ハイスクールD×D 永遠の皇帝<エターナル・エンペラー>   作:てこの原理こそ最強

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第14話

 

オレは現在眷属のみんなを連れて駒王学園に向かっている。コカビエルの気配が学園から感じたためだ

 

学園に着くとそこには結界が張られておりソーナとその眷属達がその結界を支えているようだ

 

蓮夜「ソーナ」

 

ソーナ「蓮夜さん」

 

蓮夜「遅れた。入れてくれ」

 

ソーナ「はい。中では既にリアス達が戦闘を開始している模様です」

 

蓮夜「わかった。結界の方は大丈夫なのか」

 

ソーナ「…悔しいですが、正直堕天使の幹部クラスの攻撃を受けたらひとたまりもないでしょう」

 

蓮夜「了解だ。深雪、黒歌、レム、アンナ、ジブリールはここで結界の方を手伝ってやってくれ」

 

深雪「わかりました」

 

黒歌「わかったにゃ。白音をお願いするにゃ」

 

レム「こちらはお任せください」

 

アンナ(コクッ)

 

ジブリール「かしこまりました」

 

オレは5人に指示し、他のみんなを連れて中へ入った

 

 

 

 

 

 

 

中ではソーナに聞いた通りリアス達が戦闘中のようだ。そのまま直進しているといきなり特大な魔力の塊がこっちに近づいてきた

 

蓮夜「おいおい、あれこっちに落ちてきてねぇか?」

 

雪菜「そのようですね」

 

いくらか巨大ではあるが全員焦ってはいない。まぁ当然か

 

蓮夜「達也、いいか?」

 

達也「わかった」

 

オレの頼みに達也は簡単な返事をして自分の胸のところにあるホルスターから銃型の神器を取り出し、近づいてくる魔力に向かって引金を引く。するとそれは跡形もなく消えてしまった。いや、"分解"されてしまった

 

コカビエル「ん?何者だ?こいつらの仲間か?」

 

蓮夜「どうも。まぁそんなところだ」

 

なんか偉そうに踏ん反り返ってるコカビエルに一応返事しといた

 

バルパー「完成だ!」

 

祐斗「しまった!」

 

ゼノヴィア「クッ!!」

 

コカビエルがいるのとは別の場所でその声と共に光が辺りを覆い、その発光現には聖剣よりも少しばかり聖の気が強い剣があった

 

バルパー「ははは!これでついに!!!」

 

その光は柱のように空へと続いて行く

 

コカビエル「ははははは!ではこちらも新たに増えたことだ、余興を続けようじゃないか!!」

 

そう言ってコカビエルは腕を前に出す。すると地面に魔法陣が出現しそこから頭が3つある犬っころが4匹出てきた

 

リアス「またケルベロス!」

 

犬千代「また?」

 

朱乃「さっきも私達はケルベロスと戦っていたのです…それがまた……」

 

そんな説明を聞いているとその犬っころがどもがこっちに襲いかかってきた

 

蓮夜「んじゃあユウキとクロメが右の、タツマキは真ん中の右、犬千代とティナは真ん中の左、達也は左。雪菜とシノアは聖剣の方よろしく」

 

オレの指示に対しみんな素早く行動する

 

ユウキ「はぁぁぁぁ!!!」

 

クロメ「…」

 

犬っころの正面からユウキが気合の入った突きをひと突き。そして横からクロメが上から下に一太刀入れて戦闘は終了した

 

グォォォォォォォ!!!

 

タツマキ「うっさいわよ!」

 

犬っころの遠吠えにイラついたタツマキは能力でそいつを勢いよく空高くまで上げ、そして一気に急降下させ地面に激突させる。はい終了

 

犬千代「ていっ!」

 

犬千代が犬っころの足を全て切り落とし

 

パァァァァァン!!!

ティナが打った弾が3つの頭がそれぞれの脳天を貫き終了

 

達也「…」

 

達也の方は既に終わっていたようで、影も形もない相手に神器を向けて立っている達也が目に入る

 

蓮夜「みんなお疲れ。わかってはいたが早いな」

 

全ての戦闘…いや、戦闘と言えないな。蹂躙が完了したのは始まって30秒もたっていなかった

 

コカビエル「ははははは!!これはおもしろい、おもしろいぞ!!!」

 

蓮夜「うるせぇな。リアス、あいつもう殺っていいか?」

 

リアス「待って!こいつは私達にやらせて!」

 

蓮夜「お前らにできんのか?」

 

リアス「お願いよ…」

 

リアスは真っ直ぐな瞳でオレを見てきた。それぐらい本気なのであろう

 

