ハイスクールD×D 永遠の皇帝<エターナル・エンペラー>   作:てこの原理こそ最強

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第7話

焼き鳥野郎襲来の次の日、オレは眷属のみんなと一緒に山に来ている。昨日焼き鳥野郎が帰って行った後リアスから合宿場所に行く前に一度学校の方に来てほしいということだったので一度学校に寄り、オカルト研究部のみんなも合わせて山を登っている最中だ。ちなみに山を徒歩で歩いてるのは一誠が鍛錬として、それの付き添いで男どもは全員徒歩で登っている。グレモリー眷属のみんなはリアスからの足腰の鍛錬と言われて一誠と一緒で歩いてのぼっている、が彼女たちの荷物は全て一誠が持っている。小猫のはなぜかオレが持ってるが…うちの女性陣はタツマキの能力で宙に浮いて移動している

 

一誠「ぜぇ…ぜぇ…ぜぇ…」

 

蓮夜「一誠、こんなんでへばってたら強くなんてなれないぞー?」

 

一誠が大量の荷物でダウンしかけていた。それを見てアーシアは心配している

 

アーシア「あの、私も少し持った方が…」

 

リアス「いいのよ、あれくらいこなしてもらわないと」

 

アーシアがそんな一誠を見て手助けしようとするがリアスがそれを止める。これも悪魔になりたての一誠を鍛えるためか

 

祐斗「お先に」

 

達也「じゃあな」

 

十六夜「早くしろよ?ヤハハ」

 

一誠「くそっ!木場のやつ余裕見せやがって!てかお前らなんでオレの倍ぐらい荷物大きいのにそんなスイスイ行けるんだよ…」

 

蓮夜「ん?まぁ鍛えてるからな」

 

オレと達也と十六夜は女性陣の荷物を一緒に持っている。女性陣の荷物はなにかと多い…

 

 

 

 

 

目的地に着くとさっそく修行を始めるようだ。各自荷物を置いて更衣室で運動服に着替えて元の場所に再集合した

 

蓮夜「さて、お前達にはそれぞれオレの眷属が何人かついて教える。まずは祐斗」

 

祐斗「はい!」

 

蓮夜「お前は同じ騎士のユウキと雪菜、それとクロメに教われ三人ともよろしくな」

 

ユウキ「はーい♪」

 

雪菜「わかりました」

 

クロメ「了解」

 

祐斗「よろしく」

 

蓮夜「次に小猫だが…達也と黒歌、頼む」

 

達也「あぁ」

 

黒歌「了解にゃ〜♪白音〜♪」

 

小猫「ね、姉様…お願いします」

 

蓮夜「達也には体術を、黒歌には仙術を教われ。比率は二人に任せる。そんで朱乃にはジブリールがついてくれ」

 

ジブリール「かしこまりました」

 

蓮夜「朱乃…何があったか知らんし聞く気もないが、自分の力に向き合え」

 

朱乃「……善処いたしますわ」

 

朱乃にはただの悪魔ではなく”他の何か”の力も感じる。フェニックス相手に出し惜しみをして勝てるわけがない。しかし今の朱乃にはそれを受け入れる意思はないらしい。目だけ横を見るとリアスも心配そうな顔をしている

 

蓮夜「さて、アーシアは回復役になると思う。だから同じような非戦闘員のカナリアにいろいろ教われ」

 

アーシア「は、はいです〜…」

 

蓮夜「カナリア、魔法の使い方だったり簡単な防御魔法を教えてやってくれ」

 

カナリア「うん!お任せあれ〜!」

 

蓮夜「リアスお前は…深雪とレム頼む」

 

深雪「かしこまりました」

 

レム「わかりました」

 

蓮夜「魔法に関してはこの2人だが戦術とかを聞きたかったらオレか達也に聞いてくれ」

 

リアス「わかったわ」

 

蓮夜「最後に一誠だがお前には他の奴らをつける。鼻の下を伸ばしてたりなんかしてたら死ぬからな…みんなは一誠が死なない程度に頼むな。特にタツマキと十六夜」

 

