神凪「礼を言うぞ。お前のおかげで神社の損傷も小規模ですんだ。家族も無事だしな。」
ガンドイル「早めに倒せれたしな。その成果もあったと思う。」
神凪「謙遜するな。私たちが全力で戦えるのはお前が莫大な魔力を持っているからだ。」
ガンドイル「この魔力が暴発しないか不安もあるがな。」
神凪「それもそうだな。今度研究所で相談してみたらどうだ?さあ、報告に行こう。
いつもこんな晴れ晴れした気分で終えたいものだな。」
ガンドイル「ああ。気分良く終えるのは次の戦いにもつながるしな。」
神凪「・・・そういえば、家族が、お前に会いたがっている。改めて礼を言いたいそうだ。」
ガンドイル「礼?そこまでしなくてもいいと思うが。」
神凪「そういうな・・・。そうだ、質素ですまないが、昼飯でも食べに来ないか?
自慢の転校生だと紹介しよう。ここ最近は行事もないし、休日でもすいているからな」
ガンドイル「それは楽しみだな・・・。・・・ん?誰が作るんだ?神凪の母上か?」
神凪「いや、休日のときは、私が作るから・・・そ、そうなる。私の料理だ。」
ガンドイル「それは興味ある。私も料理を作っているしな。今度お弁当を作っておこう。」ライシュウナ
神凪「ム・・・それは本当か?楽しみにしておく。」
ガンドイル「智花も評判だったしな。サンドイッチであのまずさは・・・どうやったらああなるんだ・・・」ブツブツ
神凪「た、食べたのか・・・。」キノドクナ・・・
ガンドイル「外国のミリメシよりまずいってはっきり言ったわ。全部食ったけど。」フォローハシタガナ
神凪「サンドイッチを?しかも全部食ったのか。」
ガンドイル「出されたものはすべて食う。毒であってもだ。」クンレンハシテルカラヘイキダガ
神凪「一応、言っておくが私の料理はうまいからな。精進料理だが。」
ガンドイル「精進料理か。それはもっと楽しみだな。」
神凪「そそ、そんなに期待されると・・・まいったな・・・あまり自信はないが・・・
ともあれ、日程が決まったら連絡する。」
ガンドイル「ああ。待っている。」
――――――――――放課後――――――――――――
ガンドイルは帰り支度をすると神凪が近寄ってくる。
神凪「て、転校生。すまないがちょっといいか・・・?」
ガンドイル「なんだ?」
神凪「いや・・・食事のことを家族に話したら・・・ずいぶんとからかわれてな。も、もしかしたら家族が
お前に迷惑をかけるかも・・・。気分を害した時は遠慮なく言ってくれ。」
ガンドイル「わかった。」
神凪「・・・うむ。家族は・・・まあ、見たらわかるだろう。そんな変な連中じゃない。ほんのちょっと・・・
噂好きなだけだ。そ、そのお、お前の想像通りだと思う。」
ガンドイル「いやな予感しかないと思ったのが的中したのか・・・」
神凪「昔から霜世話の話で盛り上がるのだ。神職にある者が情けない・・・だからその・・・
げ、下品なことを言われてもどうか、嫌わないでほしい。・・・うむ。それほどひどいかも、しれん・・・」
ガンドイル「苦労してるんだな・・・。」
神凪「最初から不安にさせることを言ってしまったな。さ、来い。案内しよう。」
ガンドイルと神凪は神凪の事務所へ入り、家族とあいさつをした。