人理を照らす、開闢の星   作:札切 龍哦

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ペルセポネー【ガンガン行きますわよ!ハデス多めで!ハデスマシマシで参りますわ!】

ハデス【そんなラーメンみたいな…大丈夫かな、需要あるかな。退屈しないかな皆様…】

ペルセポネー【ご安心なさって、ハデス。退屈などしないよう…この話の5分後に次のマテリアルは開帳されましてよ!】

ハデス【だ、大丈夫なのかいそれは…!】

ペルセポネー【ストックを増やしておけば一日感想返信を行いゆっくり休める時間が取れますでしょう?マテリアルは短期間のストック作りにも有効なのですわ!無理なく執筆こそがキモでしてよ!】

ハデス【あ、あはは…そ、そういう訳でよろしくお願いするよ。次の次で本筋に戻るから、ね!】


冥界ファミリーマテリアル!伝説・伝承編

マスターへの態度

 

ハデス

 

サーヴァントとマスターという立場に極めて忠実に、真摯に取り組む。マスターの属性、信念には口出すことなく使命を全うする事を良しとする。なんであれ、喚ばれ、求められた恩義には報いるものと自身に定義する人格の為、裏切りや背信の心配はない。妻やペットである者に危害を加えたり粗暴な扱いをする者の場所にはそもそも招かれる事が無いため、ハデスを呼ぶことが出来るのは風評に惑わされず、そして家族愛を理解する善人のみである。消極的ではあるが思いやりのある人物であるため、絆を結べれば何より心強いパートナーとなってくれるだろう。

 

ペルセポネー

 

ハデスの付き人、自身の従者としての在り方を求める。自身らの現界に必要不可欠な事は知っているが、それはそれとして不敬、狼藉、侮辱の一切を容認しない。ハデスを悪用されないよう、一際激情を以て理性的な扱いを要求してくる。使い魔としては極めて扱いにくく、マスター殺しも厭わない恐ろしいサーヴァント。

しかし、これはあくまでも無礼なマスターであった場合の話。一般的な感性、善性を有するマスターとひとたび認めたならば、家族の一員として甲斐甲斐しく面倒を見てくれる良妻賢母となってくれる。貴族や王族しか受けられない教育、富の稼ぎ方や管理の仕方などといった英才教育も行う良き知恵袋として振る舞ってくれるだろう。

余談だが、彼女は自身を明晰なるキャスターと信じて疑わないが、単身で招かれた場合ひたすらハデスを求めるバーサーカーか、母を辱めたポセイドン、ゼウスへの怨嗟を渦巻かせるアヴェンジャーが適性クラスである。妖精をミントにして踏み潰した妻は格が違った。

 

ケルベロス

 

基本的に自身から何かを告げることはないが、暴れ出すこともなくじっとしている大型犬。ハチミツや音楽を与えると非常に喜ぶ。

懐いてくれると背中に乗せてくれたり、安眠の際に見張り番に立候補してくれる。御存知の通り彼の気配察知はアサシンすらも見抜く程の腕前な為、聖杯戦争の最中でも枕を高くして眠ることが出来るだろう。

 

伝説 ティタノマキア ~神々の戦い~

ハデスは生まれた直後、祖母ガイア、祖父ウラノスの

「産まれた子に権力を奪われる」

という予言を恐れた父クロノスに、姉弟共々飲み込まれてしまう憂き目に合う。臭いものに蓋ならぬ権力防止に一気飲み。

しかし、唯一飲み込まれなかった末っ子のゼウスによって助けられる。なお、この際に『産み直し』の扱いをされ、長兄から末弟にされてしまった。ハデスとヘスティア神はそんな関係から生い立ちは兄であり弟、姉であり妹である。

 

ハデス【死ぬかと思ったよ…】

ヘスティア「ゼウス~、ありがと~」

 

