いや、確かに調子に乗って評価バーに色付けようとか言いましたよ？
でもまさか一日で色付くなんて思わないでしょう！それもオレンジ！
これ見た時に眠すぎて幻覚見てるんかと思いましたｗ
有難うございます！
まさか寝ぼけながら作った作品がこんなに評価されるとは思いませんでした
これからもよろしくお願いします
どうも皆さん、この前八歳になってやっと丸が描けるようになったローガンです
あり得ないほど丸ばっか書いてたからね、うん
どの位かというと部屋に入ってきたお父さんが壁に貼られてた俺の錬成陣の量を見てドン引きするくらいに。そんぐらい書けば上手くもなるよ。逆にならなかったら困る
でも最近思う事が一つあるんだ
丸書く練習する必要なかったんじゃね？って
今更思えばアニメでも一々錬成陣描きながら戦ってた奴なんて一人も居なかった気がする。皆手袋に錬成陣描いたり掌に入れ墨していたはずなんだよね
……………
うおぉぉぉおおお！！！時間無駄にしたぁぁぁああ！！
毎日欠かさず書き続けていつの間にか丸だけ描く機械みたいになるほどの俺の努力を返せぇぇ！！
いや、待て、落ち着くんだ！ポジティブに考えろ
国家試験の時には使うだろう？そうだよ、受験勉強だと思えば時間の無駄じゃなかったんだ！
あれ？そういえばエドワードは手合わせ錬成してたような……
…………
やめよう。これ以上考えると鬱になる
別の事を考えよう
そういえば今まで錬成陣を描くだけで錬成したことはなかったな
最初は親が許してくれんかったんだよ。危ないから
でも流石にもう大丈夫でしょ。錬金術習い始めて三年も経つんだから
という訳で親に聞いたら一発OKもらった
逆に今までしてなかったのかって言われた。俺もそう思うよ。あんなに錬金術やりたいオーラ出してた子がお絵かきに夢中になってりゃ誰でも疑問に思うわな
そんな訳で庭にやってきた
今回は簡単な実験みたいなモノだから材料は灰だけにする
これを錬金術で固めて芸術的なオブジェを作ろうという訳だ
俺は地面に座りこみお父さんから借りたチョークで地面に錬成陣を描く
そしてその上に灰を乗せて後は錬成するだけだ
緊張と歓喜が混ざり合って不思議な気分になる
「やっとこの日が来た！」
たぶん俺の顔はにやけて気持ち悪いだろう
だけど仕方ないだろう。夢にまで見てきた錬金術が今目の前で行われるんだ、俺の手で
はぁ、と深呼吸をする
知識も十分、錬成陣も大丈夫、イメージも出来てる
完璧だ。否の付けようがない
膝をついてゆっくりと手を錬成陣に近づける
あと十センチ、瞬きすら出来ない
あと五センチ、汗が額に流れる
あと一センチ、手が震えてきた
そして手が錬成陣に着いた瞬間、蛍光色の光が俺を包み込んだ
錬成陣をなぞる光と共に中心にあった灰がゆらりと動き始める
そしてそれは徐々に形を形成し始める
そして動きが止まった
そこには前世で俺が好きだったロボットが鎮座していた
「完璧だ…」
思わず口から感想が漏れる
俺の思った通りの物が出来た
俺は数秒ほど感動に浸ると完成したロボを手に取ろうと立ち上がった
だがおれが錬成陣から手を離した瞬間、ロボットが崩れ落ちて元の灰に戻った
「は？」
その余りの光景に言葉を失う
何か忘れていたっけ、俺？ちゃんと固まったはずだから崩れる要素なんてないはずなんだが
その後いくら試しても最終的には崩れてしまった
材料を変えても、作るものを変えてもその結果は変わらず、崩れ落ちる
崩れ落ちる原因は一切分からない
つまり―――
俺には錬金術の才能が無い
最後まで有難うございます！
今日から死ぬほど忙しくなるので数日休むかもしれません
誤字とかあれば報告してくれると助かります
感想、評価してくれたら私の疲れが取れるかもしれません