一誠「マジかよ…」

 

タツマキ「なんでこんなことを私が」

 

十六夜「わかったよ」

 

シノア「わかりました〜」

 

ティナ「わかりました」

 

犬千代「わかった」

 

アンナ「…(コクッ)」

 

蓮夜「そんで最後にライザー対策として全員一回はアンナと戦ってもらう」

 

一誠「?なんでだよ?」

 

蓮夜「見た方が早いか…アンナ」

 

アンナ「ん…」

 

オレがアンナを呼ぶとアンナは能力を発動し、周りが一瞬のうちに炎に包まれそれは空高くへと火柱となって上がっていった

 

蓮夜「これが理由だ。アンナサンキューな」

 

アンナの頭を撫でるとアンナは少し頰が緩む。リアス達はこんな小さいアンナがありえないみたいな顔をしている

 

蓮夜「じゃあ解散。オレは全部の場所を見て回るから」

 

 

 

 

 

ー祐斗修行場ー

 

祐斗「はぁー!」

 

クロメ「遅い…」

 

祐斗の修行場ではクロメ、ユウキ、雪菜が交代交代で祐斗の相手をしている。とりあえずこっちからの攻撃は禁止。祐斗の攻撃をひたすら避けたり捌いたりするのみに徹底させている

 

祐斗「はぁ…騎士の駒の力…全開にしてるのに…はぁ…当てられる気が、しないなんて…」

 

始めてから少しして祐斗が膝に手をついて呼吸が荒くなったので少し休憩にすることにした

 

蓮夜「祐斗は大振りが多いな」

 

雪菜「それに木場先輩は真っ直ぐすぎます。フェイントなども入れた方が…」

 

ユウキ「クロメも手加減してあげなよ〜?」

 

クロメ「わかってる…それよりもユウキ」

 

ユウキ「ん?なに?」

 

クロメ「ズルい」

 

ユウキ「いいじゃん♪」

 

ユウキは今オレに抱きついている。クロメは祐斗と戦いながらもこちらをチラチラと見てくる。集中しなさい

 

蓮夜「ユウキさんや…離れてくれやしませんかね?」

 

ユウキ「ダメだよ〜♪」

 

蓮夜「いや、他んとこも行かないとだし…」

 

ユウキ「むぅ〜、そういうことなら…」

 

ユウキは不満な顔をしながらでも離してくれた

 

蓮夜「じゃあこの後もよろしくな」

 

オレはそう言ってクロメと雪菜の頭を撫でた

 

クロメ「うん♪」

 

雪菜「わ、わかりました…」

 

クロメは機嫌が直って、雪菜は耳まで真っ赤になった

 

ユウキ「あー!2人ともズルい!」

 

そう叫んでいるユウキをあとにして、オレはその場を離れた

 

 

 

 

 

ー小猫修行場ー

 

蓮夜「達也、どんな感じだ?」

 

達也「あぁ、仙術より体術優先でやっている」

 

蓮夜「そうか」

 

小猫は疲れているのか木にもたれ掛かりはぁ…はぁ…と呼吸を荒くしている。その小猫に仙術をかけている黒歌

 

そして黒歌の仙術で体力が回復した小猫はオレの目の前で再び達也と組手に入った。しかし一発も達也に当たる気はせず、すべて受け流されている

 

蓮夜「ストップ。小猫、相手と戦うとき相手の何を見てる?」

 

小猫「…」

 

考えてはいるが答えは出せそうにない。いつもは相手に当てることだけを考えてるのだろう

 

蓮夜「小猫、一つアドバイスだ。見るのは相手の”重心”だ」

 

小猫「重心…」

 

蓮夜「そう。重心を見るようにすればフェイントにも引っかかりにくくなる。難しいことだがこれがわかればお前は格段に強くなる」

 

小猫「はい!わかりました!」

 

蓮夜「よし。じゃあ達也と黒歌、引き続き頼むな」

 

