ハイスクールD×D 永遠の皇帝<エターナル・エンペラー>   作:てこの原理こそ最強

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今回から分量が少し減ります


戦闘校舎のフェニックス
第6話


 

 

堕天使騒動から週が明けた月曜、オレ達が助けた聖女のアーシアさんが転校という形でオレ達のクラスにやってきた。しかもなんと”悪魔”になって。なぜそうなったか聞いてみたらまぁ強制とか無理矢理ではなく自分から志願したというのでホッとした。もし無理矢理とかだったらあいつらを滅ぼしていた…てか聖女が悪魔って、人のこと言えないか。ジブリール眷属にしちゃったし……

 

放課後になってオレは約束通りタツマキと一緒に旧校舎に向かっている。リアスからの話とは何でしょうね。どうせ行くとこは一緒だからと一誠、祐斗、アーシアと一緒に向かっている

 

蓮夜「リアスに襲われた?」

 

タツマキ「ほんと変態ね。そんな妄想聞きたくないわよ」

 

一誠「ほ、本当なんですよ!今思い出すとなんか深刻そうな顔してた…」

 

蓮夜「深刻ねー…まぁリアスにもいろいろあんだろ」

 

一誠が一緒にいるからなのかさっきから眉間にシワがよりっぱなしのタツマキちゃん。しかも今の話を聞いてさらに不機嫌な顔をなっていく。とそのときタツマキが何かを感じたように目を開く

 

タツマキ「蓮夜」

 

蓮夜「あぁ。部室からだな」

 

オレも何かに気づき、もちろんその気配はタツマキの感じたものと同じであった。しかしその気配はオレ達の目的地から感じるので別に何の行動もしなかった

 

旧校舎までの道をいつも通り通って部室の前に来たとき祐斗が何かに気づいた様子

 

祐斗「僕がここまで来て初めて気がつくなんて……」

 

祐斗の表情は強張っていた。一誠やアーシアは何のことかわからんとポカーンとしている

 

蓮夜「まだまだ鍛錬が足らんぞ、祐斗」

 

オレはそう言って部室の扉を開ける。そこには既にリアス、朱乃、小猫とそしてもう1人、銀髪のメイド姿の女性が立っていた。彼女、グレイフィア・ルキフグスはオレを見てハッとした表情になり跪こうとしたがオレは手を前に出しそれをやめさせる。それを見たリアスはオレに聞いてきた

 

リアス「あなたたち知り合いなの?」

 

蓮夜「あとで教えてやる。てか話ってなんだ?」

 

リアスの顔は深刻な感じになり、そしてあのプライドの高いリアスがオレに頭を下げ謝ってきた

 

リアス「これまでの身勝手な言動を謝るわ。ごめんなさい…あなたに言われてこれまでの自分の行動を思い返して見た…あなたの言う通り自分の地位をいいことに自惚れてた……だからこれからは正しく生きて行くと決めた…その一歩としてまずはあなたに謝りたいと思って今日来てもらったの……本当は私から行くのが筋なんだろうけど、あなたの家を知らなくて…」

 

その姿を見て最後の確認をするため頭を上げさせる

 

蓮夜「リアス。言葉でならどうとでも言える。だからお前はこれからどうしていくか教えてくれ」

 

リアス「これからは魔王の妹ではなく一人の上級悪魔として、そして悪魔として恥ずかしくない行動を取っていくわ!」

 

まだ漠然としていて根本はできてないようだがまぁ言いたいことはわかった。だが本質には触れていないのはいただけない

 

蓮夜「それでも納得するやつはいるだろう。だがオレが知りたいのはもっと本質だ。”ここの管理”はどうする…?」

 

リアス「っ!あなたに託そうと思うわ…」

 

蓮夜「それはお前の本音か…?」

 

リアス「えぇ。悔しいけど私は適任ではなかったわ。それに私は一から踏み直したい。だからもうここの管理者とは名乗らないわ」

 

他のやつらからは責任放棄だの口だけだの言われるかもしれない。だがリアスも魔王の妹だ、自分の言ったことに責任を持てないほど腐ってはいない。オレはもう大丈夫だろうと思った

 

蓮夜「オッケー合格だ。その心を絶対忘れるな!」

 

リアス「ええ」

 