そして始まるクロノスらティターン神族との戦い。しかし親であり巨人であるクロノスは流石に強い。オリュンポス軍が苦戦する中、ゼウスは大いなる大地の予言に従い、冥府タルタロスに幽閉されていた一つ眼巨人キュプロクスと百腕巨人ヘカトンケイルを解放した。そしてハデスはこの時、解放されたキュプロクスから姿隠しの兜を貰った。

 

ハデス【姿を隠して、こっそりクロノスたちの武器を奪ってみよう。少しは有利に働く筈だ】

 

てな感じでハデスの活躍でクロノスたちは武器を失い、ティターン神族は大幅に戦力低下し、オリュンポス軍が勝利した。

 

ゼウス『流石兄者だ!』

ポセイドン『すげぇ!』

 

戦いに勝利したオリュンポス軍、何よりハデスがクロノスの武器を奪った事が大きく、実質的なMVPとも言える存在だが、その功績の褒美はと言うと…

 

ゼウス『公平にくじ引きで決めよう』

ポセイドン『恨みっこなしな!』

ハデス【えぇ…報奨に応じてとかじゃないんだ…】

 

ティターン神族との戦いの後、天界、海、冥界の三界の支配権を選ぶ際に何故かくじ引きで決め、冥界を引き当ててしまう。そしてハデスは地下の世界に押し込められ、神々からも敬遠されて誰も遊びに来ず、仕事が忙しすぎて宴会すら行けないという有様。

 

ゼウス『冥界の神は宴会に呼ぶのはちょっと…』

ポセイドン『酒がまずくなるからな!』

ハデス【うん、だよね…解ってるよ…】

 

なお、冥界の支配権は誰もやりたがらないために、仕方なくハデスが引き受けてやったというバージョンもある。どちらにせよ、彼は不平不満を口に出さないタイプであるのだ。

 

 

ハデス恋の季節

冥界でケルベロスと共に寂しく支配するハデス。孤独っ…

 

ハデス【ハチミツ食べるかい、ケルベロス。後でハープを弾いてあげるからね】

ケルベロス【【【ゥー…】】】

 

そんなある日、大地の裂け目から地上を見ていたら花を摘んでいたペルセポネーに一目惚れする。

 

【おっふっ…!ぺ、ペルセポネー…さん…】

【【【ゥー!】】】

 

しかし、内気な性格なハデスはどう告ったらいいか分からず、よりにもよって弟でペルセポネの父親のゼウスに相談した。

 

ゼウス『女とは男に組み伏せられるが幸せの生き物。強引にでもものにせよ』

ハデス【そういうもの…?そうなんだ…わ、分かったやってみるよ。あと、その…結婚を前提としたお付き合いをしたいんだ。一応、結婚の許可を出してほしい】

 

ゼウス『(デメテルに聞いてないけど、相手がハデスなら不足はあるまい)構わぬ、構わぬ』

 

みたいなやり取りでゼウスの言葉を真に受けたハデスは水仙の花を使ってペルセポネを誘い込み、地下へと攫ってしまった。

 

ペルセポネー【どうしてこのような真似をなさいますの…?母の、デメテルの下に返してくださいまし…(しくしく)】

ハデス【う、うぅ…ご、ごめんよ、ごめんよ…】

 

が、母親のデメテルと地上を恋しがって泣くペルセポネに対し、ハデスはそれ以上強引な行動を取れなくなってしまい事態は膠着状態になった。

ここで強引に行かないのがゼウスやポセイドンとの違いである。誠実。

一方地上では、デメテルがハデスの誘拐劇を知り、首謀者であるゼウスの元に怒鳴りこんだ。

 

ゼウス『兄者もそういう時期なのだ。資格はあろう。恋はいつでもティタノマキア』

 

と兄を売って責任逃れしようとするゼウスであったが、

 

デメテル「あなたと違って真面目なハデスが、意中の人を強引に攫うわけがありますか!あなたの入れ知恵を真に受けたに決まっているでしょう!あなたと違ってハデスは誠実なのです!」