蓮夜「わかった。だがムリはするな。できなければオレらがやる」

 

リアス「えぇ、感謝するわ」

 

コカビエル「ほぉ、お前がくるのか?リアス・グレモリー。お前らにこのオレを楽しませられるのか?」

 

リアス「っ!くらいなさい!」

 

リアスはさっきオレ達が見たのと同等の魔力を放つ。しかしそれは簡単に受け止めれてしまった。続いて朱乃も攻撃を試みたが、それも受け止めれてしまった。しかもコカビエルはその受け止めた魔力を合わせリアスに放った

 

朱乃「部長!」

 

朱乃がリアスの前に出て庇うように防御しようとしたが

 

朱乃「きゃぁぁぁぁぁぁ!」

 

防壁は簡単に破れもろに食らってしまった。攻撃を受けた朱乃が落下していく

 

バシッ

地面に叩きつけられる寸前にオレが抱き抱える形で受け止めた

 

蓮夜「大丈夫か?」

 

朱乃「…ごめんなさい」

 

蓮夜「…カナリア、頼む」

 

カナリア「うん!」

 

蓮夜「リアスも降りてこい」

 

リアス「…わかったわ」

 

カナリアはオレの言いたいことがわかったのかカナリアの神器であるマイクを持って歌い始めた。するとリアスと朱乃の傷はみるみる治っていく

 

カナリア「♪〜」

 

リアス「これは…」

 

朱乃「あらあら…」

 

蓮夜「カナリアの神器の能力、愛を唄う者【ハートウォーミング】だ。こいつが歌うと怪我は治るし体力や魔力は回復する。じゃあリアス、あいつはオレらが始末するぞ」

 

リアス「…えぇ。悔しいけどお願いするわ」

 

蓮夜「てなわけだ。十六夜、あとやっていいぞ」

 

十六夜「待ってました!じゃあ、遠慮なく!」

 

そう言って十六夜はコカビエルの方に向かって行く

 

蓮夜「そうだ!」

 

オレは振り向き、朱乃の頭に手を置いて

 

蓮夜「よく主人を守ったな」

 

そう言って頭を撫でてやった

 

『あー!!!』

 

蓮夜「ん?」

 

ユウキ「蓮夜!ボクも頑張ったよ!?だからボクにも!」

 

クロメ「私も…!」

 

ティナ「お兄さん…」

 

犬千代「蓮夜…!」

 

タツマキ「なにやってるのよ!あんたは!」

 

なぜかおねだりされたり、怒られたり、涙目で抱きつかれたりされた。ちなみに朱乃は顔を赤くして俯いてしまった

 

蓮夜「お前ら落ち着け。これから十六夜のひまつ…戦いを見なきゃいけないだろ?達也とリアスも見てないで手伝え」

 

達也、リアス「「はぁ…」」

 

蓮夜(なんだその溜息は!)

 

もういいやと思い十六夜の方に目を向けるとまだ始まってはいなかった

 

コカビエル「今度はお前が相手か?」

 

十六夜「あぁそうだ」

 

コカビエル「では少しでも楽しませてくれ!」

 

十六夜「ヤハハ!」

 

そして戦闘は開始された。っておいおい、遊ぶ気まんまんだな。こりゃあ長引くか。そう言えば雪菜達はどうなったんだ?

 

十六夜とコカビエルの戦闘が始まったころ聖剣側では…

 

バルパー「君らには感謝している。おかげで計画が完成したのだからな」

 

祐斗「完成…?」

 

バルパー「君達の持つ因子は聖剣を扱うまでの数値にならなかった。そこで1つの結論に至った。被験者から因子だけを抜き出せばいい!」

 

祐斗「っ!!」

 

バルパー「そして結晶化することに成功した。これはあのときの因子を結晶化したものだ」

 

バルパーはそう言って自分の懐からガラスのようなものを取り出した

 

バルパー「最後の1つになってしまったがね!」

 

フリード「キャハハハハハハ!!!俺以外の奴らは因子に身体が追いつかなくて死んじまったんだぜ!」

 

フリード残りの聖剣が全て融合した剣で一誠達に襲いかかる

 

バルパー「偽善者めが!私を追放したのに私の研究は取り上げていきおった。どうせあのミカエルのことだ、被験者から因子を抜き出しても殺してはいないだろうがな!はははははは!!!」

 

祐斗「僕らを…殺す必要は、なかったはずだ……どうして!」

 

バルパー「お前らは極秘実験の実験材料だ。用済みになれば廃棄するだろう」

 

祐斗「僕たちは主のためと信じてやってきたんだ…それを…それを…実験材料に廃棄…?」

 

