そら飛べワンチャンダイブマン ~1日1回個性ガチャ~   作:AFO

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U.A.FILE.01
Class No.18 IZUKU MIDORIYA

個性
『ONE CHANCE DIVE』
 彼が絶命した際、ヒーローになる夢を諦めきれない想いが身体を作り替え、『個性』を発現させるぞ!
 だがあくまで急拵えのため大抵はその日の内に細胞が元の形に戻り『個性』は使えなくなってしまう!
 他にも設定があるけれど、まだ2話だから内緒だぞ!
 ちなみに彼は死んでる自覚はない。とにかく頑張れよ少年!

イズクズヘア
 緑。一番主人公じゃない色。緑髪のヒロインは不人気とも言う。堀越先生はあえてこの色を主人公にあてることで、彼の凡人感を強調し、ヒーローになるというプロセスをより劇的なものに昇華させたのだ。
イズクズアセ
 汗を書くことで必死さが強調される。頑張れって感じのデクズアセ。
イズクズアイ
 白目と黒目の比率がおかしい。専門家の間では、彼が異形系の個性なのではないかとまことしやかに噂されている。
イズクズタイ
 結び方が下手。でもしかたない。中学が学ランだったからきっと初めて結んだんだよ。短いネクタイだし結びにくいって。しょうがない。ネクタイを綺麗に結ぶ個性じゃないから諦めよう。
イズクズゼンシン
 クソナードからヒーローになるため頑張ってます。
イズクズリュック
 とても……大きいです。それも黄色くて……今にも出そう(中身が)。
イズクズシューズ
 とても……大きいです。ぶかぶか。空いたスペースには詰め物をすることで靴擦れを防ぎます。また、この詰め物にはニトログリセリンが染み込ませてあり、敵に足の裏を攻撃されたときに自動で反撃できます。


No.2 はりさけろ体操服

 

 ──考えるより先に、体が動いていた。

 

 巨大仮想敵を前に逃げ場を無くし、窮地に立たされていた緑谷出久。

 迫る身の危険、個性は発動しない、獲得ポイントはゼロ。このままではヒーローになる夢は潰えてしまう。

 

 彼はそんな状況にも関わらず、倒れた少女を見るなり身を投げ出した。

 

「あああああああ!」

 

 当然、彼の身体は落ちていく。

 身動きのできないまま降下した彼を、砂煙の先で待っていたのはひび割れたコンクリートの地面だった。

 

 嫌な衝撃を感じるとともに彼の意識は闇に飲まれる。

 飛び降りただけ。何とも滑稽な最期だ。

 

 

 無力感と空虚感に苛まれながら暗い闇の中へ沈む最中に、どこか、遠くのようで近いどこかから、()の存在を感じ取る。

 それは力。彼の中で生成されつつある、希望の光。

 

 緑谷出久は夢中で、光に手を伸ばした。

 

 

 

「あああああああ!」

 

 無我夢中で、とにかく身体を起こす。

 そして感じた力を、感覚のまま一点に集中させた。

 

 唸りを上げる彼の口元に、赤い流動体が収束していく。

 次にそれは、直線上に放たれ、仮想敵を貫いた。

 

 朧気な視界の中で、仮想敵が停止したのを確認すると同時に彼の身体も動きを止めていた。

 少女を救いたいという想いが彼を身体を突き動かしていた。それが完遂された今、糸が切れたように力が抜けていく。

 

「まだ……終わってない……せめて、1ポイントでも──」

 

 緑谷出久は譫言のように言い、そのまま意識を失った。

 

 

   *

 

 巨大仮想敵の出現は会場に大きな変化を与えた。

 

 これまで率先して戦闘を行っていた者は誰一人例外なく戦意を失い、敵に背を向けた。

 それもそうだ、その敵を破壊することは至極困難で、仮に破壊したとしても得する要素など一切ない。

 

 あの場の誰もが逃げの一手を選んでいた。

 

 そんな中で、突如として会場を貫いた赤いレーザーは、仮想敵を停止にまで至らせた。

 

 飯田天哉はその光景に思わず足を止めた。

 天を突き上げるような、流星のごとき赤。その発射地点に立ち尽くすのは、一人の少年。

 

 試験中にも関わらず、動転した素振りを見かね避難を勧めた少年だった。

 そしてその傍らには、倒れた少女。それを庇うような立ち位置で、彼は立ち尽くしていた。

 

 一瞬で、悟る。

 

(まさか! あの状況で助けようとしたのか!?)

