魔法戦記リリカルなのはBLITZ   作:なうなり

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魔力と戦いの始まり 2

レイ『前方から攻撃、来ます』

 

リア「へ!?」

 

ガジェットからの魔力攻撃、ビームみたいなその攻撃をギリギリで避ける。

 

リア「たった今開けちゃったこの大穴...もしかして一番大きい損害?」

 

これほどの大穴、ガジェット達でも開けるのは時間がかかるだろう。

 

レイ『いくらでも入り放題ですね』

 

リア「中にはまだ人がいるのに...仕方ない、よね?」

 

レイ『マスターがそれを望むのであれば。私にはあなたが必要で、あなたは私を必要とする。ならば、私は可能な限りのことをするだけです』

 

リア「ありがとう、レイ...行くよ!」

 

レイ『フライヤーフィン』

 

足から光の翼が出現する。

 

そして、私とレイは、大穴から外へと飛び出した。

 

無数の航空型ガジェットを前に、私とレイは、静かな談笑を行う。

 

リア「正直、驚いているのか嬉しいのか怖いのか、よく分からないよ」

 

レイ『魔力を持たない者が、突然魔力を持つようになる...そのような話はデータにはありません』

 

リア「まるで、どこかのおとぎ話みたい...でも、これは、この力は、この魔力は現実なんだよね?」

 

レイ『はい』

 

リア「私、憧れてたんだ...自由に空を飛び回り、強力な砲撃を放つ...バルドさんとマギさんが見ていた教導用ビデオに映ったあの人、高町なのは一等空尉のように...」

 

レイ『...』

 

リア「叶わないと思ってた、魔力が無いから...でも、今は違う!」

 

私は、杖を構える。

 

リア「始めよう、レイ。ここから」

 

レイ『遠距離砲撃戦モード、スタンバイ』

 

リア「魔力が無かった者と、欠陥品だったデバイスとの...」

 

レイ『〈フォトン〉』

 

リア「【電撃的】な、物語を!」

 

レイ『〈バスター〉』

 

そして放たれる砲撃は、前方のガジェット約10機を撃墜した。

 

リア「レイ!近距離戦闘モードスタンバイ!」

 

レイ『了解、近距離戦闘モードスタンバイ』

 

杖の先端から、槍で言う鏃が出現する。

 

レイ『〈フォトンランス〉スタンバイ完了』

 

先ほどの砲撃で撃墜できたガジェットは、砲撃の威力と比較してもかなり少ない。

 

ならば、近接戦闘で各個撃破しながらのバインド+誘導させる方法が得策だろう。

 

教導ビデオの応用だ。

 

リア「レイ、私ごと杖を魔力膜で包んで」

 

レイ『...バリアブルバレットの応用ですか、しかしアレはAA以上の技術ですよ?』

 

リア「大丈夫...やれる!」

 

レイ『...了解しました』

 

(大丈夫...ビデオを見て、何度も何度も想像したんだ...あの人みたいに、強く、羽ばたくんだ!)

 

レイ『〈バリアブルフィールド〉展開します、マスター、コントロールを』

 

リア「了解!」

 

頭の中でイメージする...バリアブルフィールドが、体に完全に纏う私の姿を。

 

レイ『〈バリアブルフィールド〉展開を完了しました』

 

リア「できた...!」

 

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