言われたせいか、お空はすぐに納得しこいしを連れて地霊殿へと全速力で飛んでいった。

 

「お空!?」

 

「こいし、さとりと一緒に安全な場所に行け!!」

 

 お空の腕の中でもがきながら抗議するこいしにそう言い放ってから、俺は意識を巨人へと向ける。

 

「オォォォォ……生キタイ、死ニタクナイ……身体、身体ヲ寄越セエエェェェ……」

 

 呪詛のような言葉を吐きながら、巨人が俺達に狙いを定める。

 ……自分が怨霊になった事も忘れ、生への執着心だけを増大させたのか。

 こいつは絶対にここで倒さなくてはならない、もし解き放てば……被害は地底だけでは済まないだろう。

 

「椛、イリス、悪いが協力してくれ」

 

「当たり前じゃない。寧ろここでワタシ達にも逃げろって行ってたら刺してたわ」

 

「――旦那様、来ます!!」

 

 

「オオオォォォォォォォォッ!!!!」

 

 

 雄叫びを上げ、炎の巨人が動きを見せる。

 コイツはここで必ず滅する……ここから先へは行かせるかっ!!

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