先代巫女と行く幻想郷生活   作:篠崎零花

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色々な原作が混じっている?

系列がいまいち分からないっていう作者が原因ですね。
仕様だと思ってください(白目

それでも平気だというかたは下からが本編になってます。適当にどうぞ(遠い目


第40話 梅雨入りと共に

あの命蓮寺に出向いてからしばらくすると雨がよく降るようになった。

里にあるらしい天気予報の龍みたいなのもよくそれだって、子供達から結構聞いた。

しかもあんまり外れない…。

 

うん、すごさは分かったけど、とりあえずこれって

「梅雨入りしたわね…」

 

うん、それしかないだろうしね。

あ、そういや確かあの像、龍神様って呼ばれてたような。

 

 

 

 

「霊夢、部屋から外を見てたって晴れやしないわよ?」

 

「あら。なんだ、霊華なの」

 

いやまぁ、むしろ外を見てて晴れたらすごいよ?

私が晴れ女だとしても出来ない芸当だろうし。

 

「そりゃ私しかいないのだから私以外には早々顔を出さないわよ。―――あぁ、紫や魔理沙がたまに出すんだったわね」

 

「そこに萃香っていうのも足してくれないかしら。あの鬼、どこにでもいるみたいだから」

 

 

なんだっけ。三日置きに宴会だかなんだかをさせた張本人らしいね。

確か春に起きたある異変のせいで春が短くなったのが原因だとかなんだとか。

まあ、私が解決したわけじゃないから詳しくは知らないんだけどさ。

 

 

「なるほど。鬼か……。ふふ、そういうのもいたわね」

 

「えっ?あんた…萃香に会ったことでもあったかしら?勇儀だってあまり旧地獄から出てきてはないはずだし…」

 

それに地霊殿に行ったのは私。

陰陽玉を通信機に改造した紫がその支援。

みたいな感じでやったから霊華は知らないと思うんだけどな。それにさとりはあの時、確か…うん、私が行くって言ったんだから…あれ、霊華はどこにいたんだろう?

 

 

(黙ってたし、気づかれなかったでしょうけど…仕方ないわね。紫にも気にしないよう伝えてたし。……それに、1度だけでいいからどうやってスペルカードルール下で解決しているのか見たかったのよね)

 

「霊華、あんたって萃香とか勇儀とかのどっちかでもいいから会ったことあった?」

 

「ふふ、さて…どうでしょうね?」

 

え、えぇー…?なにそれ…。

むう、このままじゃよく分からないな…。

 

 

 

「あれ、霊夢と…そちらは?」

 

「えっ?あんた誰よ」

 

「「えっ?」」

 

いや、知らないですよ?

顔見知りだと思ったの?

 

 

 

「おー?お前達、どうしたんd……あれ、そいつは誰なんだ?」

 

うん。すごいタイミングでくるね、あなた。狙ってるの?

 

「あら?2人共、分からないの?私のこと」

 

いや、本当に知らないんだって…。

魔理沙は?…うん、首を横に振られた。

 

「……茨木華扇って名乗ってるんだったわね?あなたは」

 

「うん?そういう貴方は……まさか、先代の巫女ですか?」

 

「あら、まさか知り合いの顔を忘れたとは言わないわよね?ねぇ、華扇?」

 

へぇー…かせんって言うのか…。

なるほどねぇ…。

 

「んー、なんかそんな奴いたな。でも、華仙なんて名前だったか?」

 

「……そうでしたね。それで2人は思い出した?…と聞きたいところですが、霊夢はそうでもないみたいですね。なにかあったんですか?」

 

「なにかあったというか…。私、元外来人よ。だから、悪いけどあんたのことは記憶にすらないわね」

 

なんか霊夢本人の方も曖昧みたいだしね。

…にしてもあんまりかせんの表情が変わらないのはなんでだろう?