 

 驚愕。あの仮想敵を一撃で破壊した個性もさることながら、メリット皆無の救助を実践したであろう彼に。

 

 彼の身体が倒れていくその瞬間、試験終了の合図が告げられた。

 

「──お疲れ様~お疲れ様~ハイハイ、ハリボーだよ、ハリボーをお食べ」

 

 唐突に現れた老婆がグミを配り歩いていた。

 雄英高校の看護教諭、『治癒力の活性化』の個性を持つヒーロー、リカバリーガールだった。

 

 リカバリーガールが倒れた少年を見るなり呟いた。

 

「おやまあ、これは……貧血だねぇ」

 

(貧血!?)

 

 老婆が彼に治癒を施す余所で飯田天哉は戦慄する。

 貧血。血が不足している状態のことを指す。血で連想したのは、先ほどの赤いレーザー。

 

「あの赤は、血の赤だったのか……?」

 

 思わず口にする。すると、同じくそこを取り巻いていた誰かが口を開いた。

 

「血!? あれは……血のビームを撃つ個性……!?」

「俺見たんだよ、あいつ、確か開始直後から個性を発動する素振りがなくて……」

「……じゃあなんだ、立ち尽くしてたのは、リスクの大きい個性だったから……?」

「なんて燃費の悪い個性なんだ……」

 

 その場の誰もが彼に注目していた。

 

 純然たる個性の破壊力と、その代償の大きさに。

 

 そして飯田天哉は、彼が人を助けるために身を挺したという事実に。

 

 

   *

 

 一週間後。いつぞやと同じく抜け殻と化していた緑谷出久のもとに届いたのは、合格通知だった。

 

 筆記の点数は十分、実技は0。そしてそれを帳消しにする救助活動ポイント!

 完全に落ちたと思いこんでいた彼は両手を上げて喜んだ。盛大に喜んだ。

 

「おめでとう、出久……っ! お祝いしなくちゃ! 今夜はケンタッキーフライドチキンよ!」

 

 

 しかし、手放しで喜んではいられないのも事実。

 

 歓喜によって薄らいでいた問題が現実として去来する。

 

 ヒーロー養成学校である国立雄英高等学校。その学力偏差値は驚異の79。しかし、ヒーロー育成の面で見るならば、学力よりも重要なものがある。

 

 それは、個性。

 

 個性があるからこそ、ヒーローはヒーローと呼ばれる。

 ヒーローになるための資格、大前提、必要不可欠なもの、それが個性。

 

 緑谷出久、彼の個性は──

 

(──『日替わり』。こんな不確定な個性で、これからやっていけるのか……?)

 

 彼の個性は極めて特殊なもので、その日ごとに変わるというものだ。

 それも発動条件──個性が個性を使用可能にする条件も不明、という謎多き個性。

 

 しかしあの実技試験を通して、彼はなんとなくその答えにたどり着いていた。

 

(初めて発動したのは、ビルから飛び降りたとき。次は階段から落ちたらしいときだった。そして……実技試験も僕は、ビルから飛び降りた。それらにおける共通点からして──)

 

 ケンタッキーフライドチキンにかぶりつきながら彼は答えを出す。

 

(──僕の『個性』は、飛び降りたときに発動する……!)

