「今日で俺達も高校卒業だな」
「そうだな」
「中学でも思ったが3年間って、すぐに終わっちまうな」
「3年って言うよりも1年が終わるのが早いよ」
「まだまだ先の話だから・・・・・って言ってたのにな」
「幼稚園か保育園に行ってから小学校と中学校に、行く事になるが小学校と中学校だけなら最低でも9年間は学校に行かなければならないだろ」
「確かにな」
「だけど高校と大学って別に行かないと行けないって訳じゃないだろ?」
「そりゃそうだ」
「高校には行ったが大学は行かなかったって言うAさんと高校と大学は行かなかったって言うBさんだっているぐらいだ」
「まあな」
「俺達は前者だが人によっては後者って人もいるからな」
「学校もタダじゃないからな」
「卒業式も終わったしどっか行かないか?」
「ならカラオケでも行くか」
「卒業式の後にカラオケ・・・・・それいいな」
「けどお前が歌える曲あんの?」
「あるよ」
「例えば?」
「シ○ガー○ングとビ○ー○○ップ」
「知ってるは知ってるけど難しい曲だ!」
「それじゃあカ○ンデ○ラレ○イ○ム」
「サビの部分は良いな」
「secret base〜○が○れた○の〜」
「あの曲は好きだな」
「ならFut○ri○tic ○layerか?」
「それは千里山女子の先鋒の曲だからな?」
「ダメだ!メタな部分を言っては、いけない」
「もう言ってしまった後だがな!」
「けどまあいいか」
「最後ぐらいに先生に挨拶していくか?」
「教室に戻って来る時に俺達は言ったから大丈夫だろ?」
「じゃあ行こうか?」
「ああ」
何だかんだと言いながらも俺は・・・・いいや俺達は歩き続けた。学生としての時間は終わったがコレから先の話だが何が始まるのか実は楽しみでもあった。高校を卒業してから2ヶ月後に俺は、森宮さんと結婚したけど俺が婿入りした事で俺が妻の名を名乗るようになった。俺が水野から森宮に変わってから1年後・・・・・
「貴方やっと産まれましたよ」
「おお・・・・・この子が俺達の子か!」
「名前は何てしましょうか?」
「実は決まってんだよ」
「どんな名前なのかしら」
「優って名前だ」
「優・・・・・優・・・・・いい名前ね」
「この子の名前は今日から森宮優だ!」
優が産まれてから6年の月日が経って・・・・・
「来月から優も小学生か・・・・・」
「時間の流れは早いものですね」
「俺からしたら昨日産まれたような感覚がするよ」
「産んだのは私ですけどね?」
「早くこの子の成人式を、見てみたいな」
「まだ10年以上ありますよ」
「1年1年の成長していく姿が楽しみで仕方ないんだ。それでさ・・・・・一緒に酒でも飲んで話をしてみたいな」
「そいつは良いな」
「直人か・・・・・いつからいたんだ?」
「高橋さん、こんにちは」
「こんにちは、ついさっきですが今の俺は高橋では、無く神代です」
「そうでしたね」
「隆も婿入りしたんだっけか?」
「ああ・・・・・神代さんと一緒に話をしていく内に他の人に目が行かなくなってな」
「今は子供いるんだろ?」
「いるには、いるが寝ているんだよ」
「名前は何て言うんだ」
「小蒔って言うんだ」
「神代小蒔か・・・・いい名前だな」
「そうだろう?けど俺は婿入りだからか、あまり口出しは、しないんだがな」
「そっか」
「けど俺個人としては別に不満は無いからいいんだけど」
「俺も不満は無いな」
「じゃあ良かったじゃないか」
「さてと・・・・・あっ!それと来月の4月の後半に3人で○○遊園地に、行ってくるよ」
「そうなのか??せっかく一緒に飲みに行かないか?っと誘おうとしたんだが」
「今回ばかりは妻と優と、一緒に過ごしたいから、譲ってくれ」
「わかったよ」
「帰ってきたら一緒に飲もう」
「ああ・・・・・約束な」しかし俺は直人と話をするのがコレで最後になるとはこの時は思っていなかった。そして妻も・・・
それからまた時間が流れて
「じゃあ行ってくるな」
「気を付けて行ってこいよ」
直人の姿が見えなくなって車で1時間が経つと、遊園地に着いた。
「やっと着いた」
「そうですね」
「おとうさん、はやくあそびたい」
「わかったわかった」
優は楽しみで仕方なかったのか、はしゃいでいたけど優が楽しんでくれているから来て良かったなって思っていた。
「貴方」
「っと悪いな」
「考えている事わかっていますから」
楽しい時間は過ぎていって気付いたら帰る時間になってしまったので俺は優に話しかけた。
「優そろそろ帰るぞ」
「もっとあそびたい、もっとあそびたい」
「ワガママを言っては、いけませんよ?」
「でも・・・・・」
「じゃあ来週また来ようか」
「ほんとうに?」
「ああ」
「やったーー」
「良かったわね」
そうして3人で車に乗って1時間が経つと神代家に、着いたので俺は直人に連絡した。
「今やっと神代の家に着いたぞ」
「わかった。今から外に、出る」
それから2〜3分してから直人が出てきた。
「おかえり」
「ただいまっと、さっそくで悪いが車を置きに行くから優を預かってくれないか?」
「俺としては別にいいが・・・・・いいのか?」
「ああ」
「じゃあ待ってるからな」
俺は直人と1度別れると家に行って車を置きに家に帰った。家に着いたので俺達2人は車を止めてから降りてカギをしてたかどうか確認した後に家から離れた。信号が赤から青になり少し歩くと神代の家が見えたので歩いていると信号が赤にも、関わらず信号を無視した車が俺達に向かって走ってきた。俺は妻を守るように突き飛ばそうとしたが間に合わず跳ねられてしまった。
「小夜子・・・・・大丈夫か?」
俺は小夜子に話しかけたが返事は無かった。何故なら息をしてなかったからだ。そして俺も意識がやばくなったので携帯電話で直人を呼び出した。
「・・・・・直人」
「どうした?」
「急いで下に降りてきてくれ」
「わかった」
俺は隆から電話があったので妻に小蒔と優君を頼むと外に出て下に降りると人が集まっていた。
「何があったんですか?」
「信号を無視した車が歩いていた2人を跳ねたんだよ」
それを聞いた俺は近づいてみたら倒れていたのは・・・・・
「隆!それに奥さん!」
「直人か?」
「隆!コレは、いったい!」
「妻は死んじまった・・・即死だった。」
「バカな!」
「俺も時間が無いから大切な事を伝えるから忘れないでくれ」
「なんだ?」
「優を・・・・・俺達の子を育ててくれないか??神代の人間として」
「何を言ってやがる!お前は優君と酒が飲みたいって言ってたろ」
「どうやら無理になっちまったみたいでな」
「そうだ!救急車を呼ばないと」
「もう遅い」
「まだわからないだろ!」
「わかるさ・・・・・あとはコレをお前に託す」
「コレは、お前の携帯電話と黒い手帳じゃないか?」
「この携帯の中には、車のナンバーと色が書かれている。手帳は優が大きくなったら渡してくれ」
「わかった」
「出来れば小蒔ちゃんと、結婚させてくれ」
「ああ、わかった・・・・・約束しよう」
「言いたい事は伝えた・・・・・ああ小夜子・・・・・俺も今からすぐに・・・・・」
そう言った後に隆は息を引きとった。
「隆・・・隆!」
「ああああ・・・・ああああああああああああああ!」
俺は周りに沢山の人達が いたにも関わらず叫んだ
次回で過去の話は終わりです