あじゃどう!
つづきは つみです。
注意 このSSには多大なキャラ崩壊、稚拙で下品な言葉や表現が含まれています。受け入れられない方はそっ閉じする事をお勧めします
きれぼし脳検定! 君は元ネタを何個知ってるかミ! 目指せヒテッマンマスター!
ひぼうちゅうしょうは やめてね。
ゆるせるひとは いいぞ。
悪魔や天使が住まう世界、幾つもあるパラレルワールドの中でもこの世界は少し様子がおかしかった。
兵藤一誠の命は今にも消えようとしていた。なんか肌の色が紫やらクソミドリに変化したりする女の子、天野夕麻にいきなり神器がどうとか、まろうこんがどうとか、くそ王子がどうとか言われ、ぼっ立ち状態で下腹部辺りから、光の槍の様なものを10本ほど連射されたからである。訳がわからない。
告白されたときも、デート中のときも、たびたび言動はおかしかったが、今回は格段である。夢なんじゃないかなと思ったほどだ。てか今もそう思っている。その後すぐにフワーッ!と身体を動かすことなく空の彼方へと飛んでいってしまっていたのを見たので、やはり夢かという考えのまま、この世を去ろうとしていた。そして意識を失う直前、一誠に向けられた誰かの声が聞こえた。
「ウフフ。かわいいね あのぞうきん」
喧嘩を売ってんのか? そしてそのまま一誠は意識を失った。
目を覚ました後も色々とあり、次の日に学校へと行った。そして、いつもの二人、松田、浜元に絡まれる。一誠は松田、浜元と一緒に変態三人組、通称『おおナメ♥︎シコ』と呼ばれている。誰だ、こんな命名した奴は。そいつの方が絶対変態だろうが。しかも女子達も全く恥じる事なくその名で一誠達を呼ぶ。絶対ムッツリだ。
松田はもっと可哀想な事に、この呼び名とは別に『はまだ』とも呼ばれている。というより、松田と呼んでいる者はほぼいない。一誠が自分が間違って名前を覚えているのではないかと悩む程である。松田本人もまんざらではないようで、何処かで「はまだ わかっているのか おい!」と言われているのをどうやってか察知してその場へ向かい、「…はあ」と言葉を返している。そう呼ばれる事を諦めているにしてもその対応はおかしい。
「イッセー あじゃどう!」
「おはよう ダメージ。」
「ああ、おはよう」
いつも思うのだがこの挨拶はなんなのだろうか? 普通の人間には通じないと思うのだが。
なんだかんだあってリアス先輩にじゃミ言語部の部室へ連れていかれた。じゃミ言語とは一体? 扉を開けると床、壁、天井によく分からない言葉が記されている。あれがじゃミ語なのだろうか。そして部室の中には、既に三人の人間が待っていた。
「イッセー、ここがじゃミ言語部よ。ようこそ! あなたを歓迎するわ! …死ね!」
あれ? 歓迎されてる筈なのに殺されるの? リアスは笑みを浮かべたまま、そのまま何もなかったかのように他の者を紹介していく。
「紹介するわ。副部長の姫ジま朱乃よ」
姫島朱乃、駒王高校の二大お姉様の一人である。もう一人はリアス先輩だ。さっき少しイントネーションがおかしかった気がするが、多分気のせいだろう。紹介された姫島先輩は笑顔で挨拶する。
「ふうーん。そうか それじゃ ズタズタにしてやろかな!!!」
これ絶対に歓迎していないだろ! 絶対紹介が終わったら殺しに掛かってくるだろ! さっきからこっちを殺す気マンマンの言葉しか出てこない事に一誠は驚きを隠せずにいた。
まともな女性はこの学校にはいないのか? そう思いながら、助けを求めるようにじゃミ
「そして彼は、なかった場裕斗よ。イッセーと同学年の男子だから話は合うと思うわ」
なんか名前が酷い間違われ方をしたような気がするが、気のせいだろう……気のせいだと思いたい。
「僕はなかったそこち場裕斗。趣味は死体活見、これからよろしくお願いするミ」
お前、リョナラーだったのか……なんか紹介の時よりも名前が酷い事になってた気もするが、死体活見ってなんだよ。どんな趣味だよ。
「最後にこの子は一年の塔城こねKIよ。仲良くしてあげてね」