達也「わかった」

 

黒歌「任せろにゃ〜♪」

 

小猫が達也に「お願いします」と言って組手を再度始めたところで次の場所に移動した

 

 

 

 

 

ー朱乃修行場ー

 

朱乃「(イカヅチ)よ!」

 

ジブリール「そんなんでは蟻も殺せはしませんよ?」

 

朱乃「はぁ…はぁ…くっ!」

 

朱乃の修行場合には一体どれだけ魔法を放ったのかその辺がクレーターだらけになっていた。その一方ジブリールは1回も放っていないみたいだな。あいつがやったらこんなもんじゃないからな

 

蓮夜「おーい、とりあえず少し休め」

 

朱乃「…わかりました」

 

ジブリール「私には休憩など必要ありませんが、マスターがそうおっしゃるなら致し方ありませんね」

 

羽を出して空中にいる二人がゆっくりと降りてきた

 

蓮夜「ほれ」

 

オレは持っていた飲み物を朱乃に渡す

 

朱乃「ありがとうございます」

 

蓮夜「どうだ?ジブリール」

 

ジブリール「正直に申しますと、話になりませんね」

 

蓮夜「いやいや、そりゃお前には対してはそうだが聞きたいのは焼き鳥野郎の奴らには対抗できるかだよ」

 

ジブリール「そうでございますね…女王相手ぐらいまでならなんとかなりそうでございます」

 

蓮夜「そうか」

 

ジブリール「しかし、まだ自分の力"全て"を使おうとはしません」

 

朱乃「…」

 

蓮夜「そうか…朱乃、別にそれを使おうが使わないかは自分で決めることだ。だがな、自分のそれとリアスの人生を天秤にかけてどっちが大切かなんてことはお前自身が分かっているはずだぞ」

 

朱乃「っ!それは…」

 

朱乃はそれだけ言って篭る

 

蓮夜「まぁいい…ジブリール、引き続き頼むな。あんまやりすぎんなよ?」

 

ジブリールの頭を撫でると珍しく頬を赤くする

 

ジブリール「かしこました♪」

 

蓮夜「朱乃、よく考えろ」

 

オレはそう言い残してその場を去った

 

 

 

 

 

ーアーシア修行場ー

 

カナリア「あ!蓮ちゃん!」

 

アーシアのいる修行場に着くとカナリアがオレに気づいて呼んだきた。だが他にアーシアしかいないにしても大声で蓮ちゃんは恥ずかしいからやめてほしい…

 

蓮夜「アーシアはどうだ?」

 

カナリア「シアちゃん魔法の才能あるよ!もう基礎段階ができるようになっちゃったよ!」

 

蓮夜「へぇ、すごいじゃないか(シアちゃん?)」

 

アーシア「そ、そんな…!」

 

蓮夜「試しに一回やって見てくれ」

 

アーシア「は、はい!」

 

返事をしたアーシアは胸の前で手を祈るように組み目を瞑ると、彼女の体から魔力が彼女を包むように出現。それはどんどん大きくなり半径一メートルぐらいの円になった

 

蓮夜「へぇ〜…やるじゃないか。この短時間でこれだけになるとはオレも予想外だ」

 

カナリア「ね!?シアちゃんすごいよね!」

 

アーシア「あ、ありがとうございます…」

 

アーシアの成長にオレもカナリアも驚きもあり喜びでもあった

 

蓮夜「じゃあ今やってたとき、何を考えてた?」

 

アーシア「はい?何を、ですか…?」

 

蓮夜「あぁ…」

 

するとアーシアはそこで黙ってしまう

 

蓮夜「ここからは質を上げていこう。そのためにはアーシア、お前の”気持ち”が重要だ」

 

アーシア「気持ち、ですか?」

 

蓮夜「そうだ。何を思い、何を助けたいと願うか。次からはそれを考えて見るといい」

 

アーシア「わかりました」

 

