あれ?ハガレン……なのか?   作:味噌抜き味噌汁

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お待たせしました

今回は日常回を書いてみました
あれ?今までも日常回だった気が…

ほのぼのを目指してみました
ほのぼの出来てるといいなぁ


遂にこの日が来た…

やぁ、そこの非リアの皆。この前、リア充の仲間になったローガンです

ん?「おめぇ、一度も非リアになった事ないだろ」だって?

…確かにリアルは充実してたな、訓練的な意味で

 

 

そんな訳でオリヴィエと無事結婚しました

 

まさか俺があんなクサいセリフを言う日が来るなんて夢にも思わなかったわ

でもそのお陰でオリヴィエの照れ顔を見ることも出来て、更にその場で返事を貰ってプロポーズ成功という偉業を成し遂げた

 

それに俺のセリフもこの世界ではクサいセリフじゃなくかなりロマンチックなセリフだったらしい。オリヴィエも自分の友達に自慢して羨ましがられたと言っていた。俺はそんな事よりもオリヴィエに友達がいたことに驚いていたが。でも口にしたらその場で斬られると思うから口にはしない

 

そしてプロポーズから一か月ぐらい経った日、アームストロング邸で結婚式を上げた。この国には国教が無いから教会が存在しない。宗教があったとしても民族的なものだったりレト教みたいな胡散臭いやつしかない

まぁ、教会でしようが家でしようが俺は小さく慎ましい結婚式にしたかったんだよ。目立ちたく無いからね

でもアームストロング家が絡んでる時点で小さくなる筈がなかった。アームストロング邸には無数のリムジンっぽい車が停まっていてその中から如何にもお偉いさんっぽい人とその執事が下りてくる。アームストロング家の人脈舐めてたわ

 

客人が皆お偉いさん方だから緊張して死ぬかと思ったよ。貧乏ゆすりは止まらないし、心臓はバックバク跳ねるし、挙句の果てに胃の中の物リバースしそうになるし

てか何でオリヴィエは平然としてるし。流石名家の長女だな。慣れてやがる

オリヴィエ、そんな目で俺を見るな。俺が普通なんだからな?!この状況で平然しているお前の方がおかしいんだからな?!

 

 

その後、新郎新婦入場して、誓いのキスして、ケーキ切って……もう色々やった。本当に疲れたよ

 

それにしてもまさか大総統が来るとは思わんかったね

俺が見つけて近づいて挨拶したら豪快に笑って「いろいろと頑張りたまえ」って言われた。イロイロって何のことだろうね。ナニの事だろうけど

 

 

そんな感じで結婚式も無事に終わった

 

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 

 

「ローガン、箪笥はここでいいのか?」

「いや、もう少し右……そう、そこ」

 

 

今、俺たちは新居に引っ越ししている

まさかアームストロング家が新しい家をくれるとは思わんかった。流石金持ち、嫁入り道具の規模が違う。実際は俺が婿に入ったんだけどね

そしてオリヴィエは実家からメイドを一人も連れてきてない。メイドが居ると俺が怠けるというのがオリヴィエの談だが、俺の推測だと俺との二人だけの時間に水を差したくないというのが本当の理由だ……と思いたい。そう考えた方がオリヴィエが可愛く見えるだろ?だから家具の整理も全部自分達でやらなきゃいけない

 

 

「ん?ローガン、この砂場はなんだ?さっきまで無かっただろう」

「あ、それね。なんに使うか見せてあげる」

 

 

オリヴィエは庭に出来た俺の作った砂場を見てそう言った

俺も彼女の隣に近づき座り込む

 

 

「これはこう使うんだ」

 

 

そして両手を砂の上に乗せ錬成を始める

すると砂が盛り上がり街を模したジオラマが現れる。そしてそこにゴ〇ラに似た怪獣が現れてそれを錬金術師が退治していく。前世で見た特撮さながらの光景がこの小さな砂場で繰り広げられている。こんな錬成ができるのは今はまだ俺ぐらいしかいないだろう

 

 

「どうだ、オリヴィエ。こういうのは子供が喜びそうだろ?」

 

 

俺がドヤ顔でそう言うが何故かオリヴィエから返事が来ない。オリヴィエの顔を覗き込むと興奮した様子で目の前の劇に夢中になっていた

 

子供かっ!

いや、この世界には娯楽が少ないから分からなくもないが、何でうちの嫁はこんなに少年趣味なのかね?未来には子供たちと並んで一緒にこの砂劇場を眺めている様子が簡単に思い浮かぶ。ん?なんかオリヴィエ可愛くね?何時もの厳しそうな顔が綻んで目をキラキラさせている姿とか鼻血出るかと思った

 

俺はその後オリヴィエが正気に戻るまでずっとオリヴィエの顔を眺めていた

 

 

因みにこの砂劇場にもう一つの目的がある

それはこれを使って子供を教育することだ。そして絶対にアームストロング家みたいな脳筋にはさせない、絶対にだ!