 

と、デメテルは真相を一発で見抜いた。さすが信頼と実績のゼウスである。

 

『ハデスは冥界の王!何の不足があろうか!母であるならば娘の門出を祝福する度量の一つを見せたらどうか!』と開き直るゼウス。

 

デメテル『なんという…!解りました、ならば私も不当なる扱いに抗議を致します!』

 

デメテルはぶちギレて豊穣神としての役割をストライキ。地上は大飢饉に見舞われた。当たり前である。

 

さすがのゼウスもこれには猛省。ゼウスは自分の提案である事を棚に上げて

 

ゼウス『そのような横暴はよくない。紳士的に恋愛するのだ』と相談し、

ハデス【その通りだ、悪いのは僕だ…】

と承諾した。

 

だが、この時空のペルセポネーは内気なハデスに使命感にも似た激情を懐き、自らを奪った鮮烈なるハデスと添い遂げると決めており、迎えとしてヘルメスがやって来た際にはペルセポネーはもう、冥界の果実ザクロを貪り食っていた。

 

ペルセポネー【私はハデスの妻となりますわ!!地上には戻りません!!】

 

冥界の食物を食べた者は地上に還れないという規則があり、ペルセポネーも晴れて冥界ファミリーの仲間入り! やったねハデス!お嫁さんができたよ!

 

ゼウス『頼む…地上の為にも頼む…』

 

という訳にもハデスの性格上いかず、遂にゼウスは母神のレアーに泣きつき、その仲裁で「1年の3分の1だけ冥界に住む事」となった。

 

ハデス【デメテルを心配させてはいけないから、ね?】

 

ペルセポネー【子離れすべきですわっ!】

 

まぁ、ハデスは元々強引な性格では無くゼウスに騙さ…もとい唆されただけなので、それを快諾して事は片付いた。このため、デメテルは愛娘が嫁ぎ先に行っている間は仕事をする気にならず、地上は1年の3分の1は作物が実らない季節になってしまったという。

これが冬の始まりとされる。

…ペルセポネーは最高クラスの優良物件を手に入れたと言えよう。




因縁サーヴァント

マンドリカルド

非常に気の合う友達。彼が緊張する事なく話すことの出来る素敵な方。マンドリカルドの方はイケメン根暗とかあざといっす、あざとい…とノックアウト気味。

エレシュキガル

ペルセポネーが推す冥界の紅き花。献身的、真面目、そして可憐。私がいなければ最もハデスに相応しい御方と太鼓判を押すほどの存在。今度冥界組でティータイムを提案するつもりである。

山の翁

死に在りながら死に呑まれない異質極まる信仰の徒。常軌を逸した信仰と使命感にはハデスすらも気圧される存在。
余談だが、夜にばったり廊下であったペルセポネーは失神した。

ギリシャの英雄達

ペルセポネー【死して尚冒険を辞められないとは業の深き事でしてよ!】←ブーメラン

オリオン

照れ隠しも程々になさいませ。誰が見ても、あなたが真に愛しているのが誰なのかバレバレでしてよ?

アポロン

【気をつけてね、マスター。彼はパリスの為なら君すら切り捨てるだろう】

ヘラクレス

ケルベロス(精一杯威嚇している)

イアソン

(バシバシ叩いてきたのでペルセポネーに泣きつく。イアソンは後に冥界の鞭でバシバシ叩かれていた)

キリシュタリア

ハデス【まさかゼウスを宿すに値する人物がいるとは…】
ペルセポネー【不潔ですわー!!!!】

カイニス

ペルセポネー【ハチミツ、食べまして…?】

メディア

ペルセポネー【素晴らしき良妻となりましたのね!おめでとう!】

メディアリリィ

【サイコですわーーー!!?】

アキレウス

ハデス【お母様の贈り物は、大事にね…?】

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