人理を照らす、開闢の星・序章〜awakening,precious,star〜 作:札切 龍哦
「あーもう、暴れないでくださいまし!同じコハ出身として恥ずかしいじゃないですか!?」
「なにぃ!?き、貴様ら――!」
「あんまり迷惑かけるな、出番なくなるぞ」
「此処fateぞ!貴様ら畑違い――」
「いいから行きなさい。さっさと決着つける」
「う、うむ!すまんの!メイドにまな板!」
「燃やすぞお前ェ!」
「・・・良かったのですか?」
「いいのよ。此処くらいしか出番ないし」
「まだじゃ!まだぐだぐだイベは終わらぬよ者共!!」
茶器と化した聖杯を高々と掲げ、ノッブ・・・いやさ、織田信長が気炎を上げる
その言葉には覇気がみなぎり、今から何かやらかすぞという断固たる決意を一同に刻み込む
「ここに来て裏切りとか何を考えているんですかノッブ!あんなに姫様が頑張ったのにそれを無為にするつもりですか!?」
「ノッブゥ!!オンドゥルルラギッタンディスカー!!」
仲間達の糾弾に
「是非もなし!!」
仕方無いねと一蹴する織田信長。英雄王もまた、その在り方を問い質す
「敵対でないならば赦す、と我は言った。手土産も用意するその賢しさに我なりに一目置いていたつもりだが・・・いや、裏切りと言うには些か稚拙にすぎるが一応問うておくか。――織田の、我等への翻意は真のモノなのだな」
「う、うむ。・・・いかん、シリアススイッチ踏んでしまったかのぅ・・・」
――事情を知りたいです!信長さん!一蓮托生でぐだくだした仲間ではないですか!納得できません!もっと別れは、皆が笑顔で迎えるべきものなのですから!
「こやつ直接脳内に!――良かろう!我が覇道を知らしめ、今こそ新しい天下ノブの時代の幕開けとしてくれる!!」
力強く明かされる、織田信長の偉大なる志――!
「わしが支配するぐだぐだ空間を聖杯の力にて常設したかった!そうすればいつでもわしがパートナーサーヴァントに選ばれ常にわしの活躍がフューチャリングされわし大勝利の毎日が約束される!行く行くは『寺を燃やす、敦盛のノブ』としてこの小説すらも乗っとる腹積もりのノブ神采配!わしったら風雲児過ぎて怖い!」
「ぐだぐだイベント常設!?許されません、許されませんよそんな事は!たまにやるからぐだぐだは赦されるのです!毎日巻き起こるぐだぐだなんてそれはただの惰性なのです!私達は、マンネリの烙印を押されてしまうのですよ!考え直しなさいノッブ!」
沖田の制止と糾弾を鼻で笑う織田信長
「そうとも。だからわしが『起こす側』となる。我が生涯にて起こった事、戦国乱世にて起こった総てをこの聖杯にて、特異点として再現してやろう」
「なん、ですって・・・!?」
織田信長の生きた時代、生きた生涯を聖杯にて再現し、それをひとつの有り得たifとする。そうすることで信長は異変を解決する側とされる側。熱いマッチポンプにより八面六臂の大活躍になる
それ即ちノブの、ノブによる、ノブの為のイベント。つまりそれは――
「そう!!真なる特異点の名!その名は――!!」
【ノ ブ ノ ブ 戦 国 乱 世 ! !】
微妙に響きが緩いその特異点の名を、歌い上げる信長。一同がポカンとするなか、空気読まず笑いまくる信長
「うはははははははぁ!!この計画が為った暁にはユニークアクセスもう200万倍ドンなのは確定!感想も今の十倍以上来てウハウハ!ハーメルンに燦然と名を残す大偉業が形を為すと言うわけじゃ!」
『確実に作者が過労で死ぬんだよなぁ・・・毎日500や600件なんて拘りや感謝でカバーできる範囲を越えているぞ!』
「知ったことではないわ!わしは嫌な思いしとらんから!だって結局のところ他人じゃし!結局のところ腱鞘炎になろうがエタろうが作者個人に対して情など無い!」
バッサリと言ってのける信長に戦慄する一行。
『待った!聖杯から、何かが溢れてくるぞ!』
その真理に応えるように、黒き無形の怨霊が這い出てくる
【オレ、ツエー、オレツエー・・・】
【トクニリユウナイケド、モテモテ・・・】
【ビョウシャノトモナワヌ、セッテイダオレ・・・ケレド、ショウサンガホシイ、チヤホヤサレタイ・・・ダケド、イチカラセッテイハメンドクサイ・・・】
【ソウダ・・・フミダイダ・・・テンセイ、オリシュ、ヒョウイ、フミダイ・・・】
【【【フミダイ、フミダイ、フミダイ!カツヤクスルタメノフミダイ!キャラホウカイ、ゲンサクハカイデムソウシヨウ!】】】
それらは創作の負の遺産。尊敬無く、制約を無視し、感謝無く、産まれてしまったおぞましき暗き欲望の具現・・・!