 

 理屈は不明だ。どんなメカニズムで即席の『個性』がつくられるのかなど、彼にはわかりもしない。だがそもそも普通に生まれたときに授かる『個性』自体、あまり解明されたものではない。だから細かいことは捨て置く。

 

(仮説を立てるなら、飛び降りた際の危機に対して体の細胞がなんとかしようとして解決しようとし、結果として『個性』を急造するに至る)

 

 それこそ正に、幼馴染が口にした『ワンチャンダイブ』。

 

 強力な個性が発現することを信じて飛ぶのだ。

 

(僕の『日替わり』……いや、『ワンチャンダイブ』はランダム性の強い個性だ。良い個性のときもあれば当然悪い個性もある。どんな個性が来ても、使いこなせるようにしなくちゃいけない!)

 

 

 入学まであまり時間はない。その間に彼が出来ることと言えば、個性の研究と、基礎体力の向上だった。

 

 まずどんな個性を引いてもいいように、想定できる個性の使い方を考えておく。どんな『個性』も使い方次第。かつて『無個性』だった彼は、どんな『個性』でもいいから使えるようになりたいと渇望していた。

 そんな彼だからこそ、どんな『個性』だろうとも魅力があると信じている。

 

 そして地味だが一番大事なのが基礎体力の向上。今まで『無個性』を言い訳に努力をしなかったのがたたり彼はもやしに毛が生えた程度の体力しかない。もやしは元々毛みたいなのがついてるから実質もやしだ。そんな基礎体力──もとい運動能力では、折角作戦を思いついても実行できない。

 試験のときにも痛感したことだ。目の前の『個性』に縛られてはいけない。基礎の体力の備えがあって初めて『個性』は真の力を引き出せるのだ。

 

 緑谷出久は本気だった。頭と身体、僅かな期間にも関わらず能力を劇的に延ばし、以前とは比べものにならないほどの基礎力を得た。

 

 

 ──もしこれが、強力な『個性』であったならばそうはいかなかっただろう。

 

 強力な『個性』であればあるほどに、それは慢心につながる。『個性』で全て解決するのだからとそれ以外を疎かにしてしまうのだ。

 例えば。彼の憧れるオールマイトのような、万能にして最強格のものであったならば、彼は『個性』の存在にかまけて自分を最後まで追い込むことはできなかったはずだ。

 

 元『無個性』で、『個性』に目覚めた今でなお『個性』に頼りきれない彼だったから、強い信念を抱けたとも言える。

 

   *

 

 来たる、春。

 

「出久! 超カッコイイよ」

 

 緑谷出久は雄英の制服に身を包み、晴れて高校生となった。

 

 

 国立雄英高等学校。広大な敷地に膨大な生徒数のマンモス校。

 しかしその中で、ヒーロー科は僅か2クラス、計36人しかいない。

 

 彼のクラスは1-A。やたらに大きな扉を開ければ、個性的な『個性』を持つであろう個性的な面々が机を並べる。

 中でも──緑谷出久の幼馴染である爆豪勝己と、試験中に避難を指示した眼鏡の青年が言い争っていた。

 

「机に足をかけるな! 雄英の先輩方や机の制作者方に申し訳ないと思わないか!?」

「思わねーよ。てめーどこ中だよ端役が!」

 

 机に足を乗せた悪人面が幼馴染。堅い口調で注意する眼鏡の青年はいわゆる堅物。

 

 眼鏡の青年は飯田天哉と名乗った。

 飯田天哉は緑谷出久に気づくなり、彼を賞賛した。

 

「君はあの実技試験の構造に気づいていたのだな。俺は気づけなかった! 君を見誤っていた。あのとき、上から避難などと言ってすまなかった。

 そして人を助けるためだけに、あんな危険な個性を使うだなんて……! 悔しいが君はいくつも俺より上手だった!」

 

 急な褒めに戸惑う彼は、直後に声を掛けた少女にも驚くことになる。

 

「あ! そのモサモサ頭は!! ゲロビームの!!」

「ゲロビーム!?」

 

 実技試験の日、転びそうな彼を助け、そして転んだところを彼に助けられた少女だった。

 