蓮夜「ようやく仕事がひとつ終わった」

 

リアス「どういうこと?」

 

蓮夜「オレがここにきた目的の1つにお前を正すっていう目的があったんだ」

 

朱乃「そうでしたの」

 

蓮夜「だがもう大丈夫だろう。なぁ?グレイフィア」

 

グレイフィア「はい。ありがとうございました」

 

リアス「え、どういうこと?」

 

蓮夜「その前にさっきの質問だがオレとグレイフィアは…」

 

オレとグレイフィアの関係を話そうとすると床に魔法陣が展開されその模様を見て

 

「……フェニックス」

 

祐斗がこう漏らした。おいおいあの焼き鳥が何でこんなとこにくるんだ…?

 

魔法陣から光が発せられそれが収まると炎が巻き起こりそこから1人の男が現れた

 

「ふぅ、人間界は久しぶりだ。会いに来たぜー、愛しのリアス」

 

男は不気味に笑いながらリアスを見る。リアスと何やら因縁があるようでリアスは男を睨みつける

 

一誠「誰だこいつ」

 

グレイフィア「この方は"ライザー・フェニックス"様。純血の上級悪魔でありフェニックス家の御三男様です」

 

一誠「フェニックス家?」

 

グレイフィア「そしてグレモリー家の次期当主の婿」

 

蓮夜「そういうことか…」

 

一誠「グレモリー家次期当主…ということは!」

 

蓮夜「その通りだ一誠。リアスの婚約者だ」

 

一誠「婚約!?」

 

まぁ一誠ならそういう反応をするわな。グレモリー眷属のみんなも驚いた反応をしている

 

リアス「いい加減にしてちょうだい!わたしはあなたと結婚なんてしないわ!」

 

ライザー「これは君のお父様もサーゼクス様もご了承された縁談なんだぞ?」

 

リアス「わたしの結婚相手は自分で決めるわ!」

 

ライザー「俺もなリアス、フェニックス家の看板背負ってるんだよ」

 

ライザーはリアスに近づきリアスの顎を持ち上げて続ける

 

ライザー「俺はな、君の眷属を全員焼き尽くしても君を冥界へ連れ帰る」

 

リアスとライザーがやり合うような雰囲気になりつつある

 

グレイフィア「お二人ともお収めくださいませ。わたくしはサーゼクス様の命を受けてこちらにきています。よって容赦はいたしません」

 

ライザー「最強の女王にそんなこと言われたらさすがの俺も怖いよ」

 

グレイフィア「いえいえ、あちらに居られる方に比べたらわたくしなどとてもとても」

 

ライザーはゆっくりとタツマキの方を見る。そして目を見開いて驚愕する

 

ライザー「な!なぜこんな下界に【戦慄のタツマキ】がいるんだ!」

 

タツマキ「ちょっと!汚れるからこっち見ないでくれる!」

 

蓮夜「グレイフィアお前がここにいるってことは何か聞かされてるんだろ?」

 

ライザー「ん?誰だお前は?悪魔なようだがこんなところにいるということは下級だろ!口を慎め!」

 

気配や魔力を押さえているとはいえ実力の差もわからんのようならこいつもそこまでということだな。ライザーはそう言い終わった瞬間地面に叩きつけられた…タツマキの能力によって……

 

タツマキ「あんたが黙りなさい…このまま殺すわよ…?」

 

タツマキの能力によってライザーはどんどん床にめり込んでいく

 

グレイフィア「タツマキ様!お収めください!」

 

蓮夜「タツマキ…」

 

オレの声を聞くと能力を解除し一度すごい形相でライザーを睨みオレのところにやってくる

 

タツマキ「次はないわよ…」

 

ライザー「くっ!」

 

ライザーは立ち上がれないのか片膝を床につけてこっちを睨んでくる

 

オレは戻ってきたタツマキの頭を撫でてやり小声で「ありがとな…」と言っておいた。タツマキは顔を見られたくないのかオレの背後に隠れてしまった

 

グレイフィア「感謝いたします。蓮夜様のおっしゃる通りこの場で決着がつかなかった場合、ライザー様と【レーティングゲーム】にて決着を…と旦那様から仰せ仕りました」

 

それを聞いたリアスは驚き、言葉を失った

 

