インフィニット・ネクサス   作:憲彦

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『教えて!憲八先生!!』

今日はたけじんマンさんからの質問です!

「好きなガンダム主人公でオールドタイプ(ニュータイプという少し進化した人類ではない人)主人公では誰が好きか?」

ん~……正直言うと、ガンダムは余り見てないので、この答えが合ってるかは分かりませんが、ガンダムビルドファイターズのレイジ&セイですかね。最初から強かったレイジは回を追うごとに冷静さを身に付け、セイは回を追うごとに戦って機体が傷付く事の恐れを無くし、戦士になっていく姿。戦争ではなくゲームなので、少し温く感じるかも知れませんが、通して見るととても面白かったです。


衝突

溝呂木がシャルロット・デュノアからデュノア社の破壊を依頼された2日後の夜。時間にして午後7時位だろうか。一夏が同室になったデュノアと一緒に部屋でくつろいでいるとき、テレビに臨時ニュースが流れ出した。テレビの画面に映し出された場所は、フランスのデュノア社の上空だ。

 

「急にどうし―ッ!?」

 

キャスターが慌てた様子で何かを言っているので、何事かと思って画面に目を向けると、上空にいる巨人に気付いた。それは、クラス代表決定戦の後に一夏を襲った死神。ダークメフィストだった。

 

「何であそこに……まさか!!」

 

「あ!一夏!!」

 

溝呂木のやろうとしている事に気付くと、急いで部屋を飛び出した。同室のデュノアに気付かれないようにネクサスになると、急いでデュノア社まで向かった。光の速さで。

 

フランスのデュノア社に着くと、ダークメフィストが今にも破壊しようとエネルギーを溜めていた。

 

「ハァア!!」

 

「シュワ!!!」

 

アームドメフィストを十字に重ねて放った光線を、ネクサスが円型のシールドを張って受け止めた。光線はかなりの威力があったようで、ネクサスの立っている地面がどんどん陥没していく。

 

「ング!はぁ……はぁ。溝呂木、どう言うつもりだ!」

 

「何のことだ?」

 

「ふざけるな!この会社には、まだ人が大勢居るんだぞ!何故殺すような真似を!!」

 

「お前に関係あるか?殺したいから殺す。ただそれだけだ。問題でもあるか?」

 

「お前は……命をなんだと……!!」

 

「命?人間と言えない俺達が命と言うか?それに、命を奪うことなんて誰でもやってる。お前は過剰に反応しすぎなんだよ」

 

「命を奪うことを肯定するな!人が人を殺して良いと思ってるのか!?」

 

「なら人間以外の物を殺すのは良いのか?自分勝手な理由で山を切り開き、邪魔だからと言ってそこに住む動物を殺す。有史以前から繰り返されてきた事だ」

 

「だとしても!僕たちはその命を繋いできている!生きるために!でもお前は!」

 

「でもが何だ?所詮お前が気に入らないだけだろ?自分の信念を貫きたいなら、拳で話せ!!」

 

「あぁ。そうさせて貰う!シュワ!」

 

腕を胸まで持ってきて、自分の姿を赤い色のジュネッスへと変化させて、ダークメフィストに殴りかかった。

 

「グ!この前よりもマシになったな。本体!」

 

「お前は僕が倒す!誰も犠牲にさせないために!!」

 

「そうか。殊勝な心がけだ。だがそれは無意味だ!」

 

「グワ!?」

 

メフィストの攻撃で、地面に叩き落とされてしまった。そして、メフィストも後を追ってくるようにゆっくりと降りてくる。

 

「その程度の力で守れると思ってるのか?周りを見てみろ。メタフィールドの展開もせず、被害は大きくなっている一方。それに、この中に居る社長と社長婦人は守る価値はあるのか?」

 

「なに!?どう言う事だ!」

 

「こう言う事だ」

 

メフィストが手を空中に掲げると、デュノア社の人間の今まで起こした法律に触れることの全てが映し出された。それを見ていたのは一夏だけではない。近くにいた野次馬。臨時ニュースを見ていた全人類。そして、社長室で腰を抜かして動けなくなっている社長と社長婦人。その全員が見ていたのだ。現場に来ていたテレビのレポーターも、テレビのアナウンサーも、映し出された事の全てに言葉を失っている。

