Fate/Corruption Justic 作:らららい
悩みに悩んだ末にこの質のこの量……もっと、発想力と文才が欲しい。
さて、この作品も後だいたい5話ほどで終わります(終わらせるつもりです)
それまで、どうか応援をよろしくお願いします!
気づけば赤バーになってたのは相当嬉しかったです笑
「宗一郎!」
無数の剣が葛木へと向かう中、何よりも早くキャスターは動いた。
葛木を突き飛ばし守ったが、代わりにキャスターが全てを受けてしまった。
「……怪我はないですか?マスター」
「ああ」
キャスターは穴の空いた体を引きずるようにして葛木に寄り添う。
「良かったです。死なれてしまっては困りますから」
コフっと血を吐き倒れた。葛木は表情一つ変えずにキャスターを受け止める。
「ですが、ああ。残念です。やっと……望みが見つかったのに」
葛木は又もや表情を変えずに
「安心しろ。お前の望みは私が受け継ぐ」
キャスターは微笑むとこう言った。
「それは無理でしょうね。だって私の望みは」
そして、葛木の首に手を回し
「つい先程まで叶っていたのですもの」
光の粒となって消えた。呆気なく、いとも簡単に。
俺はキャスターを殺した者を見た。遠坂も見ていた。
そこには、本来なら彼女の味方だったはずの人物が。アーチャーが佇んでいた。
「さて、私としては貴様を殺す必要はないのだが、どうする?」
アーチャーは、葛木に向かってそう問いかけた。葛木は拳を固め構えを取ると
「私は、キャスターの願いを受け継ぐと言った。ならば私も最後まで戦おう」
アーチャーは、その言葉を聞くや否や弓を構えるが
「それになアーチャー」
その動きが途中で止まる。葛木は、表情一つ変えずにこう続けた。
「今アレが殺された時、私の動悸が強まり、瞳孔も開いた。先程から思考は纏まらず、筋肉は熱くなっているどうやら私は激昂しているらしい」
アーチャーは、一度フッと笑うと
「感慨深いものだな。この姿になって初めて知る一面が出てくるとは」
矢を放つ。次々と向かってくる矢を葛木は弾いていったののだが、上手くいったのは初めの数発のみ。その後の矢は全て葛木の体を貫いき、葛木は大きく吹き飛ばされた。
その後、葛木はふらつきながらもある一点に手を伸ばした。体を貫いている剣に目もくれず。
「メ……ディ…………ア………」
その場所は先程キャスターが死んだ場所。今はもう光となりいないはずの彼女をその光の無い瞳に写し、葛木は生き絶えた。協力関係であったアーチャーの手によって。
「アー………アーチャーァァァァ!!!」
気がつけば俺は、剣を投影してアーチャーに斬りかかっていた。全力で斬りかかったのだが、易々とアーチャーに受け止められる。
「お前、お前ぇぇぇぇ!!」
頭に血が上ってるからか、これ以上言葉が出てこない。そんな俺に向け、アーチャーは嫌悪感を露骨に表に出して言った。
「貴様は、元より奴を殺すつもりだったのだろう。なら、私が殺したとしても良いはずだ」
ああ、その通りだ。その通りだが………
「っ……」
自らの怒りの原因を上手く言葉にできない。確かに、俺は葛木を倒すつもりだった。だが…釈然としない。別に俺が葛木を殺したかったとかそういうのじゃないのに。
「貴様は、どうせ真に殺すつもりなど無かったのだろう。殺さずに済む方法などないのにもかかわらず、だ。そんなに甘い覚悟で、なにが勝利だ、なにが正義の味方だ」
アーチャーはそこで一度俺を突き飛ばした後、顔を憤怒に歪ませこう言った。
「貴様がその覚悟を理想だと言うのなら、理想を抱いて溺死しろ!」
何かを言い返さなくては。漠然とそう思うのだが、言葉が出てこない。アーチャーの言葉をどこかで納得してしまっている自分がいる。
俺は葛木を殺さずに済む方法をどこかで探していた。
だがそれのなにが悪いのか。正義の味方なのなら、殺さずに敵を倒せばいい。できる事なら、その敵も………
そんなのは理想論だとわかっている。しかし、それを諦めてしまっては俺は俺で無くなる。俺以外の
結果、俺はアーチャーに言い返すことができなかった。同じ剣をギリギリと言わせながら合わせ、至近距離で睨むだけだった。
「貴様は、私が確実に殺してやる」
アーチャーはそういうと俺を大きく弾き飛ばし
『
その瞬間、アーチャーを中心に世界は侵食された。