ハイスクールD×D 永遠の皇帝<エターナル・エンペラー> 作:てこの原理こそ最強
本日はレーティングゲーム当日。先にリアス達のレーティングゲームだったのだが、リアス達は修行でレベルアップはしたもののまだフェニックス家には勝てなかった。相手の眷属をほとんど倒すまで善戦できてはいたが、フェニックスの不死身な体はどうしようもなかったようだ
ユウキ「負けちゃったね」
蓮夜「あぁ…」
犬千代「蓮夜、怒ってる」
アンナ「(コクッ)」
蓮夜「んなこと…いや、そうだな…少し頭にきてる」
ジブリール「マスター、やはりあの女でございますか?」
蓮夜「…」
オレの表情からみんなはオレがどんな思いなのかを察し、ジブリールが尋ねたことにオレは無言で返す
蓮夜「ふぅ〜…とりあえず次はオレらの試合だな。ん?」
ライザー「ほぉ、逃げずに来たようだな」
一息ついてさっきよりは頭に上った血は引いてきたところにライザー・フェニックスがこっちに近づいて来た
蓮夜「なんか用か?」
ライザー「なーに、これから負かす奴らを拝見しに来たのさ」
十六夜「はっ!だいぶ余裕じゃないの」
ライザー「当たり前だ。ん?ほー、よく見るとなかなかの上もの達じゃないか。おいお前!オレが勝ったらそこにいる女どもを寄越せ」
蓮夜「あ?」
オレはその言葉に殺気は出さずともドスの効いた声で反応する
ライザー「お前にはもったいない。オレが可愛がってやるよ」
焼き鳥野郎はその汚らわしい手つきとその下品な目つきで深雪達を舐めるように見た
雪菜「最低ですね…」
タツマキ「キモっ!」
ライザー「ははは!せいぜい頑張りたまえ!」
ライザーは気色悪い笑いをしながら去っていった
蓮夜「…」
眷属一同『…』
オレ達はそんな焼き鳥野郎の去っていく姿を見ながら数秒間沈黙した
蓮夜「みんなちょっといいか…正直結構頭にきてる」
達也「あぁ…俺もだ」
ユウキ「僕も、あれは無理だよ」
ティナ「はい」
蓮夜「徹底的にぶちのめすぞ」
みんなは強く頷く
その後魔王にある確認に行く
蓮夜「よう、サーゼクス。元気か?」
サーゼクス「はい、おかげさまで」
蓮夜「…気持ち悪いからその口調やめろ」
サーゼクス「あははは、そうかい。この後は君たちの番だね。楽しみにしているよ」
蓮夜「そのことなんだが…さっき向こうさんからケンカを売られてな、あいつ殺っていいか…?」
サーゼクス「…すまないがそれは困る……一応上級悪魔だ」
蓮夜「…わかった。だが使い物になると思うなよ」
そう言い放って会場へ降りる。何かを感じ取ったのかサーゼクスの額には珍しく汗が滲み出ていた
『それではこれよりライザー・フェニックス様対神崎 蓮夜様のレーティングゲームを開始いたします』
グレイフィアの合図とともにゲームが始まった
蓮夜「じゃあ打ち合わせ通り行くか。深雪、アンナ、ジブリール、やっていいぞ」
深雪、ジブリール「「かしこまりました」」
アンナ「(コクッ)」
3人はそれぞれ魔法を繰り出す。3人の魔法は威力が抑えられてるとはいえ建物を全て吹き飛ばした。焼き鳥野郎の眷属もほとんどがこれでやられてしまったようだ。アナウンスがあった
蓮夜「じゃあ行くか」
オレらは正面から堂々と歩いて進む。少し進むと相手の生き残りが出て来た
「止まりなさい!」
蓮夜「あん?」
「ライザー様の所には行かせないわ!」
あいつは…確か焼き鳥野郎の女王だったか。さっきの爆発で消えなかったってことはリアスのときと同じで不意をつくため上空にでもいたか?と考えていると爆弾を投げて来た。がそれは空中で停止した
タツマキ「爆弾、お返しするわ」
「きゃーーー!!!」
タツマキが念力で爆弾を相手に返し、相手はそれにやられリタイアとなった
蓮夜「サンキュータツマキ」
タツマキ「ふんっ!」
そのとき瓦礫の陰からまた1人出て来た
蓮夜「まだいたか…」
「お待ちください!わたくしは戦うつもりはありません」
達也「どういうことだ?」
「わたくしはレイヴェル・フェニックスと申します」
雪菜「フェニックス…ということは」
レイヴェル「はい…ライザー・フェニックスの実の妹です」
カナリア「実の妹を眷属に!?」
レイヴェル「…」
蓮夜「そんなことオレにはどうでもいいことだ。戦闘する気がないのなら離れていろ。だがお前の兄は壊れるものと思っておけ」
オレはそう言い放って再度進む
蓮夜「ようやくおでましか」
ライザー「貴様!よくも!」
蓮夜「黙れ…やるなら早くかかってこい」
ライザー「言わせておけばー!」
焼き鳥野郎がこっちに殴りかかってきたから腹を殴ってやった。すると腹には大きな穴が空いた
ライザー「ぐはっ!」
蓮夜「へぇ、一応痛覚はあるんだな」
ライザー「なんだ今の一撃は!?だがオレは不死身!どんな攻撃をしてもオレには無意味なんだよ!!!」
蓮夜「はぁ…みんなもう終わらせていいか?」
シノア「はい」
クロメ「こんな下衆もう見たくないわ」
レム「蓮夜くんの爪の垢でものんでほしいですね」
蓮夜「じゃあ早く終わらせて帰ろう」
ライザー「くっ!貴様ー!!調子に乗るなー!!!」
蓮夜「我、神崎蓮夜が汝の枷を解き放つ。来い!三番目の眷獣、“龍蛇の水銀(アル・メイサ・メルクーリ)”」
オレが呪文を言い終わるとそこには巨大な双頭の龍が顕現した
ライザー「こ、これは…!」
蓮夜「食い破れ」
オレの指示に従い眷獣は焼き鳥野郎の手足を食いちぎった
ライザー「ぎゃーーーー!!!!!」
手足を失った焼き鳥野郎は地面に転がる。普通ならフェニックスの力で元どおりになるはずだが…
ライザー「なぜだ!なぜ回復しない!」
蓮夜「お前のフェニックスとしての能力ごと食ったからだ」
ライザー「そんなことありえない!」
蓮夜「現実に起きてるじゃねぇか。これで決着だな。本当ならお前を殺してやりたいとこだが…魔王様に感謝するんだな」
オレが強い殺気を放つと焼き鳥野郎は気絶した
『ライザー様戦闘不能により神崎蓮夜様の勝利といたします』
グレイフィアからのアナウンスがあった
蓮夜「帰るぞ」
これでつまんないレーティングゲームは幕を閉じた
後日行われるはずだったライザー・フェニックスとリアス・グレモリーの結婚式はライザーの意識不明と魔王による決断で白紙となった。リアスはというとレーティングゲームで自分のことを身を呈して守ってくれた一誠に惚れたらしい。一誠よかったな