俺は真剣でダラッと生きたい   作:B-in

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二十七話

少年の企みは失敗した。眠気の勝利である。

 

寝起きの鈍い思考が眼前の白い少女の言葉を理解するのに時間を掛けつつ、数十秒。

少女の瞳に恐怖の色と涙が満ち始めた頃、少年の思考は漸く正常に動き始めた。

 

「…おはようございます?」

 

その言葉に、少女は溢れそうに成る涙を零さない様に答える。

 

「お、おは、おはようございます」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おはようございますん。百夜です。もうひと眠りしたい所なんですが…サプライズに失敗しました。

徹夜明けに気持ち良さそうな布団のコンボは卑怯だね!!

 

はい、自業自得です。

 

はぁ

 

現状確認でもしますか。

1. 泣きそうな白子

2. ごめんなさいと言う言葉

3. 恐怖で満ち満ちてる瞳

 

なんだろ、俺が強姦犯みたいな状況ですよ?

 

(ごめんなさいか、俺が言わないといかんのだがなぁ…)

 

依存か。冬馬と準に俺へ依存。新しく再構築したであろう精神の柱に必要なモノが俺等になったか…寧ろ、あの状況で俺に依存するかね?

いや、自分がした事の象徴が俺に成ってるのか?

冬馬と準が新しい生活の象徴成ってると考えれば、その可能性が高いか。

 

小雪と言う少女は心根の優しい子だったのだろう。豹変する前の母親もそうだったのかもしれない。

 

(はぁ…つまり、俺がする事は一つか)

 

「ごめんなさいも何も、お前は俺に何もしてないだろ? 馬鹿なの? 自意識過剰なの?」

 

過去からの解放だ。

 

 

 

 

 

 

 

Side out

 

 

小雪は百夜の言葉を聞き茫然となった。

不思議そうな顔で、「なにもしてないだろ?」と言われてもソレは間違いだと言いたくなった。

しかし、続くように言われた「馬鹿なの? 自意識過剰なの?」と言う言葉に詰まってしまう。

自意識過剰の意味が良く分からなかったと言うのも有るが、その言葉に乗せられた力が有無を言わさずに叩き込まれた。言魂を使って強制的に後者の意味を漠然とだが理解させている辺り、洗脳と変わりない。外道である。

 

「で、でもっ! 僕」

 

「でもも何も、お前何かしたか? 上に跨ったぐらいで怒る分け無いだろう普通。」

 

「ぼ、僕はっ!! 裸で君にっ!!」

 

「役得でしたアザッス!! やっぱ、男と女じゃ体の構造違うわな。あんなにまじまじと見た事無かったし…で? お前なんかした?」

 

裸で上に跨った。それだけしかしていない。だが、それはいけない事だと小雪は思っていたし、実際にソレはいけない事だ。

いや、一部の人間にはご褒美かもしれないが一般的には許された行為ではない。無理矢理と言うのも有るし、例え子供でもハシタナイと言う意味で悪い事だった。

だが、ソレは少女が望んでした事で無い上に少年が縛られていたのは少女の母親がそうしたからで、少女に罪は無い。

 

だが、小雪はソレを否定する。

 

何故か?

 

ソレが今在る川神百夜との繋がりだからだ。自分が悪い事をした相手、自分が謝らなくてはいけない相手。償わなければいけない相手。

 

だが、川神百夜はソレを否定する。

 

ソレは、小雪に取って絶縁状の様に見えた。お前なんか知らないと言われている様なものだと、拒絶されていると

 

「そもそもさぁ、自己紹介もしてないのに謝られるとかマジで意味が分からんのだけども?」

 

「ひうっ?!」

 

嗚咽が漏れる。

 

だが、そんな事お構いなしに川神百夜は言葉を紡ぐ

 

「俺は川神百夜、葵冬馬と井上準の共通の友人で今日はお前に会いに来た。で、お前は?」

 

「僕は…僕は小雪。」

 

「よし、そんじゃ小雪。取り合えず許すから、今日の朝飯チョット分けて? マジで腹減った」

 

少女は涙を流しながら頷くのみで、少年はそんな少女を見ながら欠伸をするのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

葵冬馬と井上準は普段より早めに起き病院へ向かって居た。

対人恐怖症の気がある小雪を心配しての事である。

 

「なぁ、若。百夜何だけどさ」

 

「巧くやってくれる事を祈ります。気に入らなかったらその方向で、気に入ったらそっちの方向で関わって行こうと考えて居ると思いますよ? 彼は」

 

「だよなぁ」

 

出来れば仲良く成って欲しい。こればかりは運に掛けるしかない。

自分達には川神百夜の心の内なんて分からない。努力はしているがどうも掴み切れない。

 