 

「これは……一体……」

 

「デュノア社の不正。裏に隠されていた全てだ。これを見ても同じことを言えるか?」

 

その映像は、デュノア社の人間が政府の人間に大量の金を渡している映像と、ISの部品と共に送られてきた大量の白い粉らしきものが入ってきた映像。それを政府の人間に売り捌く映像。社長と社長婦人の不倫の映像。人の命を奪っている映像。シャルロットに暴力を振るっている映像。シャルロットを強姦している映像。他社に自分の会社のデータを売り渡している映像。それだけではない。まだまだ大量の不正の映像が流れている。

 

「これが、デュノア社の全てだ」

 

メフィストクローを展開して、デュノア社を破壊すると、柱に掴まって宙に浮かんでいたデュノア社長夫婦を手に乗っけた。そして宙に投げると、悲鳴を上げる2人めがけて光弾を放ち、塵に変えた。

 

「ッ!?」

 

「今、躊躇しただろ。心の中で思っただろ。助ける価値があるのかと」

 

「……あぁ。思ったよ。助ける価値が無いと」

 

「だろうな。絵に描いたようなゴミだっただろ」

 

「あぁ。でも!それでも!僕は人を守る!」

 

「正義の味方ごっこか?下らん」

 

「違う!僕は正義のために何て戦っていない!正義とは程遠い、自分のために戦っている。さっきは助けられなかった。でも!もう誰も死なせない!僕が僕であるために!」

 

「そうか……なら!俺を殺して証明してみろ!!」

 

孟スピードでメフィストが突っ込んでくるが、それを空めがけて殴り飛ばす。空中に行ったメフィストを追いかけて、ネクサスも空に飛ぶ。飛んですぐにメフィストの背後にメタフィールドの入り口を作り、一緒に突入した。

 

「ゼヤァア!!」

 

「ウワッ!」

 

メタフィールドに入ると同時に、ネクサスはメフィストを近くの山に投げ付けた。更に、動けなくなっているメフィストに蹴りを入れようとした。

 

「本当に、この前よりはマシになったな。この短期間でここまで強くなるとは……良いぞ!俺を楽しませろ!」

 

「いや!ここでお前を倒す!!」

 

竜巻を発生させると、それをメフィストに向けて竜巻を進ませた。メフィストが竜巻に飲み込まれるのを確認すると、抜刀するような体制になり手と手の間をエネルギーでスパークさせ、溜まると十字に組んで光線を放った。

 

「ディヤ!!」

 

「ウワァァア!!」

 

竜巻に飲み込まれて無防備になっている所に光線技。流石のメフィストもダメージを負った事だろう。

 

「今の攻撃は良かったぞ」

 

「ッ!?ならこれだ!」

 

そう言うと、アームドネクサスを前方で交差させ、V字に腕を伸し、L字に腕を組んでさっきよりも協力な光線技を放った。ネクサスの最大の必殺技であるオーバーレイ・シュトロームだ。

 

「ウッ!!グゥゥゥ!!」

 

「ハッ!?ハァァァ!!デリャア!!!」

 

「ウン!ウラァァア!!はぁ……今のは危なかったな」

 

後少しで消滅させられたが、かき消されてしまった。これには一夏も驚いている。完全に決まったと思ったからだ。

 

「じゃあな。今日はこれで帰らせてもらう」

 

「あ!まて!グ!」

 

オーバーレイ・シュトロームを撃ったせいか、力のほとんどを使ってしまい、膝を着いてしまった。メタフィールドも徐々に崩れていってる。

 

メタフィールドが消えると、ジュネッスから銀色のアンファンスに戻り、サイズも人間と同じになった。ふらつきながらではあるが、それでIS学園に向かっていった。




篠ノ之箒

一夏の幼馴染み。実家が剣術道場だったので、その流れで中学から剣道部に所属。全国大会で優勝するほどの実力を持っている。IS学園に入り一夏と再会するも、一夏の変わりように困惑。姉と連絡を取り、一夏に何があったかを聞こうとしたが、連絡がとれなくなっている。なので心配している。

次回もお楽しみに!感想と評価、活動報告もよろしくお願いします!!
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