次話ぐらいには原作キャラを出したいなと思ってます。
「-----はっ!!」
「腰の入れ方が…甘いな!」
あの戦いから早くも一ヶ月以上が立っていた。
一度は絶体絶命の危機に陥った真田家であったが、幸隆か昌幸の智謀、信幸や幸村の武勇によって信州の豪族たちを撃退し、現在の真田家本拠地である「真田の庄」に無事帰還することが出来た。
帰ってきたあとは各地の豪族や有力者との外交、戦の後処理や今後の方針とその布石などで猫の手も借りたいような忙しさだったが、すでに他国に鬼謀の者と名を轟かす昌幸と幸村、戦に為政万事そつなくこなす信幸の手腕によって半月ほどで納まってしまう。
となると余裕がなくなり手持ち無沙汰になるのは武官寄りである俺や幸村だ。
この一ヶ月の半月は幸村と共に武芸の鍛錬で己を磨く毎日で、木刀でひたすら立ち会う日もあれば、弓の鍛錬や馬術の鍛錬と評して野駆けや狩りをすることもあり、昌幸がどこぞのルートから手に入れてきた当時の最新鋭の兵器である鉄砲を、耳鳴りが治らなくなるまで撃つ日もあった。
であれば当然幸村と過ごす時間が長くなるのだが、話の流れを聞く限りどうやら自分と幸村と信幸は元々幼馴染であったらしく、同い年の幸村とは特に仲が良かったらしい。
信幸含め、幼い頃から三人で武芸に励んできたらしいのだが、こと武芸の才覚については幸村が頭一つ飛びぬけている。
剣術や槍術はもちろんのこと、弓術も馬術も幸村には及ばず辛うじて彼女の先を行くことが出来たのは、全く新しい技術である砲術…鉄砲だけだ。
だがコレは自分に未来の知識の差で映画や本で聞きかじった情報の差であり、もしそのアドバンテージがなかったら自分は鉄砲ですら幸村を勝ることができなかっただろう。
そして今日は剣術の鍛錬の日であり、庭でお互い木刀で実戦形式の立会いを行っているのだがそこには珍しく普段は政務に掛かりっきりの信幸の姿もあった。
「…右京、今回は惜しかったな。10戦2勝に指が掛かったと思ったんだがな?」
「クッソ…。」
「残念だったな右京。こんな有様じゃアタシに勝ち越すのは夢のまた夢、だな。」
幸村は髪を汗で顔に貼り付けながらも勝ち誇った笑みを浮かべ、信幸も何度目か分からない光景に苦笑いを浮かべながら手ぬぐいで汗を拭っている。
この数ヶ月で随分と真田家の面々と打ち解けられた…、と思う。
前回の戦いでは切羽詰った状況で余裕がなくやや他人行儀な態度をとってしまい、戦が終わった後も記憶喪失ということになっている俺に対してどういう距離感を置いたらいいか分からなかったためギクシャクしてしまったが、真田家の面々の中では良い言い方をすれば活発、悪い言い方をすれば粗暴な幸村が積極的に自分に面倒を見てくれたため、徐々にぎこちなさはほぐれていった。
今では公の場以外では互いを名前で呼び合う程度の中になり、記憶を失う前と同じぐらい名は打ち解けれたと思う。
武芸の腕前はというと、幸村>俺=信幸>幸隆>昌幸、と言った感じで信幸とはほぼ五分五分ではあるが俺が勝ち越すことが多い。
だが幸村と自分、信幸とは圧倒的な実力差があり俺も信幸も剣術や弓術では10回に一度は勝つことはできても、彼女の得意分野である槍術や馬術では何度やっても勝つことは出来なかった。
流石は天下人の眼前まで肉薄し、徳川家康本人と後の世の人々に「日の本一の兵」と呼ばれた面目躍如と言ったところである。
「…さて兄さん、右京。今日はいい天気だし遠乗りとかどう?」
「俺は別にいいが…、信幸」
「あーすまないなユキ、右京。俺はこれから昌幸姉上に呼び出されているんだ。」
「…そっか。昌幸姉さんに呼ばれてるんならしょうがないな。」
「悪いな、今度また付き合うさ。」
・
今は3月、もう春と言っても差し支えない時期ではあるが信州の3月はまだまだ冷える日もある。
