――――MOMOYA――――
もも「いらっしゃいませ!先輩!」
ガンドイル「ああ。」
もも「あたしのこと、覚えてくれてます?一度学校案内で会った桃世ももです!」
ガンドイル「ああ。きちんと覚えているさ。」
もも「先輩のお話、聞いてますよ。転校早々、クエストを3回こなしたって。」
ガンドイル「?それがどうかしたのか?」
もも「最初はみんな、魔物と戦うのを怖がるんですよね・・・大けがの危険があるので。
だから先輩、とっても勇気があると思うんです!」
ガンドイル「そうか。ところでもも。なんで【先輩】なんだ?魔法歴はももの方が
上だろ?」
もも「・・・あ、【先輩】って、この学園ではよくあるよび方なんですよ。」
ガンドイル「どういうことだ?」
もも「魔法使いに覚醒する人ってみんなバラバラだったりするんです。だから年上だったら「先輩」って
言ったりして区別をしているんですよ。」
ガンドイル「・・・てことは全員から先輩と言われるのか。生徒会以外は。」
もも「あはは・・・。そういえば、荷物ツクちゃんに届けましたよ!」
ガンドイル「ああ。助った。」
もも「食堂のデザートが取れなくて不機嫌だったせいか、荷物をお届けした翌日すごく喜んでましたよ?」
ガンドイル「そうか。」
もも「人気あるんですよね。先輩のケーキ。販売後10分もたたずに売り切れるとか。」
ガンドイル「一応いい素材を使ってるからだと思う。」
もも「え!?先輩・・・。」
ガンドイル「なんだ?」
もも「もしかして・・・ゴ〇ィバとか使ったりしてます?」
ガンドイル「企業秘密だ。」ズルドイ・・・
もも「むー・・・。」
ピピピ!ピピピ!
アニキッアニキッアニキトワタシッ!
もも「・・・今の着信音・・・先輩ですか?」
ガンドイル「・・・まぁな////」
もも「・・・・聞かなかったことにしますね。メールの内容は・・・。!」
ガンドイル「またオフィス街か・・・ん?」
もも「すみません・・・先輩・・・!あたし行きます!」ダッ!
ガンドイル「・・・そういうことか。ならおれも行くか。」
バン!
勢いよくあけたツクが叫ぶ。
ツク「ももー!あんたのバイト先の近くに魔物が・・・っていない?」
ガンドイル「守屋か。ももなら先に行ったぞ。俺も受ける。じゃあな。」
ツク「あっ!ちょっと待ちなさいよ!」
守屋はガンドイルにしがみつき、樹海へ向かった。
――――樹海――――
ガンドイル「目的地はもう少しか・・・」タンタンッタタタンッ!
ツク「ひぃぃぃぃ!?おろしてぇぇぇ!?」
――――オフィス街――――
ガンドイル「ふむ。まだ被害は大きくないな。」
守屋「や、やっとついた・・・」ゲッソリ
ガンドイル「急に抱き着くのが悪い。ある程度鍛えているからよかったもの・・・。」
守屋「だって、夏海が急ぐなら転校生にしがみついた方が早いよって言ってたから・・・。」
ガンドイル「あいつか・・・。」
―――――スパッツの意味―――――
ツク「ともあれ、転校生とクエストのときはスポッツ着用必須と聞いたけど、
あんた変なことしないでしょうね?」スコシウゴキニクイ
ガンドイル「ああ、いつ暴走するかわからないからな。俺から生徒会に通して変身時にスカートタイプの
人のみスパッツ強制着用のコマンドを入れておいたんだよ。」
ツク「(小言)まあ、転校生なら見られてもいいんだけど・・・」ボソッ
ガンドイル「・・・・」キコエナイフリシテオコウ
ツク「ともかく精鋭部隊まだ来てないみたいだからあたしはここで待機してるわ。」
ガンドイル「了解。後援頼む。」
ガンドイルはツクと別れを告げ、もものところへ向かう。