アーシア「ひどい…」

 

リアス「…」

 

アーシアはそれを聞いて涙を流す。リアスも暗い顔で俯いている。するとバルパーは持っている結晶化された因子を祐斗の前に放り投げた

 

バルパー「欲しければくれてやる。もはやさらに完成度の高いものを生産するところまできているのでな」

 

祐斗はそれを拾い、何かを思い出すように両手に握りしめる

 

祐斗「みんな…」

 

一誠「許せねぇ…じじぃてめぇ!!!」

 

祐斗「バルパー・ガリレイ…あなたは自分の研究、欲望のためにどれだけの命を弄んだ」

 

祐斗が手を握りしめたまま立ち上がると、祐斗の手の中が光り出しそれはやがて祐斗の周りに人のような形を作った

 

祐斗「僕は、ずっと…ずっと思っていたんだ。僕が、僕だけが生きていていいのかって…僕より夢を持った子がいた。僕よりも生きたかった子がいた。僕だけが平和な暮らしをしていていいのかって…」

 

あぁ、そういうことね。まったく

 

蓮夜「いいに決まってんだろ」

 

祐斗「…蓮夜君」

 

蓮夜「そいつらはなんのためにお前を逃したと思ってるんだ?復讐のためか?オレはそうは思わない」

 

オレは一呼吸置いて続ける

 

蓮夜「そこにいるやつらはこう思ってたんじゃないか?"自分達の分も生きてくれ"ってさ」

 

そう言い終わると祐斗は涙を流し、周りにあった光が祐斗を覆った

 

小猫「暖かい」

 

一誠「なんだ?涙が、止まらない!」

 

クロメ「蓮夜、あれ」

 

蓮夜「あぁ、”至った”な」

 

やがて光は消え、祐斗はなにか吹っ切れたのか顔つきが変わる

 

祐斗「蓮夜君に言われて気づいたよ。あの子達は復讐なんて望んでいなかった、願ってなかったんだ。でも僕は目の前の邪悪を討ち倒さなければならない…第2、第3の僕達を生み出さないために!」

 

そう言って祐斗は神器を発動し剣を持つ

 

バルパー「フリード!」

 

フリード「はいな!」

 

呼ばれたフリードが間に入る

 

バルパー「ふん、愚か者めが。素直に廃棄されていればよいものを!」

 

一誠「木場ぁぁぁ!フリードの野郎とエクスカリバーをぶっ叩け!あいつら思いを無駄にするな!!」

 

祐斗「一誠君…」

 

リアス「やりなさい祐斗。あなたはこのリアス・グレモリーの眷属、私の眷属はエクスカリバーごときに負けはしないわ!」

 

朱乃「祐斗君!信じてますわ!」

 

小猫「ファイトです!」

 

アーシア「木場さん!」

 

祐斗「みんな…」

 

フリード「あー、なーに感動シーン作っちゃってんですか?僕ちゃんもう限界。とっとと君らぶった斬って気分爽快になりましょうかねー!」

 

フリードも剣を構える

 

蓮夜「雪菜とシノアは手ぇ出さなくていいぞ」

 

雪菜「わかりました」

 

シノア「は〜い」

 

さて、祐斗の新たな力を拝見しますかね

 

祐斗「僕は剣になる。僕の魂と融合した同志達よ、一緒に越えよう。あのときの果たせなかった想いも願いも今部長やみんなのために…魔剣創造(ソード・バース)!!!」

 

祐斗がそう唱えると白と黒の剣が出現した

 

祐斗「双覇の聖魔剣【ソード・オブ・ピストレイヤー】…聖と魔を有する剣の力、受けるといい!」

 

バルパー「聖魔剣だと!ありえない!反発する2つの要素が混じり合うなど、そんなことあるはずがないのだ!」

 

蓮夜「へぇ、あれが…」

 

雪菜「あれが木場先輩の…」

 

シノア「禁手(バランスブレイカー)ですか」

 

ゼノヴィア「グレモリー眷属のナイト、まだ共同戦線は活きているか?」

 

祐斗「…だと思いたいね」

 

ゼノヴィア「ならば共に破壊しよう、あのエクスカリバーを…」

 

いつの間にやらゼノヴィアが祐斗の隣を歩いている

 

祐斗「…いいのか?」

 

ゼノヴィア「あれはもはや聖剣であって聖剣ではない。異形の剣だ」

 

祐斗「わかった」

 

グサッ!

