せっしょういんらじお!   作:ルシエド

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 自分、クロノクルセイドが大好きで、ワールドエンブリオの傑作っぷりを宣伝したくてたまらない人間で、睡蓮のエロさを語れるほどの森山大輔ファンです。
 森山大輔絵の刑部姫ガチャ、全力で爆死しました。
 おお、なんという不運!
 ああ神よ! 天にまします我らが父よ!
 清く正しく生きてきた私にこの仕打ち! この理不尽!
 私が一体どんな悪いことをしたというのですか!


6/29、6/30 ラジオバックナンバー

 ファックス頼むと言われたのでマスターを沢山ファック(複数)しようとしたらベオウルフ様に本気で殴られました、ファック'sの殺生院キアラでございます。

 ラリー・サンダース・ショーで「ホモがホモと分かるホモは嘘をつかない」と公言されたことは有名ですが、日本では「ホモは嘘つき」と言われる始末。

 一体何が正しいのか、ホモでないわたくしには分かりません。

 では、6月29日の館内放送ラジオを始めたいと思います。

 

 エリザベート・バートリー。

 ……いいえ? 面識なんてありませんとも。

 ええ、ありません。

 彼女はアイドルになりたいのだそうで……微笑ましいですね。

 

 ですがアイドルともなれば枕営業は必須です。

 性の繋がりは情の繋がり、人気の根源。

 日本でも古来より、歌舞伎の女役者達は娼婦の役割を兼ねておりました。

 枕営業ができますか、エリザベート・バートリー様。

 かつての日本では風紀を守るべく女役者を規制し、結果若い少年の歌舞伎が隆盛し、色々とあってショタホモ特化の歌舞伎や風俗店が発達していきました。

 それが『陰間』であり、『陰間茶屋』でございます。

 

 表舞台にはまだ出られない、修行中の役者。

 陰の間に座す者であるがゆえに陰間。

 陰間を性的に弄べる茶屋(意味深)。

 ゆえに陰間茶屋、と言うのでございます。

 

 そもそも日本には『茶屋』を風俗店の隠語とする風習がありました。

 江戸時代であれば『茶屋』という呼称は『色茶屋』という性風俗店に対してのみ使われており、それ以外の茶屋は水茶屋や待合茶屋などの様々な呼称で呼ばれていたそうです。

 

 いやらしい言葉の代表格の一つでもある『夜の蝶』。

 これも、現代の茶屋である水商売の女性を指す言葉ですが……

 この言葉は、昭和初期のカフェにおける女給のエプロンが、背中の側で蝶結びにされていたことから生まれた言葉であるそうです。

 男性は女性の尻を目で追う者でしょう? 尻を目で追うと、必然と『蝶』が目に入ったのではないでしょうか? わたくしの想像ですけどね。

 この女給が客におさわり、同伴、お持ち帰りを許し、チップを貰い……現代のメジャーなキャバクラの源流を作り出したのです。

 昭和32年の映画『夜の蝶』が多くの人に見られたことで、夜の蝶という言葉の水商売的な一面だけが周知され、夜の蝶の語源が忘れられ、今に至るというわけでございます。

 

 さて、この夜の蝶も、陰間も、若く美しい者ほど稼げるという界隈でした。

 現代と同じく、若さこそ性の武器。

 わたくしも現在は肉体年齢ハタチでピッチピチでございます。

 ところが、陰間の需要はホモショタであるがゆえに、適齢が少し低かったのです。

 例えば、古代ローマの同性愛者ストラトンはこう言いました。

 

「12歳の花の盛りの少年は素晴らしい。

 13歳の少年はもっと素敵だ。

 14歳の少年はなお甘美な愛の花だ。

 15歳になったばかりの少年は一層素晴らしい。

 16歳だと、神の相手が相応しい。

 17歳の少年となると、おれの相手じゃなく、ゼウス神の相手だ、おお!」

 

 これに対し、日本のショタ風俗はこういった言葉が残っています。

 

「十六歳を若衆の春と言うべきです。

 十一より四までが花のつぼみ、十五より八が盛りの花。

 十九より二十二までを散る花と定めるべきでしょう」

 

