苦手な方は“ブラウザバック”か“読んだフリをして読まない”のどちらかをオススメいたします。
それでは、どうぞ
…前になにを話したの。
と、いうかいい加減前からいるような妖怪達に恐れられるのはおかしくありませんかね?
いや、確かに真面目だったってのもあるんだろうけどさ…。
影響力ってスゴイネー。
妖精はなんともないようだけど。仕方ない…のか?
にしても冬は相変わらず寒いねぇ。
それなのにどこぞの誰かさんときたら…巫女装束だけだもんね。
「なによ、そんなに私のことを見てもなにも起きないわよ?」
「ええ、それはちゃんと分かってるわ。あんたのことだもの」
寒くないのかね、本当に。
信じられんわ。
「仕方ないわ、霊夢。先代の巫女は生半可な鍛え方はしていないもの。なにせ前はスペルカードルールすらなかったものね?」
ってうわっ!?境内に立つ霊華を見ていたらなんか急にスキマ妖怪が出てきた!?
結構ビックリするから急には……!と思ったけど、この人?って神出鬼没だったんだ。
忘れてたよ…。
「ええ、そりゃないわよ。今とは違うんだもの。…それにしても紫は相変わらず神出鬼没ね。霊夢、平気?慣れてないからって腰を抜かさないでちょうだいよ?」
「こっ、腰は抜かしてないわよ!?んで、紫って冬も活動してるものなの?この時期になってから初めて見たような気がするんだけども…」
冬以外には見かけること多かったしね。
なのにいきなり冬になってからあんまり見かけなくなったからどうしたのかなー…とは思ってたし。
「あら、抜かしてもよかったのよ?貴方にはスキマなんてあんまり見せてないのだし」
(見せてない、というより見えないようにしてるじゃないの。彼女も最近は妖怪についても理解してきた頃だと言うのに…。まさか、知らないなんてことはないわよね?)
そ、そうなんだ。見せないように…って
「それって私が驚くのを見たいだけよね?もしそうだとしたら少しひどいわ」
「さあ?どうでしょうね」
ほんと読めない人だね。
いや、妖怪なんだけどさ。
「それにしても珍しいじゃないの、紫。あなたがこんな季節に来るなんて。思わず修行の手を止めてしまったわ」
「あら、これは失敬。それで霊夢。冬だからこそ受けてほしいものがあるのだけど、いいかしら?」
うん、それだけで受けるような私じゃないぞ?
私でなくとも内容を聞くレベルだと思う。
「受けるってなにを、よ。言っておくと、雪かきとかは自分のとこで疲れるから結構難しいわよ?」
「それではないわ。まったく別のものよ。受けてほしいのは今の貴方にとっては初めての妖怪退治。それを1件、ね」
あぁ、まあ…そりゃ私からすれば初めてか。
……ん?
「え?妖怪退治?…もう私が受けても大丈夫なの?」
(まあ、そうなるわよね。基本的に私が受けているのだから。今でもあまり受けてほしくはないのだけれども…。紫はどういうつもりなのかしら?)
「ええ、むしろ貴方の方がいい依頼よ。なにせどうやらその妖怪はすでに里の人間を数名、食べてしまったようだから。しかも、家族全員。証言は普段一緒に遊んでいた家族から聞いたわ」
え、えぇー…。な、なんか凄そうな…。
そういえば記憶にはあるんだけど、幻想郷では妖怪が人を食べたら退治するだのどうだのって…。
あれって本当のことだったんだ。
でも、それなら私じゃなくてもいいような…?
