隊長の憂鬱
はやて「は~あ............」
六課の指揮官部屋に、私がいた。
そしてリインは、仕事で出払っていた。
そう、つまり今ここにいるのはウチだけ...この不安と不満を話せる人物がいない...。
不満とは上層部の圧力...スバルやティアナ、それにエリオとキャロも引き抜けへんのは、恐らく上の圧力...まあ、なのはちゃんやフェイトちゃんを引き抜いた時点で、こうなることは予想で来た...。
だが、ヴィータやザフィーラを引き抜けなかったのは辛い...シグナムとシャマルを引き抜けたのはよかったが...。
その不満はそのまま不安になる...前衛が圧倒的に少な過ぎる。
まあ、代わりになのはちゃんやフェイトちゃんに対してリミッターを付けなくてもよくなったのは幸いだが...。
ヴィヴィオやアインハルトが、外部協力者として参加してくれたのは心強い。
けれども、不安は残る。
ヴィヴィオやアインハルトは、あくまでも外部協力者...学校を休ませてまで手伝わせるわけにもいかない。学校からしてみては、あくまでもボランティア的なものでしかないのだから。
そして...天才少女、リア・アルバーナ。
彼女に関しては、裏方に回ってもらって作戦指揮等の手伝いをしてほしかった。
だが、未知数とは言え、あのなのはちゃん相手にバインドや砲撃をくらわせた戦闘能力を無視するわけにはいかない。
さて、どうしたものか...。
コンコン
部屋の扉が開かれる。
まさか...もし私の予想が会っているならば、今の私の不安は一気に無くなる。
はやて「どうぞ!」
?「失礼しまーす!」
そこにいた人物は、懐かしきあの顔であった。
アリサ「特殊戦術部機動課所属、アリサ・バニングス、本日ただ今より特別調査部所属機動6課に出向となります、これからよろしくね、はやて!」
はやて「アリサちゃん!間に合ったんやね!」
アリサ・バニングス
私やなのはちゃんやフェイトちゃん、それからすずかちゃんと小学校時代からの親友で、二年前のとある事件から管理局員として働いている。
はやて「一年ぶりやね、相方はどうなん?」
アリサちゃんは、腕輪を指さす。
アリサ「すずかが作ってくれたデバイスに失敗作はないわよ!」
アリサちゃんは、笑いながら話してくれた。
アリサ「ところですずかは先に来
てるんでしょ?デバイスの調整したいからどこに居るのか教えてほしいんだけど?」
はやて「ほんなら一緒に行こか、私も用事あったし」
アリサ「ほんと?なら都合がいいわ、沢山の土産話しを持ってきたんだから!一部だけはやてに先に話してあげる!」
私の不安は、完全に吹っ切れた。
もう、何も怖くない!