ハイスクールD×D 永遠の皇帝<エターナル・エンペラー>   作:てこの原理こそ最強

15 / 34
第13話

 

ゼノヴィアとイリナが会談をしに来た次の日のお昼、オレは一誠に呼び出されてあるカフェに来ている。それとこの前初めて会った生徒会の唯一の男子である匙 元四郎も来ていた

 

一誠「わりーな、呼び出しちまって」

 

匙「気にするな」

 

蓮夜「で、なんか用か?」

 

一誠はオレらを呼び出した理由を話し始めた。どうやら祐斗を手伝うために聖剣を破壊しようと考えているようだ

 

匙「しょ、正気かお前!」

 

一誠「頼む!この通り!」

 

一誠はテーブルに手をつき頭を下げる

 

匙「ふざけるな!あ…」

 

大きな声を出したので周りの人に見られ、すぐに座る匙

 

匙「聖剣なんかと関わるだけで会長からどんだけ怒られるかってのに、それを破壊しようだと!それこそ殺されるわ!お前のとこのリアス先輩は厳しいながらも優しいだろうが、俺んとこの会長は厳しくて厳しいんだぞ!絶対に断る!!!」

 

ソーナは酷い言われようだな…そう言って匙は去ろうとするが、生垣を越えたあたりで進まなくなった

 

匙「ん…あれ?」

 

一誠「あん?あ!」

 

生垣の向こう側を見てみると、そこには小猫が巨大なパフェに向かいながら匙の制服の裾を掴んで止めていた

 

小猫「やはりそういうことだったんですね」

 

蓮夜「で、オレはなんで呼ばれたんだ?」

 

一誠「そりゃー、蓮夜にも手伝ってほしいからだよ!」

 

蓮夜「正直、オレにはどうでもいいことなんだが…」

 

オレは手を頭の後ろにやって目を閉じながらそう言うと、何かがオレの体に引っ付いた感覚がした。目を開けて確認してみると小猫が抱きついていた

 

小猫「…兄様、お願いします……」

 

そして上目遣いでお願いさる

 

蓮夜「うぐっ!…わかったよ」

 

一誠「よっしゃー!」

 

あの小猫の上目遣いでお願いされたら断れんわ…

そして今度は小猫もあわせてどうするか一誠が意見を出した

 

小猫「教会側に協力?」

 

一誠「あいつら、聖剣を消滅させるとか言ってただろ?」

 

小猫「最悪破壊してでも回収したいようですね」

 

一誠「木場はエクスカリバーに勝って復讐を果たしたい。あいつらはエクスカリバーを奪い返したい。目的は違っても結果は同じ。だからこっちから協力を願い出るんだ」

 

蓮夜「素直に受け入れるとは思わんがな」

 

一誠「当たって砕けろだ!木場が今まで通り、悪魔を続けられるのなら思いつくことはなんでもやってやる!」

 

小猫「まずはあの2人を見つけなくちゃいけませんね」

 

小猫は立ち上がる

 

小猫「部長達に許可なく動くのは不本意ですが、仲間のためです」

 

蓮夜「オレはあの2人にいい印象持たれてないから行かない方がいいんじゃないか?」

 

小猫「兄様…」

 

蓮夜「うぐっ……」

 

また抱きついて上目遣いをしてきた

 

蓮夜「わかったからそんな顔すんな!」

 

小猫「〜♪」

 

オレは抱きついてきた小猫の頭をわしゃわしゃする。意外と気持ち良さそうだ

そしてオレ達は教会の2人を探すため移動した

 

 

 

 

匙「…なぁ、オレはいなくってもいいだろ?無敵のルークと無敵の悪魔が参加してくれたんだからさ…」

 

一誠「戦力は多い方がいいんだよ」

 

匙は既にやる気を失っているようだ

 

蓮夜「なかなか見つからんな」

 

一誠「第一、こんな街中に白いローブを着たやつなんて…」

 

一誠がそう呟いた瞬間、オレ達は見た…

 

「えー、迷える子羊にお恵みをー」

 

「天の父に変わって我らにお慈悲をー」

 

一誠「…普通にいたな」

 

小猫「はい」

 