 現代風に言えば、芸能人の卵として体を売る者、本来の目的を見失って体を売り稼ぐことに執着する者、体を売るテクニックばかり磨いて芸の技が伸びない者……多様な方が居たそうです。

 女装して男の娘として売り出そうとする、女性ホルモンが含まれるものを食べて体の男性化成長を止めようとする、丁寧に毛抜きする、アナルセックスの訓練をする……

 陰間は皆、必死だったようです。

 分かりますか、エリザベート・バートリー様。

 皆頑張っていたのですよ鮮血魔嬢様。

 軽い気持ちで芸の舞台に立とうだなんて恥ずかしくないのですかバートリ様。

 

 彼らは感覚を鈍化させ粘膜をかぶれさせる硫酸銅を胡麻油に溶かした物を塗ったディルドを寝る前に尻に入れ、そのまま寝て、尻穴の拡張に励んでいました。

 あなたにアイドルになるため尻穴を拡張する覚悟はお有りですか、エリちゃん様!

 山椒の粉を尻穴に擦り付け更にかぶれさせることもありました。

 あなたにアイドルになるため尻穴に山椒を塗りつける覚悟はお有りですか、エリちゃん様!

 そこに更にローション代わりに、とろろ葵の根の粉を水に溶かしたローションを塗り、客の棒を尻に迎えていたのです。

 尻を広げ、痒くさせ滑りを良くする、これらの処置をするとどうなると思いますか?

 

「お客様……僕もう我慢できない……早く入れてえ……!」

 

 となるのです。

 そう、これがかゆみ効果。

 様々な物を塗ったアナルは滑りよく、感覚の鈍化で痛みは消え、かゆみのせいで尻穴を男性器でラ・ピュセルするだけで気持ちよくてたまらなくなるのです。

 かゆい部分に刺激がくれば、当然気持ちよくなりますから。

 

 当然こんな風にアナルを玩具にしていれば、痔になります。

 陰間の多くは痔持ちであり、蒸したネギをアナルに挿入して処置していたと言われています。

 エ様にはアイドルになるため痔持ちになり、一日の大半ネギをアナルに入れて過ごすハメになるという覚悟はお持ちですか?

 

 朝は女に体を売り、昼に多くの稽古をこなし、夜は男に体を売る。

 休みとあらば温泉地で痔の治療。

 ああ、何と悲しく、羨ましい生き様でしょうか。

 彼らの多くは他に行く場所もなく、ここで若さだけを売りにし擦り潰れていったのです。

 若さだけが武器な今が旬でございますよエ様。

 でも若さという武器があるだけマシかもしれませんわねカーミラ様。

 

 この陰間、実は有名な作品にかかわっております。

 『東海道中膝栗毛』、日本の方ならばその名前はご存知でしょう?

 主人公の弥次さん喜多さんは方や陰間、方や陰間の店の常連なのでございます。

 喜多さん(29)は体を売る陰間であり、弥次さんは喜多さん大好きなデブホモ(49歳)商店主であるのです。

 弥次さんは店の金を使い込んでしまい、借金から逃げるためにホモカップルで駆け落ち決行、障害者も老婆も構わずナンパしようとするノンケホモカップルの旅が始まる……

 

 という物語です。

 男主人公になびくレズカップルヒロインズみたいな存在なのでしょうか?

 分かりますかアイドル志望のエ様。

 一人の男のものにはならないと言いつつも割とチョロく一人の誰かを恒常的に好きになるタイプのあなたには、きっとこの東海道中膝栗毛のような結末が待って―――

 

「この剣は太陽の移し身。

 あらゆる不浄を清める焔の陽炎。

 『転輪する勝利の剣(エクスカリバー・ガラティーン)』!」

 

 おっと、妨害が飛んで参りました。

 それにしても焔の陽炎(かげろう)、とは。

 陰間の蔑称は陰間+野郎で陰郎(かげろう)と言い、カゲロウとはまさに芸の陰の間で男に体を売っていたショタに他なりません。

 すなわち彼は自分の聖剣をショタホモの聖剣と言っているに等し……熱っ、熱ッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 熱さは割と平気でした、殺生院キアラでございます。

