ハイスクールD×D 永遠の皇帝<エターナル・エンペラー>   作:てこの原理こそ最強

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久しぶりの投稿となりました。申し訳ありません


第30話

人間界から屋敷に帰ってきたオレと犬千代、シノアの3人はいつ見ても思うほどでっかい門の前で一旦足を止めた

 

この2,3日は再会の旅のはずだったのに結構濃厚な旅になったな。最後にツクモと三葉が泣きそうになってたのには焦ったー。キイチも我慢してた感じだったな。もう少し素直に甘えてきてもいいと思うのだけど...。年頃の女子にはいろいろあるのかねぇ~。でもまたすぐ会えるって言ったら笑顔に戻ってくれてよかった

 

これまでの旅路を思い出しながら門をくぐると庭では剣術バカが使い魔相手に鍛錬していた

 

アカ「お、我らが主のご帰還ってか」

 

蓮夜「あんたの主は達也だろ」

 

アカ「その達也の主が蓮夜なんだから俺達使い魔の主でもあるだろ?」

 

ボルス「アカ殿の言う通りにござる」

 

ナル「細かいことは気にするな」

 

蓮夜「そういうもんかね?」

 

なんとなくオレも納得したのでそれでいいことにした。オレがそうした。文句は言わせん。これでいいのだ。キリトはゲンさん相手にしてるから声かけても気づかんやろ

 

いつも通りの鍛錬を目にしながら庭を見渡してみると一角で優雅にお茶を飲んでるグループがあった

 

蓮夜「そのメンツでお茶会ってのは、絵になるな」

 

深雪「蓮夜さん、お帰りなさいませ」

 

シューラ「あら、いつお戻りに?」

 

蓮夜「ついさっきな」

 

いつか誰か使うかなって思って庭に設置しておいたテーブルとイスで深雪、シューラ、アイズ、ミラ、那月ちゃんが優雅にお茶会を楽しんでいた。その景色はまるで一枚の絵のようだった

 

犬千代「ん...いい匂い」

 

藍子「みなさーん、クッキー焼けましたよー。あら蓮夜くん。お帰りなさい」

 

蓮夜「おぉただいま。この匂いは藍子特製のクッキーだったか。アスタルテも手伝ったのか?」

 

アスタルテ「肯定」

 

犬千代が何かの匂いを感じ取ったと思ったら屋敷の方からその匂いの正体乗せたトレーを持った藍子とアスタルテがやってきた

 

犬千代「犬千代も食べる」

 

シノア「さすが藍子さんですね~」

 

藍子「蓮夜くんもお一つどーぞ」

 

蓮夜「お、ならお言葉に甘えて」

 

シノア「なら蓮夜さん、あ~ん♪」

 

ミラ「ちょっとシノア!あなただけズルいわよ!蓮夜、私の食べなさい♪」

 

アイズ「あらあら、なら私も便乗しましょうか♪」

 

蓮夜「ちょっ!わかったから!1人ずつ!」

 

言いだしっぺのシノアを筆頭に最終的にはそこにいる女性全員に食べさせられることになった。それも3周で...

 

さてさて、しばらくの間その場でお茶を楽しんでいるとチビ共がおそらく藍子のクッキーの匂いにつられたのだろう、ぞろぞろとやってきた

 

藍子「ふふっ、団体さんが来ましたね」

 

那月「まったく騒がしい」

 

シューラ「小さい子達は元気が一番ですわ」

 

深雪「微笑ましいですね」

 

『クッキー!』

 

「お兄ちゃーん♪」

 

蓮夜「おっと」

 

クッキー!と叫ぶチビ達の中に一人だけオレに飛びついてきたやつがいたので抱きとめた

 

蓮夜「毎度言ってると思うんだけど、危ないだろ?クロ」

 

クロ「えへへ~♪私もいっつも言ってるけどお兄ちゃんが受け止めてくれるから大丈夫だよ」

 

蓮夜「あ、それもそっか」

 

イリヤ「お兄ちゃん!納得しちゃダメ!こらクロ!早く降りなさい!」

 

クロ「ふふん、女の嫉妬は見苦しいわよ」

 

蓮夜「そんな言葉どこで覚えてくるんだよ。まぁみんなが見てるから降りような」

 

クロ「ぶ~」

 