だが自分はこの信州の寒さが好きだ、暑いより寒いほうが空気が澄んでいて背筋がシャンと伸びる気がする、以前幸村にそう話したら「分かる分かる。朝起きるのはつらいんだけど空気を肺一杯に吸い込むと一気に頭が冴えるんだよな~。」と言っていた。
幸村は上の兄や姉たちに比べると政治への興味は薄く、また決して教養が深いとはいえない。
だが彼女は他の姉や兄たちにが持たない圧倒的な武芸の才と、姉たちに劣らない戦術眼を持っており、真田が領土を持たない勢力でありながら一目置かれるのは、姉2人の神算鬼謀だけではなく圧倒的な強さを誇る彼女が率いる騎馬隊「真田赤備え」も理由の一つだ。
現に先の戦いでも本陣を強襲し敵に大打撃を与えたのは彼女の赤備えの痛烈な突進によるものだった。
「今日は今の時期に珍しく冷え込むけど、その分空気が澄み切って青空がキレイだな。」
「まったくだな。まるで今が血で血を洗う群雄割拠の時代なんて嘘みたいだ。」
「……なぁ記憶、まだ戻らないのか?」
「…ああ、どうにもな…。」
そっか、と彼女は静かに呟いた。
俺が記憶喪失だと話したときに一番ショックを受けていてくれたのは自惚れなのかもしれないが幸村だったのではないかと思う。
同じ幼馴染同士とはいえ特に自分と幸村は中が良かったようで、幼い頃からの思い出が良い思い出であろうと、悪い思い出であろうと失われてしまったことはやはり寂しいものであったようだ。
だが本当に記憶喪失であったならまだ救い様があったのかもしれない。
実際のところは記憶喪失どころか人格そのものが入れ替わってしまっているのだ、記憶喪失ならばまだ記憶が戻る可能性があるが、今の自分にはそもそもありはしないのだ。
しかし「タイムスリップをし、人格が入れ替わってしまった」などと言って誰が一体信じるだろうか?そんなことを言い出した日には狂人として扱われるのが関の山であることは目に見えている。
とはいえ自分との思い出が失われてしまったことに、こんな風に本気で一喜一憂してくれる彼女に嘘をつく、ということはやはり心苦しいものがあった。
「…まぁ、いいさ。嘆いたところで右京の記憶が戻るわけでもないし!むしろこれからまた新しく作っていけばいいだけだしな。」
「なんか…、すまんな。」
「いいさ。それに最近のお前は良い感じだしな。」
「いい感じ?」
「おう。何かこの間の戦以来、男らしくなったっていうか。なんつーか…、堂々としてる。」
この間の戦、ということは俺がこの時代に来て始めての初陣であり、村上義清という敵将相手に九死一生を得たあの戦いのことだろう。
戦より屋敷に戻ってきた後、鏡で自分の顔を見てみると現代で見慣れたまごうことなき自分の顔が写っており、湯浴みのときに自分の体を見てみると戦の時にできた生傷を除けば、黒子も現代にいた頃の自分の体と寸分の違わぬ位置にありどうやら入れ替わったのは記憶と人格だけのようだった。
幸村の言う「違和感」はきっと見た目は同じでも中身が違っているため、『戦国の稲葉右京』と『現代の稲葉右京』の内面にじっゃかんの差があり、それが違和感になってるいるのだろう。
「…さて、そろそろいい所まで来て、休憩も終わり。屋敷まで競争だ!」
そう言うなり幸村は馬に鞭を打って駆け出す。
相変わらず文字通り人馬一体、といった感じであっという間に差を開いていく。
彼女ほど馬術が得意でない自分がこれ以上差を開いてしまうと、本逆転のチャンスがなくなってしまう、俺も慌てて馬に鞭をくれてやり駆け出した。
・
「姉上、信幸只今参りました。」
「信幸か、入れ。」
幸隆姉上の前でそう声を出すと、予想していたややおっとりしている幸隆姉上の声ではなく、鋭く凜と張り詰めた声をする昌幸姉上の声が返ってくる。