 では早々に、6月30日の館内放送ラジオを始めたいと思います。

 亀頭を縦に貫通するピアスを『アパドラビア』と言います。

 男性器の裏筋から尿道口へと貫通するピアスは『プリンス・アルバート』。

 カリの部分を貫通させるピアスが『ダイドー』。

 裏筋に横に通すピアスが『フレナム』。

 棒の根本に刺すのが『ピュビック』。

 棒と玉の境目に挿入するピアスが『ローラム』。

 玉に刺すピアスが『ハファダ』。

 前立腺付近の会陰にピアスを通すのが『ギーシュ』。

 「ギーシュは楽勝」「ギーシュは通過儀礼」と言っている人を見たことがありますが、わたくしの知らない内に性器ピアスはそんなにも普及していたのでしょうか……?

 

 わたくしの気を引くため、こういう工夫をした者が何人いたことか……ふふふ。

 愛を示すため、取り返しのつかない体になった方を優しく突き放して差し上げると、とても面白く個性的な末路を迎えるのでございますよ。

 わたくしへの愛のため体を壊し、わたくしからの愛が失われたと思えば心を壊し……ああ、過ぎたる欲望とは、全てが破滅へと繋がるものなのでありましょう。

 

 全ては愛と欲。

 "痛そう"と思う者あれど、己が体をどう扱うかはその者の責任でございましょう?

 自分の体の責任、その体が未来にどう生きて行けるかの責任……全ては、自分の体を弄んだその人が取らなければならないものです。

 誰も、ピアスを付けている方をバカにしてはいけませんよ?

 その人の未来は……その人自身が、責任を取るのですから。

 

 まあそれはそれとして、男性器改造のプロは他にいらっしゃることをご存知ですか?

 ロベルト・エスキベル・カブレラ。

 そう、ペニスサイズのギネス記録保持者でございます。

 

 彼は巨大なペニスに憧れ、男性器に重りを紐で付け、子供の頃から重力によるおちんちんビッグライト計画を実行してきました。

 その結果、皮だけ伸びてしまったそうです。

 頭エリザなのでしょうか?

 ペニスの実際の大きさは15cm程度で、皮の長さは48cm。

 途中でやめなかった辺り、頭エリザで間違いなさそうです。

 彼はペニスの痛みと時たまの頭痛に悩まされており、精密検査の結果医者に「脳に一部変異が見られる。ペニスの大きさに異常にこだわる脳障害かもしれない」と言われたそうです。

 頭エリザ確定でしょうか。

 

 まるでエミヤの投影のような皮でございますね……作り物、偽物、上辺だけ……

 そしてこのロベルト・エスキベル・カブレラではない、本物の世界最大のペニスを持つ男……それが、ジョナ・ファルコンでございます。

 

「奴には三本の足がある」

「服を着た性器」

「29歳の時点でセックス経験人数が3000人を超えた男」

 

 そう語られる、生ける伝説です。

 ロベルトが佐々木小次郎様だとすれば、ジョナはハサン様。

 彼こそが真アサシン。

 真・ギネス保持者であるとまことしやかに語られる、真なるザバーニーヤの使い手でございましょう。

 

 誰もが知っています。

 ペニスの実像が15cmしかないロベルトではなく、勃起時には34cmのペニスを天高く突き上げるというジョナこそが、世界の覇者であると。

 ジョナは棒自体が大きいために皮がいくら大きくとも些事であり、自分のチンコの皮でドアノブをすっぽり覆うこともできるそうです。

 彼こそが世界最高、最新最高のランサーです。

 ロベルトが世界最大の包茎ならば、彼のランスは世界最強の肉棒なのでしょう。

 

 それはもう、ロンゴミニアドも凌駕します。

 世界を支える柱である聖槍も凌駕し、彼のランスは世界の宝となったのです。

 ああ、素晴らしい。ああ、素敵。ああ、人の可能性のなんと尊きことか……

 

 アーサー王は聖槍のランサーなどという呼称はこれより否定し、精巣の卵巣と名乗ればよろしいのでは―――

 

 

 




エリザの涙のためにアルトリア軍団・円卓勢・イスカンダル軍の騎士王征服王連合軍が無事結成
孔明の指揮で突撃、殺生院キアラ無事死亡

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