実戦経験はないわけだし。
「た、確かに私もいい加減受けた方がいいかなーとは思っていたけども…。因みに1人で、よね?」
「当たり前よ。ただ、現場へは一緒に行って見てあげるわ。私と先代の巫女がね。霊華、いいわね?」
(呼び方は相変わらず、なのね。それに視線も。…そこまでやらかしてないと思うんだけども。考えていることはさっぱり分からないわね。特に紫のは)
「はいはい、分かったわよ。霊夢、大丈夫そうかしら?」
そ、そう聞かれても分からないんだよなぁ。
でも、いつまでも甘えてる場合じゃないし…。
「分かったわ。里へ行くわよ。行って依頼を受けるわ」
いや、あの、そこで意気投合しないでもらえます?
片や幻想郷が一番って言ってた妖怪、片や先代の博麗の巫女。
接点はかなりなかっただろうし、今だって少ないだろうになんでかな。
……とりあえず
「それで、その依頼主って里のどこにいるの?」
「あぁ、忘れてたわ。霊夢、準備してから獣道の方に来てちょうだいね。霊華も念のため準備してちょうだい。確かに霊夢は前よりはマトモになったけども、元は外来人。なにか問題があった時だけ、貴方に出てもらえなきゃ困るわ。万が一が起きてしまってはいけないもの」
(これでも一応は私が鍛えていた時もあるんだけどもねぇ。最近も鍛えていないわけじゃないから大丈夫だと思うのだけれども…。仕方ないわね)
「分かったわ、紫。ま、なにもないとは思うけどもね」
「んじゃ、一旦解散ね。貴方達は必要なものを準備してから獣道の方へ来てちょうだいね。私も少し離れてるから」
そ、そうですか。
というかスキマとやらは便利だね。移動が一瞬とか…。
いや、使いたいとは思わないけどさ。
だって、たまにスキマの中が見えるんだけどさ…あれ、目玉が見えるんだよね。しかも、見えた範囲でも結構あるように見えたし。
でもそうだね、準備とやらをしますか。
必要そうなのを適当に持っていけば多分平気だろうし。…多分。
―――しばらく準備して、獣道へ行くともう紫と霊華がいたのですが。
はやくないですかねぇ?それとも、私が遅いだけ?
「霊夢、もういいの?大丈夫ね?」
「霊華。貴方も貴方で心配しすぎよ。知らない人が見たら親子と勘違いされるぐらいには。まがりなりにも彼女も博麗の巫女なんだし、少しは鍛えたのでしょう?なら、多少は平気よ」
な、なにを話してたんですかあなた達は。
「今は個人的に慣れたいことや能力を知るための修行など、だけどもね。それで、もう行くのよね?」
(言ってないけども、霊夢あなた…ここの神社にいる神様とかそれ以外とも話や助言をもらったりしているわよね。なんかその方が巫女らしいわね。元いたであろう世界ならきっと、それでやっていけたりするんじゃないのかしら?……っと、今はそうじゃないわね)
「ええ、そうね。霊華も行けるでしょう?…さ、行くわよ」
私が頷いて、霊華が軽く返事してから向かうことに。
…にしても里のどこへ行くのやら。教えてくれてもいいだろうに。
そこそこ時間をかけて来た場所は里のはじっこ。
里から外れてるわけじゃないけど、そんなに人がいない。
冬とは言え、もう朝をすぎてるんだからもう少しいてもいい気がするんだけど。
なんでだろうね?
それからある民家の前に立つと紫が3回ノックしていた。
あなたがノックするんだ。意外。
「霊夢達を連れてきたわよ。出てきてもらえるかしら」
そう紫が言ってしばらくすると気持ちやつれたような顔をした女性と子供が出てきた。
な、なんか子供の顔がすっごい暗いんだけど。大丈夫かなぁ…。
「…はい。あの、紫様。霊夢達とはその後ろの2人ですよね?…私から見て右が霊夢さんで、左は先代の巫女こと博麗の巫女…」
「ええ、そうよ。…って貴方達、充分有名じゃない。なら紹介もいらなそうね?」
霊華の呼び方が増えてることにはもうつっこまない。
今回のはその通りだし。
「…はい。あ、○○、もう下がっていいよ。あとのお話は私がするから。ね?」
「うん…分かった」
後ろにいた子が小さくお辞儀をしてから奥の方へ向かった。
うん、隠れてるように見えたのは気のせいじゃないよね?