【待っておれ、亡者ども!すぐに活躍の場・・・わしの糧としてやるでなぁ!】
その願いが呼び寄せしおぞましき霊を力とする信長
インターネットが産み出した最悪の真理。それを要石に産み出されし怨念を纏い、平然と君臨する信長に一同は・・・
「それは違うよ!」
マスター、リッカがはっきりと否を突きつける!
「この物語はギルや姫様を始め、皆が皆輝いていたからここまでこれた!一人だけの俺ツエーをこの物語でやるのは間違ってる!」
「否定するか藤丸リッカ!ならば是非もなし!此処で屍を晒しノブの栄光の礎となるがいい!」
「そんな、ノッブ!ちゃんとアイテムゲットするから!レベマ宝具マにするから!バカな考えは止めてかえってこーい!!」
「うるさいうるさいうるさーい!!わしは、わしは、主役になりたいのじゃ!!」
「ノッブ・・・!」
癇癪を起こす信長に、王は冷徹に紡ぐ
「主役、主軸になるために借り物の力に頼り、何者かを蹴落とさんとするか。フッ、たわけめ。そんな者は今昔ありふれた駄作の様相。貴様が主役の物語なんぞ前提から履き違えているのだ」
「なにぃ・・・!?」
「主役、主軸とは奪い、すがるものではなく輝き、自ずと導かれるもの。誰が最も輝き、誰が最も心を震わせたか。その積み重ねにて裁定されるもの。筆書きすら予想だにせぬ物語の息吹が、天命が。世界の主役を定めるのだ。――貴様の望む世界、貴様が崇められ、貴様のみが活躍し、貴様のみが持て囃される都合のよい狂気の世界。――その地獄を目指さんとする貴様に、我が新たなる真名をくれてやろう!」
びしり、と。人類最古の物語となり、人類最新の叙事詩を紡ぎ上げる英雄王が毅然と愚者に告げる――!
「貴様の忌名、メアリー・スー!!物語を腐らせ、腐敗させ、堕落させる創作の癌よ!その怨念と妄想、此処で断ち切ってやろう!!――そして思い上がるな!!どのようなものが現れようと、どのような困難が現れようと、我等は必ず乗り越えよう!!」
英雄達の原典、誉れも高き、至高の文学作品の主役たる英雄王が、確信と決心に満ちた言霊にて創作の負の遺産を打ち砕く!
「天に選ばれし姫、天に愛されしマスター、そして偉大なる原作叙事詩の我!その背中に続く数多の物語の価値を証明するため――メアリー・スー!貴様の下らぬ企み、完膚無き迄に粉砕してくれるわ!!」
「ぐっはあぁあぁあぁあぁ!!聖書すらその展開をパクったとされるギルガメシュ叙事詩の主役の言霊がマジ揺るぎないんじゃが――!!」
打ちのめされ、物語としての格の違いを突きつけられる織田信長・・・いやさ、メアリー・スー
「だ、だが諦めぬ、諦めぬぞ!称賛されるはわしだけでよい、ちやほやされるのはわしだけでよい、そう・・・わしだけで――!」
なおもぐぎぎと立ち上がる織田・スーに――
「――うつけ此処に極まったな悪いわし!!貴様のような思考にて作られた物語を最低系と言うのじゃ!!くらえ必殺比叡山延暦寺クラーッシュ!!」
謎の武装、『ヘシkill・ハセーベ』を展開し、おもっくそ叩き付けるその風雲児が一人――!