オレ達は2人に声をかけ、腹が減ってるようなので近くのファミレスに入った

 

 

 

 

ファミレスに来たはいいのだが…

 

ゼノヴィア「美味い!日本の食事は美味いぞ!」

 

イリナ「これよこれ!ファミレスのメニューこそ私のソールフード!」

 

蓮夜(どんだけ腹減ってたんだよ…)

 

ものすごい勢いで食べているから話をしようにもタイミングがない

 

ゼノヴィア「なんということだ…信仰のためとはいえ、悪魔に救われるとは世の末だ」

 

イリナ「あぁ、私達は悪魔に魂を売ってしまったのよ」

 

なんちゅうこと言ってんだよ。奢ってもらっといて

 

蓮夜「食い終わったんならさっそく話を聞いてもらうぞ?一誠」

 

一誠「あ、あぁ…オレ達はエクスカリバーの破壊に協力したい!」

 

ゼノヴィア「なに?」

 

その後、なぜこういう経緯に至ったかを一誠が説明した

 

ゼノヴィア「話は理解した。1本くらいなら任せてもいい」

 

イリナ「えっ!?ちょっとゼノヴィア!」

 

一誠「マジで!?」

 

意外な返答に一誠と小猫は驚き、匙は悔しそうにしている

 

ゼノヴィア「向こうは堕天使の幹部、コカビエルが控えている。正直、私達だけで聖剣3本の回収するのは辛い…」

 

イリナ「それはわかるわ!けれど…」

 

ゼノヴィア「無事生還できる確率は3割だ」

 

イリナ「それでも高い確率だと覚悟を決めて私達はやって来たはずよ!?」

 

ゼノヴィア「あぁ…私達は端から自己犠牲覚悟で上から送り出されたんだからな」

 

イリナ「それこそ信徒の本懐じゃないの…」

 

ゼノヴィア「そうだな。だがこの受け入れにはメリットがある」

 

ゼノヴィアがそう言ってオレの方に目を向けてくる

 

蓮夜「ん?」

 

ゼノヴィア「君は一体何者なんだ…?」

 

蓮夜「何者って、お前らが嫌いなただの悪魔だけど」

 

イリナ「じゃあなんで"あの方"があなたの味方にいるのよ!?」

 

蓮夜「そりゃあ、あいつがそう望んだからだな」

 

ゼノヴィア、イリナ「「…」」

 

一誠「えっと、とりあえず協力を許してくれるんだよな…?」

 

ゼノヴィア「あぁ」

 

ゼノヴィアはオレの方を見ながら一誠の問いに返事した

 

 

 

 

 

その後、オレ達は近くの公園に移動した。そこで祐斗と会った

 

祐斗「なるほど。でも正直、エクスカリバー使いに承認されるのは遺憾だね」

 

ゼノヴィア「随分な物言いだね。君はグレモリー眷属を離れたそうじゃないか」

 

それを聞いて祐斗は目つきを鋭くする

 

ゼノヴィア「はぐれとしてここで切り捨ててもいいんだぞ…?」

 

祐斗「そういう考えもあるよね」

 

2人は今にもやり合いそうな雰囲気になる。それを一誠が割って止める

 

一誠「待てよ!共同作戦前にケンカはやめろって!」

 

ゼノヴィア「君が聖剣計画を恨む気持ちは理解できるつもりだ」

 

祐斗は手に発動させていた魔法陣を解く

 

ゼノヴィア「あの事件…私達の間でも嫌悪されている。だから計画の責任者は異端の烙印を押され、追放された。」

 

イリナ「バルパー・ガリレイ…皆殺しの大司教と呼ばれた男よ」

 

祐斗「バルパー……その男が…僕の同士を…」

 

ゼノヴィア「手先にはぐれ神父を使っていると言っただろう?」

 

一誠「フリードか…?」

 

ゼノヴィア「教会から追放されたもの同士が結託するのは珍しくない。今回の件にバルパーが関わっている可能性は高いな」

 

祐斗「…それを聞いて、僕が協力しない理由がなくなったよ」

 

どうやら話はついたようだ

 