「あー、ええっと、こほん。あなた達ですよね?妖怪退治を依頼してくださったのは」
(霊夢、それは固すぎよ。どれだけ緊張すればそうなるのか聞きたいぐらいには、ね)
「え、えぇ…はい。とりあえず立ち話もなんですし、中へはいっていただけませんか?」
「あ、はい。分かりました」
「分かったわ。それと最初に言っておくけども、依頼は私じゃなくて霊夢だけが行うわ。危ないようだったら私も入るから大丈夫でしょうけど」
「あ、そうなんですか。いえ、霊夢さんだけでも大丈夫だとそこの方から聞いているので平気です」
「…なにを噂として流しているのよ、紫」
な、なんで口笛をふくの?
まさかそれ以外にもなんか流してたりしないよね?
あやしい…。
「ま、まぁ…ともかくして……。受けてくれるんですね。ただ、どんな妖怪かは私達は見てないのでなんとも言えないのですが…」
「そこは大丈夫よ。そのための私でしょうし。ね?紫」
「ええ、そうよ。貴方は妖怪退治を歴代の巫女同様しているのだから、分からなくても手かがりは得られるのよ。…そういうことだから、分からないからって気になさらぬように。いいわね?」
いや、霊華は歴代の巫女で先代だって教えてくれたの、あーただよね!?
「は、はい…。ありがとうございます。では、お願いしますね。旦那も依頼できると聞いた時、もっとはやく彼女達のことを知っておけばよかったなんて後悔してましたから。旦那が悪いわけでもないのに、優しい方ですよね」
「なら、こう伝言を残していいかしら?――そうやって後悔するよりその子達を忘れないであげてほしい、と。例え帰ってこないのが分かっていたとしても、ね。忘れ去られるよりは報われると思いたいの」
いや、あの、紫。意外なものを見るような目で見るのはやめてね。
霊華もやめてね。恥ずかしくなってきたんだけど。
「ふふっ、噂通り、変わったお方ですね。私もそうは言ったのですが、外の世界も知る今代の巫女が私と似たようなことを言ったと言えば少しはマシになるかもしれませんね」
「なら、私が「あ、いえ。霊華様でなく霊夢さんでいいでしょうか?ワガママになってしまうようで申し訳ないのですが。…霊夢さんが来たいときでよろしいので…」」
そ、そんなに食いつかなくてもいいんじゃないかな。
「わ、私はそれで構わないけども…」
(やれやれ、仕方ないわね。気にしなくてもいい、とこの場で言わない方がいいでしょうし。それにこればっかりは今の霊夢でも、どうすることはほぼ無理に近いものね)
「では、必要なら私を介して霊夢を呼ぶわね。一応、彼女も色々やらないといけないことがたくさんあるから」
「そうなんですか。分かりました。ありがとうございます…。それで紫様。報酬は…」
「依頼の報酬?そうね、ちょっとしたものでも大丈夫よ。野菜とかそういうのでも。ね、霊夢」
いや、そう話をふられてもね。
ふざける雰囲気なんて最初からないし、ちゃかす勇気もない。
かといってなんか欲しいですー、というほど物に困ってないし。
「あぁ…多分ね。ま、少しだとしてもこの紫が残りを出すらしいから別に平気よ」
「…そのちょっと悪巧みしてる、みたいな微笑みはやめなさい。分かった、分かったわよ。出すわ。それでいいのでしょう?」
ふふん。これでいいかな。
「でっ、でもそういうのでいいのでしょうか…」
「大丈夫よ。では、この話はまとまったということで…。霊夢、霊華。現場に行くわよ」
えっ
「はいはい、仕方ないわね…。あ、なにかあったら霊夢、言うのよ?」
ちょっ
「分かりました。その…お願いします」
げ、現場ってなんか嫌な予感が…!