「ぐはぁあぁっ!!」
その姿は、決める時はしっかり決めるコハエースの片割れ、なんだかんだの人気キャラ、ソリッドブックのシェアは完璧に沖田に負けてるクソダサTシャツに身を包んだ僕らのうつけ――!
「ノッブだ――――!!!!」
「そうっ!!いまの時空にのみ見分けがつく二次創作ならではのif展開!水着イベからかっさらった渚のロックンローラー!信長・THE!ロックンローラーじゃぁ!!」
『重要な事なので二回言いましたですね、解ります!』
クソダサバスターTシャツ、そしてイケイケな武器、最高にノリにノッてる織田信長、ノッブがエントリーを果たす
「いままでどこにいたんですか!?」
「うむ!トイレで縛られとったんじゃが助けられてのぅ!」
「あれ!?じゃああのノッブはどうなってるんです!?」
「真っ赤な偽者・・・と言いたいがアレはわしの中の悪い心。我が虚栄心や見栄、下らぬ稚拙な雑多や雑念が聖杯により分離したもの。それだけなら良かったのじゃが見ての通り、数多の見向きもされず消えていった二次創作のオリキャラの怨念に呑まれたなれの果てじゃ」
哀れよのぅ、とノッブは語る。彼女は聖杯に託す願いなど無い。悔いなど余地もない人生であるがゆえに
「あぁ成り果ててしまっては最早地獄に叩き返すしかあるまい。手を貸してくれんか、皆のもの。――そして、リッカ先輩」
静かに、背中でリッカに語りかける
「ちっと筋書きが狂ってしもうたが・・・わしは本気で、そなたに褒美としてアレをくれてやりたかった。旅は楽しかったし、そなたも気に入っておる。――それだけは、信じてくれんかのぅ」
ノッブの言葉に、サムズアップで返すリッカ
「是非もなし!!ノッブ、一緒に戦おう!」
「リッカ先輩・・・!うはははははははぁ!!最早負ける気がせん!こっから先は、わしらの天下じゃぁ!!」
並び立つ主役達。綺羅星のごとく輝く物語の紡ぎ手たち
「行くぞ金ぴか!!よき物語は互いのリスペクト、そしてオリジナリティの発露で紡がれると言うこと、叩き込んでやるのじゃ!!」
「ふっ、良かろう。原作の立ち位置ではできぬ我のゴージャスムーブ、今こそ見せるときだ!!」
「皆、行くよ!!」
「はい、先輩!誰かだけの賛美物語なんて、私は嫌ですから!」
「行くぞ、沖田。こまけぇことはどうでもいい。誠の旗は不滅だ――!!」
「はい!!いきますともゴッフォッ!!」
このぐだぐだ物語を、鮮烈に締め括る!
――あなたは、有り得たワタシです。王の力に溺れ、王の威光にすがり、自らを過信したワタシ
【英雄姫――!我等と同じ有り得ぬオリキャラがちやほやされおって!赦さぬ、妬ましや、うらめしや・・・!その輝き、我等のものに――!!!】
その怨念を、静かに受け止めるエア。そして告げる
――いいえ。ワタシはあなたには堕ちない。あなたに無くて、ワタシにあるものがあるから
【何ぃ・・・!!】
――そう、それは・・・!
全ての綺羅星のごとき者達が、不和と、薄氷がごとき概念を穿つ――!
――かけがえのない魅力的な仲間達!一人一人が自らの力で物語を紡ぎあげた、唯一無二の登場人物達です!!