「吐血! 吐血!」と呟き「おえぇ……」という顔をし、あの日の緑谷出久を示す。かわいくない顔だ。

 彼女は麗日お茶子という名前であった。

 

   *

 

 教室に現れた緑谷出久を、彼はただ一人睨みつけていた。

 爆豪勝己。その視線に込めるのは苛立ち。

 

 

 実技試験から一週間ほどが過ぎた頃。雄英の合格通知が彼らの中学にも通達され、爆豪勝己と緑谷出久は職員室へ呼び出された。

 爆豪勝己は教師の労いの言葉に欠片ほどの誇らしさも感じなかった。

 

 彼の意識が向かうのは、隣で「奇跡だ」と囃される緑谷出久。

 

「どんな汚え手使やあ無個性が受かるんだ、あ!!?」

「っ……!!」

 

 緑谷出久の胸ぐらを掴み、怒鳴る。

 

「史上初! 唯一の雄英進学者。俺の将来設計が早速ズタボロだよ! 他行けっつったろーが!!」

 

 自分の思い描いた将来図に現れたノイズ。道ばたの石ころと同然だったはずの相手が、知らぬ間に同じ舞台に立とうとしていた。 

 沸き上がるは怒り。焦燥感。

 

 思い通りにならなかったことへ。

 

 そして次の緑谷出久のとった行動もまた、思い通りでないもの。

 

 緑谷出久は彼の腕を掴み、

 

「君のおかげだよ……! あの日君が言ったんだ『 ──そんなヒーローに就きてんなら効率いい方法があるぜ。来世は個性が宿ると信じて……屋上からのワンチャンダイブ!! 』って……! かっちゃん……ありがとう。

 だから……僕は行くんだ!」

 

 それは、彼が何気なくいった悪口。緑谷出久が抜け殻になるほどショックを受けた悪口。

 

 緑谷出久は、それに対し「ありがとう」と──

 

「ちっ、ついにクソナードの頭がイカれたか……」

 

 無駄な時間だったと、爆豪勝己は彼を離した。

 

 

(俺が馬鹿にした次の日、あいつは消し炭以下のゴミ同然の状態だった……! なのに急にお礼を言った! ぜってー頭がイカれてんだ)

 

 一度頭を下げたことを後悔し、そしてそれは怒りに変わる──。

 

   *

 

 緑谷出久が麗日お茶子と会話(一方的)をする中、一人の中年がそれを遮った。

 廊下で寝袋で寝る、そして話しながら食事を摂る、という社会人として明らかに失格な中年は言う。

 

「担任の相澤消太だ。よろしくね」

 

 彼こそがこのクラスの担任だった。

 

 非常識な担任は、非常識にも彼ら1-Aの生徒を入学式に出さず、グラウンドに放り出した。

 

 

 始めるというのは個性把握テスト。『個性』を使用した体力測定だ。

 中学までの体力測定は、個性使用禁止が常。そんな少年少女たちにとって個性の解禁というのは、好奇心そそり心躍る、魅力的な行事に映る。

 

 しかし担任教師は意地悪く。その様子を見るなりに、

 

「雄英は自由な校風が売り文句。そしてそれは先生側も然り」

 

 そして彼は、成績最下位を除籍すると言い放った。

 

 非常識だ、理不尽だ、横暴だ、職務放棄だ、スクールハラスメントだ。そんな生徒の批判に相澤消太は言う。

 

「この国は理不尽にまみれてる。そういう理不尽を、覆していくのがヒーロー。

 放課後マックで談笑したかったならお生憎。これから三年間、雄英は全力で苦難を与え続ける──

 

 ──Plus Ultraさ。全力で、乗り越えて、来い」

 

 生徒たちの顔が引き締まっていくの見るなり、どこか嬉しそうにした。

 

「こっからが本番だ」

 

 

 測定が始まり、まず小手調べとばかりに生徒たちを眺める中、一人の生徒が手を上げた。

 