蓮夜「カナリアはこの後はそこら辺も加えて教えてやってくれ」

 

これまでと同じように頭を撫でてやる

 

カナリア「了解だよ♪」

 

 

 

 

 

ーリアス修行場ー

 

リアス達はちょうど休憩中のようだった

 

蓮夜「よーっす、どうよ調子は?」

 

レム「あ、蓮夜くん。リアス先輩は魔法自体は強力なんですが…」

 

深雪「その大きい魔法しか使わないのですぐ疲れてしまうみたいです」

 

蓮夜「そうか、なら最小限で放てる魔法を教えてやってくれ」

 

深雪「はい、そう思って今その練習中です」

 

蓮夜「さすがだな」

 

そう言って頭を撫でる

 

深雪「ん…」

 

レム「むぅ〜」

 

レムが頰をぷくっと膨らませてこっちを見ている

 

蓮夜「あーわかってるよ、ほれ」

 

レムの頭も撫でてやる

 

レム「ふふっ」

 

リアス「仲がいいのね」

 

蓮夜「そうか?」

 

レム「仲がいいことはいいことですよ♪」

 

深雪「そうですよ♪それにもう長いお付き合いじゃないですか♪」

 

蓮夜「それもそうだな、じゃあ二人とも引き続き頼むな」

 

深雪、レム『はい♪』

 

蓮夜「リアスもがんばれよ」

 

リアス「ええ」

 

リアスにも何かアドバイスをと思ったんだがオレの言いたいことは既にレムと深雪がやってくれているので二人に任せ次へ向かった

 

 

 

 

 

ー一誠修行場ー

 

蓮夜「さて、一誠は生きてるかな?」

 

とつぶやきながら山の方に向かっていると

 

「ぎゃーーーーーーー!!!!!」

 

大きな悲鳴と爆発音、そして何か大きなものが落下する男が聞こえてきた

 

蓮夜「あ、生きてた」

 

なぜか心配ではなく生存確認をするオレであった。少し進むと崖の上にティナとシノアがいるのが見えたのでオレは崖の上に跳躍した

 

ティナ「あ!お兄さん♪」

 

蓮夜「おーティナ。シノアも」

 

シノア「お疲れ様で〜す」

 

ティナは抱きついてきた。シノアは体育座りをしたまま首だけ見上げてくる

 

蓮夜「どうだ?一誠は死んではいないみたいだが」

 

ティナ「はい、タツマキさんが岩を飛ばしたり十六夜さんが殴りかかったりと様々な攻撃を避けさせて体力向上を目指してます」

 

蓮夜「あー、でもあいつら本気の1割も出してねぇな。退屈そうだな」

 

ティナ「そうですね。特にあのお二方はそうだと思います」

 

シノア「確かに、手応えがまるでないですので」

 

犬千代「犬千代も退屈。一誠弱すぎ」

 

蓮夜「わっ!犬千代!よくわかったな。気配は消してたんだがな」

 

犬千代「蓮夜の匂いがした」

 

蓮夜「あー、匂いはどうにもできないからな。オレそんな臭う?」

 

ティナ「そ、そんなことないです…」

 

シノア「蓮夜さんはいい匂いしますよ〜」

 

犬千代「犬千代もそう思う」

 

アンナ「安心する匂い」

 

蓮夜「っ!アンナ!お前もか」

 

アンナ「蓮夜がいるところはすぐにわかる」

 

蓮夜「あはは、アンナには敵わねぇなー。じゃあ4人ともこの後もよろしくな。夕飯になったらまた呼ぶ」

 

そう言って四人の頭を撫でる

 

ティナ「わ、わかりました!」

 

シノア「了解で〜す♪」

 

犬千代「蓮夜のご飯」

 

アンナ「楽しみ」

 

蓮夜「シノアはサボるなよ」

 

シノア「そんなことしませんよ〜」

 

蓮夜「どうだか」

 

オレは夕飯を作るためロッジに戻った

 

 

一誠「死ぬーーーーー!!!!!」

 

 

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