その返事を聞いて中に入ると上座に幸隆姉上が座っていて、その横には昌幸姉上と跪いている黒ずくめの人間の姿があった。
真田忍軍…昌幸姉上が設立した真田家お抱えの乱破衆であり、姉上によって鍛え上げられた真田忍軍は伊賀や甲賀にも勝らぬとも劣らぬ凄腕の集まりであるらしい。
だが自分は、その隠密性ゆえに氏素性も知れぬ上に暗殺や破壊工作、その他の卑怯ともいえる行動を何のためらいもなく行うこの者たちも、そのような者たちを利用する昌幸姉上の方針もすんなりと受け入れることができなかった。
真田忍軍の功績も、それを巧みに用いる姉上の手腕も認める、現にそれらのおかげで弱小である真田が今日まで生き延びてこれたのも事実だろう。
今は群雄割拠の戦国乱世であり、清濁合わせこんだ策を用いらなければ生きてはいけないというのも重々承知している。
だが、自分の『武士』としての矜持がそれをすんなりと受け入れることを誇示していた。
「突然の呼び出し、いかがされましたか?」
「ああ。たった今甲斐の武田晴信から書状が届いた。内容は武田への協力を求む…とあるが実質は臣従しろ…という意味だろう。」
甲斐の武田晴信…、姫武将の身でありながら実の父を甲斐より追放して家督を継承し、瞬く間に甲斐を手中に収めて、武田家の長年の悲願であった豊かな土地を持つ信濃へ侵攻し、既に広大な信濃の南部を平定する。
また戦上手であったものの横暴な成果組であった彼女の父武田信虎とは違い、民をよく想い内政に力をいれるだけではなく、険悪状態にあった今川家と北条家の間を取り持ち両家と友誼を結ぶなど、優れた外交手腕も持っているようだ。
まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの新進気鋭の将として、すでに名将の片鱗を見せていた。
「私と昌幸ちゃんはもう結論を出したんだけどねぇ。信幸ちゃんの意見も聞きたくて。」
「姉上、今まで我々真田家は武運に恵まれて勝ち残ることができました。ですが、これ以上は恐らく持ちこたえきれず局地戦で勝つことはできてもいずれ追い詰められてしまうでしょう。」
「分かっているな。勝ちに奢らず大局を見ることができているようだな。」
「なので口惜しいですが、どこかの勢力に臣従するというのは最良の選択肢であると思います。」
「…オレも姉上も同意見だ。蹴鞠狂いの今川、引きこもりの北条と比べて武田晴信という女、中々面白い。」
「なら…。」
「でも一つだけ気になっていることがあってね…、この情報をどう判断すべきか話しあってたの。」
そういって昌幸が手に持った紙を差し出してくる。
それを受け取り内容に目を通して見ると、そこには武田勢が信濃北部に勢力を誇る村上義清の砥石城に侵攻したものの、村上義清の反撃にあって晴信姉妹の博役であり武田家中を取りまとめる重臣、板垣信方と甘利虎泰を失った「上田原の戦い」に匹敵する大敗を喫したということが書かれていた。
父親代わりでもあった博役を殺した怨敵に大敗を二度目の大敗を喫したことに晴信は激怒、幾度となく攻め寄せているが戦果は今ひとつだという。
「姉上とオレは決めかねていてな、武田晴信が真田が仕えるに値する主君なのか…な。」
「なるほど…。ですがこればかりは実際にあって人となりを見てみないことには…。」
「本人は未だに陣中にいるらしくて会うことは叶わない…、けどどうやら手紙によると今度彼女の妹、武田信繁が今度こちらへ出向いてくるらしいわ。」
「…大名の器というのは使者の程度である程度測れるというもの。それが主家の妹となれば尚更…、武田の命運を託すか否か。そいつの器で決めるとしよう。」
・