ゼノヴィアは自分が持っている聖剣を地面に刺し、右腕を横に上げた

 

ゼノヴィア「ペトロ、パシリオス、デュオニシウス、そして聖母マリアよ…我が声に耳を傾けてくれ」

 

ゼノヴィアがそう唱えると光る魔法陣が展開され、そこから鎖で繋がれた剣が出てきた

 

ゼノヴィア「この刃に宿りし聖闘士(セイント)の御名において、我は開放する!」

 

ジャキィィィィィィン!!

最後の詠唱を終え鎖から解き放たれた剣をゼノヴィアは取って構える

 

ゼノヴィア「聖剣"デュランダル"!」

 

蓮夜「ほぉ、これはまた…」

 

また珍しいものが出てきたことにオレはそんなことを呟いた

 

バルパー「馬鹿な!私の研究ではデュランダルを扱える領域まで達していないぞ!」

 

ゼノヴィア「私はそいつやイリナとは違う。数少ない天然物だ」

 

バルパー「完全な適正者、真の聖剣使いとでも言うのか!」

 

ゼノヴィア「こいつは触れたものはなんでも切り刻む暴君でね…私の言うことも碌に聞かない。それゆえ異空間に閉じ込めておかないと危険極まりないんだ」

 

フリード「そんなのありですかー!!!」

 

キィィィィィィン!!

ここにきて新たな聖剣が、しかも伝説とまで言えるものが出てきたことに苛立ちを見せるフリードがゼノヴィアに斬りかかるが、それはデュランダルによって簡単に弾かれた

 

フリード「ここにきての超展開!!」

 

ゼノヴィア「所詮は折れた聖剣!この聖剣デュランダルの相手にはならない!!」

 

フリード「クソッタレ!!!」

 

ヒュン!

斬りかかるゼノヴィアに対し速度を上げ回避するフリード

 

フリード「そんな設定いらねんだよ!」

 

しかしその背後には祐斗が迫っていた

 

祐斗「そんな剣で!!」

 

ガキィィィン!キィィィン!!

 

祐斗「僕達の想いは断てない!!!」

 

バキィィィィン!!

そして何度めかの斬り合いで祐斗がフリードの剣を折った

 

フリード「折れたぁぁぁぁぁ!!」

 

そしてフリードは地面に膝をつく

 

フリード「マジですか…?この俺様がこんなクソ悪魔ごときに…!ざけん…グァっ!」

 

ザシュッ!

フリードは肩を斬られたようだ

 

祐斗「はぁ…はぁ…見ていてくれたかい?僕らの力はエクスカリバーを越えたよ!」

 

バルパー「なんということだ!聖と魔の融合など理論上…!」

 

ジャキィィン!

 

バルパー「ヒィッ!」

 

祐斗「バルパー・ガリレイ!覚悟を決めてもらおう!」

 

バルパー「そうか!わかったぞ!聖と魔、それらを司るバランスが大きく崩れているのであれば説明がつく!つまり魔王だけではなく、神も…!」

 

ジャキィィン!!

 

その言葉が終わる前にバルパーに光の槍が突き刺さった。そしてバルパーは光となって消えてしまった

 

蓮夜「おいおい十六夜、なにやってんだよ」

 

十六夜「ヤハハ、ちっと遊びすぎたわ」

 

バルパーに光の槍を投げたのは仲間であるはずのコカビエルだった

 

コカビエル「バルパー、お前は優秀だったよ。そこに思考がいくのも優秀であるということだろう」

 

リアス「コカビエル、これはなんの真似?」

 

コカビエル「オレはそいつがいなくても別にいいんだ。さて、余興にも飽きた。そろそろ戦争のための準備をするとし…」

 

ドゴッ!

 

コカビエル「グハッ!!」

 

コカビエルは頭上から殴られ勢いよく地面に衝突した。殴った正体はもちろんオレ

 

蓮夜「戦争?やらせるわけねぇだろ…十六夜、遊びは終わりだ。お前がやらないならオレがやる」

 

十六夜「いや、わりーがオレにやらせてくれ」

 

蓮夜「なら最初からやれよ」

 

十六夜「ヤハハ!」

 

そしてオレは祐斗のもとへ行き

 

蓮夜「悪かったな。バルパーにとどめをさせてやれねぇで」

 

祐斗「大丈夫だよ。第2、第3の僕達を増やすのを防げたのは同じだから」

 

蓮夜「サンキュな。まぁあとはゆっくりしててくれ。そのうち終わるから」

 

祐斗「じゃあお言葉に甘えさせてもらうよ」

 

祐斗はそう答えてリアス達のもとへ戻って行った

 

蓮夜「さて、あとはこのままなにも起きないで終わってくれるのを祈るだけだな」

 

ヤベッ!今オレフラグ立てた!?

 

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