あれ?アームストロング家の血が入っている時点で無理か?無理かぁ(諦め)

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 

引っ越しが終わって一か月ぐらい経った頃、俺はオリヴィエと買い物に出ていた

 

俺達の家にはメイドが居ない、という事は自炊をしないといけないという事だ。そこでオリヴィエが名乗りを上げた

 

 

「これからは私が料理を作ろう」

 

 

全俺が泣いた。まさか愛妻料理と言う物を食べられる日が来るとは思わなかったからね。前世では彼女いない歴=年齢だった俺がここまで扱ぎつけた事に涙ぐんでいたが今思えばアームストロング家の人間に料理を期待していた過去の自分を全力で殴りたい

 

 

肉しか出ないのだ

俺が彼女に注意する日まで毎日朝昼夜肉料理しか出ない。それも野菜は抜きで

冷蔵庫のぞいたら真っ赤な肉しかなかった時の俺の気持ちがお前らに分かるか?自分の家が精肉店かと勘違いするかと思ったよ、まじで

こんな食生活なのに一切問題が起きないオリヴィエを見て「流石はアニメの世界だ(ボソッ)」って呟いたのは記憶に新しい

 

と言うよりそんな食事に二か月も耐えたた自分を褒めたい。恋って盲目って本当だね(混乱)

 

そんな訳でこれからは俺が料理することになった。前世でも度々料理してたし問題ないはず。二十年前以上のブランクはどうするのかって?大丈夫だ、問題ない。知ってるか?料理は愛情を込めると美味しくなるらしい

 

そして今日はそのための買い出しという訳だ

 

 

「ローガン、ここは二手に分かれた方が早くないか?」

「ん?今日なんか用事あったか?」

「そういう訳ではないんだがな。効率よく時間を使ったほうが良いだろ」

 

 

まったく、オリヴィエは何も分かっていないな。こうやって二人で来たんだから買い物デートしないとダメだろ。早く終わらせて帰る方が時間の無駄だ

いや待て。もしかしてオリヴィエは早く家に帰ってイチャつきたいって事なのか?な~んだ、そうならそう言ってくれればいいのに、照れ屋だな←考えすぎ

 

 

「分かった。んじゃオリヴィエはこのリストに載っている物を適当に買ってきてくれ」

 

 

俺がそう言うとオリヴィエはリストを持って行った

 

この世界の買い物事情を少し言うとこの世界にはスーパーマーケットとみたいに全ての物が一か所で買える場所がない。だからかなり歩かないと買い物が終わらない。そういう意味ではオリヴィエの選択は正しいといえるだろう

 

 

「おっさん、これとこれ適当に袋に詰めてくれ」

「まいど~」

 

 

こんな感じで買い物をしているとオリヴィエが帰っていた。両手に買い物袋を持って走ってくるオリヴィエも可愛い。だがその買い物袋の中に一つ不審な物を見つけた

 

 

「ちょ、待った。オリヴィエ、袋の中のそれはなんだ?」

 

 

俺はそれを指さしてそう言った

 

 

「もしかしてプロテインの事を言っているのか?」

「戻してきなさい」

 

 

思わずお菓子を持ってきた子供を叱るオカンみたいな事を言ってしまった

 

 

「プロテインは必需品だろ」

 

 

誰だ、うちの可愛いオリヴィエにそんな事教えた奴。……十中八九あのモアイしかいないだろう。クソ、あの家はどんな教育をしているんだ!

 

 

「違うからな。絶対に、誰がなんて言おうと違うからな。神だろうが俺が否定する」

「だが私はもっと強くならないといけないのだ」

「いや、もう十分だろ。てか女の筋肉ムキムキな姿なんて誰得だよ」

「私は女の前に軍人だ」

「残念だったな。お前は軍人の前に俺の嫁なんだよ」

 

 

そして俺たちは互いに睨み合った。双方の目には絶対譲れないという意思が籠っていた。そして両方が折れないと分かると俺たちは互いに叫んだ

 

 

「「決闘だ‼」」

 

 

 

結局、買い物から帰ってきた俺たちは直ぐに模擬戦をした

多分世界初じゃないだろうか。結婚して初めての喧嘩の原因がプロテインの夫婦なんて

 

結果的には俺が珍しく勝った。国家錬金術師になった時よりも嬉しかった

オリヴィエは悔しがっていた……なんて事はなく俺の余りにも必死な様子に少し引きぎみに

 

 

「……次からは自重する」

 

 

それだけ呟いた

こうして家の食事事情は改善された

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから数か月後、軍の将校がイシュヴァール人の少女を殺害したという情報が耳に入った

嗚呼、始まってしまうのか

 

イシュヴァール殲滅戦が

 




※この小説のアームストロング家は全てフィクションです

という訳で次からイシュバール殲滅戦です
長かった…ここまで


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