俺は隆が死亡した事を優君にどう伝えればいいのかを考えていた。あの子は小学1年生で親の愛情が必要な時にどう話せばいいのかわからないからだ。
「貴方」
「・・・・・」
「何かあったんですか?」
「大切な話があるんだ・・・すまないが4家を私達の部屋に来るように呼んでくれ」
「どうしてもですか?」
「どうしてもだ。今回ばかりは譲れん」
「・・・・・わかりました」
俺は妻が離れるのを確認 すると先に部屋に戻って行った。呼ぶように頼んでから1時間後に全員が揃った。
「全員集まったか」
「今から何の話をするんですか?」
「優君の・・・・・今後についてだ」
「どういう意味ですか?」
「優君達が今日の朝だが、○○遊園地に行ったのは知っているか?」
「知っています」
「俺は今から1時間前に外に出て下に行ったら事故があったんだ。」
「事故ですか?」
「それが今回私達を呼んだ理由ですか?」
「それもあるが・・・・・話を続けるぞ?その事故が発生した理由が歩いていた2人が信号を無視した車に跳ねられて女性は即死で男性は、しばらくして死亡した。その時に死亡した男性から俺はコレを受け取った」
俺は隆から受け取った黒い手帳と携帯電話を全員に見えるように置くと妻が気付いた。
「貴方!この手帳は・・・・・それに血が!」
「気付いたか?コレは隆の・・・優君のお父さんの手帳と携帯電話だ」
「まっまさか!」
「優君の両親は!」
「その事故で・・・・・」
「・・・・・ああ」
「貴方!嘘ですよね!」
「・・・・・」
俺は何も言わずにテレビのリモコンを使ってテレビを見ていた。その時さきほどの事故についてのニュースが放送されていた。
「こちらは今から1時間前に起きた事故現場です。事件が発生したこの場所で青信号だったので歩いている男女が信号を無視した車に跳ねられて死亡しました。女性の森宮小夜子さんは即死で男性の森宮隆さんは、しばらくして息を引き取ったそうです。それを目撃した人が救急車と警察を呼びましたが2人とも間に合わずに死亡が確認されました。ちなみに、信号を無視した車は検問で発見され逮捕されました。車に乗っていた人は女性1人で無期懲役に決まりました。」
俺がテレビを消すと妻を含めた全員が何も言わずに俺を見ていた。聞きたい事があるのに聞けないのだろうなっと俺は思いながらも俺は話しかけた。
「つまり何が言いたいのかと言うとだな・・・・・優君を神代の人間として迎え入れたいと俺は思っている」
「それは・・・・・何故ですか?」
「隆に・・・・・優君のお父さんに頼まれたってのもあるが今の優君は両親がいなくなってしまった。しかも優君は小学1年生でだ。君達と1つ2つしか変わらない歳の子が両親を失ってコレからはどうやって生きていけばいい?」
「・・・・・」
「そこで俺は考えた。いつかは話さなければならない時が・・・・・優君に教えなければならない時が来るだろうが、その時まで俺は俺達は話しては、ならない」
「・・・・・」
「けれど優君の意見を聞きながら尊重する」
「・・・・・」
「そこで全員に聞きたい事がある・・・優君を神代に受け入れたいのだが賛成か?反対か?」
「私は・・・・・賛成です」
「このままでは1人で生きていく事になりますからね」
「そうね」
「そうですね」
「では反対意見は無かったので俺達が優君に聞いた後に、もし優君が神代の人間になる方を選ぶ時は受け入れる事にする」
「けど優様はコレから大丈夫なんでしょうか?」
「・・・・・」
「少なくても今は無理だなちなみに他言無用で頼む」
「わかりました」
「わかりました」
「わかりました」
「わかりました」
「優君に聞くだけ聞いてみましょう」
「そうだな」
そこから後の行動は早かった。お葬式をして何日か、経った後に車で跳ねた人の名前を探していた。
「1つ聞いてもいいですか?」
「なんだ?」
「跳ねた人の名前わかるのですか?」
「下の名前は、わからなかったが龍門渕って名前だそうだ」
次回から主人公を出します。