ガンドイル「待たせた。」
もも「あ!先輩ありがとうございます・・・。」
ガンドイル「どうした?元気がなさそうだが。」
もも 「先輩・・・あたし苦手なんですよね。ネズミ。飲食店で働いている人全員苦手だと思います。」
ガンドイル「衛生上最悪の生き物2番目だしな・・・。」
もも
「でもすごく大きいから、急に死角から出てくるということはないのでそういう意味では心配はありませんね・・・心臓に悪いんですよ。」
ガンドイル「急に飛び出したりするからなぁ・・・。慌てて行ったけど勤務先って・・・?」
もも「あ、はい。勤務先はファミレスです。ちょっと大通りから外れたところの。チェーン店なので知ってると思いますよ。意外とおいしいあの店です。店長さんたち、どうでしょうか。避難できたでしょうか・・・。」
ガンドイル「心配なら電話で確認したらいいのでは?」
もも「したんですけどなかなかつながらなくって・・・。ネズミって動きが速いんで、今回は、犠牲者も出てると聞きました。大丈夫かな・・・ひゃっ!?あ、な、なんでいきなり手を・・・」
ガンドイル「(静かに。あそこを見て。)」チョイチョイ
もも「大ネズミがいる・・・。すいません。気づきませんでした。行きます!」ブゥン
ももの手からトレーが召喚され大ネズミに向かって投げる!
ガンドイル「・・・まあ武器にはなるけどな・・・。」ジャコン
そう言いつつガンドイルは銃を構え風の球を装填する。
ガンドイル「数が多いな・・・。」
もも「先輩危ない!」
ガンドイル「好都合だな。」ジャコッ
ガンドイルの放った散弾が魔物中で爆発し、散霧する。
もも「・・・すごいです。戦闘慣れしているんですね。」
ガンドイル「ああ。しかし奥にいる魔物・・・でかいな。おそらくあれがターゲットだろう。」
ももの携帯「」ブーッブーッ
もも「・・・あ。先輩。もう大丈夫です。バイト先の皆さん避難できたそうです。これで心無く戦えます!」
ガンドイル「それはよかった。じゃあ早速行くぞ。」
もも「はい!」
ガンドイル「風の聖霊よ貴殿の力を貸したまえ!
ジャイアントマウスは間一髪避けガンドイルの間合いに入る!
ガンドイル「くっ!」
もも「先輩!あぶな・・・きゃぁっ!」
ジャイアントマウスはももを持ち上げふりまわす!
もも「~~っ!」
その時ガンドイルの目つきが変わり周囲に黒い霧がガンドイルにまとわりつく。
大ネズミ「ヂュツ!?」
ガンドイルは獣のように駆け抜け、ジャイアントマウスが鳴き声を
出すのと同時にジャイアントマウスの腹に深いパンチを当てる!
ズドム!!!!
ジャイアントマウス「ヂィィィィィッ!?」
ガンドイルはジャイアントマウスの首元を手刀で首を切り、散霧させた。
ガンドイル「・・・・チッ」ヨワスギル・・・・!!!
ガンドイルは舌打ちをし、黒い霧を解除させた。
ガンドイル「ももは・・・気絶してるな。・・・・ともかく学園に戻るか。」
ガンドイルはももを抱え、学園へ戻った。
―――――グリモア学園―――――
~~校門前~~
ガンドイル「到着・・・。ん?」
虎「戻ってきたか。転校生。あまり抵抗はしないでもらいたい。」
ガンドイル「・・・まさか見たのか…?」
虎「ああ。説明してもらうぞ。」
ガンドイルはももを保健室へ運び、生徒会室へ向かう。
―――――生徒会室―――――
虎「きたか。まあ座れ。幸い私以外に誰もいない。遠慮なくしゃべれ。」
ガンドイル「・・・・」
虎「単刀直入に言う。お前は魔物なのか人間なのか。」
ガンドイル「・・・どちらでもない。と言っておこう。」
虎「・・・と言うと?」
ガンドイル「魔獣だ。魔法と獣を組み合わせた変身魔法。」
虎「ほう・・・。霧をまとっていたがあれはなんだ?」
ガンドイル「私が怪我したのは資料に書かれている。そこに訂正がある。」
虎「・・・そのようなものは見当たらないが?」
ガンドイル「それより最重要は特殊なインクを用いる・・・。」ブラックライトON
虎「・・・これは!」
報告書
「追記 ガンドイル・ウァルヅは体内に霧が入っている可能性高し。初期覚醒時に確認したところ空気中にある霧を利用しまとうことができる。我々はこれを『魔獣』と名付けた。身体能力向上・知能も向上するが、意識を保てるタイムリミットがある。使用時は要注意とする。」
虎
「・・・たしかにグリモアは魔法使いを育てるところであり霧の魔物は討伐対象。なぜそれを隠してた!?」ダンッ
ガンドイル「周りの視線が変わることを拒んでいるからな。ともあれ、これは厳密にしてもらいたい。」
虎「・・・わかった。だが、どうしようもない時は私が説明する。それでいいな?」
ガンドイル「心得た。」
ガンドイルは知らない・・・第6侵略でその時がくることを・・・。