グリモア 疾風の刃とともに生きゆく   作:ウァルヅ

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5-5 虎千代の休暇

――――虎千代の部屋―――-

コンコン

ガンドイル「会長いるか?」

 

虎千代「うう~ん・・・」

 

ガンドイル「ピッピッ」

 

ガンドイルは副会長薫子に連絡する。

 

テレレン♫

 

ガンドイル「訪問したがまだ眠そうだ。」

 

薫子「そうですか・・・まだ寝かせておいたほうがいいと思いますわ。」

 

ガンドイル「まあ、ゆっくり休んでもらえばそれでいいんだがな。」

 

薫子「モンスターが大量発生が見られてるので対策を練ろうと考えてますが」

 

ガンドイル「まあその点は抜かりない。警戒は怠らないよう軍団を手配済だ。」

 

薫子「流石というか…よく動かせましたね。」

 

ガンドイル「元軍隊だからな。まあ、何かあれば撤退するようにはしてるが。」

 

薫子「それだと被害が大きくなるのでは?」

 

ガンドイル「それはない。俺が作ったネットランチャーを30台用意してある。」

 

薫子「それだけで封じることができるのですか?」

 

ガンドイル「あのネットには毒作用が入っててな。」

 

薫子「毒?なんで毒を・・・?そもそもどこから毒を手に入れたんですの?」

 

ガンドイル「あー・・・。南智香のカレー。」

 

薫子「納得しましたわ。」

 

ガンドイル「それに対する容器がなかなか見つからなくてな。」

 

薫子「デスカレーですからねぇ・・・」

 

ガンドイル「なんで普通の食材しか渡してないのに毒要素が出るんだよ・・・」

 

薫子「私にはわかりかねません。では起きたら連絡を。」

 

ガンドイル「それはそうと、薫子。なぜ俺なんだ?」

 

薫子

「手が空いてるのは貴方だけですから。今日は一日オフという形で虎千代を休ませてください。起きたらすぐに何かしようとする人ですから。」

 

ガンドイル「・・・わかった。」

 

ゴトッ

 

ガンドイル「ん?起きたか。」

 

コンコン

 

ガンドイル「虎千代。おはよう。ドアを開けずに聞いてくれ。」

 

虎千代「なんだ?転校生。服なら着ているぞ」

 

ガンドイル「(そういう問題じゃないんだよなぁ・・・)」

 

ちょっと前の薫子のもあっとで・・・・

 

薫子

「あ、念のため言いますけど、『服を着てる』といっても開けないでくださいね。」

 

ガンドイル「なぜだ?」

 

薫子「えっと・・・下着姿になってることが多いので・・・。」

 

ガンドイル「だからか・・・・。」

 

薫子「心当たりありそうですね・・・。」

 

ガンドイル「テントに潜り込んで寝てたからな。あわてて外に出て別の部隊に連絡したしな。」

 

薫子「・・・・ともあれ、気を付けてください。」

 

 

ガンドイル「制服に着替え終わったら教えてください。今日の仕事を預かってます。」

 

虎千代「制服に着替えたぞ。」

 

ガンドイル「開けますね」ガチャ

 

そこにはいつもの白い制服を着た虎千代が立っていた。

 

生徒会長・副会長は見分けがつきやすいよう白い制服を着用している。

 

虎千代「・・・で、今日の仕事は?」

 

ガンドイル

「ありません。クエスト終了後の休暇を取るために必要なので休むように。と言われました。」

 

虎千代「・・・アタシはそんなウソを聞きたくないと思ってるんだけどな。」

 

ガンドイル

「嘘だと思うなら確認したらいいじゃないですが。でなければここにいませんし。」

 

虎千代「・・・わかった。信じよう。」

 

ガンドイル

「まあ、検査とかあるのでそれが終わったら私がいつも行っているカフェに行きましょう。」

 

虎千代「カフェ・・・?学園にもあるぞ。カフェは。」

 

ガンドイル「疲れが取れやすくなるカフェですよ。」

 

 

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