【行くよ、アンリマユ!!】
【おう!集まって必殺技ブッパはお約束だもんなぁ!!】
身体中に生誕より押し付けられたアンリマユ、『人類悪』『必要悪』を取り込み、全長60メートルの巨大な人型龍へと変身する――!
【⬛⬛⬛⬛⬛⬛――――!!!!】
【人類悪見参!!】
「ならばこの物語のみに赦されし反則、禁じ手を見せてやろう!刮目するがいい怨霊よ!――来るがいい!『
王の呼び掛けに応え、降臨せしは英雄神。王が所持せし原典に、神が宿りし最新の神にして人類の叡知の集大成が今此処に顕現する!
『GAAAAAAAAAAAAA――――!!!!』
――フォウ!ちびノブの皆!行くよ!ワタシがワタシで在り続けたからこそ辿り着けた、あなたたちとの絆を此処に!
『あぁ!キミの旅路の答えの姿、見せ付けてやろうじゃないか!俺ツエーでは辿り着けるべくもない姿をね!』
『『『『『『ノ――ッブ――ッ!!!』』』』』』
フォウが姫の祈りに応え、その身に宿すプレシャスパワーにて姿を変える。この世全ての美たる概念を形にしたような七色の輝き、純白の体躯、大型動物並みの巨体
『特別に見せてやろう!これがボクの、姫に対する想いの姿だ――!』
その名、『
『人類愛降臨』
『『『『『『ノブノブノブブー!!!』』』』』』
宝物庫から大量のチビのぶが現れ、集まり、大量に、無数に合体、結合し――
『尊さ旋風巻き起こす!真名!シン・スペリオル・ノッブ――!!』
総てを照らす黄金の輝きを放つ、真なるチビのぶが此処に顕現し、降臨する――!
「周りが凄いことになってるんですが・・・私、眠っていても・・・」
「ダメじゃ!くたばるのはまだ早い!確かにわしらは過客やも知れんが、ならばこそ通す筋があるじゃろが!」
死にかけている沖田をむりやり引き起こす
「今こそコハの矜持!我等が腐れ縁を見せ付けるときじゃ!!――行くぞ沖田、アレをやる!」
「アレ!?アレってなんです!?」
「決まっとるじゃろ――!合体じゃ!!!」
言うが早いか――
「あっ、ちょっ、まっ――!!む、無理矢理はやめてくださぁあぁ~――!!!!」
合意の(?)もと、ノブと沖田がシンクロエクシーズぐだぐだ融合にて一つとなる――!
「沖田の野郎・・・見ねぇうちに随分と染まりやがって」
そんな様子を微笑ましく見守るヒッジ。降臨せしは――
【――――我、ZERO的に総てを終わらせしもの。妄執とぐだぐだに真なる終焉を与えしもの。我、抑止の使者にして経験値の設定変更に振り回されしもの】
褐色の肌、白い瞳、白髪。圧倒的な威圧感と共に、右手に刀、左手に火縄銃を所持せしその真名は――
【我、魔神セイバー。ぐだぐだイベントに終焉を告げし者也ー】
全ての運命を終わらせるもの――魔神セイバーが顕現したのである――!
【な、なにぃ・・・!?いかん、聖杯を使わねば!固有結界でワンチャ】
伸ばした手は、聖杯を――掴まなかった
「たくさんの美味しいものを!もっと私を満たしてください!」
ひたすら聖杯のリソースを食事に使う、上杉アルトリア・・・
【何をしとるんじゃ貴様ぁ――!!!!】
それが、最後の絶叫だった
【食らえ!!私の初めてのブレス技!!女子力/ZERO!!】
ガントレット、口からエネルギーを凝縮、圧縮し、その魔力の奔流をフルチャージし――
【『
漆黒と真紅の螺旋光線ブレスが、メアリー・織田に収束し
「吼えろ!!マルドゥーク!!惑星破砕砲エヌマ・エリシュ!5%の出力にて――放てぇい!!」
『GAAAAAAAAAAAAA!!!!!!』
5%、対城宝具クラスの威力にて放たれる主砲。神威の具現の一欠片が放たれ
『行くぞ、後輩!』
『ノブ!』
フォウの七色の輝きが収束し、口の部分に終結する。奔流がごときプレシャスパワーを、浄化と昇華に特化させ
『クオンタム・プレシャス・バースト!失せろ、怨霊!エアに穢い感情を向けるんじゃあない!』
白金の輝きと共に放つ――!!
