魔法戦記リリカルなのはBLITZ   作:なうなり

7 / 18
魔力と戦いの始まり 3

リア「いっけー!!」

 

バリアブルフィールドが、ガジェット特有の魔力無効化フィールドを中和する。

 

そして...貫く。

 

ドゴーーーーーン!!!!

 

爆発するガジェット。

 

それをきっかけに、周辺のガジェットの攻撃対象が、建物から私になる。

 

リア「チャンスだよレイ!バインドの準備!」

 

レイ『了解しました』

 

バリアブルフィールドを修復しながら、次の標的を見定める。

 

リア「バリアブルーーーーーーーーーーーーーブレイク!!!!」

 

また一機、ガジェットが爆発した。

 

その後、数機を落とし、ガジェットが一箇所に集まるのを見計らいバインドを行う。

 

リア「よし、今!」

レイ『バインド発動』

 

動き回りながら仕掛けていたバインドを、一気に作動させる。

 

リア「おお~...まさに大漁」

 

レイ『では、行きますよ』

 

リア「うん、遠距離砲撃モードスタンバイ!」

 

レイ『了解、遠距離砲撃モードスタンバイ...スタンバイ完了』

 

槍から杖に変化させ、そして構える。

 

リア「フォトーンーーーーーーーーーーーーーーーーーーーバスターーーーーー!!!!!!!」

 

今までよりも強力な砲撃をぶちかます!

 

連続する爆発音、ガジェットの機影は、完全に消えた。

 

 

 

 

 

 

レイ『...反応消滅、機影ゼロ、殲滅完了しました』

 

リア「...レイ、おかしいと思わない?」

 

レイ『確かに妙ですね...これだけの戦闘を行いながら、管理局の職員や先ほどの【ワルプルギス】を名乗る男も、その仲間すら現れないとは』

 

リア「そうだね...う...」

 

レイ『大丈夫ですかマスター!?』

 

リア「平気...少し疲れただけだから...そんなことより、誰か人を探そう?流石にこれは変だよ」

 

レイ『了解しました、検索を開始します』

 

しかし、魔法はここまで疲れるものなのだろうか?

 

待つこと数秒

 

レイ『検索結果出ました』

 

リア「どう?」

 

レイ『管理局上空に、巨大な魔力反応1...推定オーバーSランク相当の魔力量です、それから、生体反応が複数、微弱ですが、魔力反応があります』

 

リア「...行こう、レイ」

 

嫌な予感しかしないが。

 

レイ『了解しました、マスター、最大限の注意と警戒を』

 

そして、管理局上空へと向かう。

 

管理局上空に佇む一人の男、コートを着たその男は、まだかなり若い。

 

せいぜい20程度であろう。

 

その顔には、狼のような刺青がある。

 

先ほどの大男と同じ絵柄であった。

 

?「...あれほどのガジェットをひとりでか...ダタラの報告では民間人らしいが...まあ、それは関係ない」

 

男に杖を向けながら、私は彼に尋ねる。

 

リア「あなたは...だれ?」

 

静かに、その男の口が開く。

 

?「俺の名はブライダル...【ワルプルギス】のリーダーだ」

 

リア「...管理局の人たちに、何をしたの?」

 

ブライダル「リンカーコアから、魔力を抜き出しただけさ...知っているだろう?魔導師にとっての第二の心臓とも言えるリンカーコア...そこから魔力を抜き出すのが、一番効率がいいんだ」

 

彼の下に転がる管理局の職員らは、倒れているものの、かろうじて息はある。

 

リア「一体...どうしてこんなことを?」

 

リアは震える体を必死に抑え、その口を開く。

 

ブライダル「それは教えられない、秘密事項だからな」

 

ブライダルは少し上を見上げると、再び私に視線を移した。

 

ブライダル「さて、ここで帰らせてもらおうか」

 

リア「待ちなさい!」

 

ブライダルの空間転移を止めようとするが、リアが動こうとした瞬間に、そこにブライダルの姿は無かった。

 

リア「一体...何だったの?あの威圧感...物凄く怖かった」

 

レイ『...!?マスター!さらに上空から魔力感知!砲撃です!』

 

リア「え!?」

 

上空からの砲撃を目視し、それをギリギリでかわす。

 

だが、すぐに私の体にバインドが巻かれる。

 

そして目の前に、白いバリアジャケットに身を包み、ピンク色の杖を持ったあの人が現れる。

 

なのは「あなたね?こんなに人を傷つけたのは!」

 

エース・オブ・エース

戦術の切り札

 

高町なのは一等空尉

 

私の憧れの存在が、私の目の前に現れた。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。