あっ、ちょっ、引っ張らないで?!
そこから少しかそこそこ歩く…というか引っ張られて来たんだけど、里から離れた場所に民家が建っていた。
でも、やけにボロボロ。
なにせ外見は大きな熊か狼とかにひっかかれたかなんかされたような爪痕がたくさん残されてるし、なにより……玄関だったであろう場所付近に血のようなものが見える。
それが中に続いてるように見えるんだよね…。
「さ、入るわよ。2人共」
さすが紫。
そんなのが見えててもあっさり入っていく度胸は凄いです。
いや、紫にはあるのが普通…なのかな?
「あぁ、霊夢はあとからでも平気よ。無理、しなくていいからね?」
「え、ええ…。分かったわ」
でもなんとなく1人きりになりたくないから霊華と一緒に入る。
―――入って見えたのはもはや爪痕でボロボロになった壁。
壁にたくさん飛び散った赤黒い液体。
○○がそのままなのか、嫌な臭いがすごくする。なんていうか鼻を刺激するような、そんな臭い。
「……えげつないわね」
「ここはまだいい方よ。もっと酷いときなんて前はよくあったのだから。…それで、これ以上踏み込んでも平気?多分見慣れない人にとってはしばらく肉が食べれなくなるようなものだと思うのだけれども…」
さ、さすがスペルカードルール。血を見なくても妖怪が人を襲えるっていうらしいからね。
でも、博麗の巫女である以上避けられないような気がするんだよね…。
っていうか床を見える範囲でチラッと見たら、とんでもなく荒れてる。
空き巣にでも入られたのかってレベルなんだけど…。
「…とりあえず、見なきゃ分からないこともたくさんあるでしょうし…。…それに、私が博麗の巫女になるというのなら避けて通れないでしょうし…」
(まあ、戸惑うのも無理はないわね。突然幻想郷の裏側を見せられているんだもの。私が遠ざけていたってのもあるんでしょうけど…。…まあ、この一家のこと、見てもらいますか)
「んじゃ、多分こっちよ。紫も多分いるわ」
「わ、分かったわ…」
ついて行った先には霊華の言うとおり、紫がいた。
霊華も勘が鋭いんだな、と思って紫の方を見た。
「なにを見てるのよ、紫。………キ、キャアァアー!?」
視線を追うんじゃなかった。追うんじゃなかった。
顔が見えないとか顔がないとかだったし、体からなんて色々と出てたし…。酷すぎる…!
「―――っ!――――っ!」
見たくないから。そんな思いでその民家そのものから出てすぐ、民家の影に隠れた私はさっきの光景をつい思い出して今朝食べたばかりの物とか色々な物を出してしまった。
うぅ…。あんな…あんな死に方あんまりだよ…。
食べられ方とかつけられた傷だとかが酷くて…。もう一度直視しろって言われたら厳しいよ…。
「あー…霊夢、大丈夫?見慣れないものだから、一応言っておいてはみたけども…あんまり、効果はなさそうね」
…その声は…霊華、か。
「……むしろあんなのを見てなんともない方がありえないのよ」
「あなたの場合は仕方ないわ。ああいったものは幻想郷とかでしかないもの、でしょうし。ほら、前に色々と外の世界について教えてくれたでしょう?そこから考えて普通にないようだから、その…。気にするな、とは言わないけどもあの家族一家以上の被害が出ないように件の妖怪を退治しましょ。きついようならこっそり私も手伝うから…」
(参ったわね。私とこの
…………。
「……ふふ、そう。あんたは不器用なのね。でも、ありがと。…そうね、あんまりああいうのを増やしたくないし、なにより私の精神衛生上に…ね。でも、それって平気なのかしら?」
(精神衛生上って…。まあ、そうよね。こんなにポジティブ思考の持ち主でもさすがにそこら辺は気にしたりする子はするものね)