そう思いながら二人は既に気温が上がり始めた中を早足で進むのだった。

 

 

そんな二人と同じように榊原郁子も車を走らせていた。

昨晩の約束の為である。

 

(はぁ、結局眠れなかったわぁ)

 

不思議な物で、大人に成ると子供の考えや理屈が分からなくなるのだ。自分がこうだったからこうだろうは通じない。

育ってきた環境、親の躾けなどが大いに影響する。

川神の名から想像出来るように、川神院の息子であるという川神百夜なら厳しい躾けを受けて居るだろうと考えたが…翌々考えればDQN揃いの川崎(フィクションです)でトップの武力を誇る川神院の子供である。

なんでも川神院宗主の川神鉄心は大のブルマ好きと言う噂も有る。その証拠とも言えるのが経営している高校の体育ではブルマが正式装備に成っている辺りかなりの確率で本当の事だろう。

 

(…DQNだったらどうしよう)

 

そんな事を考える。残念な事に結構当たって居る。

 

そんな三人は、病室の入り口で鉢合わせに成った。

 

「「榊原さん?!」」

 

「冬馬君に準君?」

 

お互いにどうしてアナタが此処に? と言う疑問が浮かびその理由を推測する。

 

(係の看護師だからか? どう思う若?)

 

(ソレも有るでしょうが…放って置けなかったと言うのも有るかも知れませんよ。準)

 

冬馬と準は榊原郁子の人柄も風評も良く知って居た。故にこの考えは当たって居るだろうと予測した。

 

(確か…川神百夜君は冬馬君達の友達だったわよね。仲を取り持つ心算で来てくれたのかしら?)

 

郁子も前情報が有るが故にそう考えた。

 

小雪が懐く大人が居れば心強い

 

共通の友人が居れば心強い。同じ年頃で付き合いも長いのだから心強い。

 

お互いの思いは一緒で在り、利害は一致していて言う事は一緒だった。

 

「「「小雪…」」」

 

可笑しな沈黙が在り、郁子が笑顔で切り出した。

 

「小雪ちゃん、川神百夜君に謝りたいんだって…川神君の事、教えてくれないかしら?」

 

その言葉に冬馬も準も笑顔で答える。

 

「喜んで」

 

「アイツ、一癖どころか癖だらけだからなぁ」

 

そして、お互いが病室に入ろうとした所で病室内から悲鳴が聞こえた。

 

「あーーーー!!」

 

「「「小雪(ちゃん)!!」」」

 

ガチャリとドアを開け急いで中に入ると其処には

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「良いじゃんかバナナの一個ぐらい。二個あるんだし」

 

「ぼ、僕、最後に食べようと思ってたのにっ!!」

 

「へ~へ~、ごめんねー。後でマシュマロやっから我慢しろ白子」

 

「白子じゃないもん!! 小雪!! 僕の名前は小雪!!」

 

ほのぼのと喧嘩している川神百夜と小雪の姿が在り、その光景を見た瞬間に、三人から緊張やらなんやらが一気に抜けて行った。

 

自由人・川神百夜。欠伸をしながら決意やらなんやらをブレイクしていく傍迷惑な男である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Side 百夜

 

 

 

 

なんだか、急いで病室に入って来た冬馬と準と…何か知らんが美人な女の人がカクンと崩れ落ちた。なんぞ?

 

「あっ、冬馬、準、ももやが僕のバナナ取った!!」

 

「はぁ?! お前がOK出したんじゃねーか!! バナナはもう一個在るんだから別に良いだろ!!」

 

「違うもん、二個で一本だったんだもん」

 

この女朗…

 

「約束は約束ですー、百夜さんはちゃんと事前に断ってOK貰ったから悪くないんですー」

 

「とうまー、じゅんー」

 

もう、何て我儘な子なの!!」

 

「お前がだよ!! 途中から声に出てるよ!!」

 

「黙れ天パ。ストレート掛けてもカールする分際で…本当にハゲにしてやろうか?」

 

「百夜…僕も何ですが」

 

「いや、冬馬は似合ってるから良いんだよ。でもなー、準は何て言うか」

 

パーツが有ってないんだよなぁ

 

「ねぇ、準はハゲなの?」

 

「ん? あー…その内な。ホレ、マシュマロくれてやる。」

 

わーいと口を開けるこの白子…一子並みに扱いやすいんだが、将来が心配に成って来た。

いや、一子もアレはアレでしっかりしてる所は有るんだけど防御が薄いって言うか…心配に成るんだよ。

 

「その内ってなんだよ!! お前やっぱり俺にだけ厳しくない?! ってかマシュマロ在るならそっち食えよ…」

 

「なぁ、準。マシュマロじゃ腹は膨れんのだよ」

 