『ノ――ブ――ッ!!』
――わ、技名を叫んでほしい?解った!行くよ!
身体中、背中のせびれに銀の輝きをみなぎらせ、辺り一帯を消し飛ばし吹き飛ばす必殺の光線――
――必殺!!『英霊総退去ビーム』!!!
その名に恥じぬ超絶高威力の乱反射ビームを撃ち放つ――!
そして・・・
【塵刹を穿つ
無辺の光をもって 天命を断つ
絶剱 無穹三段】
右手の刀剣が浮かび上がり、漆黒の奔流を以て斬撃を刃光線として撃ち放ち
【三千世界に屍晒せ
阿鼻の叫喚を爪弾き 覇を示す】
左手の火縄銃を空中に投げ放り、瞬時に三万丁程に増やし、その総てを一切無尽に掃射する
その情け容赦なき滅殺、鏖殺の銃撃。ぐだぐだイベントを締め括るその真名は…
【第六天・大欲界天狗道――!】
今までの物語の積み重ね、それを掛け合わせた無双の一撃達が、怒濤と破滅を以て、織田の形を取る怨念に撃ち放たれる――!!
【う、う、うぉあぁあぁあぁあぁあぁあぁあ!!何故だ!オリジナルキャラの出自は同じでありながら、何故これほどまでに差がついたというのか――!!】
尊き旅路を進んだ故に得た、数多の力に焼き滅ぼされし、名も無き欲望と願いたち。その願いに目を逸らさず、告げる
――無論。敬愛、慢心の違いです。物語は物語を愛する総ての方々が紡ぎあげていくもの。世界観を尊重し、設定を練り上げ、読者を大切にし、生命が吹き込まれる。――あえて、踏み込んだ意見を告げさせていただくならば・・・
今こそ浄化されしぐだぐだと共に消え去る織田メアリーに、エアは穏やかに告げる
『自分だけが楽しい物語』と、『誰かを楽しませたい物語』。・・・ワタシは、後者の物語に辿り着けた。それだけの事なのです
【わ、
断末魔の絶叫と共に、跡形も無く消え去る無数の概念。・・・その願いは、真っ当な活躍と物語を望む、確かながら細やかなものだ
聖杯にて共鳴した『自分が楽しいだけの世界』を望む織田メアリー、悪いノッブは、此処に打ち倒される
――さようなら。ワタシだったかもしれない何者か。・・・あなたたちの無念を、ワタシを覗き込む奈落を、ワタシは決して忘れません
その断末魔の願いもまた、尊重すべき価値あるもの。・・・誰の目にも触れることのなかった嘆きと絶望を、エアは静かに受け止めた――
『聖杯』
【・・・人間五十年。下天の内をくらぶれば、夢幻のごとくなり、か】
魔神セイバーがゆっくりと、聖杯を拾う
【・・・迷惑をかけたのう。リッカ、ほれ。褒美じゃ】
なんの未練もなく、それをリッカに渡す
「・・・いいの?」
【良いのじゃ。わしはそのためにそれを手にした。そなたの働きを労うためにな。――ようやった。そなたの活躍と働き、わしが認めてやるでな】
「・・・」
【悪だなんだ、女子力だなんだと気にするな。人生なんてあっという間。やりたいようにやって、好きなときに死ねばいいんじゃよ】
「・・・うん。ありがとう。信長」
【うむ!たまにはかっこよく決めなくてはのう!まさに!一件落着じゃ!!】
「ご、ごはん・・・」←巻き込まれた
「アルトリア」
「はい。セイバー発見。業務的に処理します――」