「ええ、平気よ。私が入るのは手負いになってからだから。そこまでだったら多分、外の世界の人間が霊夢になっているって思って油断するはずだから…そうね、あなたが油断しなければほぼ無傷でいけるはずよ。多分。あー、あと口まわり、ちょーっと失礼するわね?」
え?口まわr……あ、あぁ…。
なるほどね。なんだか申し訳ない。
「ま、要するに油断しないようにね。相手が油断してるしてないに限らず、一番大事なことよ。私がいる間はあなたのことを守れるけども、いつかは自身のことぐらいは守れるようになってちょうだいね。他の人まではゆっくり考えていけばいいわ」
「ん…色々とありがとね。はいはい。ま、今度にでも考えておくわ。真面目に。今後のことを」
ところでそういえば、紫はどうしたんだろう。
姿すら見えないんだけど。
「そんなにキョロキョロしなくても、紫は家の中よ。あなたが突然飛び出たもんだから、後を頼んで追いかけてきたところだったのよ?さっきから言うように、あなたにとっては色々ときついものだからどうしようもないけども」
「そ…そうだったわね。ごめんなさいね。人生で初めて血まみれの人を見たものだからつい…」
…!?あ、頭に少し強く手をのせなくたっていいんじゃないのかな!?
な、撫でてくれるのもいいんだけど強いよ…?!
「むしろあなたの身近の環境が平和だったって考えるべきよ。それに、平和という以上、そこら辺に目を覆いたくなるような悲惨な死体が転がっていたらさすがにおかしいわよ」
「そ、それもそうよね…」
(幻想郷の裏側を教えるのはゆっくりの方がよさそうね。紫も次からは多少は考えて見せるでしょうし。…なにせ今はこの霊夢が博麗大結界を管理しているのだからね。下手な真似はしてこないでしょう。きっと)
「霊華、全部見終えたわよ。……それで、もうそっちも終わったかしら?いえ、見る限り終わってるわね。それで、もう行けそうかしら?」
…ど、どうだろう。
すぐに行けるか分からないんだよね…。
確かに霊華のおかげでさっきよりは落ち着いたと思うけど…。
「え、えぇ…多分…」
「そう。なら、霊華といってらっしゃいな。もう霊華はなんの妖怪か分かったようだから」
……なんだかんだ言って紫は妖怪、だもんね。
すっかり失念してたよ。まあ、致し方ない、かな。
「分かった。…分かったわ。霊華、行きましょ。探してればきっと見つけられるでしょうし…」
(…まあ、仕方ないわね。こうなるのも。…とりあえず、ついていくしかないわね)
「そうね。でも、私が大体の位置を予測できるから出来ればついてきてほしいわ。どう?」
…先代の巫女についていって探した方が早いんだろうね。
そうしようかな…。
とりあえず、頷いておこ…。
「分かったわ。多分こっちよ」
(紫にああ言われてから未だに表情が暗いわね。……うーん、受けさせるのはまだ早かったかしら。それとも話した相手が妖怪だったが故なのか…。悩ましいわね。今回のことが後々に影響しなければいいのだけども)
「――って霊夢、待ってちょうだい。あんまり下手に動くと危ないわよ!」
多分大丈夫だよ。
どっかの先代の巫女に鍛えられた上に基礎練習ぐらいは自分でも最近やってるし…。それに慣れたものは応用できるようにも少しはしたし…。
なんとかなるって。自信はすこぶるないけどさ。
「多分平気よ。多分ね」
「なら余計に……!ってあなた…」
(思わず足を少し止めてしまったけども、よく顔の方を見たら表情が読みとりにくいぐらい顔をうつむかせてるじゃない。暗いどころじゃなくてそもそもの目元が見えにくくなるほどうつむいていただなんて…。本当に平気なのかしら)