なので、似てない可能性もありますが適当に読んでもらえればと思います。
倉庫に入った時にあまりものほこりっぽさと汚さで先に綺麗にしたら時間を大分使った。
も、もし境内を2人で半分になんてしていなかったら、掃除が終わる頃にはもう正午とか余裕で過ぎてしまっていたかもしれない。本当、広いな…この境内。
因みにやる場所については、霊華は裏側、私は表側を担当することに。
理由については聞いてないし、別にいいかなと思った。
「そーれーにーしーてーもー…」
周りに見える木々とかをたまにとる休憩がてらで見るんだけど、新緑の葉っぱに紛れて黄色いのとか枯れかけてるのが見える。
なに?運悪く夏の終わりだと自然様は言いたいのかな?
うっわ、ついてない…。
ま、まあ冬じゃないだけマシか。うん、マシだ!
「独り言をしながら掃除なんて明らかにおかしい人だけども、自然に囲まれてする掃除は格別ね」
とそう思わず呟いて葉っぱなどのゴミをゆっくりゆっくり一ヵ所に減らしていく。
小さい山になりかかっているのを見ると今まで掃除のフリしかされてなかったのかな?
そう思っているといきなり地面に箒とちょっとした人の影が見えた。
なんだろう、とは思ったけど多分この場合だと1人しか思い当たらない。
空から舞い降りてきたのは箒にまたがったどこぞの魔法少女。
いや、魔女…?
まあ、いいや。それよりも反動でゴミが散らかったんですが。
「おー、霊夢がまともに掃除なんて珍しいな。なにか変なものでも食ったか?」
「食べてないわよ、そんな変なものなんて。んで、散らかったゴミはどうしてくれるのかしら?」
そういって私はジト目で睨み付ける。
いくら半分とはいえ、時間がかかったというのに。大変だったんだよ?
「ああ、それは悪かったな。んじゃ、私はそばで見てるからもう一度まとめたらいいんじゃないか?邪魔はしないぜ」
「そりゃどうも。んでなんで来たのよ。まさか用事もなくー、とか言わないわよね?」
そう言いながら、私は散らかったゴミを再度まとめる。回収も同時進行で。
またどっかの誰かさんに散らかされても困る。
っと因みに箒にまたがって空から降りてきた―――そのはずみでゴミが散らかった―――人は霧雨魔理沙。
霊夢とは大分仲が良く、またライバル的なものらしい。
「ああ、それがまた言うんだぜ。用なんてない。だから、茶とかもらっていいか?」
「そうなのね。でも、なにもしない人にお茶もなにも出せないわねぇ?」
といって横目で見やる。
本当は霊夢との関係上、なにもされなくてもお茶は出すつもりだ。
でも、あえてそうしかけてみるのも面白いだろうしね。
「へぇ、そうくるか。んじゃ見て応援してるわ」
「そうくるのね…というか手伝えって言わなかった私も私かしら。あー、はいはい。あとで淹れるわよ」
「へへ、いつも悪いな。霊夢」
「なるほどね。そういう話なら私も頂こうかしら」
そんな風に話していたら、別の声がそういってきた。
私には心当たりしかなかったけど、魔理沙は驚いたような表情に見えた。
(あれ?こんな奴、前はいなかったよな。霊夢が1人でいたはず)
「あーっと、お前、誰だ?」
「あら、どうも。初めましてだったのね。便宜上、博麗霊華と名乗らせてもらっているわ」
そういうとニコッと笑みを浮かべる霊華。
せ、先代とはいえ…そんなんでいいのだろうか。
そんな疑問が頭に浮かんでしまう。
「なるほどな。つまりは霊夢の前の巫女ってことか!」
そう聞いた魔理沙は納得したように手を叩く。
え、なに?まだいってないのによく分かったね。もしかして格好?それとも話し方?
「ええ、そうなるわね。それで、あなたはなんていうのかしら?」
「ああ、私は霧雨魔理沙ってんだ。宜しくな」
といってウインクをしながら口角を得意げにあげている。
「そうね、宜しく。……ってそういやあなた、どこから来たのよ」
「え?あっちだぜ」
「多分あっちからね」
そういって指差したのは大体同じ方角の空。
私なんて勘に任せて指差したんだけどね。
(そうだった。今の
「……ああ、なるほどね。その割には大分ゴミが散らかっているようだけども、なにをしたらそうなるのかしら」
そう言いきる霊華。
不思議に思った私は手を止めて霊華の視線を追ってみたらその先はまだ集めきれていない散らかったゴミ。
それなりのはやさで来た上に近くに降りたものだから仕方ないんだけど……あ、魔理沙大丈夫かな。
「私が遊びに来たらこうなるんだぜ。なんでかは知らないな」
「あら、そうなの。ってことは別にあなたのせいじゃないのよね」
なんてニコニコ笑いながらいった。
でも、なんか背後に般若とか立ちそうなぐらい怖いよ?
「あ、ああ…。私はなにもしてないぜ」
「そう。ならよかったわ。あなたのせいで、かつわざとだったら二度とできないようにしなくちゃいけなさそうだったものだから、ね」
なんて物騒な…。
っていうかそこまでする必要ないよね。
魔理沙なんて笑みを浮かべてるのにひきつっちゃってるし。
「あー、そこは訂正してちょうだい。二度としないように、じゃなくて掃除手伝いとかそういうのに。あんたが手を出したらろくなことにならなそうだから」
とまでいうと今度は霊華がひきつった笑みを浮かべた。
知ったこっちゃないね。
「だってあんた、スペルカードルールがない時代にいたらしいから手なんて出したら死人が出るわ」
追い討ちをかけるかの如くいう私。
先代だからって優しくいう必要はないもんね。ドストレートで物申さないと危なさそうだしね。
因みに霊華はちょっと目を見開いていた。
驚いてるんだかショック受けてるんかは知らないが言わないと止まりそうになかったからね。
「さすが霊夢だな。先代にも容赦なしか。ある意味凄いわ」
「そうでもしないと止まりそうになかったからよ。しっかり見ておかないとほんと危なさそうね…。あ、これどうにかして片付けるからお茶にでもしましょ?ついでに座って休みたいから」
本音混じりにそういったら魔理沙が笑った。
むう、結構大変なんだぞ?
そう思って半目で見ると肩をすくめられた。
「悪かった悪かった。そうだな、久しぶりに掃除して疲れたんだな」
まだ笑いながら言うか。
魔理沙ってそういう一面もあるんだなー。
行こうとするとき、後ろから
「……そこまで言わなくてもいいんじゃないかしら?」
なんて呟き声がしたような気がした。
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