 

 

「なるほどね、納得がいきました。それなら仕方ないですね。それで、2人はなにをしていたんですか?魔理沙はさっき来たので聞かないとして」

 

「雨を見ていただけよ。ちょうど朝食もさっき食べ終えたばかりだし」

 

「私はそんな雨を見ている霊夢に見ていてもすぐにはやまないわよって言っていただけよ?…にしてもあなた、いつの間に来たのよ。魔理沙は分かったけども…あ、それ脱いでからあがってちょうだいね?」

 

「あーい。んじゃ、あがらせてもらうな」

 

さっきからカッパみたいなのを着ているとはいえ、外にいたもんね。

でもさ、魔理沙。あなた、傘は?なんで置いてきたのかな。

あとで聞くとしようかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔理沙はカッパをしまったあとにあがってもらったんだけど、その時に思い出したことがある。

そういえば聞くと言えばもう1人にも聞きたいことがあるんだよね。

 

「ええと、あんたの名前って華仙でいいのよね?ほら、難しい方の“はな”に仙人の“せん”って漢字の…」

 

「ええ、そうですね。フルネームは茨華仙、っていうんですけど…貴方が実は元々外来人だったなにか、なら私のことを知らなくても仕方がありませんね。…まさか先代の巫女がいるとは思いませんでしたが」

 

「あら、華扇。話しているところあれだけども、私は今霊華って名乗ってるのよ」

 

「へぇ、そうなんですか。なら、フルネームで呼ぶと博麗霊華っていうことになりますね」

 

うん、本当ならそう呼ばれるんだろうけどね。

霊華って未だに名前で呼ばれてないんだよ。多分妖怪退治をほとんど霊華がしているからだろうね。

私にも少しマワシテー。

 

 

「…貴方のことは話には聞いてましたが…どこまで行っても先代は先代でしたね。霊夢と変わらないようなところが相変わらずあるんですから」

 

「ねぇ、それってどういうことよ。教えてくれる?」

 

「私も聞きたいわ。霊華にもあるところってなによ」

 

 

特になにもないと思ってたんだけどな。

ほら、似通ってるような部分ないし。…どこなんだろう?

 

「華仙、それって気のせいなんじゃないか?」

 

「ええ、そうよ。私なんて学業関係の神様を招いてみたことなんてあったのだからね。…信仰はされなかったけども」

 

「霊華、霊華。それは寺子屋とかそういう場所しかない幻想郷より小学校や中学校っていう場所がある方が信仰してもらえたかもしれないわよ」

 

「そ、そういうものなのかしら…」

 

うんうん。もしかしたら、だけどね。合格祈願とかするほどみたいだし。

ってあれ?霊華に小学校や中学校のこと、教えたっけ。

 

別に知っていてもいいんだけどさ。

 

 

「…なるほど。そうでもなさそうですね。それにしても、話にしか聞かなかった先代の巫女……あぁ、霊華は何故現代に?」

 

 

「分かりやすく説明してもよいのだけれども、長くなってしまうから少し簡潔に教えるわね。なんでか、と言うと前に倒した謎の怪異かなにかのせいでこっちへきてしまったみたいなの。霊夢も外の世界から偶然、ってところね」

 

「そうだったんですね。あれ、でも霊夢は前からいたってことは…きたのは精神体、というわけですか」

 

といったあと、なんか難しいことをぶつぶつ言い出した。

うん、さすがにそういうのはよく分からないかな。

 

 

 

「でもさ、どうしたらこういう奴が来るんだ?性格なんて私の知っていた霊夢とはだいぶ違うぞ。それこそ私みたいな奴から言わせてみれば別人クラスにな。強いてあげるとすればサボり癖が若干あるぐらいか?ところどころおかしな部分もあるが…そっちはつっこまないぜ。お前だからありえる話だし」

 

 

いやいや、ところどころおかしなところもあるってどういうことかな?

私はそんなおかしなことしてないよ?…心当たりがない、ってわけじゃないけどさ…。

 

「確かに不思議ですね。その話は今の霊夢を見ると明らかに本当の話なのですが…霊夢に近くない人がこういう形で幻想入りするものなんでしょうか」

 

あれ、なんで霊華が不思議そうな顔をしてるんだろ。

首までかしげたし、なんか知ってたりして?