それから数日後、何かと戦後処理でドタバタとしていた日々が続いていたのだが、それがようやく落ち着きを見せ始めた頃、幸隆から幸村の幼馴染としてではなく真田家の主君とその家臣という立場で呼び出された。
何でも武田家からの使者が到着したらしく、仮にも格上の大名家の使者と公の場で会う以上、礼儀を欠いたことは出来ないということでキチッとした正装を着てこいとのことだ。
この世界での古い記憶がない俺に衣服の収納場所分かるはずもないのだが、何とも便利なことに記憶にはなくとも、体には習慣として染み付いているのか、「何となくこうだろう」という勘一つで取り出すところから着付けるところまで1人で出来てしまった。
正装に着替え真田の屋敷まで行き、会見の部屋まで向かうと室内には既に4人既に揃っており上座には当主の幸隆、その傍に参謀たる昌幸、そして左右には信幸と幸村を始めとする少ない家臣が居並んでおり、末端にはポツンと席が一つ開いているので、そこが俺の席なのだろう。
これでも使者が来てすぐに着替えて家を出るまで十分もかかっていない筈なのだが、それでも全員揃ってい真田家の面々の行動の速さは流石だ。
「さて…武田信繁殿、待たせたな。これで我が真田の者全員集まったぞ。」
「此度はわざわざ私のためにご一同お集まり頂き、恐悦至極でございます。」
今回のこの会見は真田の今後を決める大切なもの、部屋に揃う真田の関係者の緊張感で部屋の空気はピンと張り詰めている。
そんな雰囲気と威圧感の中口火を切った昌幸の言葉に対して、流水のように涼しい声でサラサラと謝辞を言ったのは部屋の中心に座る女性だった。
その横顔の細さから女性だということが分かるが、もっとも気が引かれるのはスラリとはねっけ一つないスラリと伸びた長い髪と、まるで燃え上がる炎のように真っ赤なその髪の色だ。
艶やかな長い髪を垂らし背筋をスッと伸ばして座す彼女は、まるでピン張り詰めたその空気をまるで柳のように受け流し、折り目正しい正座で落ち着き払っている。
「すでにご紹介を頂いていますが、改めて名乗らせて頂きます。私は甲斐武田家現当主『武田晴信』の妹『武田信繁』と申します、此度は武田晴信の名代として参りました。」
「それで…今日の用向きはなんでしょうか?」
「単刀直入に申し上げます。本日は真田殿を我が武田家で召抱えたいと思い、そのお誘いで参りました。」
「…ほぉ…?」
あまりの単刀直入な言葉に場はざわめくが、幸隆と昌幸は面白そうな表情を浮かべて信幸と幸村は、この武田信繁という女性どのような人間か見極めるべく、ただじっと見つめていた。
やはり外交の場ということで遠まわしでオブラートな言い方をしていたが要は「武田に仕えろ」そう言いたいのだ。
「現在武田は私と軍師殿を中心として家臣の世代交代を促進しています。」
「…噂の隻眼の軍師山本勘助殿のことかしら?」
「流石はよくご存知で…。かつての当主で我が父である信虎は戦上手でありながらその反面民に無理を強いる暴虐な人でした。その父を追放し姉上が家督を継いでから少しづつその印象は消えつつありますが、完全に払拭することは今だできていません。」
「そこで信虎時代の将を排し、新世代の将を重用し時代が変わったことを知らしめる…、狙いはそんなところか?」
「…少し乱暴な言い方ですが、そういうことです。もちろん、我々若い人間ではまだまだ経験不足なところがありますので一気に、というわけにはいきませんが少しづつ、確実に進めていくつもりです。」
「それで…、そのことと我々が武田家に仕えることそれと何の関係が?」
上座に座る幸隆と昌幸の信繁の見る目は鋭い。
自分の目で知った一つの情報でまるで十を知るような深い眼をする幸隆、瞳に写したもの者の言葉の嘘どころかその向こうの心の内側まで見抜く昌幸、常人ならば決して平常心ではいられない様なそんな2つの視線に晒されているのにも関わらず、信繁は平常心を保っていた。
