グリモア 疾風の刃とともに生きゆく   作:ウァルヅ

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家族への紹介~神凪怜の場合その1~

神凪「礼を言うぞ。お前のおかげで神社の損傷も小規模ですんだ。家族も無事だしな。」

 

ガンドイル「早めに倒せれたしな。その成果もあったと思う。」

 

神凪「謙遜するな。私たちが全力で戦えるのはお前が莫大な魔力を持っているからだ。」

 

ガンドイル「この魔力が暴発しないか不安もあるがな。」

 

神凪「それもそうだな。今度研究所で相談してみたらどうだ?さあ、報告に行こう。

   いつもこんな晴れ晴れした気分で終えたいものだな。」

 

ガンドイル「ああ。気分良く終えるのは次の戦いにもつながるしな。」

 

神凪「・・・そういえば、家族が、お前に会いたがっている。改めて礼を言いたいそうだ。」

 

ガンドイル「礼?そこまでしなくてもいいと思うが。」

 

神凪「そういうな・・・。そうだ、質素ですまないが、昼飯でも食べに来ないか?

   自慢の転校生だと紹介しよう。ここ最近は行事もないし、休日でもすいているからな」

 

ガンドイル「それは楽しみだな・・・。・・・ん?誰が作るんだ?神凪の母上か?」

 

神凪「いや、休日のときは、私が作るから・・・そ、そうなる。私の料理だ。」

 

ガンドイル「それは興味ある。私も料理を作っているしな。今度お弁当を作っておこう。」ライシュウナ

 

神凪「ム・・・それは本当か?楽しみにしておく。」

 

ガンドイル「智花も評判だったしな。サンドイッチであのまずさは・・・どうやったらああなるんだ・・・」ブツブツ

 

神凪「た、食べたのか・・・。」キノドクナ・・・

 

ガンドイル「外国のミリメシよりまずいってはっきり言ったわ。全部食ったけど。」フォローハシタガナ

 

神凪「サンドイッチを?しかも全部食ったのか。」

 

ガンドイル「出されたものはすべて食う。毒であってもだ。」クンレンハシテルカラヘイキダガ

 

神凪「一応、言っておくが私の料理はうまいからな。精進料理だが。」

 

ガンドイル「精進料理か。それはもっと楽しみだな。」

 

神凪「そそ、そんなに期待されると・・・まいったな・・・あまり自信はないが・・・

   ともあれ、日程が決まったら連絡する。」

 

ガンドイル「ああ。待っている。」

 

――――――――――放課後――――――――――――

ガンドイルは帰り支度をすると神凪が近寄ってくる。

 

神凪「て、転校生。すまないがちょっといいか・・・?」

 

ガンドイル「なんだ?」

 

神凪「いや・・・食事のことを家族に話したら・・・ずいぶんとからかわれてな。も、もしかしたら家族が

   お前に迷惑をかけるかも・・・。気分を害した時は遠慮なく言ってくれ。」

 

ガンドイル「わかった。」

 

神凪「・・・うむ。家族は・・・まあ、見たらわかるだろう。そんな変な連中じゃない。ほんのちょっと・・・

   噂好きなだけだ。そ、そのお、お前の想像通りだと思う。」

 

ガンドイル「いやな予感しかないと思ったのが的中したのか・・・」

 

神凪「昔から霜世話の話で盛り上がるのだ。神職にある者が情けない・・・だからその・・・

   げ、下品なことを言われてもどうか、嫌わないでほしい。・・・うむ。それほどひどいかも、しれん・・・」

 

ガンドイル「苦労してるんだな・・・。」

 

神凪「最初から不安にさせることを言ってしまったな。さ、来い。案内しよう。」

 

ガンドイルと神凪は神凪の事務所へ入り、家族とあいさつをした。

 

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