「せ、先生! トイレに行ってきてもいいですか!?」

「……ダメだ。ヒーローには小便よりも優先しなければならないことがある」

「で、ですが! ……っ! もし敵の目の前でヒーローが漏らしたらヒーロー失格ですよね!? それくらい行ってきてもいいんじゃないでしょうかっ! あと行かせないと虐待です……」

「……行ってこい」

 

 顔を真っ青にして必死に弁明されれば、こちらが折れるしかなかった。

 その様子に周囲も哀れみの目を送っており、そこで許可しなければその生徒の威厳もろとも担任としての威厳もなくなっていただろう。

 

 その生徒の名前は緑谷出久といった。

 

   *

 

 周囲の生徒が個性を発揮していく中、緑谷出久のみが個性を使わずにいた。

 いや、使えずにいた。

 

(マズイ……! きっと皆は個性を活かして普通じゃない記録を出してくる。対して今の僕は『ワンチャンダイブ』が発動していないから『無個性』も同然! このままじゃ除籍されるのは──)

 

 考えるだけで視界が真っ暗に染まる。自分の顔が青ざめていくのがわかった。

 

 そこで彼がとった行動は──

 

「──せ、先生! トイレに逝ってきてもいいですか!?」

 

 そして許可を得た緑谷出久は、駆けた。

 なんでもいい、とにかく全力で、校舎へと。

 

 

 ──考えるより先に、体が飛び降りていた。

 

 校舎の上層階から窓を開け、緑谷出久は必死に飛び出した。

 

 

 Plus Ultra。担任教師が掲げた、その言葉どおりに。

 

   *

 

 相澤消太が生徒を見渡していると、背後から声が聞こえた。

 

「先生、戻りました!」

「遅いぞ緑谷。早く測定を──」

 

 そこに立っていたのは、全長4メートルほどのゴリラだった。

 

「──誰だお前は!?」

「はい! 緑谷です!」

 

 とっさに彼は個性を使う。

 個性『抹消』、視た者の個性を無効化する彼の個性だ。

 常時発動の異形系以外は抹消できるという対個性に特化した希有な個性。

 

 全長4メートルのしゃべるゴリラ、それが個性ならば、間違いなく分類は異形系。相澤消太の個性では消せないタイプであった、この発動は無意味のはずだった。

 

 しかし──発動直後に現れたのは緑谷出久だった。

 

「! あなたは……抹消ヒーローイレイザー・ヘッド!?」

 

 一発でヒーロー名を当てられる。しかしそんなことはどうでもよく、重要なのはその個性だった。

 本人確認はしたので、測定に参加させる。再び巨大なゴリラに変身した彼を、注意深く観察する。

 

(ただの異形系でなく、任意で姿を変える、『ゴリラに変身する』個性……!?)

 

 そんな個性、生徒の名簿にはなかった。

 

(緑谷出久……こいつの個性は確か……『日替わり』!!)

 

 日毎に個性が変わるという異例の個性。相澤消太は、単純に体の器官の構造が変わるだけかと思っていたが、見当違いであることに気づく。

 異形系にまで関与する、その個性の秘めた可能性に──。

 

 驚愕する相澤消太の視界の先で、全長4メートルのゴリラが暴れ回り、測定の記録を次々と塗り替えていた。

 




 THE・補足

○No.1 緑谷出久:アナザーのかっちゃんの台詞「でけデク!!」

 ふと見直してみたら
「これどゆこと?さっぱりわからんかった」という感想を抱きました。
 わかりにくくて本当に申し訳ありません。
 もちろんただの誤字という訳ではなく、
この「でけ」は「デクどけ」の略で、この台詞はつまり「デクどけデク!!」という意味です。デク! じゃなくてデデク! 瞬間2連呼。
 なんだかんだ言ってかっちゃんも、2回呼んでしまうくらい出久のことが好きなんです。

 このコーナーがこれで最終回となるよう、
 もっと皆さんにわかりやすく、明朗快活、楽しい小説になるように鍛えます。あああああああ!!
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