クッキーの匂いにつられてきたのは延珠、小比奈、弓月、クロ、イリヤだった。それと一緒に遊んでいたのかチビ達の面倒を見てくれていたのかリズとシリカ、レヴィ、マイン、シェーレが後からゆっくりと近づいてきた

 

蓮夜「みんなおつかれ」

 

リズ「みんな元気すぎよ~」

 

シリカ「ちょっと疲れちゃいました」

 

マイン「まったくまいっちゃうわよね」

 

レヴィ「そんなこといいながら楽しんでたくせに~」

 

シェーレ「鬼ごっこで延珠ちゃんたちのこと捕まえられなくて悔しがってましたよね」

 

マイン「なっ!そんなわけないでしょ!?」

 

リズ「え~、なんやかんや一番楽しんでたのマインじゃないの~?」

 

マイン「うっさいわよリズベット!」

 

戻ってきた組ががやがややっているところを見ながら藍子お手製のクッキーをクロ達に上げながら紅茶を楽しんでいる

 

ミラ「マインのツンデレさは相変わらずね」

 

シューラ「もう少し素直になればよろしいものを」

 

蓮夜「まぁあれがマインのテンプレだからな。ツンのないマインはマインじゃないな」

 

藍子「蓮夜さん、それは失礼なのでは...」

 

延珠「なぁ蓮夜...」

 

蓮夜「ん?どした?」

 

延珠「マインは妾達と遊ぶのは迷惑だったのか...?」

 

蓮夜「んなわけないだろ」

 

いつもの元気な延珠が少し暗めの表情を出している。そんな延珠の頭をわしゃわしゃと荒めに撫でる

 

蓮夜「さっきも言ったがマインのあれはいわゆる照れ隠しなんだよ。それに照れ屋さんだから素直にホントのことが言えないんだ」

 

那月「あれはただ大人ぶってる子供だ」

 

アイズ「那月さん辛辣...」

 

蓮夜「容姿的には那月ちゃんも...あてっ...」

 

どこからともなく紅茶に入れる用の角砂糖が飛んできた。その元にはそれ以上を口に出したらただじゃおかんと言いたげな顔をしている那月ちゃんがいた

 

蓮夜「ま、まぁマインはああ見えて結構楽しんでるからまた誘ってやってくれ。お前らもな」

 

延珠「うむ、わかったのだ!」

 

小比奈「ん」

 

弓月「蓮兄も遊んでよね」

 

蓮夜「また今度な」

 

クロ、弓月「「えー」」

 

イリヤ「お兄ちゃんは忙しいんだから迷惑かけちゃダメだよ」

 

蓮夜「ありがとな、イリヤ。みんなのこと頼んだぞ」

 

イリヤ「~♪任せてよ」

 

最後にチビ達全員の頭を一撫でする

 

蓮夜「みんなは引き続きお茶会楽しんでくれ。藍子ごちそうさまな」

 

藍子「いえいえ」

 

深雪「今度はご一緒しましょう」

 

蓮夜「おう」

 

最後にお茶会してたメンバーに声をかけて家に入った。ちなみに犬千代は延珠達にシノアはお茶会メンバーに加わった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユウキ「あ、蓮夜ー!」

 

蓮夜「ただいま」

 

フブキ「あら、おかえりなさい」

 

家の一室にユウキ、クロメ、レム、スグ、リサーナ、フブキ、明日葉という珍しいメンツが揃っていた

 

蓮夜「これは何の会なんだ?」

 

リサーナ「”妹会”だよー!」

 

蓮夜「妹会?あー、確かにそうだな」

 

言われてみれば7人共妹だったな

 

蓮夜「あれ、深雪は?」

 

明日葉「いつもはいるんだけどね」

 

レム「今回は他のご予定があったみたいで。蓮夜くん、こちらどうぞ」

 

蓮夜「んじゃ、失礼して。さっき外でお茶会してたわ」

 

長めのソファに座っていたレムがスッと隣を空けてくれたのでそこに腰を下ろした。右腕はレムにのっとられてしまった

 

ユウキ「レムりんだけずるいよ~」

 

クロメ「レム、今すぐそこを私に譲って」

 

リサーナ「いいな~」

 

蓮夜「まぁまぁ。それはそうとこの会はどんなことするんだ?」

 

フブキ「特にこれといってすることはないわ」

 

スグ「その日その日で違うね。お菓子食べたりゲームしたり」

 