いや…ありえないか。人間だし。

 

 

「そうかしら。むしろありえない話ではないと思うのだけれども…。別にいいわね、この話はまたいつかするってことで」

 

「そうですか。…なら無理には聞きません。いつか聞かせてくださいね」

 

「それはいいんだけどさ、なんで華仙がいるんだ?なんか用事でもあるのか?」

 

 

(霊夢的には魔理沙もなんで来たのかって聞きたいみたいね。…顔に思いきり出てるし、分かりやすいわ)

 

 

「少し様子を見に来ただけですよ。それに霊夢や魔理沙達以外に先代の巫女もいるというじゃないですか。その人物にも興味がありましてね。……一応酷ければ説教もしようと思ったのですが、霊夢と霊華にはいらなそうですね」

 

「まさかとは思うけども…魔理沙にはする、と言うんじゃないわよね?」

 

さっきのに魔理沙の名前があがってながったし。

 

「はい、しますよ。…と、いうわけで1室借りますね」

 

「あっ、ちょっ!?は、離せってば!私はなにもしてないんだぞ!?」

 

 

わぁ、賑やかだなー

 

「……霊夢、終わるまでお茶にしましょうか」

 

「それがよさそうね。ちょっと淹れてくるわ」

 

「悪いけど、お願いね」

 

ちょうどせんべいもあることだし、これでお茶をするかな。

そうとなれば…

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらくしたら、魔理沙が参ったと言わんばかりの顔で戻ってきた。

華仙は…そうでもないね。

 

「さすがに今日はあれ以上言いませんよ。私は先代の巫女に用事があってきていたのですから」

 

(じゃ、じゃあ私は説教される必要なかったじゃないか!こいつ、なんでしてきたんだ!?)

 

「あ、霊夢と魔理沙にもありましたよ?…今の人間と妖怪に色々話したいことがありましたし。ただ霊夢はちょっと違う話の方がよさそうに思えてきましたけど」

 

「あぁ…そうなの。大変ね、あんたも」

 

「かなり他人(ひと)事だな。…いや、確かにお前からしたら他人事か」

 

 

だって実際にそうだからねぇ。

私からすれば初対面の人になるわけだし。

人かどうかはともかくとして。

 

 

「それで霊華、貴方はやけに妖怪より強くないですか?この幻想郷に現れて以降、妖怪退治をしているみたいですけど軽傷より酷い怪我をするほど苦戦はしていないみたいですし。…なにせ里の人達がまた霊華に依頼しだすようになったほどなのでおかしいなと。なにかしているんですか?」

 

 

「いいえ、こっちに来てからは修行しかしていないわよ。あとは霊夢にも少しの間同じレベルの修行をさせたぐらいで…。それ以外はさっぱりね。強いて言えば妖怪退治を私がほとんどしてるってところかしら?」

 

「もう私も大丈夫って言ったのによ?あんまりだとは思わない?」

 

一応里に私のことを知らない人はほぼいないみたいなんだけどさ。

それでも霊華にばかりそういう依頼が来るのは、ねえ。

 

「私的には霊夢とよく会えて嬉しいけどな。一番の親友だし」

 

「あんたはそうでなくとも結構な頻度(ひんど)で来てるから会えると思うんだけども…」

 

「確かにそうね。ほぼ毎日来てると言っても過言じゃないほどには来てるし。それで華扇はなんの用なの?一応霊夢達にも聞かせられるか、というところも知りたいのだけどもいいかしら」

 

「ああ、霊夢達は聞いても大丈夫ですよ。むしろ霊華について知れるのでよいかと。……霊華、貴方は何故そのような強さを?先代の巫女だから、以外の理由が知りたいのですが…話してくれますよね?」

 

「―――いい加減、話さないといけないってことね」

 

 

(そういや異変が原因できた、という割には確かに強いしな。弾幕ごっこに関してはなんとも言えなかったが……なんなんだろうな、言ってないことって)

 

なにを言っているんだろう、と思ったけどすごい真面目な顔をしていた。

なにか、まだ言ってないことでもあったのかな。

私もかなり気になる。黙って続きを話すの待ってよう。

……さて、なにを言うんだろう。

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