ハイスクールD×D 永遠の皇帝<エターナル・エンペラー> 作:てこの原理こそ最強
次の日の朝は少し早く起きて達也やゲンさん達と鍛錬に励んでいた
達也「はぁ…はぁ…」
蓮夜「やっぱゲンさん強ぇな〜」
アカ「お前が言うな」
今は達也とゲンさんの組手がちょうど一区切りしたとこだった。鍛錬に参加してるのはオレと達也、ゲンさん、アカ、ナル、ボルスさんだ
ナル「達也も強くなってきたな」
アカ「もう少しでゲンに一本取れそうだな」
ゲン「…」
アカとナルがゆっくりと歩み寄ってきたゲンさんにタオルを渡しつつそう呟いた
ボルス「拙者達使い魔の中でも格闘においてはゲン殿が最強でござるからなぁ。ゲン殿から一本取れるようになれれば相当でござるな」
となりではボルスさんが両腰に剣を携え腕を組んでいる
ナル「そういえばあの鍛錬好きなブラートがいねぇのは珍しいな」
蓮夜「あぁ。エルザやレオーネと飲み比べをしたみたいで絶賛二日酔い中で寝込んでるよ」
アカ「あの2人にはついていけねぇわ。あれにカナが入ったらもう手をつけられんわ」
蓮夜「他に危害を加えなければどんなに酔おうが自己責任だからな。ただ迷惑がかかったときには制裁を加えるがな」
仲間の中には酒好きが少なからずいる。今名前が出たエルザやレオーネはもちろんのこと、精霊の尻尾のメンバーの一人であるカナ・アルベローナは特に酒好きで名の上がる一人だ
ボルス「お主の周りには未成年も多くいるでござるからな」
蓮夜「昔ウェンディとクロが間違って飲んだときはヤバかった…」
アカ、ナル、ボルス「「「あぁ〜」」」
昔、そのときも飲兵衛共が盛大にパーティしているときに間違ってウェンディとクロが酒を飲んでしまったことがあった。ウェンディは目を回してぶっ倒れたし、クロはいつも以上に絡んでくるしで大変なときを過ごした思い出が今も頭に残っている
アカ「さて、達也の息も整ったことだし。もういっちょいくか?」
達也「あぁ、頼む」
ボルス「蓮夜殿は拙者といかがでござる?」
蓮夜「そうだなぁ、あまり剣は使わないんだけどせっかくだしお願いしますか」
ボルス「そうこなくては!」
ナル「みんな元気だね〜」
ゲン「…」
ナル「ゲンさんは相変わらず寡黙だね」
それから一時間ぐらいだろうか、オレも久し振りに軽く全力を出せた気がする。やっぱりウチの仲間達もそうだけど使い魔方もパネェっすわ…そんでそろそろ切り上げようかとしていたそのときにこちらへ飛んでくる複数の影が目に入った。その影はどんどん大きくなっていき次第にこっちに下りてきた
「久し振り!蓮夜くん!」
蓮夜「久し振りだな、アスナ」
「蓮夜さん!お久しぶりです!」
蓮夜「スグも久し振り。それにしても結構早い到着なんじゃないか?」
「アスナとリーファが早くあなたに会いたいって急かしたからよ」
アスナ「そういうしののんだって早く会いたそうだったじゃない」
スグ「そうですよ〜。あんなにそわそわしてたくせに〜」
先に下りてきた3人は結城 明日菜、桐ヶ谷 直葉、朝田 詩乃。ユウキの友達であるオンラインゲームで知り合ったらしい。明日菜のことはそのままアスナ。直葉は短くスグだったりゲーム内ではリーファって名前使ってたからそう呼ぶやつもいる。詩乃はほとんどのやつからシノンて呼ばれてる。アスナやカナリアからはしののんってアダ名つけられてるけど
「みなさん早いですよー」
「私達のことも考えなさいよねー」
「それだけ蓮夜に会いたかったんだろうな」
「あの野郎!なんて羨ましい!」
あとから下りてきた4人も同じくユウキの友達で綾野 珪子、篠崎 里香、アンドリュー・ギルバート・ミルズ、壺井 遼太郎だ。みんなはゲーム内での名前でシリカ、リズ、エギル、クラインと呼んでいる
蓮夜「あれ?キリトは?」
アスナ「あれ?一緒に来たはずなんだけど…」
シノン「あそこよ」
シノンが指差した先には目を輝かせながらボルスさんに剣の指導を懇願する1人の青年がいた。彼は桐ヶ谷 和人。アスナやクラインとはオンラインゲームの初期時代からの付き合いらしく聞くところによると相当強かったらしくその格好から”黒の剣士“なんて呼ばれてたらしい
蓮夜「あいつの剣バカ具合は変わらんな」
リズ「まったくよ!」
シリカ「あの情熱を少しでも私達に向けてくれれば…」
蓮夜「リズもシリカもあいつにぞっこんだな」
リズ「う、うっさいわよ!蓮夜!あんたこそどうなのよ!?」
蓮夜「オレか?」
シリカ「ユウキちゃんに限らずここにいる3人の気持ちとか…」
蓮夜「好意を持ってくれているのは素直に嬉しいぞ?」
アスナ「ふふっ♪」
スグ「えへへ♪」
シノン「ふん…」
