ハイスクールD×D 永遠の皇帝<エターナル・エンペラー>   作:てこの原理こそ最強

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第12話

 

会談を終了後、協会の2人と祐斗と一誠がゼノヴィアとイリナと戦うことになった。それを見届けるためオレ達も旧校舎の近くにある空き地へきている

 

朱乃「よろしいのでしょうか、勝手に教会の者と戦うなんて…」

 

リアス「これはあくまで非公式の手合わせよ」

 

リアスと他のグレモリー眷属のみんなは心配そうに見ている

 

イリナ「上にバレたらお互い面倒だし」

 

ゼノヴィア「死なない程度に、楽しもうか」

 

イリナは自分の左腕に結んである紐のようなものを変化させ、聖剣本来の姿に戻す。ゼノヴィアは大剣に巻きついている布を取っ払い構える。2人とも準備は整ったようだ。すると…

 

祐斗「ははは!」

 

ゼノヴィア「笑っているのか?」

 

祐斗「あぁ、倒したくて壊したくて仕方のなかったものが目の前にあるんだからね」

 

ジャキン!ジャキン!ジャキン!

 

祐斗が返答した瞬間、地面から何本もの剣が出現した

 

ゼノヴィア「魔剣創造(ソード・バース)か、思い出したよ。聖剣計画の被験者の中で処分を免れた者がいたという噂をね…」

 

祐斗とゼノヴィアは今にも始まりそうだ。一方で…

 

イリナ「兵藤一誠君!」

 

一誠「な、なんだよ!」

 

イリナ「再開した懐かしの男の子が悪魔になっていただなんて、なんて残酷な運命の悪戯!聖剣の適性を認められて遥か海外に渡り、晴れてお役に立てるよ思ったのに!はぁー、でもこれも主の試練!でもそれを乗り越えることで、私はまた一歩真の信仰に近づけるんだわー!」

 

完全に自分に酔っている。てか早く始めろよ…

 

イリナ「さぁ、一誠君!私のこのエクスカリバーで、あなたの罪を裁いてあげるわー!アーメン!」

 

一誠「なんだかよくわかんねぇが、赤龍帝の籠手(ブースデッド・ギア)!」

 

『Boost』

 

こっちもようやく始まった

 

蓮夜「どう見る?ユウキ、雪菜、クロメ」

 

オレは騎士の2人と剣の使いに長けているクロメに尋ねる

 

ユウキ「完全に先輩達の負けかな〜」

 

雪菜「そうですね。木場先輩は冷静さを失ってますし、兵藤先輩の方はそれ以前の問題かと…」

 

蓮夜「そうだな」

 

クロメ「でも相手も私達には到底及ばない」

 

蓮夜「お前らに勝てる奴がいたら大変だっての」

 

そんな感じで戦闘分析していると、なにやら必殺技のような掛け声が聞こえた

 

一誠「ドレスー!ブレイクー!」

 

イリナ「ひっ!」

 

一誠「まだまだ!」

 

イリナ「なんなのよー!!」

 

一誠は果敢にイリナに触れようとしているみたいだが、単調すぎてことごとく避けられている。一誠の顔を見ると絶対ロクでもない技なんだろうなとすぐにわかった

 

一誠「俺のエロをー!甘く見るなー!」

 

一誠はイリナに飛びついたが、イリナはしゃがんで避けたため一誠の伸ばした手はそのすぐ後ろで見ていた小猫とティナの触れてしまった

 

キィィィィィィン!

 

一誠が触れた部分に魔法陣が出現し…

 

ドサッ!

 

一誠「いでっ!」

 

パチンッ!

 

一誠が地面に倒れこんだ瞬間、魔法陣が発動…

 

ビリビリビリビリビリ!!!

 

小猫「……….....////////////////!!!!」

 

ティナ「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ//////////!!!!!」

 

2人の服が全て破かれた。オレは一誠が顔を上げる前に

 

ドガッ!

 

一誠「ぬわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

一誠を蹴り上げ、自分が着ていたブレザーをティナにシャツを小猫にかけた

 

落ちて来た一誠にイリナは

 

イリナ「あのね、これは天罰だと思うの。だからこんな卑猥な技は封印すること、いい?」

 

一誠「……だ」

 

イリナ「え?」

 

一誠「嫌…だ…」

 

一誠はその助言を断り、頭を上げてまだ何かを言おうとするが…

 

ガシッ!

 

蓮夜「てめぇの意見なんてどうでもいいんだよ…」

 

オレは殺気を込めながらそう言い放ち、一誠の頭を掴み持ち上げる

 

一誠「あががががが!!!!!!」

 

ドゴッ!