ライザー「リアス、俺はゲームをなんども経験済みだし勝ち星も多い。君は未経験はおろか公式の資格までないんだぜ?」

 

やっとこさ立ち上がれたライザーの言葉にリアスはあからさまに悔しそうな顔をする。まぁリアスには不利だな

 

ライザー「リアス、念のため確認しておきたいんだが…君の下僕はこのメンツで全てなのか?」

 

リアス「だとしたら何なの?」

 

ライザーは指を鳴らす。その瞬間グレイフィアの後ろに魔法陣が展開されそこに15人の女性や少女が現れた

 

ライザー「こっちは全ての駒が揃っているぞ」

 

一誠「こんな美女美少女ばかり!なんて男だ!」

 

一誠はライザーの眷属を見て急に泣き出した

 

ライザー「おいリアス…この下僕くん俺を見て号泣してるんだが…」

 

リアス「その子の夢がハーレムなの…」

 

タツマキ「キモっ」

 

ライザー「ははっそういうことか…ユーベルーナ」

 

ユーベルーナ「はい、ライザー様」

 

何か思いついたのか自分の眷属の1人を呼び寄せた。オレはその瞬間タツマキの目を塞いだ…だが、音を防ぐことができなかった……ちっ!ジブリールを連れてくればよかった。それはライザーと眷属による不快なたわむれだった

 

タツマキ「ほんとに最低…」

 

その音に不快になるタツマキ。目では見ていないがやはり音で察してしまったらしい

 

ライザー「お前じゃこんなこと一生できまい、下級悪魔くん?」

 

一誠「う、うるせぇ!そんな調子じゃ部長と結婚した後も他の女の子とイチャイチャするんだろ!?この種蒔き焼き鳥野郎!!」

 

ライザー「貴様…自分の立場を弁えてものを言っているのか?」

 

一誠「知るかっ!こんな奴に部長は渡さねぇ!!ゲームなんて必要ねぇ!この場で全員倒してやるっ!!」

 

アーシア「イッセーさん!」

 

一誠は左腕に神器を出し突っ込むが

 

ライザー「ミラ」

 

ライザーの指示で前に出た少女のミラに棍棒で突かれそうになった瞬間

 

蓮夜「タツマキ…」

 

タツマキがオレの指示を聞かずとも能力で止めてくれた。一誠に襲いかかろうとしたミラと呼ばれた少女はタツマキによって宙でに浮かんでいる状態になった

 

蓮夜「一誠落ち着け」

 

リアス「わかったわ…レーティングゲームで決着をつけましょう……」

 

グレイフィア「承知いたしました」

 

ライザー「ちょっと待ってくれ最強の女王。おい!小僧!」

 

ライザーはオレを指差して言った。その態度にタツマキが再びライザーを睨みつける。オレはタツマキを落ち着かせるためタツマキの頭に手を置いて答える

 

蓮夜「小僧ってオレか?」

 

ライザー「お前もレーティングゲームに参加しろ!そこで焼き殺す!」

 

蓮夜「あー、大丈夫なのか?グレイフィア」

 

グレイフィア「今回は非公式のゲームなので問題ありません」

 

蓮夜「なら問題ない。オレの仲間も同伴でいいよな?」

 

ライザー「あぁ、せいぜい楽しませてくれよ?」

 

グレイフィア「それでは10日後にゲームを行います。皆様それでよろしいですね 」

 

ライザー「それじゃあリアス、次はゲームで会おう」

 

そう言い残し、ライザーとその眷属は炎に包まれて消えた

 

その後グレイフィアからリアス達にオレの正体を伝えられた。オレの正体を聞いたリアスと朱乃、祐斗とアーシアはすごく驚いていた。それはもう腰が抜けるぐらいに。一誠は「何それ?」みたいな顔で突っ立っていただけだったが。小猫は黒歌を眷属にしたときに全部話していたから特に驚いた様子もなく、どちらかといえばキラキラした目でこっちを見ていた

 

そして事実を知った上でリアスとグレイフィアから特訓を見てくれとお願いされた。オレはあいつらにもいい運動の機会になるだろうと思って承諾した

 





といわけでリアスアンチを期待していた方々には申し訳ありませんがこういう感じにいたしました。無理矢理な感じもしますがこれからも読んでいただけると嬉しいです


評価低くならないといいな…
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