ゼノヴィア「食事の例はいつか返すぞ、赤龍帝の兵藤一誠、永遠の皇帝の神崎蓮夜」

 

イリナ「うふっ♪」

 

ゼノヴィアがそう言い、イリナはウィンクをして去って行った

 

一誠「ふー、よかったなーおい」

 

匙「よかったじゃねー!斬り殺されるどころか、悪魔側と教会側の全面戦争に発展してもおかしくなかったんだぞ!」

 

祐斗「一誠君…」

 

匙がキレてるところに祐斗がよってきた

 

一誠「お前には何度も助けられてるからな」

 

祐斗「君達は手を引いてくれ」

 

一誠「えっ!?」

 

蓮夜「あん?」

 

祐斗の発言に少しキレそうになる

 

祐斗「この件は僕の個人的な憎しみ、復讐なんだ。君達を巻き込むわけには…」

 

一誠「俺達眷属だろ!仲間だろ!違うのかよ!?」

 

祐斗「…違わないよ。でも……」

 

祐斗が話しているのを遮り、一誠が祐斗の両肩に強く手を置く

 

一誠「大事な仲間をはぐれになんてさせるか!俺だけじゃねぇ、部長だって悲しむぞ!いいのかそれで!?」

 

祐斗「リアス部長…」

 

祐斗は一誠の言葉で思い出したのか、祐斗とリアスの出会いを話し出した。それを聞き終わると…

 

匙「うぉー!木場ー!お前そんな辛い過去を…こうなったら会長のお仕置きがなんだ!兵藤!俺も全面的に協力させてもらうぜ!」

 

一誠「お、おう。そうか。サンキュー…」

 

匙が祐斗の過去を聞いて涙している傍で、小猫が祐斗の袖を掴んでいた

 

小猫「私もお手伝いします」

 

祐斗「小猫ちゃん…?」

 

小猫「祐斗先輩がいなくなるのは寂しいです…」

 

蓮夜「おい祐斗。小猫にここまで言われて断るわけないよな?」

 

祐斗は少し笑顔になる

 

祐斗「参ったな…小猫ちゃんにまでそんなこと言われたら、僕の1人で無茶なんてできるわけないじゃないか…」

 

一誠「じゃあ!」

 

蓮夜「フッ」

 

祐斗「本当の敵もわかったことだし、みんなの行為に甘えさせてもらうよ」

 

ようやく、ここからだな

 

祐斗「蓮夜君…これまでのこと、すまなかった…」

 

祐斗はオレに頭を下げて謝罪してきた

 

蓮夜「仲間を大切にしろ…オレからはそんだけだ」

 

祐斗「ありがとう」

 

オレ達はこれより聖剣破壊計画を実行する

 

 

 

 

 

次の日の夜、一誠達はすぐさま行動を起こすらしくと連絡が入った。オレは少し寄るところがあるから途中から加わることにした

 

蓮夜「少し出てくる。クロメ、シノアは一緒に来てくれ」

 

クロメ「ん、わかった」

 

シノア「わかりました〜」

 

今回の付き添いをクロメとシノアに頼む。人選はなんとなくだ…

 

ユウキ「えー!なんでクロメなの!?ボクもー!」

 

クロメだけズルいと駄々をこねるユウキ

 

蓮夜「また今度な」

 

と頭を撫でてやると、「んー♪」と気持ちよさそうになり少しは機嫌を直してくれた

 

クロメ「ユウキはゆっくりしてて大丈夫だよ」ドヤァ

 

蓮夜「お、おい…」

 

ユウキ「むぅ…なんかよくわかんないけどムカつくー!」

 

クロメのドヤ顔でせっかくユウキの機嫌が直ったのにまた…

 

蓮夜「ほら行くぞ、2人とも。じゃあ行ってくるな」

 

クロメ「うん♪」

 

シノア「では、参りましょう♪」

 

まったく、抱きついてルンルン気分になるようなとこに行くわけじゃないのにな…

 

十六夜「蓮夜」

 

蓮夜「ん?どした十六夜」

 

十六夜「今回の黒幕の…なんてったっけ…?まぁいいや、そいつ俺にやらせろ」

 

蓮夜「ん、別にいいぞ。現れたら呼ぶわ」

 