日本人なら米と漬物に味噌汁!! これ鉄板。白菜とキャベツの漬物はガチ。九州方面のすこし甘みのある醤油がお勧め。

 

「朝ごはん食べて来なかったんですか? 百夜は毎日三食食べてるイメージが強いんですが?」

 

食べてるよ? 今日が特別なだけで

 

「いや、昨日の夜から爺様に封印されてる技を伝授されて徹夜明けなんよ。サプライズで驚かせてやろうと思って忍びこんだら…布団の誘惑には勝てんかった」

 

「あー…道徳の授業で流れるビデオとか見てる時とかと一緒だよなぁ。ソレ」

 

「寝不足だと枕が恋しく成りますよねぇ」

 

思いを馳せるのは自分の寝床。俺然り、準然り、冬馬然り…三代欲求は強いんだよ。

 

「ももやー」

 

「ハイハイなんざんしょ?」

 

すっげぇ笑顔だなコイツ…まぁ、あんな言葉でも解放されるって言うのはアレだ。コイツ自身、本当は自分は悪くないって気づいてたって事でも在るんだけどな。

少し前の俺と同じで踏み出せ無かった。怖かっただけなんだよなぁ。

空気読んで許されてる。自分は悪くないし、周りもそう思ってくれてるって読み取れても…怖いんだよ。ちょっとした-方面の考えがデカク成るんだよなぁ。

 

(大半は皆そうなんだよ。其処から立ち直る人間が少なくて、別の道を見つける奴は多くて…)

 

ソレを逃げと言われればそうなのかも知れない。でも、逃げるのも選択肢の一つで恥ずべき事じゃない。

ソレを恥ずかしいと思うのは、自分がソレを責めて欲しいから、自分じゃソレが正しいとも悪いとも思っても結局は不安で第三者に気めて欲しいから、意見が欲しいからなんだよなぁ。

他人に決定権を渡すのは卑怯では無いと俺は思う。

自己防衛は必要な事だ。逃げ道を作るのは大切な事だ。そんな事も出来ない人間ばかりだったら、今頃人間なんて滅んでるか、減りまくってるかのどっちかだよ。

 

だからだろう、何だかコイツが妹の様な、護らないといけない様な存在の様な…そう言う風に感じる。

 

まぁ、罪悪感も多少は有るんだろうけどね。

 

自分の心程解らないモノは無い。解き明かした奴は天才とか鬼才とかじゃないよ。

 

人じゃないか、心が無いかのどっちかだ。

 

 

 

「えっと…遊べる?」

 

「あ~…今日は無理、明日も無理、3~4日後からなら来れるけどなぁ。やらないといけない事も有るし」

 

「え~もう帰るのー、詰まんないー」

 

「ウェーイ、我儘言うな。俺はこれから他の奴のとこに行かないといけないんだよ。じゃ、冬馬、準、後宜しく頼むわ。学校関係もこっちでかたしとくわ」

 

そう言って、窓からダイブ。人に気づかれない様にしてるよ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんだか……強烈な子ね。川神君って」

 

「まぁ、百夜ですから」

 

「あぁ、百夜だからなぁ」

 

榊原郁子は余りの事にと言うか、その遠慮の無さや、馴れ馴れしさとかにしばし呆然としてからそう言った。

 

(なぁ、学校関係って)

 

(どうやら小雪は百夜に気に居られた様ですねぇ)

 

((教師の2~3人居なく成るな(ますね)))

 

準と冬馬は少しだけ心が軽く成った。

 

 

 

 

 

Side out

 

 

さて、川神百夜が頼る人物と言えば九鬼英雄と言うのが彼等の関係を知る人間の共通の考えに成る。しかし、子供とは無意識に大人を頼るのが普通なのだ。特に平和であり、モラルが在る程度高い国や社会ではソレが普通の考えである。

川神百夜にも頼る大人の知り合いが居る。

 

例えば川神鉄心、例えば釈迦堂刑部、例えばルー・イー

 

そして、直江景清である。

 

この二人の出会いと言うのはごくごく普通の出会い。友人の家に遊びに行ったら気が合った。それだけである。

気が合うと言っても友人同士のソレでは無く、どちらかと言えばビジネスパートナー的な物である。川神百夜は直江大和より自身の父が優秀な投資家で金融関係では知らぬモノは居ないと誇り尊敬している事を知っており、直江景清も自身の息子が友達の事を嬉しそうに、楽しそうに話す姿を妻である咲と優しく見守り相槌を打つという家族団欒を常日頃から欠かさない。

 

直江景清の先見の明に、人脈と知謀。

 

川神百夜の未来予知レベルの占いに、勝ちに行くと言う姿勢。

 