リズ「キリトにもそこらへんは見習ってほしいわ」
シリカ「でもシノンさんはまだ照れ隠しでよく蓮夜さんに発砲してますよね?」
シノン「シリカ!あんたそんな余計なことは言わなくてもいいの!!」
蓮夜「まぁもう慣れたさ」
シノン「わ、悪いとは思ってるわよ…」
蓮夜「知ってるよ。でも、もう少し頻度を少なくしてくれると助かるかな。あとしれっと麻痺矢撃つのもやめてな」
シノン「…善処するわ」
リズ「そこでやめるって言えないのがシノンクオリティですな」
シノン「リーズーベッートーーー!!!」
リズ「ちょっ!たんまたんま!!!」
からかいがすぎたのかリズの最後の言葉にシノンは相棒であるドラグノフを展開して銃口をリズに向けた。リズはさすがに観念して両手を挙げた
蓮夜「まぁまぁ、シノン」
シノン「ちょっと、勝手に頭撫でないでよ」
蓮夜「おー、悪いな。でも嫌いじゃないだろ?」
シノン「…」
蓮夜「沈黙は肯定。シノンの口癖だな」
シノン「っ〜///」
アスナ「もう!さっきからしののんばっかりズルいよー!」
スグ「そうだよ!蓮夜さんはもっと私達平等に構うべきです!」
蓮夜「お、おう…すまんな」
エギル「モテる男は辛いな」
クライン「アスナちゃんにリーファちゃん、蓮夜なんてほっといて俺と遊ばないか?」
アスナ、スグ「「クラインさんは黙ってて!!!」」
クライン「はい…」
ここをいい機会だと思ったのか、とにかくモテたいクラインはアスナとスグにアタックしてみるも早々轟沈…無念なりクライン…
蓮夜「そういえばサチは一緒じゃないのか?」
一同『あっ…』
蓮夜「お前らなんてやつだ…」
「きゃーーーーーー!!!!!!」
もう1人来る予定だった子のことを全員は今の今まで忘れていたようだ。なんてひどい奴ら…するとそこに天高くから絹を裂くような悲鳴が聞こえてきた。目を向けると羽は生やしているものの全くその機能を発揮しておらず、パラシュートを装備してないスカイダイビングのように落下してきた
蓮夜「んぎゃっ!!」
そして彼女の体重+落下速度でオレに衝突した。彼女は無傷、オレは被害甚大…
「ご、ごめんなさい!蓮夜くん!」
蓮夜「い、いや…サチのせいじゃないさ。ほっぽったこいつらが悪い。ケガはないか?」
サチ「うん。蓮夜くんが受け止めてくれたから…」
蓮夜「こんな再会になっちまったが、久しぶりだなサチ」
蓮夜「うん、久しぶり蓮夜くん」
遠山 沙知。これが彼女の本名。アスナのようにゲームでも本名を使う人は多くはないがいてサチもその1人だ。ユウキ達に比べてサチはまだ飛行に慣れていないため誰かがサポートする手筈になってたはずなんだけどな…
サチ「みんなひどいよ〜…どんどん先に行っちゃうんだもん…」
アスナ「ごめん!サチ!」
スグ「ごめんなさい!」
シノン「悪かったわ」
リズ「でもそのおかげで…」
シリカ「蓮夜さんに抱きつけたので…」
エギル「そこまで悪い気はしてなかったりしてな」
クライン「蓮夜!なんでお前ばっかりー!!!」
アスナ「たしかに…」
スグ「さっきからサチさん…」
シノン「まったく蓮夜から離れようよしないわね」
サチ「え、いや…これは…」
アスナ、スグ、シノン「「「サーチーー(さん)」」」
サチ「ご、ごめんなさーい!」
蓮夜「いや、サチが謝ることはないだろ」
それからオレ達はボルスさんとキリトの鍛錬が終わるまで思い出話にふけっていた
キリトの鍛錬が終わったのはそれから40分後だった
蓮夜「やっと終わったのか、キリト」
キリト「ボルスさんと会えるのはそう多くないからな。できればもう少しやっていたいところなんだが…」
蓮夜「ボルスさんがいいって言うならいいんじゃないか?」
シリカ「キリトさん、これどうぞ」
リズ「ちゃんと汗も拭きなさいよ」
キリト「あぁ、ありがとう2人とも」
飲み物とタオルを渡したシリカとリズはキリトの笑顔が溢れていた
シノン「乙女な顔ね」
アスナ「しののんも蓮夜くんに頭撫でられてるときはあんな感じだよ」
スグ「そういうアスナさんもですよ。閃光のアスナと恐れられてる姿がどこへやらって感じです」
サチ「そう言うリーファちゃんだって…って私もそうだからみんなお互い様だね」
アカ「みんな仲良く蓮夜に愛されればいいさ」
ナル「蓮夜はそれだけの器だからな」
ゲン「…」
ボルス「作用!蓮夜殿はたとえ100人の女子であろうと受け入れる方でござるからなー!」
蓮夜「みんなで好き勝手言ってくれちゃって。なぁ達也?」
達也「否定できないんじゃないか?」
蓮夜「んにゃろう…こんなときだけ笑いやがって…」
久しぶりに達也の笑顔(ニヤケ顔)を見たところで全員で屋敷に戻った