十六夜「サンキュー」ヤハハ

 

十六夜の闘争本能丸出しの笑みを見て、オレ達は出発する

 

 

 

 

 

 

 

やって来たのはとある家

 

シノア「蓮夜さん、ここって…」

 

クロメ「この気配…」

 

蓮夜「2人が思ってるのはおそらくあってる」

 

何かを感じ取った2人にそう答え、目の前の家のインターホンを鳴らす

 

ピンポーン

『はい』

 

そこから聞こえてきたのは野太くオヤジ臭い声だ

 

蓮夜「オレだ」

 

『おう、空いてるから入ってきてくれ』

 

その返事を聞いて中に入ると付いてるか付いていないのかわからないぐらいの電気が付いている。そんな中をリビングのような部屋のドアを開ける。そこにはさっきの声の主だろうオヤジがソファーに座っている

 

蓮夜「邪魔するぞ」

 

「おう。それで、話ってなんだ?蓮夜」

 

クロメ「ねぇ、蓮夜。このおじさん誰?」

 

「おじさん!?」

 

シノア「クロメさん、その言い方は失礼なのでは…?」

 

クロメの発言にげんなりするオヤジが1人

 

蓮夜「あぁ、2人ともこいつが"ただの人間じゃない"ってのはわかるだろ?」

 

クロメ、シノア(コクッ)

 

「おい、蓮夜!こいつって…」

 

蓮夜「やかましい。こいつはこれでも"堕天使の総督"なんだ」

 

2人はそれを聞いて少し驚いたようだが、すぐに平常になった

 

クロメ「じゃあこの人があの"アザゼル"?」

 

シノア「クロメさん、一応様をつけたほうがいいと思いますよ?」

 

蓮夜「こんなやつに様なんてつけんでいい」

 

アザゼル「おまっ!はぁ…まぁいい。で、要件は?」

 

蓮夜「今この町で起きてること知ってんだろ?」

 

アザゼル「…一応な。だが今回のことは完全なコカビエルの独断だ」

 

蓮夜「オレが聞きたいのは、コカビエルを消していいのかという確認だ」

 

アザゼル「…すまんが、できれば生け捕りにしてほしい。こっちからも使者を送る」

 

蓮夜「善処しよう…だが約束はできない」

 

プルプル

オレがそう言い終えると携帯がなった。ポケットから取り出し画面を見ると小猫からだった

 

ピッ

蓮夜「もしもし、小猫か?」

 

『兄様、すぐに来てほしいです!』

 

蓮夜「ん、わかった。少し待ってろ」

ピッ

 

オレは携帯を切る

 

蓮夜「ということでオレ達は行く」

 

アザゼル「あぁ」

 

蓮夜「2人とも行くぞ」

 

クロメ「うん」

 

シノア「はい」

 

そう告げてアザゼルの家を後にして小猫の気配がする方へ向かった

 

 

 

 

 

 

 

小猫達がいると思われている場所へ到着すると

 

魔剣創造(ソードバース)!!!」

 

既に戦闘は始まっているようだった

 

蓮夜「おっす、お待たせ」

 

一誠「蓮夜!」

 

小猫「兄様!」

 

姿を見せると小猫が走って寄って来た

 

蓮夜「連絡ありがとな、小猫」

 

小猫「はい!」

 

蓮夜「状況は?」

 

小猫「あそこにいるはぐれ悪魔祓い(エクソシスト)が聖剣を所持しています。今は一誠先輩からドラゴンの力を譲渡された祐斗先輩が戦ってる最中です」

 

蓮夜「了解」

 

小猫から現状を聞き終えた頃、建物の中から声がした

 

魔剣創造(ソードバース)か」

 

祐斗「誰だ!?」

 

声の主が暗闇の中から姿を現した

 

「使い方次第では無敵の力を発揮する神器(セイクリッド・ギア)だ。フリード、まだ聖剣の使い方がなっていないようだな」

 

フリード「おぉ、バルパーの爺さん」

 

祐斗「なに!!」

 

一誠「それじゃあこいつがゼノヴィアが言ってた!」

 

小猫「聖剣計画の首謀者」

 

匙「!」

 