「わたしは小猫 キサマゴンボールを
うんこ!」
「くそっさん! やめてね。」
もう色々と酷すぎてついていけない。発言も酷いし、あだ名も酷い。この部活、まともな奴は誰も居なさそうだ。入部なんて遠慮したいが断ると即殺されそうな気がするので断れない。
そうして、流れるように一誠のじゃミ言への入部が決まった。
ある日の学校の帰り道、道に迷ったのか困った顔をしたシスターがいた。とても可愛かったので声を掛けると、教会への行き方が分からないとのことだ。見捨てては置けないので案内を買って出ると、とても感謝してくれた。
教会へ向かいながら会話をすると、とても性格がよく、優しく、そして何よりもまともである事が嬉しかった。名前はアーシアというらしい。やっとまともな人間に出会えた事に感謝し、そして神に感謝した。
そして教会に着くと、お礼をしたいとアーシアは教会の中へ誘ってきた。胸騒ぎがするので丁重に断ると、少し残念そうな顔をするも、今日は楽しかった、ありがとうと言ってくれた。こちらこそ楽しかった。またよかったらこの町を案内するよと言うと、凄く喜んでくれた。やはり女の子はこうでなくては。呼び捨てで呼んでもいいと言っていたので、別れの挨拶で「またな、アーシア」と言った。何も問題はなかった筈だ。なのに──
「ふざけてんだべ?」
いきなり怒り始めた。解せぬ。一体何が逆鱗に触れたのかが分からない。呼び捨てで呼んだ事が気に食わなかったのだろうか? でも呼び捨てでいいと言っていた筈だ。やはり何が悪いのか思いつかない。でも、いきなりの訛り口調は、失礼かもしれないが少し可愛いと思った。
「クソして寝よ」
そう吐き捨ててアーシアは教会の中へと消えていってしまった。台無しである。一体何が悪かったのだろうか? まともだと思っていたアーシアも最後はおかしくなってしまった。そして思う、神は死んだと。この世界には神などいないと確信した瞬間であった。
しばらくして部長から、じゃミ言ではぐれ悪魔を退治するからと無理やり廃屋へと連れていかれた。まともに戦った事もないのに連れて行くなんて悪魔か何かだろうか? ……悪魔だった。
「はぐれ悪魔退治やりまーす」
リアス部長が簡単な仕事的なノリで話す。危険な相手を退治するのに、そんな気軽に済むものなのだろうか?
姿を探す事数分、プープーとピコピコサンダルのような、気の抜ける音と共に何かがこちらに近づいて来る。そして姿を現したのは異形の怪物であった。
頭は凄まじく大きく、体にめり込んでおり、頭の横から細長い腕が生えていた。肘から先は頭並みの太さになっている。そして下半身は獣の身体のようになっており、四本の足が全てあらぬ方向に曲がって、地面から浮いている。大きさは5メートル程であろうか。そして怪物を怪物たらしめている最たる原因は、その移動方法であった。
少し身体を進ませるだけで、先程の気の抜ける音を放ち、全身の関節という関節を高速回転させ、更には普通曲がらないような所や体全身を凄まじい勢いで回転させている。はぐれ悪魔になるとこうなってしまうのであろうか? 色々な意味で恐ろしかった。
「今さら逃げても無駄にいい事を教えてやろう」
バイザーと言うらしいはぐれ悪魔はその見た目に違わず意味不明な言葉を放つ。これはまだいい、まだわかる。だが──
「馬鹿あぁ〜ん」
見た目は普通な人達が、理解不能な事ばかり言うのはやめて欲しい。あの化け物の同類にしか見えなくなってしまう。
「雑魚ほど洒落たセリフを吐くものね。わからない場!」
「はい!」
どこが洒落ていたのだろうか? それとせめて下の名で呼んでやって下さい。いつも微妙に変わってるので判り辛いです。
「イッセー、よく見ておきなさい」
木場は腰の剣を抜き、目にも留まらぬ速さで近付く。その瞬間、バイザーの悲鳴といっていいのか分からない悲鳴が木霊する。
「ウほーーーーッ!」
バイザーの足元を見れば、木場が抜いた剣を構えたまま、高速で蹴りを延々と続けていた。剣を使えよ、剣を。
