日常で楽しんでる彼女たちをまたもや書きました。
短めかもしれませんが、興味のある方はどうぞ。
今日は弥生の十四日。
外の世界でいうホワイトデーなんだけど…この幻想郷でホワイトデーとかありなのかな。
「ねぇ、どう思う?」
「これまた突然ね。なんのことだか分からないし、どうとも答えられないわ」
偶然来ている人にも聞いてみるかな。
「早苗は?」
「分かりませんよ。ってまずなんのことを聞いてるんですか!?」
ふむ、そりゃそうなるか。
魔理沙とかその他例外を除いて質問内容が分からないと答えられない。
当たり前のことなのについやっちゃうなあ。
「真っ白な日について、よ?」
「ホワイトデーって言ってくださいよ、霊夢さん。…でも、そういうのって
「いいえ。むしろない行事よ?だからこそやるの」
「突拍子もないですね…。あ、ちゃんと分社も掃除してるんですね」
「え?軽くよ。よく見たら分かるわ」
そういうと早苗が分社に近づいて…。あ、分かったみたい。
「掃除道具借りますね」
というと道具などが入った場所へまっすぐ…
「ねぇ、霊華。場所でも教えた?」
「えっ?そんなの知らないわよ。妖怪退治とかしてたりするんだから」
あなたがしてたのか。道理でそういう妖怪退治の依頼が私に来ないわけだ。
でも、じゃあ誰が教えたんだろう。
「私だぜ」
「…!魔理沙」
声に気づいて振り返ってみたら笑顔の魔理沙。
多分今さっき飛んできたな。
「あんたねぇ。ま、いいわ。今日についてどう思う?」
「えーっと、弥生の十四日についてか?一応なんの日かは知らないけど、クッキー持ってきたぜ」
というと懐から透明な小袋に入ったクッキーが見えて…
「……大丈夫なの?食べれるわよね?」
「そんな心配そうな顔をしなくてもいいだろ?」
「なら魔理沙。あなたは蒐集家と聞いたけども、そういうのは入れてないのよね?」
あっ、魔理沙が驚いた。うんうん、出し抜いた感があっていいね。
因みに情報源は私。
「っと、そんなに睨まないでちょうだい。入ってないことは分かったから」
「おっ、霊夢は物分かりがいいな。ほれ」
投げる必要なくない!?
あ、でも美味しそうだね。
「意外ね…。あんたが料理できたなんて知らなかったわ」
「べ、別にいいだろ?料理できても」
あれ?なんで霊華がニヤニヤしてるの?
ど、どったの?
「いつか霊夢さんもちゃんと分社掃除してくださ―――あれ、魔理沙さんも来たんですか?」
「ついさっき、な。用事があって軽く来た感じだぜ」
「…それと霊夢さんの持ってるクッキーって」
まあ、そうなるよね。
「関係あるわよ。チョコを渡したお礼みたいだけど」
「霊夢、それだと私にあげたって勘違いされるぜ。もっとこう、違う言い方をしてほしいな」
どんな言い方をすればいいのやら。
素直に言うのはとりあえずなしとして。その方が面白いし。
「これで更に人が増えたら面白いわよね」
「まさか。来るわけ――」
話していたら、咲夜と共にレミリアがきた。
なんだこの神社。
「あら、えらい人気ね。霊夢っていつからこんな人気者になったのかしら」
「咲夜の方を見ながら言われても困るんだけども」
「別に理由もなくきたわけじゃないのよ?お嬢様、そうですよね」
「ええ。霊夢、貴方にあげるものがあってきたの」
「レミリアって白い日とか知ってたかしら」
「…なによ、その白い日って」
えっと…だからってそこまで睨まんでもいいんじゃない?
「ああ、ホワイトデーのことらしいぜ。なにをするかは分からないが、ばれんたいでー?に関係してるのは間違いないと思うぜ」
「あれ、魔理沙さんは知らないんですか?」
「そういうお前は知ってるのか?」
「はい、知ってますよ」
「へえ…。それをこの私にも分かるように説明してもらえるか?」
早苗がホワイトデーについて説明している間、霊華には噛み砕いて教えておいた。
雑とか言わない。
そのついでにお茶会もいいかなって思ったから茶菓子を軽く作ってみた。
魔理沙からもらったクッキーは私と霊華で味わおうかな?
…にしても今の博麗神社って人間なの私と霊華を除いて魔理沙と早苗と咲夜だけなんだよな。
早苗は現人神だとか言わない。
最終的に同じ人間だって証明されてるし。
ま、レミリアにもお茶を出そうかな。なにも言われなかったらそのまんまにしてさ。
言われても紅茶とかは出せないんだけどね。
「さ、お待たせ。今日はせっかくだからお茶会でもしましょ?」
その一言で、それぞれ思い思いの相手と会話を始めた。
クッキーとお茶の組み合わせはなんとも言えないけど、それでも手作りのクッキーは凄く美味しかった。
ありがとね、魔理沙。
というかお茶会の始めかたはあんなんでいいのか。
なんかもう、なにもつっこむまい。
少し本文を追加・リメイクさせていただきました。