祐斗「バルパー・ガリレイ!!!」

 

バルパーが現れたことによって怒りが込み上げてきたのか、祐斗の目つきが変わる

 

バルパー「いかにも」

 

フリード「そう言うがね爺さん、このクソトカゲのベロベロが邪魔で邪魔で!」

 

そういえばフリードの足に絡みついてるものはなんだ?見るからに匙の神器みたいだが

 

バルパー「自分に流れる因子を刀身に込めろ」

 

そう聞かされて実行するフリード

 

蓮夜「へぇ」

 

一誠「気をつけろ!ヤバいぞ!!」

 

聖剣は光輝く。フリードがそれを振り下ろすと足に絡みついてたものを簡単に斬った

 

匙「うぉっ!」

 

フリード「これでパワーアップってか?おやおや〜?それに増援ですか〜?クソ悪魔がどんだけ増えたところで関係ないですが、ね!」

 

そう言ってフリードは振り返り、祐斗に襲いかかる

 

フリード「聖剣の餌食になってもらいましょうかぁぁぁ!!」

 

フリードは飛び跳ね、祐斗に向かって聖剣を振り下ろす

 

ジャキン!!!

 

それは祐斗の顔の正面で"巨大な鎌"によって止められた

 

フリード「あれー?」

 

止めていたのはシノアだった。そしてフリードの背後からクロメが剣をフリードの首元に当てている

 

シノア「別に他をどうこう言われるのはいいんですけど、愛しの蓮夜さんをバカにされるのは腹が立ちますね〜」

 

クロメ「殺すよ?」

 

2人とも殺気立ったちゃって。おっかない

 

蓮夜「おい祐斗、そいつの聖剣破壊してもいいか?」

 

祐斗「蓮夜君…しかし……」

 

蓮夜「しかしもカカシもないんだよ。いいのか?悪いのか?」

 

焦れったくなってきたので、少し殺気を出しながら聞き直した

 

祐斗(コクッ)

 

祐斗は黙って頷いた

 

蓮夜「2人とも、やっていいぞ」

 

シノア「わかりました」

 

クロメ「こいつもやっていいの?」

 

蓮夜「それはダメ。どんなクズ野郎でもお前らが手を汚すのはオレが認めん」

 

クロメ「む〜…わかった」

 

2人はオレの言葉を聞き、1度剣を弾く

 

フリード「うぉっ!」

 

弾かれたことでフリードは態勢を崩してしまう

 

シノア「しーちゃん」

 

シノアがそう呼ぶと鎌が反応し、何やら黒いものが具現化された。それは鎌から放たれ素早くフリードの前に移動し、自分の神器であるでフリードの持っている聖剣を叩き割った

 

フリード「ギャァス!!!」

 

バルパー「なん、だと…」

 

ゼノヴィア「なにがあった!」

 

それと同時にゼノヴィアとイリナも到着したようだ。おそ…

 

バルパー「おいフリード!ここは一旦引くぞ!」

 

フリード「が、合点!!!」

 

フリードとバルパーは聖剣を砕かれて勝機がなくなったのを認識したのか、目くらましを使い逃げた

 

ゼノヴィア「くそ!追うぞイリナ!」

 

そう言ったゼノヴィアを先頭に祐斗とイリナが2人を追いかけて行った。ちなみにオレとシノア、クロメは当然見えていた

 

その後リアスとソーナがそれぞれ自分の女王を連れて転移して来て、一誠と匙がお仕置きとして尻叩きをくらっていた。オレはというと…

 

蓮夜「2人とも、ご苦労さん」

 

聖剣を破壊してくれたシノアとクロメの頭を撫でて労っていた

 

シノア「いいえ♪」

 

クロメ「何もできなかった」

 

クロメはトドメをさせなかったからなのか少し御機嫌斜めになっていた

 

そしてオレらはリアス達に声をかけ、帰宅した

 

 

 

 

次の日にリアスから瀕死の状態で倒れていたイリナを保護したと連絡があった。そして黒幕、コカビエルと会的したとも…どうやらコカビエルはこの町で戦争を起こそうとしているらしい。それを聞いたオレは久々に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キレた…

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。