ある種の最悪なコンビが出来上がるのに時間は掛からなかった。特に景清は川神院の直系の者との人脈が出来る事に価値を見出しても居る。息子を間に挟んでという風に利用できる立場でもあるが、ソレをせずに個人的に親しく接したのには訳が在る。

 

占い

 

略確実に当てる事の出来る占い。占いとは名ばかりの冒涜的なモノ。金融に関係する者かすれば堪ったものではない。

常に金は流れ、その流れを荒らそうとすれば制裁が加わる。暗黙の秩序と言うモノが在りソレを破れば何時しか破綻が来る。

其処から繋がる連鎖は無関係の者に…同じ金融業に属している者達にも多少降りかかる。

 

この日本には嘗て湯水のように金が沸く時代が在った。ソレを壊したのは金で在り、国であり、人である。

社会情勢と言うのは民衆の力で容易く操る事が出来る。その容易くが恐ろしく困難何のだが…まぁ、出来るのだ。国は怠り、人は微温湯に浸り続け、金は飛び続け…結局はその後に生きる人間達に負責だけを残した。

その癖、微温湯気分が抜けない狒共が未だに社会の上層に蔓延っているのだからその下で生きて行くしかない者達は余計に気を使わなければならないのが現状である。

 

幾ら、人格者でも大金を手にしてしまうとふとした拍子に下衆に成りはてる。金にはそれだけの力があるのだ。

その力を知り、その流れを制御し何とか生きて居るのが本物の富豪であり権力者である。恐らく世界に二桁も居れば凄い事だろう。

 

故に、危機感を覚えた景清は探りを入れた。その結果が灰色だった。

 

金は小学生という立場の者からすれば場違いに持っているが、ソレを湯水のように使おうとは思っても居らず、必要に成ったら使う。

寧ろ、今の内に溜めて後から少しずつ切り崩して時々補充すれば良いや位の考えだったのだから景清は慎重に慎重重ねて探りを入れた自分を褒めた。

 

白なら気に掛けなくては成らなかった、黒ならどうにかしなければ成らなかった。

 

灰色なら…組む事が出来る。寧ろ指導する事が出来る。

 

景清の直感と川神百夜と話した印象からすれば、川神百夜は自分と近しいタイプの人間の様に感じれた。

 

一人の人間としてではなく、一人の金を転がし利益を得る人間としてである。

 

金の運用に関してならば川神百夜は九鬼よりも直江景清の方を信頼している。それ程までにこの二人のビジネスは巧く行っていたし、常に九鬼を頼るのもどうかと考える部分が在った百夜は小雪の事に関して一部を景清を頼る事にしたのだ。

 

「ふむ…弁護士、警官の人間に頼んでみよう。あぁ、教育委員会の方にも声を掛けておく、県・市の両方に根回ししておく」

 

「あ~…ごめんなさいね。こんな事で頼って…んでもって欧州の方ならこの辺が狙い目。詳細な地図を貰えたから間違いは無いと思うよ。ちょっと周りの士族とかの関係で難航すると思うけど…景清さんなら行けるでしょ?」

 

「私としては君が一緒に来てくれるなら万事解決なんだがな…流石に息子とその友人を引き裂く様な真似は出来ん」

 

因みに景清は妻から自分では危ない(闘って)と百夜の事を評されている為、ガチで将来的に雇いたいと考えている。九鬼とのパイプにも成るので。

外に恐ろしきは元ヤンの妻である。

 

ソレを拉致して調教してから恋愛して再び落した景清も景清だが…

 

「それで、昼食はどうするかね? 近くに美味い店があるが?」

 

「流石にラブラブ夫婦の邪魔したくないんですけど? あっ、明日って言うか今日の深夜から中国の方でチョット暴れてくるからそっちの方は今の内に…ね?」

 

「…裏取引でも潰すのか? 君はそんな正義感に燃える人間では無いと思うんだが」

 

「ちゃうちゃう、ちょっと…けじめをつけにねぇ」

 

「そうか…君に貸しを作れないのが痛いな」

 

「子供にそう言う事言わない。確かにビジネスパートナーだけども小学生だからね俺?」

 

そう言って二人は普通に喫茶店から出た。

 

確実に大人と子供の会話では無い。この二人の関係を実の息子が知るのはまだまだ先の事で在った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「九鬼えも~ん、僕達を襲ったテロリストにけじめをつけたいんだよ!! 何か良い道具と情報を出してよ~!!」

 

「むぅ、成らばヘリと情報工作部隊を出そうではないか!!」

 

夕日が綺麗な空の下、そんなコントが行われていた。

 

 

 

 




…もうちょっと詰めたかったなぁ

次回、苦手なくせにまたバトルに成るのか? 百夜君は完全に悪役に出来たら良いなぁ

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