シリアスとかそういう感じではないので適当に読んでやってください。
では、下からが本編ですのでごゆるりと。
お茶と言う名の休憩をし、魔理沙が帰ったあと。
何故か…霊華と一緒にトレーニングをするはめになっている。
と、いうか現在進行形でしている。
こういうものは1週間に何分のものを何セットでする、とかの軽いものでいいと思うんだ。
「ねぇ……これは……ちょっとやりすぎなんじゃ……ないかしら?」
畳の上に大の字で横になりながらまだトレーニングを行っている霊華に聞く。
こうなる前の世界…と言えばいいのだろうか。その時からそこまで体を鍛えていなかったため、辛い。
その上、霊夢もどうやら体を鍛えていなかったらしい。
そのせいで倍になって辛いではなくかなり辛いになっている。
もう無酸素運動に近くなっちゃってるよ…。
「やりすぎもなにも…。一応軽くやれるようにしたはずなんだけどもねぇ。…うーん、休憩をはさまないとかまだ駄目だったのかしら」
「軽くで小休憩なしとかありえないわよ…。しかも何回を二セットとかじゃないんだから余計辛く感じるわよ…」
「その、何セット?とかってどういう意味よ。全然分からないんだけども?あと休憩はそんなに挟まない方がいいでしょう?」
あー、そうだったね。
幻想郷に外来人が来て無事にその言葉を伝えなきゃ広がりもしないもんね。
そもそも同じ幻想郷にいる人でもこの人は前の時代にいた人らしいし、知らないのも仕方ないか。
「インターバルは休憩って意味よ。んで、セットは繰り返しとかって思ってくれればいいわ。大体そういう意味で覚えればどうにかなるわ」
と顔だけずらして、見上げる形で霊華を見る。
さ、さすが今までその身で妖怪を倒してきただけある…。
「へぇ、そうなのね。外の世界じゃそんな言葉を…。じゃ、そろそろ霊夢、再開するわよ」
「今までの話、聞いてたのよね!?しかも、もうちょっと鍛えるんじゃなくて本格的なものになってるわよね!?全然追いつかないんだけども!?」
上半身を無理矢理起こし、そう叫ぶ。
そう、最初は霊華がやっているのを見て、トレーニングについての話になり…まあ、その言葉の意味も教えたとかそういう出来事もあったけど、ちょっと筋力とか体力をつけるのにいいよねってことで私もすることにした。……そこまではよかったんだけどね。
なんでこうなったんだろう。
初めは霊華が1人で己を鍛えているのを見ていただけだったはずなのに。
見ていたのに気づかれたのがいけなかったらしい…。
少しだけ、少しだけのつもりだったのに…。
なんて長々と考えて、そこでようやく気づく。
そう、私が半目で見られていることに。
「参ったわね、かなり体力のない人間だったとは思わなかったわ…」
「―――え?」
仰向けのまま、固まる私。
今、なんと…?
「んでもってこれはあの子が大分修行をしていなかった様子ね。…これは本格的に鍛えなきゃ駄目かしら」
なんて真顔で呟いている。
えっと、これは……
に、逃げよ。
そう思って強引に立ち上がり歩くなり走るなりしようとした時。
お、おおう…さっきまでのが蓄積されてて立てないんだけど…。
「……」
残る手段として涙目になり、唇を噛み締め、睨み――無言で、訴える。
そこでようやく違和感を感じたらしい。
私をじっと見てから腕を組む。
「…どうしたのよ、そんな風に見て。立てないの?」
「立てたらもう立って体を鍛えることにうるさい人から逃げてるわよ」
と唇を
本当逃げたいです。でも、空すら飛べないほど体が疲労してるんじゃ駄目っていうね。
「そういえば…身じろぎすらしないわね、あなた。嫌そうな顔はしてるのに」
「動けたら苦労なんてしないわよ…。はぁ…」
「分かったわ。あなたのはもっと軽くして基礎体力を作ることから始めるとして……今日はもう無理ね。他にも綺麗にするところがあったけども…私がやっておくわね」
と私に言ってそのままどこかへ歩いて行ってしまった。
…なんとも言えないけど、どうして鍛えようとするのか。
そこまでしなくてもいい気がするんだけど、いいか。
とりあえず、まずは体を起こせないと話にすらならないなぁ。どうしたものか……。
数十分か、しばらくしたと認識した時にようやく体を動かせるようになったけど、大分日が傾きかけてきてしまった。
うーん…仕方ない、か。
にしても、霊華の対応…会った時からやけに優しいな。
別に気にするほどのものじゃないからいいんだけどさ。
問題はそこじゃないんだよね。
「問題は2つあるのよね…」
そう呟き考える。
まず一つ、電子機器などの連絡手段がない。これじゃあ、電話はおろか気を
いや、まあ、他にもあると思うけど。
二つ目は…高床式倉庫や神棚かな。
あっちはそのうち…とはいえ、神棚は先に見ておいた方が良い気がする。
どうにかして立つと、私は神棚の方へ向かった。
少し歩いてそれらしきところについて、しょうじをあけると気持ち暗い場所が見えた。
空気もどこかほこりっぽい。
「……仕方ない、わね。やれるだけやっておかないと困るものね」
とだけ呟くと掃除用具を求め倉庫へ。
面倒くさいし、全身が痛いしとやりたくはなかったけど、しておけば後々サボれる。
なら、楽になるために先にやっておく。
いよっしゃー、やるぞー。神棚周辺の掃除とかをー。
などと、内心投げ出しかけながら考えた。