 

オレの1割も出していないパンチを顔面に受ける

 

蓮夜「十六夜、わりーがそいつ半殺しにしてきてくれ」

 

十六夜「わかった」

 

十六夜は一誠の髪を引っ張り連れて行った

 

蓮夜「わりーが、手合わせはここまでにしてもらう」

 

オレはそう言って泣いているティナのもとに行く

 

蓮夜「ティナ、大丈夫か?」

 

ティナ「お兄さん……」

 

オレに抱きついて泣いている。どうにかして泣き止んで欲しく考えていたら、カナリアがオレの耳元で呟いた

 

カナリア「どこでもいいからキスしてあげて」ボソッ

 

蓮夜「はぁ!?」ボソッ

 

カナリア「大丈夫だから!」ボソッ

 

そんなんで泣き止むはずがないと思いながらも違う方法が思いつかないので、半ばヤケになって実行した

 

チュッ

 

ティナ「え、えぇぇぇぇ!!!///////////お、お兄さん?///」

 

蓮夜「これで元気出してくれ」

 

ティナの頰にキスするとティナは顔を真っ赤にして雪菜の背後に隠れた

 

それと丁度同じタイミングで祐斗の方の戦闘は終わったようだ

 

ゼノヴィア「次はもう少し冷静になって立ち向かってくるといい、"先輩"」

 

地面に倒れている祐斗はゼノヴィアにそう言われ、悔しさを滲ませる

 

ゼノヴィア「ここまでだな…そっちも終わったみたいだな、イリナ」

 

イリナ「え、えぇ…」

 

ゼノヴィア「さて、これでよろしいか?リアス・グレモリー」

 

リアス「えぇ、聖剣がトドメでなかったことは、主人として感謝するわ」

 

これで終わるかな。と思いきや…

 

ゼノヴィア「次は君だ」

 

蓮夜「は?」

 

くだらない争いごとが集結したと思いきや、今度はオレにその矛先を向けてきた

 

イリナ「さっきなんかバカにされたからねー」

 

蓮夜「はぁ…わかった。じゃあお前ら、"神"を相手にしてみるか?」

 

オレはニヤッとした顔をして言う

 

イリナ「はい?何言ってるの?」

 

ゼノヴィア「そんなこと不可能に決まっているだろ」

 

蓮夜「どうかな?ジブリール」

 

オレが言うことに全く信じていない2人の目の前の空中に魔法陣が展開されジブリールが現れる。その姿は天から舞い降りた天使そのものだった

 

ゼノヴィア、イリナ「「っ!」」

 

ジブリール「なにか御用でしょうか、マスター」

 

蓮夜「急に呼び出してすまないな。そこの教会の回し者の2人がオレにケンカ売ってきたから、どうせならジブリールと戦わせようかなって…」

 

ジブリール「ほぅ、人間ごときで我がマスターにケンカを吹っかけるとは…殺してしまっても構わないということでしょうか」

 

顔では笑っているが、完全にヤル気モードのスイッチが入ってしまったようだ。2人はというと…

 

ゼノヴィア「…そんな……まさか……」

 

イリナ「…嘘、でしょ……」

 

相当驚いているようで、持っていた聖剣ですら落としてしまっている

 

蓮夜「あー、一応殺しちゃダメだ」

 

ジブリール「さすがはマスター!寛大なお心!ではどうか死なないよう足掻いてご覧ください」

 

そう言った瞬間、一気に相当な殺気を放った。するとゼノヴィアとイリナは…

 

ドサッ!

ジブリールの殺気にやられ倒れた

 

ジブリール「おや、この程度でマスターに…身の程を弁えていただきたいですね」

 

蓮夜「やっぱ耐えられなかったか。こんなことのために呼び出して悪かったな、ジブリール」

 

ジブリール「いえ、マスターのご命令とあらば」

 

ジブリールはオレに向かって頭を下げてくる。

 

蓮夜「じゃあリアス、後のこと頼んだ」

 

リアス「えぇ、今日はありがとう」

 

帰宅する前にリアスに一言かける

 

蓮夜「んじゃあ、よっと」

 

帰る前にオレはティナの前に行きティナをお姫様抱っこする

 

ティナ「っ!!!お、お兄さん!!?これはどういう!?」

 

蓮夜「ん?裸足でいるのはあれだろ?それともジブリールと一緒に先に帰るか?」

 

ティナ「い、いえ!このままが…いい、です……///」

 

蓮夜「仰せのままに。じゃあ帰るぞー」

 

首だけ振り向いてみんなの方を向くと女性陣はものすごい顔をしていた

 

クロメ「ティナだけズルくない?」

 

ユウキ「ボクもされたい!」

 

犬千代「…ズルい」

 

蓮夜「いや…ティナはこんな格好なんだから仕方ないだろ…」

 

そんな不満に満ちている女性陣と蓮夜のやり取りを達也は見ながらため息を一つついていた

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