「私は武田に新しい風を取り込みたいのです。ですが、深く根付いた父の錆を落とすには凡百なそよ風ではダメなのです。」
「その風が我々真田…だと?」
「はい。当然ここまで言ったからには、武田家における真田の立場にはそれ相応のモノを用意いたします。」
「だけど…、当主の妹とはいえ貴女の一存で我々を重用なんてできるのかしら?」
「…はっきり申し上げれば私単独の力『だけ』では難しいでしょう。」
そういった瞬間部屋の中が一気にざわめく。
当然だ、ここまで言ったのにも関わらず「私には条件の是非は決められない」と言っているのだから。
だがそれらの喧騒を吹き飛ばすように「しかし!」と強く言葉を続けると一瞬にして、シン…と部屋の中は静まり返る。
「しかしながら、そこに真田殿の武名と功績が加われば私個人の力でも譜代の大名と同等の待遇を用意することは十中八九可能でしょう。」
「…つまり手土産を用意しろと?」
「…現在我が武田家は村上義清の支配する砥石城を攻略中ではありますが、なかなか捗らず難儀しています。この城を奪うことができれば姉上もお喜びになり覚えもめでたいでしょう。」
「つまり、我々より兵力も何かも勝る武田家が攻略できない城を、オレたち真田に落としてみせろと?」
「…ご返答は、いかに。」
その瞬間場は重たい緊張感に包まれる。
これはハイリスクハイリターンな上に理不尽な要求だ。
仮に自分たちが砥石城を陥落させれば武田家は信濃のほぼ全域を支配化に治めたことになり、厄介な村上義清という男を信濃から排除し、全国でも有数の大名の1人の仲間入りをする武田家の重臣ということになり、上手くいけば城すらも拝領することが出来るかもしれない。
しかし逆を言う場真田は武田の僅かな支援で砥石城を攻略、つまるところほぼ真田家の独力で猛将村上義清の城の守る砥石城を攻略しなければいけない上に、失敗でもしてしまえば武田家での立場は末席も末席、下っ端として一生過ごすこととなるだろう。
それだけではなく、仮にこの武田信繁という女性が武田家で真田の立場を確保できない、それどころか確保するしようとすらしなかったら砥石城を落としたとしても無駄骨になる。
「………。」
「申し訳ありませんが私は火急の用件が立て込んでおり、明日の朝にでもここを立たねばいけないため、この場で返事をいただきたい。」
「------姉上。」
そう昌幸に返答を促されると、今までずっと何かを考え込むように目を瞑ってジッと考え込んでいた幸隆だが、ゆっくりと目を開くと何かを確かめるように場を見渡した。
傍から見れば落ち着くためにまるで部屋を見渡したかのように見えたかもしれないが、俺には自分の兄妹の顔を見渡したのだろうということが分かった。
最初に昌幸、次に信幸、幸村と順番に見ていくが、3人の表情には迷いはなく今まで自分たちを導いてきてくれた姉に全幅の信頼を寄せて、判断を姉に委ねていることが分かる。
そんな自分の家族の表情に照れくさそうな、嬉しそうな顔を浮かべると---。
「---------。」
「………?」
最後に俺の顔をじっと見つめるとそれまでとはまた違った笑顔を浮かべて、信繁へと向き合う。
「承知いたしました。これより我が真田家は武田家に身命を賭して、ご奉公させていただきます。」
ゆっくりと優雅に、しかし深々と頭を下げた。
遅筆な癖に妄想だけは一人前なのでもう一本ほど小説を書きたいなぁと思っていたりします。
この小説と同系統の恋姫無双の小説にするか、この小説や恋姫とは正反対のゴットイーターの小説どっちを書こうか悩んでて、プロットだけは書き溜めてたり。
あと艦これおもしれぇ。