「あれがわかった場の力。目では捉えきれない速さと、達人級の小足。この二つが合わさる事であの子はスピード感与えちゃたナイトになれるの」
ナイトなら剣を使わせろよ。全く使ってないぞあれ。
木場が引っ込むと同時に小猫ちゃんがバイザーへと突っ込んでいく。バイザーは全身の力を込めているかどうかは分からないが、全身を回転させ、その腕をぐねぐねと動かしながら小猫ちゃんへと叩きつける。しかし、その攻撃は大きく外れていた。
「あれを見れば分かると思うけど『戦車』の特徴はシンプル。バカげた力とその防御力。あの程度の悪魔では小ねKIを潰す事は出来ないわ」
何一つ分かりません。それは攻撃を受け止めたりした時に言って下さい。
「うわっ こいつ ヘン」
間違ってはないと思うけど、人に言えた事ではないと思うよ、小猫ちゃん。その言葉を言いたいならまず自分自身がまともじゃないと。
小猫はバイザーを掴んで持ち上げ、空高く飛び上がると、そのまま地面へと叩きつけ始めた。そしてバイザーが地面と接触した瞬間──まるでスーパーボールの様に再び空高くへと飛んで行った。ある程度の高さまで飛ぶと、小猫だけが勢いを保ったまま彼方へと消えていき、バイザーは何事もなかったかのように地上へと戻ってきた。小猫ちゃん、さっき君が言ってた台詞、そのまま君に返すよ。
「どこいくねーん」
部長、その台詞は少し呑気すぎませんか? バイザーも木場から蹴られる以外殆どダメージを負っていない、対してこちらは約一名が戦線離脱してしまっている。あれ? 余裕そうな事言っておきながら負けてね?
バイザーは今がチャンスと言わんばかりの勢いで、全身の動きを荒ぶらせながらこちらへと突進してくる。はっきり言ってその変態的な挙動は笑いそうになるからやめてくれ。
「あらあら、小猫に浮遊感与えるだけじゃ飽き足らず、部長にゲッダンしようとするなんてじわじわとなぶりごろされたほうがいいとおもいますよ!!!」
姫島先輩、それちょっと理不尽過ぎませんか? 小猫ちゃんは勝手に飛んでっただけですよ。それとゲッダンて何ですか? 初めて聞きましたよその言葉。
姫島先輩が手を天に掲げると、天空が目に悪そうな光を放ち、挙動不審なバイザーに向かって雷が落ちた。
その瞬間、全てのものの動きが止まり、変な色になったり、形がおかしくなったりしていた。ちょっと巻き込まないで下さいよ。
周りはすぐに元通りになったがバイザーはなんかさっきよりも毒々しい色に変わってしまっている。そして心なしか腕の位置や足の位置が変化している様に見えた。
「あらあら、まだ元気そうね? ガムテープみたいにね」
その例え、全く上手くないですよ。むしろ理解不能です。
再び目に悪い光が放たれ、周りの風景が見ていられなくなる。そしてバイザーの断末魔の様な声が響く。
「ぎゃああーーーありがとうーっ!」
ただのお礼だった。Mだ、絶対にMだ。そしてそれを聞いた姫島先輩は、ドン引きした様な顔をして、さりげなく(うわ。と呟きながらも攻撃の手を止めなかった。嫌ならやめれよ。
「朱乃はゲス技を使った攻撃が得意なの。にしきがおやぶんれい、イルーム音楽などの脳が腐りそうな現象を屁で起こす力ね。そして何より彼女は究極のまろうこんよ」
全ての言葉の意味が分からない、悪魔の世界はこれらが一般用語なのだろうか? もしそうだとしたら、とんでもない世界に迷い込んでしまった。これからやっていける気がしない。
そうして何度も何度も雷の様な光を放っていると、バイザーはドギツい緑色になりそのまま地面の下へと消えていった。色々と酷い結果だ。
「落ちるときは落ちるものだ」
姫島先輩、これ地の下に落ちてるんですか? どういう理屈で起きた現象なのか全く分からない。
「よのなかどうなっとるんかのう。」
部長、それは俺の台詞です。それとあなたがそれを言っちゃいけないとおもいますよ。