蓮夜「そうなんか。でもフブキがこういうのに参加してるのは意外だった」

 

フブキ「私もそう思うわ。でも一人でいた私をみんなが誘ってくれたのよ」

 

蓮夜「そうか。よかったな」

 

フブキはにっこりと嬉しさを顔に出していた。と思ってる隙にレムとは反対側から明日葉がスルスルッとオレの膝の上に頭を置いて寝そべった。なのでその明日葉の頭を撫でる

 

蓮夜「ところで思ったんだが、スグってキリトの妹じゃなくて従兄妹じゃね?あ、そんなこと言ったら深雪もか」

 

スグ「あはは、それはそうなんだけどね」

 

クロメ「細かいことは気にしない。それと明日葉は今すぐ私と場所を変わるべき」

 

明日葉「ん~?ごめん、ムリ~」

 

蓮夜「明日葉はともかくレムはいつもより甘えん坊だな。どした?」

 

レム「別にどうもしませんよ~♡」

 

蓮夜「ま、いいけどよ」

 

レムに右腕を取られ、右手では明日葉の頭を撫でる。その光景を他の面子が穴が空くぐらいに凝視している

 

蓮夜「んで?妹の会ってんだからそれぞれの兄や姉に対して愚痴とか言ってんのか?」

 

フブキ「あら、人聞きの悪い。そんなことするわけないでしょう」

 

蓮夜「へぇ~」

 

フブキ「......ごくたまによ」

 

蓮夜「あるんじゃねぇか」

 

ユウキ「特にリーファは多いよね」

 

スグ「うぐっ...」

 

蓮夜「それは興味あるな。キリトからかうネタほしいと思ってたんだ。ぜひ教えてくれ」

 

スグ「あ、あんまりお兄ちゃんをいじめないで...」

 

蓮夜「わかってるよ」

 

クロメ「リーファはお兄ちゃんが大好き」

 

リサーナ「リーファはお兄ちゃんが大好き~♪」

 

ユウキ「リーファはお兄ちゃんが大好きー♪」

 

スグ「ちょっと止めてよ!私はお兄ちゃんなんて!それに私は蓮夜さんが...っ!」

 

蓮夜「ん?」

 

勢いよく立ちあがってその勢いで口に出してしまったのだろう...顔を真っ赤にするスグをクロメとリサーナ、ユウキはニヤけ顔で見ている

 

ユウキ「ん~?蓮夜がな~に~?」

 

クロメ「最後まで言わないとわからない」

 

リサーナ「ほらほら~」

 

シノアほどではないがこの三人もなかなかのイタズラ好き。三人の攻撃を受けてスグはプルプルと震えている

 

蓮夜「三人ともそこまで。やりすぎはダメだ」

 

三人「「「はーい」」」

 

蓮夜「オレも調子乗った。すまんなスグ」

 

スグ「うぅぅ...」

 

フブキ「大丈夫よ、リーファ」

 

スグ「フブキさん...」

 

フブキ「ここにいるみんな、他のみんなもそうだけど大なり小なり蓮夜のことが好きよ。もちろん、私も含めてね。だから恥ずかしがる必要はないわ。ねぇ、蓮夜?」

 

蓮夜「お、おう。あはは...」

 

レム「レムはいつまでも蓮夜くんのことをお慕いしています♡」

 

ユウキ「ボクも蓮夜のこと大好き♪」

 

蓮夜「そ、そうか...なんか照れるな...」

 

明日葉「蓮兄も照れることあるんだ」

 

蓮夜「そりゃあな。オレも普通の人ってことだ」

 

明日葉「蓮兄悪魔なのに?ウケる」

 

蓮夜「お前はそうやって揚げ足取って〜こんにゃろ〜」

 

明日葉「ちょっ...」

 

揚げ足取りの明日葉の髪をわしゃわしゃする

 

フブキ「あらあら」

 

リサーナ「蓮兄もああいう反応するんだね〜」

 

レム「そんな蓮夜くんも素敵です♡」

 

スグ「でもなんか見せつけられてる?」

 

ユウキ「いいな〜明日葉...」

 

クロメ「あとでしてもらお」

 

いつもとちょっとだけ違う反応を見せた蓮夜。そんな彼と明日葉のやり取りを見て羨ましがりつつもちょっとカワイイとも思っている周りのメンツである

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