それからは色々あった。フリード・セルゼンと名乗るあやしい神父から、いきなりラップバトルを仕掛けられたり(俺以外の人皆ノリノリだった)、アーシアと再開した時に夕麻ちゃんことレイナーレと再開したり(まさか! ソン・ウか!?とか言われた。誰だよそれ)、アーシアが連れ去られたりした。
そして、今はアーシアを救出する為に教会へと侵入し、今はレイナーレと対峙している。こいつ、あの時の小猫ちゃんみたいにアーシアに浮遊感与えやがった。一体何が目的だったのかが分からない。
「ホントはいい人なんですよーーっ!!!」
アーシア、天井をスライド移動しながら叫んでも説得力はないぞ。それとその状況に陥れたのそいつだからな。
「くっくっく……
ホントはいいひとなんです。」
大事な事だったのか? だから二回言ったのか? でもなんで最初にほくそ笑んだんだ。なんか企んでんのかよ。
「3…2…1…。
フンッ もれて うれしい。」
レイナーレはとても清々しい笑顔を見せていた。絶対いい人じゃないぞこいつ! アーシアを飛ばしときながら、もらして喜ぶとか狂ってるとしか思えないぞ。
「くさそう。」
アーシアはそれを聞いて、汚いものを見ているかの様に顔をしかめながら言う。アーシア、それいい人と思ってる人に向ける言葉じゃないよね。絶対いい人と思ってないよね。一瞬で心変わりしたの?
これ以上の会話を聞いていたら自分もおかしくなりそうだ。昔みたいにノーモーション攻撃をされないよう、やられる前に神器で殴り飛ばした。その時、身体に力が湧いてきたような感覚がしたが、おそらく気のせいだろう……気のせいだと思いたい。部長達の仲間入りはしたくないのだ。
「ぱないのじゃ…」
レイナーレはそんな言葉を吐き捨て、地面に倒れふす。結構余裕残ってそうな発言だな、それ。
倒したは良いもののどうしたらいいのだろうか。アーシアは天井の角に引っかかると上下に荒ぶり始めたし……倒しても止まんないの、それ? とりあえず部長にでも引き渡すかと考えていたら、丁度よく部長達がやってきた。外の敵はやっつけたようだ。
「殴り合いを欲しているの。
一人じゃダンスの鬼に成れないからね」
いきなり発言が物騒過ぎませんか? まだ暴れ足りないとかなら巻き込まないで下さいね。
おっかない部長に後を任せると同時にレイナーレが目を覚ました。タイミングが良過ぎる。
「ぺ獄に送ってあげるわ!!」
部長、ぺ獄ってどこですか? あまり怖そうな場所に聞こえませんよ、それ。
レイナーレは怯え始め、助けを求めるような視線をこちらへと向ける。俺が助けてくれると思っているのだろうか。
「はまだ 死にたくないのだ わかっているのか おい!」
違った。誰に助けを求めてんだよ。ここにはまだなんていないぞ……ん? なんか嫌な予感がするぞ。こんな人外しかいないような場所にも来るのだろうか?
「はあ…」
松田のやろう、ホントに来やがった! 一体どこで聞いてたんだよ。大して時間を空けずに出て来やがったぞ。お前もしかして人間じゃねえのか?
いきなり現れた松田にも部長は驚く事もなく、言葉を続ける。
「はまだ とっととかえれよ。」
「はあ…」
「はまだ そんな……」
「はあ…」
松田をいじめないでやってください。そいつ、巻き込まれただけなんですよ。それと松田、お前は他の言葉も喋れよ。
松田は役割が終わったと思ったのかそのまま帰っていった。一体何しに来たんだ。部長は手のひらをレイナーレに向け、魔力と思われるものをそこに集中させる。どうやらレイナーレを許すつもりはないらしい。
「滅びよ★」
その言葉と共に部長の手から光が放たれる。そして──
駒王町はその日 か い め つ した。
ジャンボアザゼル「もうめんどうみきれよう。」
最初に言っておく事があります。ハイスクールD×Dが好きな方、ヒロイン達が好きな方、本当に申し訳ございませんでした!
Q.ハイスクールD×Dでやる必要あったの?
A.ないです
きれぼし脳やヒテッマンが分からない人は検索してみよう! 特ににしきがおを調べると一目でどんなものか分かるから いいぞ。
なんでこんなものを作ったかだって? 分からん!さっぱり、分からん!